掲載日:2021年9月24日

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宮城県知事記者会見(令和3年9月21日)

知事定例記者会見

※【知事発表項目】について、手話通訳を導入しています。

【知事発表項目】東北大学ワクチン接種センターで接種完了者に対する企業協賛品の贈呈について

村井知事

本県では、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、若い世代への接種促進が急務であると考え、9月6日から東北大学ワクチン接種センターにおいて、若い世代に特化した予約枠「U-25限定接種枠」を設定して取り組みを進めています。若い世代の方にも順次接種を進めていただいているところでありますが、さらなる接種促進を図るため、接種完了者に対しまして、多数の協賛企業ご協力の下、協賛企業からのプレゼント贈呈を実施し、接種への動機づけを図ることといたしましたでお知らせをいたします。
名づけて「U-25限定ワクチンを打ってプレゼントをもらおうキャンペーン」、文字そのままでございます。もうちょっとひねりがあってもよかったかもしれないですけれどもね、「U-25限定ワクチンを打ってプレゼントをもらおうキャンペーン」でございます。略して「ワクプレU-25」でございます。
まず、対象者につきましては、東北大学ワクチン接種センターで10月末までに2回ワクチン接種を行った25歳未満の方といたします。従って、これから打つ人だけじゃなくて、今まで打った人も対象ということであります。25歳未満の方は全て対象になる、クチンを打った方がですね、対象になるということであります。U-25限定接種枠で接種された方に限らず、一般枠、大学職域接種で接種された方も25歳未満であれば対象といたします。
当該会場での接種は11月下旬までを予定しておりますが、早めに接種していただきたいことから、10月末までの2回接種を条件としております。10月末までに2回接種をした方が対象ということになります。そのため、希望される方は1回目の接種を遅くても10月3日までに接種していただく必要がございますので、なるべく早くご予約をお願いいたします。10月3日までに1回目接種した人がその対象になるということですね。それから打ち終わった方です。
本キャンペーンの募集期間につきましては、10月11日から11月12日までの約1か月間といたします。希望される方から県の電子申請システムで応募していただく方法を考えておりまして、現在準備を進めております。準備ができ次第、改めてお知らせをいたします。
協賛企業は配付資料のとおりであります。今日時点で全部で19社協力をいただきました。スマートみやぎ健民会議応援企業、ベジプラス100&塩eco協力企業、包括連携協定締結企業など、本県の健康づくり事業に日頃からご協力をいただいております企業の皆さまに県から呼びかけましたところ、企業の力で若い方々のワクチン接種を後押しするということで、オール宮城のワクチン接種加速化の体制づくりを一歩進めることができました。協賛をいただいた企業の皆さまには心から感謝を申し上げます。誠にありがとうございます。
各企業からのご提供品は、食品や日用品、商品券などであります。応募者多数の場合は抽選といたしまして、当選の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。
なお、協賛をいただいた企業につきましては、会場壁面へのポスターの掲示や会場モニターで企業のPR映像を流すこととしております。また、協賛いただける企業につきましては、10月7日まで引き続き募集いたします。
当初、当該センターは予約受け付け後、すぐに予約がいっぱいとなり、ご不便をおかけいたしましたが、現在は、U-25限定接種枠、一般枠ともに比較的予約が取りやすい状況であります。先週土曜日には、U-25限定接種枠、一般枠とも追加日程の募集を開始しており、まだ十分に空きがありますので、接種がお済みでない方はぜひこの機会に東北大学ワクチン接種センターをご活用ください。
なお、当該会場の新規予約の受け付けは、10月中旬から下旬を目途に締め切らせていただく予定となっておりますので、ご希望の方はお早目に予約いただくようお願い申し上げたいと思います。早くしないと10月下旬にはもう終わるということになります。2回接種が終わって11月ですから、10月の中旬から下旬には受け付けが終わるということになりますので、早めにお願いをしたいと思います。
ではどれぐらい余っているのかということ、皆さん関心あるだろうと思うんですけれども、今週は、一般枠は明日30人、あさって秋分の日は675人、24日は64人、日曜日26日が174人空いています。それから、U-25枠ですけれども、22日のみですが、今週は215人余っております。若い方はU-25枠でもいいですし一般枠でも受けられますので、25歳以上の方は一般枠しか受けられないんですけれども、若い方はどちらでも受けられるんですね。かなり余裕があると思いますので、ぜひ早めに接種をしていただきたいと思います。以上です。

