掲載日:2021年11月17日

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宮城県知事記者会見(令和3年11月15日)

知事定例記者会見

【知事発表項目】について、手話通訳を導入しています。

【知事発表項目】地域医療の課題解決の方向性に関する仙台医療圏市町村長会議の開催について

村井知事

それでは、私から1点発表させていただきます。地域医療の課題解決の方向性に関する仙台医療圏市町村長会議を開催いたしますので、お知らせをするものであります。
市町村を対象とした会議につきましては、先月13日に仙台医療圏管内の市町村の担当者を対象に説明会を開催をしたところであります。その後、幾つかの市町村から、市町村長を対象とした意見交換会の開催についてもご要望がございました。県としても、県立病院を含む4病院の統合・合築の方向性につきましては、仙台医療圏の地域医療に大きく関わるものであり、市町村長との意見交換は大変有意義であると考え、このような会議を開催することにいたしました。
内容につきましては、9月9日に公表いたしました「政策医療の課題解決と県立病院等の今後の方向性」についてという内容について説明をいたしまして、意見交換を行うものであります。
会議ですが、今月11月24日水曜日午前10時からウェブ会議で開催をいたします。私はこの県庁にいるということであります。
会議はマスコミにフルオープンにしたいと考えております。取材にぜひお越しいただければと思います。
私からは以上でございます。

Q

先月の13日の会議の中で、10月末までに書面で市町村から意見を求めるようなことがあったかと思うが、どういった意見が多かったのか、教えていただける範囲でお願いする。

担当課

今、ちょうど内容の取りまとめをしておりましたけれども……

村井知事

まだまとまっていないので、ちょっと今の段階では発表を控えたいと思います。

Q

その意見の中で市町村長への説明(会)を開いてほしいという意見があったという理解でいいか。

担当課

はい、中でもございました。

村井知事

中でもあったそうです。

Q

これまでいろいろ13日の会議以外でもそれぞれ首長さんたちとお話しする機会があったかと思うが、そういう中で、われわれが存じ上げている範囲で言うと、仙台市長からは、反対というか、少しきちんと議論したほうがという声が出ていると思うが、それ以外の市町村長の意見について、知事がお知りになっている範囲でどのような反応なのか教えてほしい。

村井知事

具体的なお名前は言いませんけれども、仙台市長以外は慎重にと言われる人は一人もいませんでした。

Q

多数決とかそういう単純な話ではないだろう、その点承知はしているが、そのような首長さんたちの意見を踏まえた上で、知事はどのようにお受け止めになって、どう今後展開していこうとお考えになるか。

村井知事

市町村長さん方のご意見を聞きながら、そして県議会の声なんかも聞きながら、私としては、宮城県知事でありますので、宮城県全体の医療の在り方、全体のバランスというものを考えて今後4病院と交渉していきたいなと思っています。
なお、先ほど仙台市長さんが私のところにお越しになりまして、今日の11時30分、そろそろだと思うんですけれども、仙台市の考え方を取りまとめたものを担当者から県の担当者のほうにお持ちしますので、ぜひご覧になってくださいというお話がありました。詳細については、全然見ておりませんのでコメントできませんけれども、恐らく今日間もなく、もう届いているかもしれませんけれども、11時半前後に市の担当者の方が県の担当者のほうに、仙台市の考え方、この問題に関してですね、を取りまとめたものをお持ちになっていると思います。

Q

そのお持ちしたものをまずこれからご覧になると思うが、知事としてあらためてスタンスに変わりないということを確認させていただきたいが、仮に懇話会とかで仙台市のほうでいかに県の案について修正をかけてほしいということがあっても、知事としては公約どおり進めていくという考えに変わりはないか。

村井知事

もちろん、公約どおりやらなければならないということでは決してないんですけれども、公約で掲げたものでありますから、それを目指して努力はしていきたいと思っております。もちろん、全てそうですけれども、公約どおりならない場合もございます。何度も言っているように、これはあくまでも私の選挙時の考え方でありまして、それを受けて選挙結果が出た。そして、これをもって日赤さんと労災さんと交渉すると。日赤さん、労災さんの考え方もありますでしょうし、また、その間に入っていただいている東北大学さんをはじめ、いろいろな医療関係、医療機関の考え方もありますし、それぞれ自治体の考え方もありますので、そういったようなものを総合的に調整をして結論を導き出すということであります。決して結果ありきではない。ただ、選挙のときには、自分の考え方をまずやっぱり県民にお示しをする必要があるだろうと思ってお示しをしたということであります。

