掲載日:2026年6月11日

ここから本文です。

宮城県知事記者会見(令和8年6月10日)

知事定例記者会見

【知事発表項目】について、手話通訳を導入しています(原則、会見日の翌々日公開)

【発表項目】令和8年度の県民公式アプリ関連施策の全体スケジュールについて(公共施設予約管理システム・「みやぎ防災」ウェルカムポイント)

記者発表資料(PDF:3,571KB)

村井知事

みやぎ県民公式アプリ「ポケットサイン」に関する今年度の主な取組スケジュールについてご説明いたします。

配付資料の1枚目をご覧ください。

前もお話ししましたけれども、ポケットサインというよりも、これからは「みやぎ県民公式アプリ」という言い方をしたいと思っております。

県民公式アプリ「ポケットサイン」の登録者数は、6月1日時点で県民の50%以上となる118万人を超えております。県では、県民公式アプリのさらなる普及、定着に向け、今年度も様々な機能追加を予定しております。本日は、今年度の主な取組予定と直近の取組2点についてご説明させていただきます。

スケジュール表の4月をご覧ください。

市町村においても県民公式アプリの利用が広がっており、多賀城市では、市民バスの高齢者等向け乗車券ミニアプリの利用が開始されております。

次に、6月をご覧ください。

今月から施設予約ミニアプリも利用を開始いたしました。こちらについては、後ほど詳しく説明、紹介をさせていただきたいと思っております。

また、同じく今月からみやぎポイントにチャージ機能とエリア・店舗限定機能が実装されます。

エリア・店舗限定機能は、みやポを使用できる地域・施設を限定することができるもので、例えば地域の商店街だけで使えるみやポを発行するなど、自治体の経済対策を確実に域内消費へ還元することができます。

また、チャージ機能は、クレジットカードやコンビニでみやポがチャージできるようになるもので、例えば5,000円をチャージすると7,000円分のみやポが使えるようになるといった割増し商品券の電子化が可能となります。

これらの機能は、早速、大崎市が今月から開始するポイント事業でご活用いただくこととなっております。詳しくは「大崎」「ポイントアップ」で検索して、市の公式ホームページで確認してください。

次に、8月をご覧ください。

新たにポイント付与キャンペーンとして、みやぎ防災ウェルカムポイントの付与を開始いたします。こちらについても、後ほど詳しく説明をさせていただきます。

続いて、9月をご覧ください。

9月には、県政情報に関する問い合わせに対応するAIチャットボットである「AIみやぎ」を県民公式アプリに導入する予定です。本ミニアプリは、質問者のマイナンバーカードの住所や年齢といった基本4情報を基に、個別に最適化された回答ができるというものであります。これにより、誰もが正確な情報に迅速にアクセスできるようになります。

10月には、県民公式アプリの多言語化を実装いたします。また、在留外国人の方が生活に必要な情報を確実に収集できるよう、6か国語に対応した情報発信アプリを開始いたします。

同じく10月には、在留カードとマイナンバーカードが一体化した特定在留カードを県民公式アプリで読み取り、「みやぎ防災」ミニアプリに登録した方を対象に、3,000ポイントの付与を行う予定です。

最後に、昨年度、JR東日本との連携協定を発表したところでありますが、その際にご案内したとおり、この協定に基づき、来春からは、「ご当地Suica」上から県民公式アプリのサービスを利用できる連携も開始する予定となっております。

以上のとおり、県では今年度も県民公式アプリ「ポケットサイン」のさらなる活用と普及促進を進めてまいります。

本日この後に説明する2つの取組以外のそれぞれの個別の取組につきましても、実施時期が近づいてまいりましたら、随時、記者発表をさせていただきます。

続きまして、今月から利用開始となります「『施設予約』ミニアプリ」についてご説明いたします。

配付資料の2枚目をご覧ください。

このたび、公共施設予約管理システム「Spacepad(スペースパッド)」と県民公式アプリが連携した新たなサービスを開始いたします。「Spacepad」は施設の予約受付や利用者情報の管理、キャッシュレス決済などを一元的に行うことができるサービスであり、これまで紙や電話を中心に行われていた施設予約を、より便利で利用しやすい形にするものであります。本サービスと県民公式アプリとの連携により、県民はミニアプリ上で簡単に利用者登録ができ、施設予約が可能となります。