Q

まず確認だが、こちらのキャンペーンは今群馬県でやられているキャンペーンなどを参考にしたものでよろしいか。

村井知事

まあそうですね。群馬県に限らず他県で少しやっているので、宮城もやるということでございます。

Q

その中で、先行例だと、賛成の意見がある一方で、例えば物でつるのはいかがなものか、打ちたくても持病があって打てない、あるいはそもそも若者に限定するのはどうかみたいな批判的な意見も寄せられていると伺っているが、こうした意見があることについてはどのように考えるか。

村井知事

当然、何をやってもいろいろご意見があるのは当然だと思いますが、やはり若い方は今非常に感染者が増えている状況ですので、若い方に早く打っていただきたいというわれわれの思いが少しでも伝わればと考えましてこのようなことも設けました。こういったようなものにエントリーする、しないにかかわらず、早く打っていただきたいと思っています。

Q

財源は、税金を使ったものではなくて、純粋に企業からの協賛金でこちらのプレゼントを賄うというか調達しているのか。

村井知事

そうです。税金は使っておりません。県民の皆さんの税金を使ってではなくて、協賛企業の方に自主的にご協力をいただいたものであります。

Q

キャンペーンを張るということで、思ったよりも若い世代が接種が進んでいない、例えば、先ほど知事おっしゃったとおり、明日だと215人ほどまだ枠があるという状況でもあるが、思ったほど進んでいないのか、それともただ加速させたいという思いなのか、どちらか。

村井知事

実は、例えば仙台市の集団接種会場なんかは若い方の接種が結構進んでおりまして、予約がいっぱいでなかなか予約が取れないといったような声も聞こえております。従って、進んでいる部分はあるんですが、少なくとも東北大学にやっていただいている大規模接種センターについては、やや低調であるという見方をしているということであります。

Q

その理由はどう認識しているか。

村井知事

分からないです。効果は同じですので、ぜひ打っていただきたいと思いまして、そういうこともあって今日あえてまた記者会見でお話ししたということであります。ですから、市町村の枠でなかなか取れない方は、仙台の中心部まで出てこなければいけませんけれども、接種できますので、今度、秋分の日も23日も、お休みの日もありますので、ぜひ接種していただきたいと思います。

Q

今、空きがだいぶ出ているということだが、休みの前の日は割と埋まりやすいという話を聞いた。そういう日程の面で優遇するようなことはお考えはないのか。

村井知事

それはなかなか難しいですよね。要は2回接種しなければいけないので、2回とも休みの前の日というのはなかなか設定しづらいと思いますので、これはやはり希望者から順々に埋めていくという形にせざるを得ないんじゃないかなと思います。

Q

先ほどの質問にも少し重なるが、若い人に限らず一般枠にも空きが出ている状況というのは、どういったところに理由があると考えるか。

村井知事

相当ワクチン接種が進んでおりまして、1回接種した人がもうもう7割を超えておりますので、そういうことから考えますと、対象となる方がだんだん少なくなってきているというのは大きな理由じゃないかなと思っています。

Q

このプレゼントキャンペーンはどれぐらいの規模、何人ぐらいを想定しているのか。

担当者

900(人)ぐらい。

村井知事

900(人)です。対象となる方が4万5,000人です。全員申し込んできたら4万5,000分の900ということです。そんなことにはならないと思いますけれどもね。みんな申し込むことはないと思います。

記者発表資料(PDF:196KB)

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まん延防止等重点措置等の延長について

Q

最近、宮城県も感染者数、陽性者数が減ってきているが、30日までの期限について、延長の可否について現時点で知事はどのようにお考えか。

村井知事

まだ分かりません。油断できないと思っております。おかげさまで最近ずっと前の週の同じ曜日を下回ってきているので、この傾向が続くようであればよい結果になる可能性は十分あると思っています。まだ今の段階ではコメントできません。
まだステージ3の指標があるんですね。全部ステージ2になっているわけではありませんので、まだ油断できないと考えています。

Q

30日で解除になる(仮定)としたら、あるいは多少延びても、解除後、一気に恐らく時短なりいろんな規制を緩和するというのは、これまでの知事の考えからしてないのかなと思うが、それ以降の営業の時間の時短なり、あるいはそれと同時に経済対策も打たないといけない状況もあると思うので、そのあたりはどのようにお考えか。

村井知事

これはあと10日ほどありますので、終わる直前の様子を見て、経済対策などを打てるような状況なのかどうかというようなことを専門家のご意見も聞きながら慎重に判断をしたいと思っています。

