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埋蔵文化財|他機関による検証調査とその評価

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年9月10日更新
表7 他機関による検証調査とその評価
No.町名遺跡名検証機関評価備考
1仙台市北前遺跡日本考古学協会・仙台市教委〔協会〕下層(中期) 20点すべてが意図的に埋めこまれたと判断される。文献1・2
〔市〕中期旧石器が出土したとは言えない。旧石器時代の遺跡とは断定できない。報告3
2山田上ノ台遺跡日本考古学協会・仙台市教委〔協会〕下層(中期) 本来の資料としては疑義が著しく、意図的に埋めこまれたものと判断される。 文献1・2
〔市〕中期旧石器が出土したとは言えない。後期旧石器は存在する。報告3
3富沢遺跡日本考古学協会・仙台市教委〔協会〕25・26層の石器は本来の地層に包含されていた資料とすることはできない。27層の石器には疑わしい資料はまったくない。文献1・2
〔市〕後期旧石器時代の遺跡である。報告3
4青葉山B遺跡東北大学埋蔵文化財調査研究センター上層(後期):学術資料として使用できない。 報告2
下層(前期):学術資料として使用できない。
5青葉山E遺跡東北大学埋蔵文化財調査研究センター上層(後期):学術的価値は保留。報告2
下層(中期):学術資料としての価値はない。
6住吉遺跡日本考古学協会・仙台市教委〔協会〕観察した18点については疑義が濃厚であり、意識的に埋めこまれたものと判断される。文献1・2
〔市〕中期旧石器が出土したとは言えない。旧石器時代の遺跡とは断定できない。報告3
7多賀城市志引遺跡多賀城市教委ほぼ全点疑わしい石器。意図的に埋めこまれたものと思われる。報告4
8柏木遺跡多賀城市教委すべてに不自然な痕跡。意図的に埋めこまれたものと思われる。報告4
9大和町中峯C遺跡日本考古学協会4層・7層(前・中期) 全体的に当該時期の堆積層に本来的に包含されていたとは考えがたい。文献1・2
10古川市馬場壇A遺跡日本考古学協会「前期・中期旧石器」に遡る石器群と考えるには極めて不自然な証拠が多数の石器に認められた。文献1・2
11岩出山町座散乱木遺跡日本考古学協会発掘資料:疑義が濃厚であり、意識的に埋めこまれたものと判断される。全体として学術資料としては使用できない。文献1・2
〔検証調査〕後期旧石器時代ないし縄文時代草創期以降から古墳時代までの遺跡。報告1、文献2・3
12築館町高森遺跡日本考古学協会資料全体が不自然で疑義が濃厚。文献2
上高森遺跡日本考古学協会・宮城県考古学会〔協会〕「前期・中期旧石器」に遡る石器群と考えるには極めて不自然な証拠が多数の石器に認められた。文献1・2
〔県学会〕第1次調査からねつ造が発覚した第6次調査にいたるまで、一貫してねつ造行為が行われたと考えられる。文献4
13〔検証調査〕その発見段階から前期旧石器時代の遺跡として全面的にねつ造され続けたものであると判断される。文献5

報告(宮城県教育委員会への報告)  

  1. 座散乱木遺跡発掘調査委員会・座散乱木遺跡発掘調査団 (2002年6月9日付け) 宮城県岩出山町座散乱木遺跡発掘調査結果報告
  2. 東北大学埋蔵文化財調査研究センター (2003年3月14日付け)  青葉山遺跡B地点・青葉山遺跡E地点第5次調査出土石器の検証結果報告
  3. 仙台市教育委員会 (平成15年3月14日付け 教生文号外) 旧石器検証作業結果の概要について
  4. 多賀城市教育委員会  (平成14年11月15日付け 第226077号) 志引・柏木遺跡の旧石器検証調査報告書について

 文献

  1. 日本考古学協会編  2002.5 『日本考古学協会 前・中期旧石器問題調査研究特別委員会報告  (2)』
  2. 同編  2003.5 『日本考古学協会 前・中期旧石器問題調査研究特別委員会報告(題未定) 』 (刊行予定) 
  3. 宮城県考古学会 編  2002.12 『平成14年度 宮城県遺跡調査成果発表会 発表要旨』
  4. 宮城県考古学会 旧石器「ねつ造」問題特別委員会 2002.5 「旧石器発掘「ねつ造」問題特別委員会2001年度活動報告」 『宮城考古学』第4号
  5. 上高森遺跡検証発掘調査団 2002.5 『宮城県築館町上高森遺跡検証発掘調査報告書』