Q

先ほどそれでほかの首長さんに聞いたところ慎重にという意見は全くなかったということだが、逆に積極的に進めるべきだという声はあったのか。

村井知事

そういう声もありましたね。

Q

どれくらいか。

村井知事

みんなに聞いたわけじゃありませんので、会っていろいろ話をしていれば、村井さんの考え方は当然ですねという声のほうが圧倒的に多かったと思います。あまり言うとまたね、お得意のアンケートをするでしょうから。

Q

先日に開かれて地域医療構想調整会議だが、その位置づけ、委員の方からのこの4病院の再編についての中で、あのときは報告という形で県の立場というか、説明されたわけだが、いろんな自治体のお話を聞くとか、いろいろな会議体、枠組みがある中で、この調整会議の位置づけというのは、先ほど知事おっしゃったように、一つのいろんなものを総合的に勘案してという中の1ピースということになるのか。ある程度は形として定まった段階で県の立場として報告をして、調整会議の意見を聞くということになるのか。これまで全国的に、調整会議の場でいろいろ再編問題が話し合われるということもケースによっては全国的にあると思うが、そのあたり知事は、調整会議の位置づけというのはどのように考えているのか。

担当課

地域医療構想調整会議自体は、ある程度、新しい病院に限らずですけれども、具体的なお話が出た段階で、医療機能でしたり病床数でしたりといったところを議題にしてお諮り、ご意見を頂戴することにはなりますけれども、ただ、今回もそうですけれども、やはり随時医療関係者の方のご意見を頂戴する場として活用させていただくといったような実態がございます。

Q

ということは、ある程度具体的になっていって、節目節目で会議が開かれるタイミングで報告をされるというような理解でいいわけか。

担当課

そうですね。例年、大抵2回ずつ程度開催しておりますので、随時こういった形で情報提供させていただいて、ご意見を頂戴しているということになっていくことが想定されます。

Q

何らかのあちらに何かイニシアチブというか決定権があるような、この問題に関しては少なくともそういう立場ではないということか。

村井知事

そうですね。ですから、同じような位置づけで今回、仙台医療圏の市町村長会議というものを開催する。ルール上決められたものではありませんけれども、そういったようなものも開いて市町村長さんのご意見を聞くと。医療関係者の皆さんのご意見を聞く場として、今回は地域医療調整会議というものを活用させていただいたということであります。

Q

確認だが、この場での説明は9月9日に発表したものに基づいた説明で、その後の知事の公約に基づいた知事のご意見も含まれるのか、含まれないのか。

村井知事

これから内容については考えますけれども、そういったことも考えられると思います。選挙でもう皆さんご存じになったわけで、今さら包み隠す必要はないと思いますので、9月9日でこういうふうに公表しましたけれども、あらためて選挙で私はこう言いました。今後はこれをベースにいろいろ調整をします。できれば来年度中に基本方針、基本合意、目指したいと思います。内容については、病床数であったり診療科であったり、場所であったり職員の処遇であったり、そういったようなものが示せればいいと思います。ぐらいのことを言えたらいいかなと思っておりますけれども、まだ何も決まっておりません。これから考えます。

Q

何も決まっていないというところだが、9月9日に発表した方針に加えて、知事のご意見も皆さんに説明されるということか。

村井知事

まあそうですね。首長同士なので、私はこう考えますということを申したいと思います。

記者発表資料(PDF:129KB)