サービスの予約受付は、6月1日から既に開始をしております。現時点では、岩沼海浜緑地のテニスコートやバーベキュー広場などを対象施設としておりますが、今後、仙台港多賀城地区緩衝緑地、矢本海浜緑地、加瀬沼公園等の県立都市公園施設についても、順次利用を開始する予定となっております。

なお、県民公式アプリを利用できない方も、ウェブページから利用者登録を行うことで、施設予約サービスをご利用いただけます。

公共施設の予約をより簡単に行っていただける便利な仕組みでありますので、ぜひ多くの県民の皆さまにご活用いただきたいと思います。

最後に、配付資料の3ページをご覧ください。

県では、防災力向上を主目的として、みやぎ県民公式アプリの新規登録者に3,000ポイントのみやポを提供する新規登録キャンペーンを令和6年度から実施してまいりましたが、この6月末をもって本キャンペーンが終了となりますので、あらためてこの場でお知らせをいたします。

このキャンペーンにより、事業開始当初の目標である登録者数100万名を大きく上回り、防災DXの推進に向け、県民と行政をつなぐデジタル基盤を構築することができました。報道機関の皆さまに度々「みやポ」を取り上げていただいたことは、目標達成の大きな推進力になったと感じております。この場をお借りいたしまして、あらためて御礼を申し上げます。

しかし、新規登録キャンペーンが終了となりますと、県からの転出等の影響により、登録者数が減少に転じていくことが懸念されます。そこで、県では、引き続きアプリ登録を促すための施策として、「みやぎ防災」ウェルカムポイント事業を新たに実施したいと考えております。

本事業では、県外からの転入者及び出生者を主なターゲットとして、アプリ新規登録者にみやポを付与することで、「みやぎ防災」の新規登録を促進するものであります。

本年8月1日のポイント付与開始を想定しておりますが、7月1日以降に転入手続または出生手続のため市町村窓口に来庁された方に対して、チラシをお渡ししまして、本事業のご案内をする予定であります。宮城県に住所編入しますといった方にチラシを渡して、アプリを登録してください、こういうものですよというお知らせを各市区町村の窓口で行っていただくということであります。今後、このようなチラシを市町村の転入・出生手続の窓口で配布いただく予定となっております。

新たに宮城県民になられた方やお子さんがお生まれになられた方は、ぜひこの機会に「みやぎ防災」ミニアプリを登録して、みやポを受け取っていただくとともに、防災への備えをしていただければと考えております。

なお、本事業は令和8年度6月補正予算で可決された場合に実施するものとなりますので、ご承知いただければと思います。

Q

みやぎ防災ウェルカムポイントについてだが、6月定例会で補正予算を提出されるということで、だいたいの予算の規模とどのくらいの人数までこのキャンペーン(でポイントを受け取ること)が可能かを教えてほしい。

(担当課)

予算規模につきましては、3万人を想定しており、3,000円かける3万人の予算としております。

村井知事

9円(訂正:9千万)、9円(訂正:9千万)だよね。でいいのかな。

(担当課)

3万人分のポイントに加えて、手数料等が入りますので、その分も上乗せした形で予算要求させていただいております。

村井知事

これは厳密にやると、今既におられる県民の方で、例えばガラケーからスマホに替えた方とかもおられるので、その方がやれないかというとやれるのです。やれるのですが、PRを市区町村の窓口でやるということで、基本的にはまず転入者等にその情報が行くということです。県民の方でまだもらっていないからやろうかなと思って申請した方にもポイントは入ります。しかし、数は絶対少ないだろうということで、転入者向けという形にさせていただいているということであります。今までのように、どんどん、どなたでも結構ですよというようなPRはしないということです。ただ排除はしないということです。

Q

今後、登録から活用フェーズへと移行して、市町村における自然災害避難支援ミニアプリ「みやぎ防災」の運用支援を図っていくと資料では書いてあるが、具体的にはどういったことに今後取り組んでいくというお考えか。

(担当課)

運用支援につきましては、各市町村で行われます防災訓練での「みやぎ防災アプリ」を活用した訓練の取り組みへの支援や、出前講座の実施などを通しまして、平常時からのアプリを使用する機会を創出してまいります。これによりまして、県民や避難所を運営する市町村職員の理解の向上や、本アプリを活用した防災体制の構築支援を行っていくということでございます。

