掲載日:2022年1月4日

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宮城県知事記者会見(令和3年12月27日)

知事定例記者会見

【知事発表項目】について、手話通訳を導入しています(原則、会見日の翌々日公開)。

【知事発表項目】ワクチン・検査パッケージ等定着促進事業および感染拡大傾向時の一般検査事業について

村井知事

それでは、私から1点、皆さまに報告いたします。一言で言うと、二つの制度があります。そして、その協力してくださる事業者を募集しますという事業者募集の報告ということであります。
ワクチン・検査パッケージ等定着促進事業および感染拡大傾向時の一般検査事業について説明をいたします。
二つですね。まず一つ目、まず、ワクチン・検査パッケージ制度であります。これは、飲食店やイベント主催者等の事業者が、利用者のワクチン接種歴または検査結果のいずれかを確認することにより、感染リスクを低減させ、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置等において課される行動制限を緩和する制度であります。
ワクチン・検査パッケージ等を利用するため必要となるPCR検査等を無料で実施する検査事業者の登録を先週12月23日木曜日から受け付けしております。対象となるのは、無料検査を実施しようとする医療機関、薬局、衛生検査所、ワクチン・検査パッケージ制度の登録を受けたイベントの主催者、飲食店、カラオケ主業店等の事業者となります。カラオケを主ななりわいとしている事業者ということになります。事業者の登録方法は、県のホームページに掲載している実施計画書を県に提出いただくことにより受け付けをいたします。登録が完了し無料検査を行うことができる事業者は、随時、県のホームページで公表いたします。
なお、無料検査の対象は、誰でも受けられるわけではありません。無料検査の対象は、健康上の理由によりワクチンを接種できない方及びワクチン接種の対象となっていない12歳未満の子どものうち、無症状の方で、ワクチン接種を受けられない理由等を検査場所で申告いただくことで、無料で検査を受けることが可能となります。無料検査の実施期間は、来年の3月31日までとなります。
また、この検査を受けた方は、登録店であることを示すこのピンクのステッカーが掲示された認証店などで、緊急事態宣言等の適用下でも、5人以上の会食やカラオケ設備の利用が可能となります。
次に、二つ目、資料の2枚目、感染拡大傾向時の一般検査制度についてであります。
この制度は、感染が拡大傾向にある場合に、新型インフルエンザ特別措置法に基づいて、都道府県知事の判断で、感染に不安のある無症状者に対して、無料で検査を受けることを要請するものであります。
検査事業者の登録は、先週12月24日金曜日から受付をしております。対象となるのは、先ほどとは違いまして、医療機関や薬局などであります。先ほどはもっと多かったですよね。ワクチン・検査パッケージ制度の登録を受けたイベント主催者や飲食店、カラオケをなりわいとしている事業者などが対象でしたけれども、今度は、医療機関、薬局などであります。登録には、先ほどのワクチン・検査パッケージと同様に、県のホームページに掲載しております実施計画書を県に提出していただくようお願いいたします。
なお、無料検査の対象者は無症状の方であります。先ほどのワクチン・検査パッケージとは異なり、ワクチンを接種した方も対象となります。感染が拡大しているということでありますので、どなたでも受けることができると。先ほどは、理由があってワクチンを接種できない方だけが対象ということであります。この無料検査の実施時期は、県知事が、感染に不安のある無症状者の方に対して、検査受検を要請した後となりますので、現時点でいつになるか申し上げることはできません。しかし、既に東京、大阪、京都、福岡、沖縄、もうこの5県ではこれが始まっております。本県でも、感染状況から判断して、国とも協議をしながら、開始時期を決めたいと思います。
新たな変異株であるオミクロン株の感染拡大も懸念されておりますし、年末年始にかけて、帰省等により人が動く・集まる機会が増えるものと思います。先週の会見でも申し上げましたが、県民の皆さまには、マスクの着用、手洗い等の手や指の衛生など基本的な感染防止対策を引き続き徹底していただきまして、安心・安全な年越しを迎えていただきたいと思います。
私からは以上でございます。

Q

一つ目と二つ目、それぞれ対象となる医療機関なり飲食店の対象はどのくらいになるのか、全体で。全部がもちろん登録するわけではないが、分母となる対象というのは全県でどのくらいか。

