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【集落情報発信支援員コラム#10】「ゲストハウスみらい」を拠点とした石巻体験レポート―前編・ゲストハウス紹介―(石巻市)

“このまちを知ってほしい”震災で残った家をみんなの拠点に

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令和7年12月上旬、石巻市で「石巻みらい農泊推進協議会」を立ち上げながら、拠点として「ゲストハウスみらい」を営まれている奈良坂京子さんのもとへ、2泊3日でお世話になってきました。
「この地域を知って欲しい」という想いで、楽しみながらゲストハウスを運営されている奈良坂さん。今回もたくさんおすすめしてもらいながら地元グルメを楽しんだり、石巻中心部をぶらり旅したりしてきましたので、前編でゲストハウス紹介、後編で石巻のまち紹介とたっぷりお伝えします!

後編はこちら⇒「歩いて感じる石巻、未来に遺すためにできること」

 

 

オーナーの想いと生き様を感じるアットホームなゲストハウス

 

「ゲストハウスみらい」は、奈良坂さんのご自宅で、東日本大震災で1階部分が津波の被害を受けました。その後生活できるように復旧させたうえで、石巻に訪れた多くのボランティアたちの拠点になった家でもあります。奈良坂さんは「私はここに住み続けたい」という気持ちと、ボランティアで訪れた人たちが帰って来られる場所でもあり、新たに石巻をはじめ三陸沿岸部を訪れたい人たちの気軽に立ち寄れる拠点になればという思いで、ゲストハウスをスタートしたといいます。

 

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個室はまるで実家に帰って来たような安心感

 

このゲストハウスを拠点にした体験プログラムも複数用意しています。例えば、旬の時期であればわかめの芯抜きや牡蠣剥きの体験、日本茶インストラクターと共に海・山・川・里の味を楽しめるお茶漬けづくり体験、心の赴くままに描く絵手紙づくり体験、石巻の復興を知ってもらうためのツアー体験などです。今回は、同じ職場で働いているという関西から訪れた青年2人とご一緒し、牡蠣剥きを体験しました。

 

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初めての牡蠣剥きに挑戦!

 

お手本を見せる奈良坂さんの手つきに「おおー!」「すごーい!」と興奮するお二人。実際にやってみると、なかなか上手く剥けず「難しい!」「悔しい!」の声もあがりましたが、段々上手に剥けるようになりました。実際に手を動かし、難しさを体験することで、漁業の現場や食べるまでの過程を知ることができ、口にできるありがたみも増します。「ゲストハウスみらい」は基本的に素泊まりですが、こうした旬の食材に関する体験では、実食をして地域の味を楽しむことができます。牡蠣を口に入れてほっぺたが落ちそうになっている彼らの表情に、奈良坂さんも嬉しそうでした。

 

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剥き立ての牡蠣を酢牡蠣とお吸い物に

 

1階のリビングコーナーは訪れた人たちや奈良坂さんとの交流の場。宿泊者同士で「どこから来たの?」「どうしてここに来たの?」と自己紹介をし合ったり、「ここに行こうと思っています!」「そこは行ったけど良かったよ!」などとお互いの滞在プランを共有したり。奈良坂さんも一緒におしゃべりしながら、話題に出るお店や場所のエピソード、以前の滞在者がどう過ごしていたかなどの参考例などを教えてくれて、滞在中の楽しみ方が広がっていきます。観光とは違う側面から石巻を知ることができますし、お友達やファミリーで自由に過ごしたり、1人でもテレワークしながら滞在したり、過ごし方をデザインできる自由度がここの魅力です。

 

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リビングコーナーは交流の場

 

 

地産地消にこだわった地元おすすめの飲食店を経験できる

 

先にも書いたように、基本的に素泊まりのゲストハウスですが、例えばファミリーやグループで利用してBBQをしたいとなれば、旬の食材を手に入れられる場所などを紹介してくれますし、外食でも市内のおすすめの飲食店も紹介してもらうことができます!今回訪れたお店の中でも特にインパクトの強かったのが「石巻市水産総合振興センター」内にある「斎太郎食堂」さんです!

 

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石巻市水産総合振興センター外観

 

この食堂は、海の仕事を終えた漁師さんたちも多く利用するということで、朝6時半から営業しているのが嬉しいポイント。早起きして1日フルに使いたいという人がしっかり朝食をいただけるお店です。私は今回一緒に来た友人と一緒にランチで訪れ「特上海鮮丼」と「銀カマ塩焼き定食」をいただきました。さすが、海鮮丼のネタは新鮮なものばかりでしたし、銀カマは物凄いボリュームで食べ切れるか心配でしたが、脂がのっていてジューシーなカマの美味しさに、完食することができました!

 

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特上海鮮丼と銀カマ塩焼き定食

 

夕食も奈良坂さんのおすすめのお店へ。もっとゲストハウスに近い飲食店もあるのですが、この日お休みだったので、ゲストハウスから歩いて30分弱の距離にある「居酒屋ゆう由」さんへ行ってみることにしました。タクシーを呼ぶことも考えましたが、一緒に来てくれた友人と共に「せっかくなので歩いてエリアを感じてみよう」と思い、ナイトウォークをすることにしました。歩きながら行くことで、地域の賑わいゾーンや住宅街、交通環境、川沿いの雰囲気などを感じることができます。歩いた分、お腹も順調に空いてきました!

 

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まちを歩きながら少しずつあたりが暗くなっていきました

 

お店には地元の常連さんも多くいて、お客さん同士の会話やお店の方との会話からも地域の情報が聞こえてきます。このお店でも地元で獲れた鮮魚をはじめ地場産食材を使った美味しい創作料理を提供しており、この日は、冬の時期に美味しくなる鱈の白子ポン酢がおすすめにあったのでいただきました!石巻の旬の美味しさと、地域の人たちのあったかさも加わって、思い出の夜を過ごすことができました。ちなみに、今回一緒になった青年2人にもおすすめし、翌日行った彼らも「最高でした!」「思い出になりました!」と大絶賛でした!

 

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冬は鱈が美味しい季節、白子ポン酢が絶品でした

 

後編につづく⇒「歩いて感じる石巻、未来に遺すためにできること」

 

 

執筆者:宮城県農山漁村集落情報発信支援員-大場黎亜

掲載日:令和8年3月6日

 

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