Q

出前講座というのは自治体向けにやるということか。

(担当課)

住民向けになります。

村井知事

多賀城の高齢者のバスも、多賀城市民だけが入れられるミニアプリがあります。多賀城市民しか使えないミニアプリで、それを押すとQRコードが出ますので、そのQRコードをバスの決済機器へピッと示せば無料で乗れるということです。だから、紙の乗車証を発行したりとか、そういう手間もなくなりますので、職員の負担がすごく軽くなるということです。それから、皆さんスマホを人に預けることはまずありませんので、誰か他人に渡して使うこともできなくなるということで、いろいろな不正防止にもつながっていくだろうということであります。

実は、今いろいろやっていますけれども、多賀城市が一番登録者の割合が高いです。やっぱり登録者の割合が高くなってくると、こういったことができるようになるということです。かなり地域差が出てまいりましたから、なるべくどの地域でも同じように登録者数が上がるように、これからも市町村と協力しながらやっていきたいと思っております。

ページの先頭へ戻る

カンボジア名誉領事館の閉鎖について

Q

在仙台カンボジア名誉領事館が今月4日に閉鎖された。先月末には名誉領事だった田井進氏が国税局から3億7,000万円を超える額の申告漏れを指摘されたことも明らかになっている。県は、カンボジア政府との間で技能実習生の受入れなどを進めることを盛り込んだ覚書を日本の自治体としては初めて締結するなど、結びつきを強めてきた経緯があると思うが、県側の受け止めをまずお願いしたい。

村井知事

どのような不正を働いていたかということについては、全く承知をしておりません。県から名誉領事館を通じて何か仕事をお願いしたり、また、あちらから何かお願いをされたりということはありません。私がカンボジアに行ったときに田井氏が同行されて、カンボジア政府の主催の食事会に同席されたことはありますけれども、それも特に名誉領事館を通じてやったわけではございません。

実は、その前に、カンボジアでいろいろ事業をされている方から、ちょっと田井さんは問題のあることをされているのではないかといったような情報が私のほうにありましたので、当面はちょっと注意してお付き合いをしておりました。そういった意味では、県としてのお付き合いは全くなかったと言っていいと思います。

名誉領事館が閉鎖されたことで、(カンボジアの)ビザが(東京の)大使館に行かないと取れなくなるということがありますので、そういった意味では不便になると思いますが、これに関して宮城県として何らかのコメントを、と言われるとなかなかコメントは出しづらい立場にあるということはご理解いただきたいと思います。

Q

今、知事のほうから、田井さんのほうに何かちょっと問題があるのではないかというような情報が寄せられたことがあって注意していたというようなご発言があったが、それはどういう内容で、いつ頃、誰からというのを、可能な範囲で(教えていただきたい)。

村井知事

私がカンボジアにも力を入れたいというようなことを記者会見で発表した後、在仙の方からそういうことがありました。詳しい話は聞いていないのですが、今回、田井氏がいろいろな企業に声がけをして行ったようなことを自分も声がけされたことがあるというようなことでした。「自分はそういうことがあったので一切お付き合いはしていないのだが、村井さん気をつけないと、お金絡みのことでいろいろ問題があるかもしれないからね。」というアドバイスはありました。

Q

そうすると、県内の仙台にある企業の関係者からということか。

村井知事

はい、そうです。

Q

最後に、県が進める事業への影響はないということだとは思うが、今後、県としてはカンボジアの事業を今後どのように進めていきたいか、伺う。

村井知事

先ほど申し上げたように、名誉領事館を通じて何か事業をやっていたということは全くございませんから、今までどおり淡々と県とカンボジア政府と、外務省にも入っていただきながら、素晴らしい人材を宮城に派遣していただけるように調整をしてまいりたいなと思っております。特に今までと大きな変更はございません。

Q

関連して、田井元名誉領事になるのだろうが、知事と個人的なご関係はないということか。

村井知事

全くないです。

Q

同席されたときに初めてお会いしたということなのか。

村井知事

それまでにも県庁にご挨拶には来られました。名誉領事というお立場で来られているのに拒否することもできませんので、お会いしておりますが、個人的なつながりはゼロです。一緒に食事をしたこと、個人的に食事をしたこともありません。カンボジアに行って、カンボジア政府主催の食事会に同席をされたくらいではないでしょうか。