村井知事

かなりあると思いますよ。

担当課

これから募集をいたしまして登録いただくところになりますので、今のところ総数は想定はできておりません。

村井知事

かなりの数になりますよね。

Q

このワクチン・検査パッケージ等定着促進事業だが、話が出てからだいぶ時間がたっているので、県民の皆さん、無料検査の対象となるこの二つの方々というのは、自分が利用できるのかどうかが分からない人もいるのかなと思うが、そういった方への周知というか情報発信の部分はどのように行っていく予定か。

村井知事

メディアの皆さんを通じたり、県のホームページなどでお知らせをすることになりますけれども、やはり皆さんから県民の皆さんに告知をしていただくということは極めて重要だと考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
まずはこのワクチン・検査パッケージ等の事業については、事業者が出てまいりましたならば、速やかにスタートをすることになります。繰り返しになりますけれども、健康上の理由でワクチンを接種できなかった方、また、12歳未満のお子さんのうち、無症状の方ということになりますので、かなり限定はされるかというふうに思いますけれども、ぜひ活用していただきたいと思いますし、東京等でもうスタートしておりますので、今後、感染が拡大するということが見えてまいりましたら、ちゅうちょすることなく、早めにこちらの感染拡大傾向時の一般検査事業もスタートさせたいと思います。
いずれにしても、この事業者、協力してくださる対象事業者がないと検査できませんので、身近なところで検査できませんので、できるだけたくさんの医療機関、薬局、衛生検査所等で協力をしていただきたいと考えております。

記者発表資料1(PDF:180KB)

記者発表資料2(PDF:118KB)

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オミクロン株の動向を踏まえた年末年始の対策などについて

Q

先ほど少しお話が既にあったが、全国的に幾つかの場所でオミクロン株の市中感染が確認されてきている。そういった中で、年末年始で人の移動が増えるということで、県としての感染対策、県民に対する呼びかけなどがあればお願いしたい。

村井知事

既にオミクロン株、複数の都府県で市中感染が確認されております。年末年始、多くの人が帰省されますので、人が動きます。恐らく県内に入ってくる、そう予測をしておかしくないだろうと思います。県では、オミクロン株が急速に拡大した場合に備えて十分な医療提供体制を整えておりますので、まずは、そういった意味では病床が急に逼迫するということはありませんから、ご安心をいただきたいと思いますが、しかし、コロナウイルスに罹患いたしますと苦しい思いをすることは間違いないと、発熱があり苦しい思いをすることは間違いないと思いますし、大切な家族にうつすことがありますので、感染拡大の防止のために引き続きソーシャルディスタンス、不織布マスクの着用、小まめな換気、手や指の消毒、こういったようなものを徹底をしていただきたいとお願いを申し上げたいと思います。
また、ワクチン未接種の方、健康上の理由でなく、その他の理由でワクチンをまだ打っていない方については、できるだけ早く接種をしていただきたいと思います。

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県内2例目の豚熱について

Q

先週、豚熱の2件目が丸森町のほうで発生した。感染経路の調査状況と感染対策の部分が具体的にあれば教えてほしい。

 

村井知事

まず、感染の原因ですけれども、今回は、農場で確認いたしましたけれども、やはり全頭、全ての豚にワクチン接種は終わっておりました。豚熱のワクチン接種が終わっていたということであります。また、周辺の状況ですけれども、農場の全周が金属フェンスで囲われておりました。そして破損もありませんでした。ただ、隣接地でイノシシが目撃されておりますし、10月に入ってから農場近くに死亡野生イノシシが発見され、調べたところ豚熱の陽性反応が出たということであります。12月12日に大河原町で発生した養豚農場でも、立入調査時に、発生豚舎内でネズミ類のものと思われる糞便を確認をしたということでございます。恐らく野生イノシシにより増えた豚熱ウイルスが野生動物やネズミ等により間接的に豚舎内に持ち込まれた可能性が高いと考えております。イノシシが直接入ってということではないと思います。間違いなくネズミ等小動物の理由により感染をしたのではないかと思います。
今後の感染対策ですけれども、どうしてもああいった豚舎は完全密封ということはできません。一部、小さな隙間ができてしまいますので、そこから小動物が入るということはどうしても避けられないということであります。従って、ワクチンだけで100%防ぐことは難しいですけれども、免疫を獲得していない子豚などがかかりやすいということでありますので、さらにワクチン接種の励行をする、また、野生イノシシの捕獲強化などに取り組むことが重要ではないかなと考えております。
小さな子豚にもワクチンの接種しているんですけれども、専門家に聞いたところ、生まれた子豚というのは母親の母乳から抗体をもらっているので、抗体が高いときにワクチンを打っても無効化してしまうらしいんですよ。それで、しばらくして本来ワクチンを打たなきゃいけないといったときには免疫がなくなっていて、効果がなくなってしまうということらしいです。ですから、ワクチンだけで防ぐというのも非常に難しい、特に子豚が難しいということだそうであります。

