仙台高等技術専門校の概要

仙台高等技術専門校は、職業能力開発促進法に基づき宮城県が設置する公共職業能力開発施設です。昭和39年（1964年）に設置され、現在、県内に5校ある高等技術専門校の中核的総合職業訓練施設となっており、開校以来の施設内訓練修了者の総数（在職者訓練等は除きます）は、約13,000名に上ります。

高等学校等を卒業してこれから就職しようとする方や、転職して新しい職業に就こうとする方に対し、希望する職業に必要な技能や知識、そして職業人としての心構えを習得させ、自立した社会生活を送れるよう支援することを目的としています。このほか、在職者の皆様のために、仕事に必要な新たな知識・技能を習得していただくための在職者訓練を実施しているほか、平成21年度からは民間教育訓練施設等へ訓練を委託し、離職者の方に再就職に必要な知識・技能を習得していただく離職者等再就職訓練も実施しています。

充実した設備と経験豊富な指導員による少人数制の訓練を通じて、即戦力となる人材を育成しており、多くの修了生が高い就職率を達成しています。また、資格取得支援にも力を入れ、皆さんのキャリア形成を力強くサポートしています。学費も比較的安価で、多様なニーズに応じた訓練コースが用意されており、地域社会の発展に貢献する「学びたい」「働きたい」という意欲を持つすべての方々を応援しています。

運営方針

• 普通課程においては修了後即戦力となる技術を習得できるよう、実技を中心とした実践的訓練を行う。
• 各業界の人材育成上の課題に対応したカリキュラムを編成し訓練に反映する。
• 就職・職務の高度化に必要な各種資格・免許の取得のための実践的な指導を行う。
• 「無料職業紹介事業」による丁寧な職業相談・紹介を行う。
• 離職者等再就職訓練の円滑な実施に努め離職者の雇用促進を図る。

校訓・校歌・校章

本校の校章は、仙台萩の葉と仙台の「仙」の字で仙台のイメージを表し、コンパスとT定規を図案化してVT（Vocational Training＝職業訓練）を3方に表すとともに、統合された3つの訓練施設（宮城県工業技術職業訓練所・木材工芸職業訓練所・仙台職業訓練所）と3つの校訓（責任・誠実・安全）を表現しています。

 

定員・学生数（普通課程・短期課程（普通訓練））

令和7年4月現在

課程区分	年数区分	科目名	定員数	学生数
普通課程	2年訓練	機械エンジニア科　1年	15	5
		機械エンジニア科　2年	15	6
		電子制御システム科　1年	20	17
		電子制御システム科　2年	20	9
		自動車整備科　1年	20	20
		自動車整備科　2年	20	16
	1年訓練	電 気 科	20	9
		設備工事科	20	4
		建築製図科	20	16
		塗装施工科	20	5
		サインデザイン科（休止中）	10	-
	計		200	107
短期課程	6カ月訓練	造園科	10	10
		左官科	10	1
	計		20	11
普通課程・短期課程（普通訓練）合計			220	118

 

組織・職員数

令和7年4月1日現在

 

区分	理事兼校長	副校長	総括 次長	総務班	教務班	訓練 第一班	訓練 第二班	計	備　考
職名
職員（事務）	1	1	1	3	1			7
職員（技術）		1	1		3	9	6	20
会計年度 任用職員				1	11			12	職業訓練推進員・委託訓練 ディレクター・コーディネーター　他
合　計	1	2	2	4	15	9	6	39	他に職業訓練講師