Q

村井知事ではなくて、伊藤副知事も今年4月のイベントで田井さんとご面識はおありだと思うが、伊藤副知事ご自身との個人的なご関係というのもないのか。

村井知事

どうぞ。

伊藤副知事

特にありません。私は田井さんとは2度お会いしていると思うのですけれども、1度は数年前にカンボジアの皆さんが来られたときに同行されたのと、それから、今年の4月のカンボジアジョブフェアのときにご一緒しました。

Q

カンボジア人材を受け入れるという県がやろうとしている事業自体の影響はないという考えをお示しになられたと思うが、機運の醸成という部分において、県民の不安などについては、今回のトラブルが影響するという可能性はないか。

村井知事

これはもう県民の皆さん一人一人の受け止め方ですから分かりませんが、これは、どう考えても個人の犯罪ですよね。組織的な犯罪ではありませんし、カンボジア政府が関わっていたというものでもないですから、それほど影響はないのではないかなという受け止めをしています。

Q

水を差すというニュアンスもあると思うが、そのあたりはどうか。

村井知事

そうですね、事実ならば非常に残念に思います。まだ捜査中ですので、それが事実かどうかも含めて、捜査の行方を見守っているということです。

ページの先頭へ戻る

選挙期間中のSNS等における情報流通の諸課題について

Q

SNSと選挙の関連でお伺いしたいのだが、高市首相の陣営が今年の衆院選や昨年の自民党総裁選で、対立候補のネガティブな動画を交流サイト上で投稿するように指示していたというような事案を週刊文春が報じている。高市陣営の関与というのは今の時点で分からないが、ネット上でのネガティブキャンペーンというところは、知事も他人事ではない部分があると思うが、受け止めを伺う。

村井知事

事実関係が分かりませんので、高市総理の総裁選挙時における対応についてはコメントはできません。これはご本人からしっかりと説明をされるものだと思っております。

ただ、一般論として、私は(先の知事選においては)被害者だと思っておりますけれども、参政党の支持者の方などにこぞって宮城以外のところからネガティブキャンペーンをされた、事実でないこともかなり流されたということでありますので、やはり公正な選挙をする上では極めて問題であると私は考えております。

Q

今回、衆院選だと、高市さんというのは抜きにしても、恐らく自民党支持者というか応援している方も、一定数そういった関与があったのではないかと推察されるのだが、特定の政党に限らず、各党でそういったことが行われている状況についてはどのように受け止められているか。

村井知事

本来、選挙というのは、各党の、あるいは各個人の主義主張をぶつけ合って、それを有権者の皆さんに広く知らしめて、そして判断をいただくということがあるべき姿だと思いますので、それをSNSというツールを使って分かっていながら間違った情報を流して、民意を曲げていこうという行為は、私は非常に卑劣だと思います。

特に、ある候補者がどうしても自分の主義主張と合わないからということでもなく、特定の候補者をたたくことによってお金がもうかるということで、金もうけの道具としてそういったことをされている方もおられるようでありますので、それは非常に私は嘆かわしいことだなと思います。

間違った政策を行っていけば、最終的には国民、有権者の皆さんに返ってくることでありますから、そういう観点からも、やっぱりきちっとした規制も必要なのではないかと私は考えております。

Q

規制について与野党が、例えばAI利用の表示を投稿者に義務づけるだとか、事業者に対し、悪影響を減らす措置を設けるように義務づけるというようなことが盛り込まれた与野党の案がまとまりつつあるが、この規制について、どういう取り組みが最も必要だと思うか。

村井知事

事業者が、選挙中のデータも一、二週間したら全部消してしまうのです。だから証拠が残らないのです。全ての証拠をしっかり、選挙終わって1年、1年半、2年ぐらいは、5年でもいいと思うのですけれども、選挙関係の投稿を全部残すようなことを義務化したらいいのではないでしょうか。そうすると証拠が残りますから、何かあったら裁判にかけて、開示が認められたならば、そのアカウントが誰のアカウントなのかということははっきり分かります。今の状況だと、どんどん消されていってしまうので、裁判をやっても、もう記録が残っていないと言われてしまえばそれで終わってしまいますので、記録の、証拠の保持ですよね、これはしっかりとルール化できるのではないかなと私は思うのですけれども。