Q

豚熱の件だが、行動制限について、ワクチン接種をしていたから今回もしなかったと思うが、大河原でも距離は遠いので直接的感染はないと知事は言っていたが、他県を見ると、ワクチンをしている、していないにかかわらず行動制限をかけたところもあるそうなので、その件について受け止めというか、その判断について所感を伺う。

村井知事

つまり移動制限ですね。これ、担当、分かりますか。はい、どうぞ。豚の行動制限について。

担当課

当該農場の豚に関しましては移動の制限をかけております。ほかの農場につきましては、ワクチン接種済みですので、全国的に同じ対応なんですけれども、移動の制限はかけていない。屠畜はできるというような状況になっております。

村井知事

宮城県は県内の豚全てワクチン接種するようにしておりますので、ワクチンを接種した場合は行動制限はかけないというのが全国のルールになっておりますので、そのルールどおりにしていると。発生した農場については、当然行動制限をかけております。

担当課

先ほど当該農場というお話だけしましたけれども、疫学関連農場というところで、指針で決められた、ある一定期間同居していた豚とか、精液の関係で疫学的に関連のある農場についても、同じように制限がかかると。その他の農場については、ワクチンを接種しているということで、全国的に同様の対応ですけれども、移動の制限はかけないということになります。

村井知事

今回の場合は、大崎市の1農場については、行動制限がかかるということですね、関連農場だということです。

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県内4病院の再編について

Q

4病院の再編の関係で、仙台市の郡市長から、県の見解に対して残念だという受け止めがなされたのと、あと、先日、仙台市の有識者の懇話会のほうでも、改めて県の見解に対しての受け止めというか、そういったものも議論されたかと思うが、この議論をご覧になったかどうかも含めて、今の知事の受け止めを教えてほしい。

村井知事

まず、市長の会見ですよね、非常に残念であるということなんですけれども、私がその前に、前日ですかね、プレゼンテーションをここでやりましたけれども、その内容についてお話しになったというよりも、私が情報を公開できることには限界があるんですよといったようなことについて残念だとおっしゃったように、新聞報道、テレビの報道から私は受け止めました。これについては見解の相違でありまして、私どもとしてはここが限界だと、どうしても民間の病院との関係で説明をしておりますので、民間病院が公開をしていいという情報までしか出せない、これはもう私としてはやむを得ないことだと思いますが、それについて郡市長は残念だというふうにおっしゃったと受け止めをいたしました。そのあたりについて、ちょっと私、報道からは分からなかったものですから、議事録も読んでおりませんので、ご理解をいただきたいと思います。
数日前に、仙台市の懇話会が開催をされたようであります。これも報道から知る限りにおいては、全て参加された方が否定的なことをおっしゃったわけではなくて、肯定的な意見、やむを得ないのではないかといったような意見も出たようであります。また、仙台市立病院の院長先生でしょうか、がオブザーバー的に参加をされてお話をなさったそうですけれども、これについても、長い目で見たら必要ではないかというようなご発言もあったと聞いておりまして、そういった意味では、全てが反対、全てが賛成ということではなく、いろいろなご意見が懇話会の中で出たものと受け止めております。
ただ、一つだけ、応需率という、救急車を呼んだときに病院に受け入れていただけるか受け入れていただけないかという、応じていただけるかどうかの率ですよね、応需率、これについてその会議の中で言及があったということなので、少し調べてみましたけれども、応需率の定義及び統計というものは正確なものはないと聞いております。仙台市の病院の応需率69.2%というのは、仙台市の消防局が独自に算出をされたものと受け止めておりまして、しっかりとした定義、しっかりとした統計というものはないようであります。しかし、いずれにせよ、消防が7割程度しか電話をして1回目で受け入れてもらっていないんだということであれば、これは今後しっかり考えていかなければならないと思います。
私がこの間お話ししたのは、この場でお話ししたのは、今まで二つの病院が受け入れていただいている人が外に出て、そして外から入ってくる患者をもし二つの病院である程度飲み込むとすれば、仙台市全体の負担率は軽くなるんじゃないでしょうかというお話をいたしましたけれども、これは当然地域ごとで、また個別に考えていかなければならない。仙台市全体としては恐らく負担は軽くなると思いますけれども、またそれぞれの地域地域で当然変わってくると思いますので、これは今後病院をどこに造るかということがだんだん決まってくれば、それに基づいて、それをベースにどのような形で患者を搬送していけばいいのかというようなことは考えていかなければならない問題だと思っております。ただ、今はまだ病院をどこに造るかも決まっていない段階ですので、まだその協議を進めることもできないと。そういうことも考えながら、今後調整をしていきたいと思います。
また、仙台市長が、それは宮城県さんが考えていただきたいということでありましたけれども、当然、県は主体的に考える立場にありますけれども、当然これは市町村、仙台市さんも一緒になってお考えいただく問題ではないかなと思います。先ほど、仙台市立病院の院長先生のお話と言いましたが、仙台市立病院の救命救急センター長のお話ということでした。大変失礼しました。