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3回目のワクチン接種について

Q

国の新型コロナワクチンの3回目接種について12月から始めるという方針を示している。これについて、県の準備状況はどのような具合か教えてほしい。

村井知事

ワクチン、3回目のブースター接種についてお話ししたいと思います。
もう皆さんご承知だと思いますが、先週11月11日に国からファイザー社製のワクチンの件について、18歳以上を対象に、2回目の接種から少なくとも6か月を経過した後に3回目の接種を行うことができるということを承認をしたという発表がございました。それを受けまして、今日から、11月15日から11月28日までに、ファイザー社製のワクチンが第1クールとして宮城県に57箱、6万6,690回分が届くことになっております。現在、このワクチンの配分等について市町村と協議を進めているということでございます。
モデルナについては、まだ国から何も示されておりませんが、間違いなくモデルナ社製のワクチンも使うことになるだろうということを考えております。モデルナ製のワクチンにつきましては、県全体の約14%、仙台市の約25%、仙台市民の4分の1がモデルナ製のワクチンを使って接種をしておりました。従いまして、モデルナのワクチンを使うことに恐らくなるだろうということを考慮しながら準備を進めたいと考えております。まだ国から認可が下りておりませんので、いつからということを申し上げることはできませんけれども、そういうことを前提に東北大学さん、また仙台市さん、市町村と打合せをまたしているということであります。
今日、実はこの後、東北大学病院の冨永先生をはじめ関係者の皆さんがお越しになりまして、私から感謝状をお渡しするんですが、その場で私から直接冨永先生に、大規模接種センターを開設をして3回目のワクチン接種をしたいと思っておりますので、ご協力お願いしますというお願いをしたいと考えております。これがないと、恐らく3回目のワクチン接種がスムーズに進まないだろうと思っております。仙台市民の25%がこれで接種しておりますので、必要だと思っています。場所の確保につきましても準備を進めています。県民の方がモデルナ製のワクチン接種してから8か月になると2月スタートなんですけれども、今日は何か朝のニュースで6か月、先ほど6か月ファイザーは認められたんですけれども、モデルナももしかしたら6か月ということになると、さらに早めなければいけないことになりますので、場所の確保ができるかどうか、ちょっとその辺の調整がこれから必要になってきますけれども、取りあえず8か月たってから打てるようにということで、場所の確保も今準備を進めているということであります。
一部訂正します。ファイザー社製のワクチンは第1クールの分を今調整中と言いましたが、もう調整先は決まったそうです。先ほど申し上げた6万6,690回分については、市町村への配分は決まったそうです。
また、モデルナワクチンについて、先ほど仙台市分が25%と申し上げましたけれども、25%は大規模接種センターで接種した人が25%ということで、その他、職域接種などでモデルナで打っている方がおられますので、それを入れると仙台市民の37%はモデルナで接種したそうです。よろしいでしょうか。大規模接種センターが25%ということです。従って、いずれにしてもあそこで25%は賄ったわけでありますので、これがなくなると3回目接種がかなり滞ってしまいますので、3回目接種ができるようにお願いをしたいと思います。
国から現時点においては、交差接種、モデルナ・モデルナ・ファイザー、ファイザー・ファイザー・モデルナが認められるかどうか、これもまだ指示が出ておりませんので、これも6か月、8か月かの期間を含めてまだ未確定の部分ですので、そういったようなものの全体を見ながら調整を進めていくということであります。早め早めに準備を進めております。

Q

東北大に協力を依頼する大規模接種3回目についても、場所はヨドバシビルを想定されているということでいいのか。

村井知事

ヨドバシビルに調整しているのは事実です。ただし、期間が8か月なのか6か月になるか、2回目の接種からですね、それによってまた変わってくると思います。もしかしたら貸してもらえないということになるかもしれないですね。

Q

現段階ではヨドバシを念頭に調整されているということか。

村井知事

はい、調整しているということです。ただ、確定はしていませんけれども。

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知事4期目の振り返りと5期目への意気込みについて

Q

11月20日で村井知事の4期目の任期が満了となるが、4期目の振り返りと5期目の意気込みをあらためてお願いする。

村井知事

まず、4期目の振り返りでございますが、4期目の後半はコロナ対策に忙殺されたわけでありますけれども、そうした状況の中でも、前半部分で災害公営住宅が全戸完成をいたしまして、気仙沼大島大橋も開通、このような形で(復興に関する)ハード整備は非常に順調に進んだ4期目であったかなと思っております。また、そうした中で令和元年の東日本台風なども襲いまして、必ずしも安寧な4年間であったとも言えないと思っております。
そうした状況下でありましたけれども、例えば次世代放射光施設の設置が決定し工事がスタート、宮城オルレがオープン、新ブランド米の「だて正夢」がデビュー、また、女川原発の2号機の再稼働の理解の表明、県民会館、NPOプラザの再編に関する方針がまとまった。仙台空港の24時間運用が動き出した。上工下水一体官民連携運営(みやぎ型管理運営方式)の関連が議案として可決をされた。そして、県立病院の再編、これについても方針が固まりつつある。その上で、東京オリンピック・パラリンピックの競技大会を有観客で開催をし、第40回全国豊かな海づくり大会を開催できました。このように、4年間あっという間でありましたけれども、いろいろなことが適宜取り組めたのではないかなと思っております。厳しいご批判がある場面もございましたけれども、宮城県全体の発展を考えながら、繁栄を考えながらですね、思い切って施策に取り組んでよかったと思っております。
5期目の意気込みでありますが、まずは選挙のときに現職として政策集を取りまとめまして、それを県民の皆さまにお示しをいたしましたので、この政策集としてお示しをしたものを一つ一つ4年間で実現できるように、最大限の努力をしてまいりたいと思っております。