Q

何回かお伺いしていたかもしれないが、知事選のときの誹謗中傷の件というのは、実際法的措置というのは進んでいるのか。実際に法的措置などに動き出すときに何に時間がかかるのかというところを、直接(誤情報の発信を)受けた知事から話を伺いたい。

村井知事

弁護士を通じていろいろ裁判所に当たっていたんですけれども、結果が出るまでに、3か月、4か月、5か月かかってしまい、その間に事業者が全部データを消してしまうので、仮に開示が認められてもデータが残っていませんよと弁護士に言われました。ですから、もう諦めざるを得ないような状況に追い込まれてしまったということです。言い方が適切かどうか分かりませんけれども、やられ損みたいな感じになってしまうのです。選挙中はとてもじゃないですけど、そんな対応できませんから、選挙前からやれないような仕組みを作らないと、選挙が始まってしまってそういうのが広がってしまうと、止められないですよね。私も何千万回という回数で攻撃されました。終わってから裁判所に行っても手続はものすごい時間がかかってしまうので、仮に公開しなさいとなったとしてもデータは残っていませんと言われたら終わりだということなんです。それでは、先ほどの話ですけれども、裁判をしても意味がないということで、皆さんそうやって諦めていかざるを得なくなってしまうのです。兵庫県もみんなそうですよね。県議会議員の方も裁判を起こしましたけれども、結局、どこの誰がやったか分からないままになってしまっているのです。その辺は、やっぱり法整備がしっかりされていないと、裁判官もそれ以上踏み込めないですよね。そこはやっぱりしっかりと法整備を考えていかないと、みんな人ごとだと思っているんですよね。国会議員の皆さんが自分にされたり、自分の政党にされたら、こういうことだったのかって、被害者になって初めて分かるのです。県には、法律を作る権限はありませんので、できる範囲内でということで今、有識者の皆さんにいろいろご議論いただいております。これは当事者ですから私はコミットしておりませんから、結果が出るのを見守っているということです。

Q

前回の知事選の件は、もう泣き寝入りということか。

村井知事

そうですね。そうせざるを得ないということですね。記録がもう残っていないです。

Q

やはり初動が一番大事なのか。

村井知事

そうですね。だから記録を処分できないようにしないと、私は駄目だと思うのです。それを義務化させると、最終的にはずっと追っていけますからね。

Q

知事は法的措置を検討されていたと思うが、今の話だと法的措置を取らないということになったということか。

村井知事

はい、そうです。断念です。もう記録が残ってない。

Q

そのお気持ちを聞きたい。

村井知事

非常に残念ですし、悔しいです。本当に調べようがないですから。ああやって見えないところで人を傷つけ、それでお金もうけをしているような人がいる。犯罪とは言えないですけれども、それに似たようなものがありますよね。人としてどうなのかと。自分がされたらどうなのかなって考えるべきだと私は思います。

Q

一方で、県として検討されている対応措置のほうは続けていくのか。

村井知事

はい。続けていってもらいたいと思っています。

Q

先ほどの知事の発言で、誹謗中傷について、参政党の関係者が組織立ってやっていたというのは、これはどういう情報なのか。

村井知事

SNSに参政党のマークがみんなついていました。参政党の支持者の方がやっていた。

Q

支持者の方がやっていた。そういう文脈で。

村井知事

そういうことです。参政党の支持者の方がやっていた。

ページの先頭へ戻る

防災局の誘致について

Q

知事は昨日、郡仙台市長と共に、復興大臣に要望書を提出されたと思う。あらためて、どういったやり取りがあったかを教えてほしい。

村井知事

3か月ぶりの県外出張でした。体調がよかったということもあり、主治医の承諾も得まして、昨日、出張することにし、復興庁の復興大臣のほうに参りました。私と郡市長、それから県議会・市議会の議長さん、そして東北大学の責任者ということで冨永総長、そして経済界ということで(仙台)経済同友会の菅原代表幹事、そして(仙台)商工会議所の藤﨑会頭の代理の方ということで、トップが集まって要望に行きました。

