東日本大震災宮城の震災対応記録

(職員インタビューによる震災の記憶・経験の伝承)

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文化芸術活動、復興イベント等

 東日本大震災により文化施設は大きな被害を受け、消費生活・文化課は、所属する環境生活部における災害廃棄物処理などの急を要する業務等への応援に人員を割かれ十分な体制とはいえない中、残った職員も所管する施設の復旧に注力せざるを得ず、震災直後は県が主体となった文化芸術活動の展開が困難であった。
 一方、発災直後から民間文化芸術団体等による県内各地での支援活動が行われ、平成23年4月12日には文化庁から文化芸術活動による復興支援推進のメッセージが発出された。文化芸術を通じた支援の重要性を認識しながらも、優先順位の高い施設の復旧と並行し、既存事業の活用と民間団体との連携等できることから始めていった。
 その後、県においても「震災からの心の復興」に軸足を置いた第2期宮城県文化芸術振興ビジョンを策定したほか、国により創設された被災者支援総合交付金を活用して「宮城県文化芸術の力による心の復興支援助成金」を立ち上げ、支援を継続している。

後輩たちへのメッセージ

関連項目

東日本大震災 再生期後半(平成28・29年度)の取組記録誌

(宮城県震災復興・企画部震災復興推進課・平成31年3月)

宮城県文化芸術振興ビジョン

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