Q

来週には恐らくもう一度対策本部会議を開く予定か。

村井知事

そうですね、開くことになると思います。

Q

時短などについては、恐らくある程度は解除後も残すようになるというような見通しか。

村井知事

いや、分からないです。

Q

今の質問にちょっと似ているかもしれないが、解除になったとしたときにその後の話だが、一気に全てを緩めるということではなく、やっぱり段階的ということを想定されているのかどうかということはあるか。

村井知事

まだ分からないです。

Q

どちらもあり得るということか。

村井知事

非常にいい傾向だなと思うのは、全国皆同じように落ち着いてきている。宮城だけが落ち着いてきているわけではなくて、全国的に落ち着いてきていると。そして、東京も四桁から三桁になって、500人を切るようになってきたということでありますので、そういったことを考えると、宮城だけで判断するのではなくて、全国的な他県の状況なども見ながら判断をしていくべきではないかなと思っております。

Q

一番心配されるのは、緩めたところでまた再拡大する、それを防ぐための手段だと思うが、そこら辺を含めても全国の状況を見ながらということか。

村井知事

そうですね、はい。やはりこの3連休かなり人が動きましたので、この結果がまた出るのが2週間後。だから、9月30日に仮に終わったとしても、それからまた1週間ぐらいしたらこの3連休の結果が出てきますので、それでまたどうなるのか。そういったようなこともやはり慎重に考えながら判断していく必要があるのかなと思います。

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営業時間短縮に伴う関連業者の支援について

Q

先日、知事、議会でもおっしゃっていたが、飲食店に関しては協力金とかがあるが、いわゆる酒の販売、いわゆる酒屋さんに対しては協力金が今までなかったところで追加支援を検討するということを知事おっしゃっていたが、今の範囲で、期間とかどのような内容になるのか、今言える範囲でおっしゃれることがあれば教えてほしい。

村井知事

今議会に追加提案したいと思っておりまして、今、制度設計が最終的に固まってきている段階であります。固まりましたら、当然議会の皆さまに説明をし、そしてマスコミの皆さまにも公表するということで準備を進めております。今、まだここでは発表は控えたいと思います。

Q

まだ発表できる段階ではないということか。

村井知事

そうですね。まず議会のほうに説明してからになります。

Q

追加提案するとなると本会議で出すことになると思うが、次、本会議の最終日までない。どのように、会期を延ばすとかそのようなことも考えているのか。

村井知事

いえ、何とか会期を延ばさない形で追加提案して、そして、議会から求められたならば予算特別委員会などの開催をするという方向で調整をしたいと思っています。

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県独自のワクチンパスポートについて

Q

先ほど群馬の例も出たが、改めてだが、県独自のワクチンパスポートみたいなものの、この前、来月の国の実証のほうはもしかするとまん延防止が解除される可能性があるので手は挙げませんということをおっしゃっていたが、県独自のワクチンパスポートのようなものというのは検討段階にあるのか、それとも、今のところ国の今後の実証実験を受けての、国のものに合わせることになるのか、今のお考えを伺う。

村井知事

これは国がそういった取り組みを始めるということですので、その様子を見ながら、国と歩調を合わせながらということになります。県独自は考えておりません。

県内4病院の再編について

Q

先般の議会で、4病院の再編についてだが、仙台医療圏の市町村から話を聞く機会を作る趣旨のお話をされていたかと思う。具体的な時期や開催方法等について、今のところ方針が固まっていれば教えてほしい。

村井知事

まだ決まっておりません。時期、場所、何も決まっておりませんが、いずれはやりたいと思っています。まずその段階で、恐らく次のステップに進むまでまた時間がかかりますので、大きくあっという間に物事が動くということはありませんから、今の段階で分かっていることを、いろいろ皆さん関心があると思いますので、仙台医療圏の自治体、つまり市長さん集まっていただいて説明をする機会を設けたいと。知事がやるのか、部長がやるのか担当課長がやるのか、その辺も含めて今協議をしているところであります。

Q

議会の中でこの間の一般質問で、ご自身の選挙の前にやったらどうですかというような趣旨の話を議員さんがされていたかと思うが、その辺についてはざっくり言って知事選の前なのか、それとも後かというところはどうか。

村井知事

いや、これはだからまだ分からないです。これだけ言っているということは、もう当然マスコミの皆さんが連日報道してくれていますので、ですから全く何も知らないという首長さんはおられないんだろうなと思います。まあ説明しても今まで議会やマスコミの皆さんに説明した以上のことは特にありませんから、こういう経緯でこうなりましたという今までお話ししたことをお話しして、いろいろ質問を受けたりご意見を伺うという場にしたいなと思っています。特に改めて大きく変わるようなことはないと思います。