復興大臣からは、防災庁の法案が、6月末から7月の頭にかけてとおるのではないかと考えているとのことでした。防災庁の設置場所はいろいろ国会の関係もあるので、(国会の)近くにということになるだろうと。防災庁が出来上がりましてから、その後数年かけて、防災局をどうするのか(検討することに)なると。恐らく、当面は2か所、東日本と西日本で1か所ずつということになるのではないでしょうかとのことでした。ただ、東北地方整備局のような、ああいう大きな組織にはならない、割とこぢんまりとした組織でいろいろ市町村を回って(災害対応の)準備状況を確認して、指導するといったようなところが平時の仕事になると思いますというようなお話でございました。

防災大学校については、やはり全国から人が集まりやすい場所ということで考えることになるでしょうねという、その程度のお話でございまして、前回行ったときと大きくお話は変わらなかったと受け止めております。ただ、われわれからは、組織の大きさは問題ではなくて、宮城県は原発事故を除けば最大の被災地で、全国、全世界から大変大きな支援をいただいたので、今度はわれわれが支援する側に回りたい。それが県民の、仙台市民の強い願いであり、そういったシンボリックなものが仙台にあれば、われわれの気持ちを一つにまとめることがさらにやりやすくなります。そういった意味で、ぜひ仙台に誘致をしたいと考えているんですというお話をさせていただきました。前回の訪問は、私と郡市長と両議長だけだったのですが、今回は大学と、そして産業界の代表もご一緒で協議会として行きましたので、よりわれわれの強い気持ちが復興大臣には伝わったんではないかと思っております。

Q

東と西日本に1か所ずつという話もあったが、誘致をめぐっては岩手県も名乗りを上げる方針を表明している。これについてどのように感じているか、改めて宮城県が誘致を目指すアピールポイントというか、意義を教えてほしい。

村井知事

仙台には東北大学もありまして、北に向かう全ての新幹線が仙台には止まるということもあります。仙台塩釜港仙台港区という非常に立派な港がございますから、物を運ぶにしてもたくさんの物を運べる。そういう利便性を考えると、仙台に置くというのは私は有効ではないかと思っております。ただ、決して岩手が駄目というわけではございませんので、岩手は岩手で、自分たちのよさを思い切りPRをして頑張っていただきたいなと、お互いエールを送り合いたいなと思います。

ページの先頭へ戻る

知事の体調について

Q

知事の公務についてだが、今後はもう出張も再開するのか。

村井知事

昨日は、先生の許可をもらって行きました。あとは、今月末と来月の頭に精密検査をもう一度受けることになっていまして、頭蓋骨の下のところに穴を開けたんですが、そこがちゃんとふさがっているかどうかと、成長ホルモンが正常値のまま維持していることを確認をして、先生から大丈夫だと言われたら外に出ていけると思っています。昨日は、取りあえず主治医からをいいよと言っていただいて行きましたが、まだいつでも自由に行けるというところまでは至っていない。当面はその都度、主治医の許可をもらってから行くような形になるということです。

Q

今、体調のほうは。

村井知事

見てのとおりです。

Q

嗅覚とか味覚ももう戻ったか。

村井知事

だいぶよくなってきました。味が分かるようになってきました。うれしいですね。みんなに若返ったと言われるんですけど、若返ってはいなくてちょっとむくみが取れました。

ページの先頭へ戻る

副首都法案について

Q

与党では、今国会で副首都に関する法案の提出を目指しているが、この副首都に関する意義や受け止めに関して伺う。

村井知事

危機管理上もそういうものをしっかり準備しておくということは、いいことではないかなと私は考えております。

Q

政令市側ではまた別の形で大都市構想というものもあり、国の在り方、地方の在り方を含めてこのような動きというのはどのように感じているか。

村井知事

常に国と地方の在り方を見直していくことは、私は重要なことだと思っています。特別市に関しましては、知事会でもプロジェクトチームを作りまして、私がプロジェクトチームのリーダー、チーム長になって、今取りまとめをしておりまして、来月の鳥取での知事会議で中間報告をいたしまして、秋の知事会議までに取りまとめを集約したいと考えております。ですから、いろいろな動きが出てくるたびに、宮城県というよりも知事会としてどう考えるのかということを、前知事会長であるということもあり、みんなの意見を集約する方向に汗を流していきたいと思っています。

