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田んぼの学校2022 鹿又小学校

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鹿又ふるさと保全会広域協定は多面的機能支払交付金を活用して,石巻市鹿又地区の農村環境保全活動に取り組んでおり,活動の一環として,鹿又小学校と連携した啓発活動を展開しています。

令和4年6月9日 出前講座・施設見学会

6月9日,石巻市立鹿又小学校5年生54名を対象に,出前講座と施設見学会が開催されました。

出前講座

まず,鹿又ふるさと保全会の櫻田会長から挨拶をいただき,出前講座が開催されました。

 

(出前講座の様子)

最初に河南矢本土地改良区から「農業水利施設がもつ役割」について講座がありました。

田んぼが1日に使う水の量はどれくらいか,川から田へどのように水が運ばれ,また川へと戻っていくのかについて,クイズを交えながら学習し,揚水機場や排水機場などの農業水利施設の役割を学びます。

次に東部地方振興事務所より「農業・農村が持つ多面的機能」について講座を行いました。

農業・農村は作物を作るだけでなく,洪水を防ぐ,土砂崩れを防ぐ,生き物を育てる,伝統文化を守るといった多面的な機能を持っているということについて説明を行いました。

 

施設見学会

中山揚水機場

講座のあとは,農業水利施設を実際に見学しました。

まずは,中山揚水機場です。

ここには,立軸のポンプが4台あります。

昭和50年に建造され,ポンプは1台あたり約1億円です。

4月下旬から9月上旬にかけて稼働しており,土地改良区内の用水管理センターで操作していること等について,改良区職員から説明がありました。

(中山揚水機場での見学の様子)

 

笈入(おいれ)排水機場

 

(笈入排水機場内及び除塵機の見学の様子)

続いて,児童たちは笈入排水機場を見学しました。

ここには横軸のポンプが4台あります。ポンプ4台で,毎秒約15立方メートル排水することが可能です。

また,機場の外の除塵機についても見学し,実際にごみをすくい上げる様子に,児童たちは驚き歓声を上げていました。

 

見学を終え,児童からは「講座や施設見学などで,色々教えてくれてありがとう」,「実際に見学に行き,色々知ることができて楽しかった。今回学んだことを社会の勉強に活かしたい」といった感想が発表されました。

終始,児童の皆さんは職員からの説明に対しメモを取り,積極的に質問をしており,農業や農業水利施設について,高い関心を持って今回の会に臨んでくれたことがうかがえました。

 

(集合写真)

 

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お問い合わせ先

東部地方振興事務所 農業農村整備部農村振興班

宮城県石巻市あゆみ野五丁目7番地 宮城県石巻合同庁舎4階

電話番号:0225-95-7922

ファックス番号:0225-96-4880

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