Q

仙台市の受け止めというか考え方としては、やはり新しい病院のほうの受入れ機能というか、救急機能というものがどれくらい受け入れて、実際に仙台市の病院のほうで負担が軽くなるのかというイメージが湧かないと、なかなか首を縦に振れないというイメージを郡市長はお持ちだったように受け止めている。その2病院の規模感であったりだとか、医師も含めてだと思うが、そのイメージというものがどれくらい出せるものなのか、それを決めるに当たって仙台市の協議はどういった形で進むのかというイメージを教えてほしい。

村井知事

おっしゃるとおりですよね。どこに造るのか、どのぐらいの病床数にするのか、どういった診療科にするのか、それによって変わってくると思います。従って、そういったことも含めて、それプラス病院経営という視点も入れて、今後検討することになるということであります。それがこれからスタートするということですね。やっとスタートしたばかりということです。

Q

仙台市もその議論というか、その中に要所要所で加わるということもあり得るということになるのか。

村井知事

うーん、議論している間に日赤さんなり労災さんからそういう話があって、仙台市さんのご意見も聞きましょうということになるかもしれませんけれども、常に全ての会議にどこかの市町村の方に入っていただくということは今のところ考えていないということです。今後の話合いの中で、仙台市の考え方も聞きましょうということになるかもしれません。それは分からないです。

Q

救急医療に関しては、市の懇話会の中でもいろいろと課題があって、県のほうでもいろいろな課題を認識されているかと思うが、再編だけでは解決できない課題もあるかと思うが、そういったものはどういった過程で解決していくのか。仙台市としては、多分病院の具体が分からないとなかなか市内の調整もできないという主張だと思うのだが。

村井知事

そのとおりですね。病院の再編をして数だけ調整すればいいということではなくて、どのように連携を取っていけばいいのかといったようなことが非常に重要になってくると思います。既にもうそういった仕組みが仙台消防としてはきちんと出来上がっていますので、それをもう1回考え直さなければいけないという意味では、仙台市のご協力というのは必ず必要になってくると思いますし、仙台市消防さんのご意見も聞きながらよく考えていかなければならないと思っております。ただ、何度も繰り返しますけれども、まだそういったところにまで至っておりませんので、今後、さらにこの話を進めていったときには、黒川や名取、阿武隈、塩釜の地域の人たちのことだけではなくて、仙台市民の命をどう考えるかということも当然非常に重要なことになってまいりますので、出ていったことに対する影響というものをよく考えて、場所としてはどういった場所がいいのかということは、当然県としては考えながら主張していくということが重要だろうなと思っております。ですから、ある程度決まるときには、方向性が出てくるときには、仙台市さんの声もしっかりと聞きながら調整していくことになると思います。

Q

確認だが、早めに救急体制を構築したいという仙台市のご意向があるが、まずは土台があってからという形ということか。

村井知事

そうですね。はい。

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東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会宮城県会場の有観客での開催について

Q

今年最後ということで、少し前の話題を聞いて申し訳ないが、今年の夏のオリンピックの有観客試合を開催したが、改めて当時の決断をこのタイミングで、その当時の決断をどう振り返るかというところと、あと、成果、反省点などがあれば教えてほしい。