Q

今の質問に関連して、意見を聞いたり説明をする場の位置づけとしてはどういうことか。出た意見を計画に反映していくのか、例えば病院のほうに伝えるとか、そのあたり知事としては現時点でどういう考えか。

村井知事

そうですね、一番関係するのは仙台医療圏の皆さんですので、疑問に思っておられたりいろいろな考え方をお持ちだと思いますので、そういったものを仙台医療圏の市町村長あるいは市町村の担当者から率直なご意見を聞く、こちらからは説明をさせていただくという場にしたいと、そういうことです。そこで何かが意思決定されるということはないと思います。そこで賜った質問であったりご意見は、日赤関係者であったり労災関係者の方にはしっかりと伝えていくと。そしてまた協議をスタートするということになります。

Q

ということは、これから2プラス2で議論が進むと思うが、節目節目にこういう市町村への説明の場を設けていくお考えか。

村井知事

それはまだ分からないですね。そういう強い要望が出れば節目ごとに行うと思いますし、そういう要望がなければ、ある程度固まって大きく固まった段階で行うということもあると思います。

Q

知事自身として、選挙での争点化をして民意を仰ぎたいという部分もあると思うが、衆院選との同日選になった場合に埋没化してしまうのではないかという懸念の見方もあるが、知事自身としてはこのあたりどのように訴えかけていくのか。

村井知事

決して私、争点化したいとは一言も言っていないんですよ。今回、政策集というのを発表します。そこに書いてあることは、全て私が県民の皆さんに直接訴えたいこと、その中でマスコミの皆さんがこれとこれとこれが争点だと取り上げることなので、勘違いしないでいただきたいなと思います。ご質問は何でしたでしょうか。

Q

埋没してしまうことについて。

村井知事

これは私が意識してやれることではありません。選挙日程をどうするのかというのは、今、選挙管理委員会がいろいろ検討されているんだと思います。投票日が仮に一緒になったとしても、私は自分の知事選挙で、宮城県政を4年間こうしたいんだということを積極的にお話をいたしますので、あとはマスコミの皆さんがどちらをたくさん取り上げてくださるか、ここによると思います。今一生懸命、(河北新報の)県政取材班、特集記事書いていますけれども、よろしくお願い申し上げます。

Q

4病院の話で1点確認したいが、9日にいわゆる2プラス2の方針を発表される前に名取と富谷と仙台にお伝えをしたというお話をされていたと思うが、具体的にその3市にどういうタイミングで伝えたのかというのを確認したい。

村井知事

9日というのは議会に説明した日ですね。9日の朝に議会に説明をいたしました。その後、午前中、同時間に名取市と富谷市と仙台市のほうに手分けをして皆でお話をさせていただいた。こういうことで今日代表質問で質問が出る予定になっておりますので、そこでこのようにお答えをすると、これ以上は何も決まっておりませんのでという話をさせていただきました。

Q

つまり発表当日の午前中ということか。

村井知事

そういうことですね。

Q

名取市長さんは議会で前日にお聞きしたと話されたようだが。

村井知事

前日は、名取市と富谷市の市長に私からですね、今まで前向きに協力をするというお話はいただいていました。要望書を持ってこられました。要望書を持ってこられて、前向きにやるということをお話しなっていましたけれども、それに対して変更はありませんかという確認はさせていただいた。

Q

いわゆる条件は履行してもらえるかどうか確認したということか。

村井知事

そういうことです。

Q

その間に2プラス2について多分お伝えされたのではないかと思うが、そういうわけではないのか。

村井知事

ちょっとよく覚えていないです。私が直接やったので、全ての責任は私にあるんですけれども、私もいろいろなところに毎日電話をしたり、時節柄ですね、電話をしたりお話をしたりしていますので、どういう話をしたか覚えていませんが、間違いなく言ったことは、ちゃんと履行していただけますかというお話はしました。そして、明日、最終的に議会に話しますので、その際にまた改めてという話をしたんだと思います。もしかしたらちょっとその辺のことをニュアンスとして触れたのかもしれないですけれども。名取市長さんがそのようにおっしゃったんだったら、そうなのかもしれないです。ごめんなさい、ちょっとはっきり覚えていないです。