ページの先頭へ戻る

県の観光課題について

Q

先週、観光振興会議の宿泊事業者部会が各地であり、宿泊税の徴税自体はそんなにトラブルもなくという話であったが、どう使うのかという話が各地でいろいろあった。村井知事の中で最も解決しなければならないと思う宮城県の観光課題は何だと思うか。

村井知事

インバウンドのお客様の偏りを平準化していくということです。今、台湾のお客様に非常にたくさんお越しいただいていて、これはありがたいことです。ただ、台湾のお客様だけ、あるいは中国のお客様だけというふうにしておきますと、何かあったときに一気にお客様が激減してしまうということだと思います。やはり欧米の方も含めて、当然近場ですから、韓国であったり台湾のお客様、中国のお客様にたくさんお越しいただくというのは非常に大切なことだと思いますが、そこだけに力を入れていてはいけないのではないかと。そこが非常に大きな課題だと思っています。

Q

インバウンドのいわゆる国の偏りの平準化ということか。

村井知事

そうですね。国、地方の偏りの平準化ですね。

Q

圏域ごとにやっぱり話が違う。仙台圏と、例えば石巻圏、大崎圏では全く事情が違う。石巻とか大崎の人は「仙台圏はいいですね。みんな泊まるでしょう。」という話になる。宿泊税とは言いつつも日帰りになってしまうとあまり意味がなくなる。また、予算があっても人が足りないから何もできないという話も地方、大崎とか石巻のほうにはあったが、そのあたりはどうか。

村井知事

その辺の人手の問題も大きいです。これからますます若い人が少なくなってきますので、働き手の問題というのは考えていかなければいけないなと思います。これも、もう日本人の若い人にだけ頼っていてはいけないだろうと思いまして、日本人の中でもある程度お年を召された方にも働いていただく。また、外国からも働き手を求めていくということは非常に重要だろうと思っています。今おっしゃったように、地域によってだいぶ偏りがあると思います。宮城にお客さんを呼ぶと仙台市にお客さんが集まってきますから、300円の宿泊税のうちの100円は県が頂いて、この県の100円は仙台市のお客さんを呼び込むというよりも、宮城県全体に呼び込み、なおかつ仙台都市圏以外にお客さんをいざなうためのお金として使わせてもらおうと考えているところであります。

Q

仙台ではなくほかの圏域ということだが、やっぱり足の問題がある。足がないと、自分のことで考えてもちょっと面倒くさいと思うし、台風が来たりして電車が止まった、帰れない、それは不愉快だとなってしまう。観光に限らず、人口減少も含めて、足が細っていっているわけで、そういうところに宿泊税を手当てできないのかというご意見もたくさんあるが考えはどうか。

村井知事

おっしゃるとおりだと思います。そこは、宿泊税の使い途として私は非常に重要なポイントの一つだと思っております。鉄路が走っているところはいいんですけれども、鉄路が走っていないところ、また天候の変更によって電車が止まってしまった場合の措置、こういったようなことはしっかり考えていかなければいけないのではないかなと思って、そこは既に観光の担当の職員とは意見交換をしているところです。(宿泊税の年間の税収は)10億円ちょっとしかありませんから、あれもこれもというのはなかなかできませんので、特にこういったところに重点を絞ってという形の使い方、その中で、インバウンドだけではなく、先ほど言ったように人手の確保であったり、また、足をどう確保していくか、どのような形で、どのような手段で、仙台から離れたところにいざなっていくのかと、こういったようなことは宿泊税の使い途として、私は非常に的を射た使い途ではないかなと思っているところであります。それにしても、まず、いろいろ宿泊事業者の皆さんの声を聞きながらやっていくという意味で、方向としては間違っていないと思っています。

ページの先頭へ戻る

富谷新病院に係る基本協定について

Q

ちょっと前なのだが、富谷市の新病院について、5月に市と東北医科薬科大学が基本協定書を締結した。その中で、精神科を含む診療科が示されたと思うが、知事としての受け止めはどうか。

