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【知事発表項目】について、手話通訳を導入しています(原則、会見日の翌々日公開)。
仙台育英、決勝戦進出おめでとうございました。私も23日、すぐに予定を振り替えまして、強引に弾丸で行ってまいりたいと思います。朝行って夕方帰ってくるという弾丸で応援に駆けつけたいと思います。二連覇、何としても成し遂げたいと思います。最近ちょっといろいろ上げ潮なものですから、もしかしたらいくんじゃないかなと非常に期待しております。みんなで応援よろしくお願いします。
では、発表いたします。
始めに、第2回松島町交通社会実験の実施についてお知らせいたします。こちらを見ながらお話を聞いてください。お手元には、記者発表資料と2種類のチラシを配付しておりますが、説明内容についてはこちらの画面をご覧ください。
今回の社会実験は、10月14日土曜日から15日日曜日の2日間、午前10時から午後3時まで実施いたします。
実施内容は、国道45号の通行規制として、昨年同様に、松島海岸地区の700メートル区間で大型車の通行を規制し、そのうちの一部で全車両の通行を規制し、歩行者天国として活用いたします。
道路空間の有効活用として、歩行者天国区間に道路装飾を行うほか、イベントスペース、休憩施設として活用いたします。
適切な交通誘導及び2次交通の確保として、周辺駐車場の空き情報を提供するほか、シャトルバスやグリーンスローモビリティなどによる2次交通の運行を実施いたします。
また、仙台松島道路において、料金割引の実施に向けて、現在、関係機関と調整をしております。料金割引の実施により、交通規制による迂回車両や秋の観光シーズンにおける観光交通の仙台松島道路への転換を促し、円滑な交通を図りたいと考えております。
地域と連携した「賑わいイベント等の開催」としては、昨年の道路空間、松島中央広場に加え、松島グリーン広場において、様々なイベントや松島町周辺市町の観光PR、物産ブースの出展や特別ツアー等を開催いたします。
今回の社会実験には、昨年の交通状況やアンケート調査等で寄せられたご意見などによる課題への対応を図りながら、より効果的で円滑な社会実験を実施してまいります。
事前周知・広報の強化として、昨年は事前周知期間が短かったことから、早期の事前周知と複数回の広報を実施いたします。また、交通渋滞といったネガティブなイメージが先行したとのご意見も踏まえまして、賑わいイベントのチラシやポスターを観光業団体に配布し、内容の周知を図ると共に、看板の増設、大型化などにより交通規制の周知を強化してまいります。
次に、地域の観光事業者の理解促進と連携の強化についてであります。地元の観光事業者と十分に意見交換を行い、観光客だけではなく、観光事業者も波及効果が得られる、地域一体となったイベントの在り方を検討するため、地域住民の方々や観光事業者の方を対象とした地元説明会を開催いたします。
また、松島町周辺の三つの市、二つの町、3市2町などで構成する地域振興部会を開催し、広域観光に向けた取組や賑わいイベントの内容について検討を進めてまいりました。
観光2次交通の最適化・多様化につきましては、昨年、シャトルバスの運行により沿道店舗への観光客の立ち寄りが減少したことを踏まえ、運行ルートを見直すと共に、新たにグリーンスローモビリティ、時速20キロ未満で公道を走れる小型の電動車、ゴルフ場のカートのような乗り物を運行し、観光客の利便性と回遊性の向上を図りたいと考えております。
また、AIカメラや各種センサーを現地や車両に設置し、周辺施設や道路の混雑状況、車両の運行状況をデジタルマップであるミヤギタビマップに表示し、混雑状況に応じて、シャトルバスやグリーンスローモビリティの効果的、効率的な運行を図ってまいります。
こちらが運行ルートになります。昨年、シャトルバスは町営駐車場から観光桟橋まで運行しておりましたが、今回は、観光客の動線などを考慮し、JR松島海岸駅までとしております。グリーンスローモビリティは、南側と北側に二つのルートを設定し、シャトルバスの運行を補完する役割を担うと共に、路地裏や離れた場所にある店舗、観光施設への誘導コンテンツとして活用いたします。
最後に、賑わい創出イベントの開催についてであります。今回、赤で示しております道路空間、緑で示しておりますグリーン広場、青で示しております中央広場で、様々なイベントを開催いたします。