Q

4期目、様々なことを手がけられたが、一番思い入れがあるという事業があればお願いする。

村井知事

そうですね。やはり何といいましても、災害公営住宅が全戸完成をして気仙沼大島大橋が開通をした、こういったハード整備が、10年間という期間、決して短かった、早かったと思いませんけれども、あれだけの被害があって、10年間でここまで来れたというのは本当にすばらしいことだなと思っております。

Q

震災関連がある程度復興が完遂というか、うまくいったということか。

村井知事

そうですね。

Q

先ほどの質問と裏返しで、積み残しているところ、本当は4期目に実現したかったけれどもできなかったこと、5期目は必ずやり遂げたいところというのはあるか。

村井知事

積み残したものね。復興関連で言いますと、いつも言っているように、被災者の皆さん、やはり10歳年を取られて、選挙中、災害公営住宅を回らせていただきましたけれども、やっぱり出て来られた方ですね、皆さん口々に決して生活は楽でありませんというようなお話をされておられました。これが本当の被災者の声だろうなと思います。やはり被災者の皆さんに寄り添った支援というのは必要になってくるなと思いました。
また、県民会館、NPOプラザ、こういったようなものがこれから設計に入ってまいりますので、よりよいものを造りたいなと思っておりますし、上工下水のみやぎ型管理運営方式もいよいよ来年4月からスタートすることになりますので、順調にスムーズに進むようにしていきまして、県民の皆さんにああやっぱりよかったんだと思ってもらえるようにしていかなければならないと思っています。病院の問題もしかりであります。
防災拠点もまだ積み残していると思っています。

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復元船サン・ファン・バウティスタの解体について

Q

石巻市のサン・ファン・バウティスタ号だが、先日解体工事が始まったが、一部で反対の声もあるようだが、解体の是非など、知事、どのようなご所見をお持ちか教えてほしい。

村井知事

解体工事は議会で予定どおり進めるということが認められましたので、着実に進めてまいりたいと思っております。ただ、これは現在係争中の案件です。従って、詳しいことについては、申し上げることは控えたいと思います。
なお、市民団体の方が来られて書面を受け取らなかったとおっしゃっていたようですけれども、そういう事実は全くございませんで、私とか副知事とか部長は意思決定をする立場にありますので、それはさすがに係争中ですので受け取りは難しいというお答えと、あと、その日は副知事に会わせてくれということだったのですけれども、副知事は予定が入っていますので難しいですという断り方をしたということです。決して受け取らないとは言っておりませんで、担当者が受け取れば、それを順次上に上げていくという予定にしていたということで、あの記者会見は誤りだと私は認識をしております。

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新型コロナ第6波への備えについて

Q

ワクチンだけではなくて、第6波への備えというところで政府方針を決めていたと思う。入院患者のピーク時の3割増えた形で受け入れられるような体制とか、宿泊療養施設に関しても3割増しみたいなものが政府合意として示されていたが、県としてそこら辺の対応をどのように考えているか。

村井知事

病床については、主要病院長会議等で協力をするという言質をいただいております。500床以上の病床を確保できるようにはしております。3割というのはそれをさらに超えていますよね。必要に応じてしっかり対応したいと思います。ホテルについては、幸い宮城県内はホテルがたくさんございますので、必要であれば増やすことは可能と思っております。

Q

病床に関しては、現状、3割増を確実に担保できる確約というか、約束はまだ調整中ということか。

村井知事

いえ、今調整中ですけれども、確保はできると思います。(「各県に応じて、国で3割という話では……」の声あり)必ず3割ではない。

Q

めどということか。

村井知事

必要な量は確保、病床数は確保できると思います。主要病院長会議で協力するという言質をいただいておりますので、協力できないという病院は一つもございませんから、患者の出現数に合わせて柔軟に対応できると思っております。

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次期参議院議員選挙について

Q

昨日、知事も出席された自民党の支部長・幹事長会議の中で次期参院選の対応について意見が交わされて、出席者から石川光次郎県議会議長を推す声がほとんどだったが、これについて、次期参院選については、現職でいうと自民会派入りして無所属の桜井充参議院議員がいらっしゃって、なかなか公認争いとかということにもなってくると思うが、元県連幹事長でもある知事に、その辺どういうふうに候補者調整すべきかどうかお聞きしたい。