村井知事

順調に富谷市と話が進んでおりまして、胸をなでおろしているところであります。東北医科薬科大学のサテライト病院というような位置づけでございますから、なくなることはないだろうと。また、常に医師の供給がしっかり行われるということで、理想的な形になったのではないかなと思っています。ここまで山あり谷あり、大変だったのですが、理想的な形になったのではないかなと思います。地域の皆さんの期待も非常に大きい病院でありますから、県としても約束したことはしっかりと果たしていけるように、議会のご理解もいただけるよう努力をしていきたいと思っています。

Q

基本協定の中に、県とは、救急医療とか感染症の対応というところで協力していくという趣旨の内容が盛り込まれていた。知事のコメントの中で、必要な支援を検討していくということが盛り込まれているが、現状の進ちょくはどうか。

村井知事

これは、基本協定が出来上がりまして具体的な計画を作っていく中で、県も中に入りながら、どういう支援ができるのか、してほしいのかということを聞いて、できることできないことを取捨選択していくことになります。財政的な支援が一番大きいと思いますので、具体的な数字をこれから積み上げていくことになるのではないかと思っています。

Q

この支援の在り方についてはいつくらいに決めたいか。そういったスケジュール感はあるか。

村井知事

これは、富谷市と東北医科薬科大学の協議の進展度合いによって変わってくると思いますので、私がいつまでということを申し上げることは今の段階では難しいということです。

ページの先頭へ戻る

仙台市・青葉山複合施設計画について

Q

仙台市の青葉山に計画している複合施設についてだが、先日郡市長さんがシンポジウムを開催し、その中で、事業費の増大であるとか2,000席規模のホールで大丈夫なのかといった懸念の声が市民から出ているが、知事はこのような市民の声が出ていることをどのように見ているか。

村井知事

これは複合施設にかかわらず、市町村が独自の施策として進めていくものであり、県は関与しておりませんので、こういった公式の場で私の所感を申し上げることは控えるべきだろうと思っています。そういった懸念の声があるということは報道を通じて知っております。また、市議会議員の方からも懸念の声が一部あるのは事実だと思いますので、市長を中心にそういった声にしっかりと耳を傾けて、皆さんが納得する形の施設を造っていただきたいと願っているところであります。

Q

昨日は仙台商工会議所からも仙台市に、都心の再開発との連動を求める要望もあったが、具体的なにぎわい創出は大事な視点か。

村井知事

そうですね。県民会館も東口に移ってしまいますので、中心部の人の流れが少なくなるということを心配する方もおられるだろうと思います。中心部の開発をどうするのか、県民会館の跡地も含めて、いろいろな声をぜひ拾い上げていただきたいなと思います。私どもは、中央警察署が将来どうなるのかということを考えながら、納得できる土地さえ確保していただければ、仙台市に県民会館の跡地をお譲りすることは可能だと思っています。(県民会館の跡地は)非常に大きなポイントになる場所だと思います。

ページの先頭へ戻る

ベガルタ仙台のリーグ優勝及び楽天イーグルスの戦績について

Q

プロスポーツについて伺う。先日、J2・J3百年構想リーグでベガルタ仙台が17年ぶりにタイトルを獲得したということで、まずこのうれしいニュースについて知事の受け止めをお願いしたい。

村井知事

うれしかったですね。8月から新しくまた(J2リーグが)スタートしますけれども、勢いがつくのではないかなと。アイリスオーヤマさんがずっと前に出てくれることにもなりましたし、この勢いでぜひJ1に昇格をしていただけるのではないかなと。サポーターと一緒にしっかり応援したいと思います。非常にうれしく思います。

Q

片や一方で、東北楽天は連敗を重ねて、今借金が15で、三木監督が休養に入ったが、こちらのほうについて、知事としての受け止めをお願いしたい。

村井知事

スポーツは山も谷もあると思います。いいときと悪いときがあると思いますが、有力な選手もたくさんおられますので、ぜひ、これから夏はなんとかしていただきたいと。ベガルタと同様、しっかりと応援をしていきたいと思っています。

ページの先頭へ戻る

 

お問い合わせ先

広報課企画報道班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2281

ファックス番号:022-263-3780

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

重要なお知らせ

こちらのページも読まれています

 

information retrieval

このページに知りたい情報がない場合は