道路空間では、着物の生地による道路装飾、どうやってやるんですかね、着物の生地でどうやって道路装飾をやるのか分からないですけれども、今年も見てみたいと思いますが、着物ファッションショー、タレントのトークショーなど、様々なイベントを実施いたします。
グリーン広場では、松島町周辺市町の観光PR・物販ブース、子ども向け遊具の設置や水陸両用車の車両展示などを実施いたします。
中央広場では、椅子やテーブルを設置し、静かな空間の中で、ゆったりと景色を眺めながら、松島のおいしい食べ物を堪能いただくエリアにしたいと考えております。
また、社会実験初日の14日土曜日には、交通規制終了後の18時から、観光桟橋から打ち上げ花火を実施いたします。ぜひ松島に宿泊をしていただきまして、特別な松島を楽しんでいただきたいと思います。
イベントに関しましては、現在、実施に向けて調整しているものもあり、イベントの日程やタイムスケジュールはあらためてお知らせいたします。昨年以上に松島の魅力を感じられるイベントをご用意いたしますので、報道機関の皆さまには、事前の報道に加えまして、ぜひ現地にお越しいただきまして、取材をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
この件は以上です。
去年と違う点というのはどの辺、何か、運行ルートの見直し以外、去年とどこが違うのか、ちょっと教えていただければと思う。
今話したことが大きく違うところで、結構あるんですけれども、全部話しますか。
知事がここはというところを一つ二つ。
去年初めてでしたので手探りでしたけれども、去年の反省点を踏まえまして、一部のお土産屋さんのところにお客さんがなかなか来なかったといったようなことに対して改善を加えたり、あるいは、シャトルバスの運行を変えて人の流れをよくするようにしてみたり、あるいは、イベントが単発的に行われましたので、こういったようなものをしっかりと取りまとめて、しっかりと流れるような、いつどのタイミングでお客さまが来られても楽しんでいただけるような、そういう工夫をいろいろさせていただきました。また、仙台松島道路、これをできるだけ活用していただけるように割引制度なども導入したいと思っています。
私も行きますけれども、今回は松尾芭蕉にならないで、この格好で行きたいと思います。あれ結構大変だったんです、着替えるの。
次に、2点目です。今月8月8日、国の「マイナンバーの紐づけに関する総点検」の中間報告が発表され、先月実施された紐づけ作業の実態調査の結果に基づき、個別データの点検が必要な機関が選定されました。
国では、調査結果を基に、紐づけ誤りが発生しているおそれがあるものを対象に、個別データの点検を行うことといたしました。
なお、紐づけ誤りが発生しているおそれがあるものですが、資料に記載のとおり、氏名・生年月日・性別・住所のうち一部の情報により、住基ネットの利用や組織内の住基システムからマイナンバーを照会しマイナンバーを取得しているが、照会の結果、複数のものが該当した場合において、組織で定めた方法はなく、担当者に事実上任されているケースなどが該当いたします。
1、県の点検対象情報ですが、障害保健福祉情報のうち、障害者手帳事務のみが対象とされました。つまり、県が今回対象になるのは、障害者手帳の事務、これが私どものほうで総点検の対象になるということですね。あとは市町村ということになります。
これは、全国的に、障害者手帳事務における紐づけ誤り事案が多数発生し、紐づけの正確性が強く懸念されることから、全国一律に対象とされたものであります。ちなみに、仙台市は仙台市、県は仙台市以外の障害者手帳ということであります。仙台市内については、仙台市が調べるということになります。
次に、2、県内市町村の点検対象につきましては、対象市町村は12市町で、障害児支援や母子保健などの7情報が対象となりました。なお、調査対象の選定作業は現在進行中で、今週以降に最終的な公表が行われるということでありますので、今日この場で12の市町はどこですかと聞かれても答えられないということです。今、さらに精査しているということです。今のところ、12の市町が対象になるのではないかということでございます。
これは障害者の話じゃないんでしょう。
障害者手帳以外。
(障害者手帳)以外の、市町村が担当しているその他の調査の項目の中で対象となっているのが12の市町村になっているということですね。
3、今後のスケジュールですが、8月9日以降、順次、所管の省庁から点検方法等が示された後、本格的な点検に着手し、原則11月末までに完了することとされております。また、国へ進ちょく状況を定期的に報告することになっております。