村井知事

まず、当時の決断、有観客にした当時の決断を振り返ってということですが、成果にもつながると思います。私はやってよかったと思います。これは全て結果で判断するしかないんですけれども、有観客でやったことによって、スタジアムに足を運んだ方でコロナにかかった、あるいはクラスターが発生したということは報告として上がってきておりませんので、皆さんが心配をされたようなことは起こらなかった、それだけきちんとした対応ができたものというふうに思います。ということは、つまりやってよかったと、間違っていなかったということになるだろうと思います。
反省点とすれば、そうですね、反省点ね、何かありますかね、反省。本当にきちんと対応できたと思うんですよね。特にあの件に関して、これは失敗したなというような反省点は特にないですね。

Q

その後の対策本部会議等でも、オリンピックによる人流がどれだけ影響したかという部分、都度、数字としても、グラフとかでも出されていたような気がするが、その後の検証というか、この夏以降のコロナの感染状況に対する影響という部分で、県が具体に検証されたものはあるか。

村井知事

オリンピックに関して検証するというのはやっていないですね。これは宮城だけの問題ではありませんで、東京を中心に日本各地を使ったオリンピック・パラリンピックであったわけですから、これは政府なり東京都がしっかりと解析をされて分析をされて公表するべきものだと思っております。

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白石市白石一小での防球ネット事故について

Q

こちらも今年の春頃の話だが、白石市の小学校で防球ネットの支柱が折れて児童2人が死傷したという事故があった。その後、白石市のほうでも再発防止策などを検討しているところで、一部、市と県が連携して自治体を超えた情報共有を目指すという発言があるが、小学校の中でこういった支柱だったりとか、そういうハードの部分での危険箇所等の情報共有などの部分で、具体的に何か動き始めているものなどあれば教えてほしい。

村井知事

あの事故がありましてからすぐに県教委から各市町村の教委のほうに点検をしていただきたいというお話をさせていただきましたけれども、その後についてはちょっと私、何も報告を受けていないんですけれども、担当来ていないですよね、教育委員会来ていないですよね。ちょっと後で投げ込みを、教育委員会のほうから後で投げ込みしてもらいます。

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今年を振り返って

Q

年頭に今年の漢字ということで躍進の「躍」という字を掲げていたと思うが、交流人口の拡大とかそういうことも元に戻すということを言っていた中で、その「躍」という字に込めて、できたこととできなかったことを1年を振り返って教えてほしい。

村井知事

コロナ禍で大変な1年でありましたけれども、コロナ禍でもオリンピック・パラリンピックの関連行事を行ったり、豊かな海づくり大会を行ったり、また、何と言いましても東日本大震災の丸10年を無事に迎えることができて、多くの被災者の方から、宮城は随分復興しましたと言ってもらえるようになったということが大きかったと思います。また、いろいろな道路等のインフラが次々と完成ができたということは非常に大きかったと思います。
できなかったことといえば、コロナの影響で大型観光キャンペーンができなかったということに象徴されるように、人が動く、人が集まるような行事がことごとくできなかったり縮小せざるを得なかったというのは非常に大きかったというふうに思います。残念に思います。

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牛乳の過剰供給について

Q

生乳が年末年始に供給過剰になってしまって大量に廃棄されるかもしれないというような懸念があると。この件で、宮城県として何か対応することがあれば教えてほしいのと、あと、消費者に向けてメッセージがあれば教えてほしい。

村井知事

先日、東京都知事が牛乳を飲んでおられました。記者会見でですね。そういうパフォーマンスもされておられましたけれども、その報道を見て、生乳が搾乳がかなり余剰が出ているというのを報道で知りました。宮城県でも、乳牛で搾乳しながら酪農で生活を、なりわいを立てている方たくさんおられまして、高齢化で後継者がどんどん少なくなっていく中で、事業を継続していただいております。そういう状況下で消費が冷え込んでしまうということは、次につながらなくなってしまう大きな要因になると思っております。非常に大きな危機感を持っております。私も、ほぼ毎日、必ず1杯は牛乳を飲むようにしておりまして、私一人の力ではできません。多くの県民の皆さんも牛乳を飲む協力をしていただきたいと思います。カルシウムを取る、また、栄養バランスという意味でも、牛乳は非常に健康にいい飲み物でありますので、積極的に摂取をしていただきたいとお願い申し上げたいと思います。県としての対応というものですが、この段階で特にこの問題に対しての支援というのは今のところないんですが、状況を見ながら、対策というものをちょっと検討してまいりたいと思います。

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