村井知事

現在、私、特にどこかの政党に属すというようなことはしておりませんで、無所属の立場で、公平中立な立場で政治活動をしておりますので、どの候補をどのような形でということを申し上げることは控えたいと思います。石川県議会議長も桜井充参議院議員も、どちらもすばらしい方だと思っております。

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宮城県プレミアム付食事券について

Q

宮城県のプレミアム付食事券のことだが、期限が迫っている中でなかなか売上げが低調ということがあるが、この状況についてどういうふうにご覧になっているのか、どういう要因があるのか。

村井知事

実は、場所によってはもう売り切れてしまって全然足りないというところもあり、また余っているところはすごく大量に余っているということで、バランスがちょっと取れていないんですね。従って、決してニーズがないわけじゃないと思っておりまして、もっとPR、告知をしっかりしたいと思っています。ただ、期間が12月までということになっていますので、それが非常にネックになっています。現在調整中なので、現時点においていついつまで延びると言えないんです。ただ、延びる方向で今調整をしています。販売の期間も、そして使える期間もですね、それを延ばすことによって皆さんに買っていただけるように。やはりあと1か月しかないとかあと半月しかないとなると、なかなか皆さん買ってみようかという気にならないですよね。ですから、その期間をできるだけ延ばすように今調整中ですが、現時点においてはこれ以上何も申し上げられないということです。
販売期間を延ばすんでしたっけ。

担当課

販売期間とあと利用期間も延ばします。11月15日の販売期間は12月15日ということになりまして、利用期間は、年を越える形で国に要請しておりますが、まだこれは決まっていない状況です。

村井知事

ということでちょっとまだ、近々発表になると思いますけれども、今の段階では何も申し上げられないということです。

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女川原発再稼働 地元同意から1年が経って

Q

今週の18日、東北電力女川原発2号機再稼働の地元同意を伝達されてからちょうど丸1年になる。あらためて、原発再稼働に向けて県として取り組んでいることだったり、国や東北電力に求めていることを教えてほしい。

村井知事

昨年の11月18日に、経済産業大臣に対しまして2号機の再稼働の理解確保の要請に対する了承の旨、東北電力社長に対しましては事前協議への了解の回答をいたしました。間もなく1年がたとうとしているわけであります。東北電力では、現在、工事計画認可などの法定の手続を進めながら、安全対策工事につきまして令和4年度末完了を目標に進めていると聞いておりまして、再稼働はその後になるものと認識をしております。令和5年度以降になるのではないかと考えているということであります。
県としては、今後、東北電力から工事の進捗について随時報告を受けまして、立入検査や報告聴取などを行いながら、女川原子力発電所における安全管理の徹底を求めていくほか、原子力防災訓練の結果が得られれば、新たな課題や知見等を踏まえて見直しを図るなど、避難計画の実効性向上に継続して取り組んでまいらなければならないと考えております。

Q

防災訓練は本年度開催するということになっていたと思うが、そのあたりの予定については今情報とかはあるか。

村井知事

今回は、国の原子力防災訓練に県が参加をする、一緒にやっていくということになります。時期についてはまだ発表になっていないということです。これは国の訓練ですので、国の発表を待って公表したいと思います。今調整中ということです。

Q

1年前の地元同意に至るプロセスだが、住民投票は実施されなかった。それから、市町村長会議では、中には反対だったり懸念の声を示される首長さんもいる中で、そこで立ち止まらずに進められたわけだが、民意を正しく酌み取っての判断だったのかというのは今も疑問が根強く残っている。国策に合わせて進めただけなんじゃないかという、そのあたりの見解をあらためて教えてほしい。

村井知事

極めて民主的な手続を取ったと思っております。私は知事になってから住民投票というのは一回もやったことがありません。議会制民主主義がありますので、逆に私は議会軽視だと思います。本当によほどのことがない限りはやるべきではないと考えております。議会で請願が賛成、反対両方出まして、議会としての民意が示された。これがまさに県民の民意だと私は受け止めるべきだと思います。その上で市町村長会議を開きました。市町村長会議の中で、反対する方もおられましたけれども、最終的にはあの場で、私と石巻市長と女川町長と3人で話し合って決める結論をもって市町村長会議の総意としてよろしいですかということを確認して、あそこで皆さんそれでいいということでありましたので、まさにそれが市町村長会議の意思であります。その後、3人で話し合った結果、再稼働に向けて理解を示すことになったわけであります。従って、しっかりと私は民意を酌み取ってやったものだと思っております。

Q

議会での手続も市町村長会議の手続も、しっかりそこで民意なり意思を酌み取った上での判断というのは今でも間違いがなかったということか。

村井知事

はい、そう思っております。

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