県としては、引き続き国と一体となって、作業期間内にこの総点検が確実に完了できるよう、市町村と連携し、作業を進めてまいります。
私からは以上でございます。
昨日、岸田首相が現地を視察された。東電の幹部と会う一方で、地元の漁業者とは会わないという状況になっているが、これについて知事の評価あるいは感想を教えてほしい。
やはり非常に大きな、国民自体が関心を持って、周辺国も関心を持っているものでありますから、しっかりと総理自身が現地に足を運ぶというのは重要なことだと思います。私は、正直なところ、どのようなところを視察されて誰と会ってどのようなお話をされたかというのは、報道で知った以上のことは聞いておりませんので、詳しくは承知しておりません。国として最終的な判断をすべき段階に至っているのだなという感想を持っております。国が責任を持って慎重に判断をしていただきたいと思います。
今日の時点、現段階で、漁業関係者の方の理解であったり、国民の方々の理解醸成というところが、宮城県というところでもいいのだが、どの程度まで深まっているかということについて、どのように知事は考えているか。
必要性、安全性については、理解は私はかなり深まってきているとは思います。ただ、納得はされていないだろうなと思いますね。そこが難しいところだと思います。実際に海洋放出をしてからどのような反応が出るのかというのは私も全く分かりませんので、それに対する責任は国及び東電のほうでしっかりしていただきたいなと思います。
ちなみに、私のところにはまだ何の連絡も入ってきておりません。
間もなく知事会長になられるということで、知事会長として、処理水に対しての認識というのを伺いたいのと、今後、知事会としてどのように国に対して要望等、対応していくのかを伺う。
私が就任するのは9月の3日になりますので、順調にいけば24日の知事会総会で正式に選ばれたらということが前提です。その前に放流されるのか、その後に放流されるのかによっても対応は変わってまいりますけれども、知事会としても、被災3県、及び福島第一原発の処理水放流場所の周辺県、そうした人たちの意見をしっかりと国に反映させていくという取組を今までしてまいりましたので、その方針は変わらないだろうと思いますし、一番影響を受けます水産業者の皆さんの意見をしっかり聞いていくという形も変わらないだろうと思います。私が会長になったから特段の対応をするということにはならないと思います。
海産物の値下がりであるとか、輸出の面での影響というのが既に出始めているという指摘もあるようだが、あらためて風評被害の対策については、県として、あるいは知事会としてどのように対応されていくか。
これは、国も東電も責任を持って対応すると言っておりますので、風評が出た場合には責任をしっかり取ってもらうように、不十分であれば、それはしっかりと隣の県として、また、東北の知事として、全国の知事会長として、政府、東電にしっかりとはっきりと物を申していかなければならないと。できるだけ具体的にどの部分が足りないということを言わないといけませんので、しっかりと科学的なデータに基づいて、数値に基づいて、足りない部分を物申してまいりたいと思います。
処理水の連携会議のほうだが、次回は放出された後だとおっしゃっていたと思うが、現時点でどういうふうに考えていらっしゃるか、また、そこでどんなことを話し合いたいのかということを教えてほしい。
これは、先ほども言ったように、ある程度政府の考えていることの安全性についての理解は一定程度得られていますので、あとはどうなるのかということで、結果的に放流後にどういうふうな反応が出るのか、これは見えていないということですから、まずは放流後の様子を少し見て、やはり被害が出ているということであれば、連携会議を開催したいと思っております。現時点においてはまだ放流時期が分かっておりませんから、いつ開催するかということを申し上げることはできませんが、放流後に様子を見ながら、時期を逸しないような形で開催をしたいと思います。
昨日、女川原発の避難支援アプリの実証試験が行われたが、それについて成果と課題があれば伺う。
今回は避難退域時検査等場所というところで、アプリを使って、どういう効果があるのかということを調べました。去年までは、避難所運営について訓練をやったわけでありますので、去年とはまた違う訓練をやったということですね。
現地でも説明いたしましたが、あらためて説明いたしますと、女川原発から半径5キロのエリアをPAZといいます。このPAZの皆さんは、事故があったときには放射能が漏れる前に直ちに避難をするということになっておりますから、車両に放射能が降りかかっているかどうかということを調べる必要はないので、避難退域時検査等場所は通過しないで、そのまますぐに30キロ以上離れたところに避難をしていただくということになっています。
女川原発の5キロから30キロのエリア、これはUPZといいますけれども、このUPZの皆さんは、事故があった後、すぐに避難しないで、まずは屋内避難をしていただいて、それで、放射能が漏れ出したと(いう場合)、その日の風向きと放射能の濃度によって順次避難していただくということになっています。その場合は、車両等に放射能の影響があるかもしれませんので、放射能の濃度を測定していただく。そして、安定ヨウ素剤を配布するということになっておりますので、いろいろな場所でチェックをしていただく。そのチェックをする場所が、避難退域時検査等場所というところでございます。そこが恐らくすごく渋滞をするのではないかということが前々から課題になっていたということでございます。
今まで経路を変えたり、その検査場所を数多くするという工夫をすることによって、スムーズにできるだけいくようにしておりましたけれども、どうしても一台一台放射能のチェックをするので時間がかかるということでありました。そこで、従来のやり方よりも便利な、より確実なやり方ということで、今回アプリの実証実験をしたということでございます。
従来方式は、一番簡素な、一番スムーズに通るやり方をしました。つまり、何人乗っていてもドライバーの方の名字だけ、村井さんですね、何人乗っていますかと、そこしか聞きませんでした。一番認識が早く通過できるようにしたということ。アプリを使っている方は、基本的に全員アプリを持っているという前提で、スマホを持っていない方にはスマホを準備して、全員アプリを持っているという想定で、全員QRコードを読み取っていただく。つまり一番時間のかかるやり方をやってもらったということです。一番簡単なやり方を従来方式で、一番時間のかかるやり方を新しいアプリの方式でやったんですけれども、それでも4割程度、時間を短縮することができたということであります。
本当に訓練じゃなくて実際の避難ということになったら、恐らく1台、できるだけちゃんと通さなきゃいけないので、車の中で1人だけ持っていればチェックインできますので、チェックインしていただいて、そして後でその車に誰が乗っていたかということを調べていただくという形で、もっと早く通すことにはなるだろうと思いますが、今回、そのような訓練をしたということです。
やっぱり何よりもよかったのは、どこの誰が何時何分にどの検査場所を通過したかということがしっかり把握できたということですね。従来方式だと、村井さんという方が来たと、何人で通過したということしか分からないんですが、どこの村井さんなのかさっぱり分からなかったんですが、今回は仙台市の宮城野区に住んでいる村井嘉浩さんが通過したということがはっきり分かるということであります。これは後々追跡調査をする意味でも、非常に有効になるのではないかなと思っています。それが最大の成果でありました。
課題としては、やはりアプリの普及、それからお年寄りの操作、操作が苦手なお年寄りの方がおられる、こういった課題がやっぱり出てくるだろうなと思っています。防災のアプリ、ミニアプリには家族全員の分を入れられるようにしたいと思っていますので、お年寄りやお子さん、あるいは障害を持った方の分は家族がそれを補えるような形にしますから、スマホを持っている方のところに家族全員分だけ登録しておいていただければ対応ができるようにしてまいりたいと思っております。以上です。
まず、5,000ポイントの付与というのを女川でやって、あとUPZを年内やりますので、それでどれぐらいの方がこのアプリを入れていただけるのか。今までずっとやってきたのは、いろいろな団体の上の方に説明、つまりある程度お年を召された方に説明をしているんですけれども、5,000ポイントはおぎゃあと生まれた赤ちゃんから小学生、中学生、高校生、みんなその対象になりますので、そういう意味では若い人が結構入れてくれるんじゃないかなというのを期待しているんです。若い人は意外とやってくれる、あと口コミで広がっていくんじゃないか、こういうのやったら5,000ポイントもらえるよ、買物できるよと、どんどん口コミで広がっていくので、その効果を期待しているんです。1回やってみたいと思っています。
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