Q

それから、1週間前の記者会見で仙台市内にまた整備し直すという話の中で、仙台市のほうが出す条件によって、もしただ残してくれということであっても、それを伝えていただいて、その後で自治体間の競争になるというお話をされていたと思うが、それを聞いて、ただ残してくれというだけではなかなか難しいよと受け取ったのだが、その解釈についてはいかがか。

村井知事

決してそういうことではないんですけれども、現地で建て替えということも可能性としてはゼロではないと思いますが、当然、今病院運営をしながらということになりますので、更地にしてもう1回あそこにというのも簡単にいかないと。その間、数年間、病院が全く患者が診れなくなってしまいますので、ですからどこか空いたスペースに病院を建ててということにせざるを得なくなるのではないかな。私素人なのでそんな詳しくは分からないですし、それを意思決定するのは全て私ではなくて、宮城県ではなくて、それぞれの病院の経営母体の判断をしなければいけませんから、ですから、現地に建て替えてくれと言われたら、そのように伝えて、そのようになる可能性もゼロではありませんということを伝えるつもりなんですけれども。ただ、名取とか富谷がいろいろな条件を出してこられるということになれば、それと同じようにこういう条件でと出さざるを得ませんという意味で言ったんです。

Q

あともう一つだけ。仙台市内の2病院がもし現地なり違う場所なりそこでた再整備されるとなると、入院されている方だとか働かれている方というのは直接的な影響を受けると思うが、そういった方が、新しい2病院が機能だったり病床数どうやっていくのかという具体的な情報を知ることができる場というのは、どういうタイミングになるのか。

村井知事

これはもうそれぞれの病院のほうが、宮城県の場合はがんセンターであったり精神医療センターの関係者に、県が責任を持って、県立病院機構が責任を持って説明をする。日赤と労災病院はそれぞれが責任を持って説明をする。これはもう当然のことだと思います。今までもJCHOさんが移転をされたり徳洲会病院さんが移転されましたけれども、それと同じことだということですね。

Q

病院さんに伝えた後は病院さんの判断ということか。

村井知事

そういうことですね。ただ、そんな今日明日、決まったらすぐ移るわけじゃなくて、早くても5年6年先になりますので、当然その間に時間をかけて説明をすることになると思いますが、意思決定するまではなかなかそういったようなものは、今までもどの病院も同じですけれども、意思決定するまでは、こういう選択肢がありますというようなことはなかなか皆さん外には出さないですよね。これはもうほかの病院と同じだと考えていただきたいと思います。

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自民党総裁選挙について

Q

自民党総裁選が17日に告示された。4人の方が立候補されているが、知事が現時点で注目している政策と、あともし意中の候補者がいたら教えてほしい。

村井知事

実は明日、私、各総裁候補全員に会えるかどうかまだ連絡受けていないんですけれども、知事会の提言書を持って回ってきます。その際に知事会としてまとめたものをお出しをいたしまして、各候補から回答をいただいて、それをマスコミにオープンにしたいと思っています。知事会としてコロナ対策に限らずいろいろなことを提案させていただいておりますので、それをどのような回答をされるのかということを見てみたいと思っております。
当然、私の立場からすると、われわれ地方に対してかつての三位一体改革のような痛みを一方的に押し付けるようなことがないように、そういったしっかりとした対応を取ってくださるかどうか。今後ますます社会保障費が右肩上がりで伸びてきますので、そういったことに対する対応をしっかりしていただけるのかどうかといったようなことを見定めたいと思っています。
特に応援をしているかとか気にしている候補というのはおりません。この4人の方どなたが総裁、総理になっても、しっかり仕事をしていただけるものと思っております。

Q

4人の中で河野さんが核燃料サイクルの政策について停止というか見直しに言及されているようだが、この点について知事は賛成なのか反対なのか、いかがか。

村井知事

今まで進めていることをブレーキをかけるということであれば、サイクルに回していた分の廃棄物、これが廃棄物になるわけですよね。これをどう処理するのかということもセットで考える必要があるだろうと思います。ブレーキを踏めばいいというものではないと思いますので、そこはどのような代替手段があるのかということを明確にしていただきたいと思います。これは決めるのは自民党党員です。私は一国民ではありますけれども自民党党員ではありませんので、そういった話を聞いて党員の皆さんがどう判断されるのか、注意深く見守っていきたいと思います。

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防潮堤について

Q

防潮堤についてお伺いしたい。

村井知事

昨日特集やっていたね。

Q

防潮堤の高さについては、地域の状況というものを配慮してやるべきだというような提言を出している。県内の防潮堤は既にもう設置済みかと思うが、これまでの進め方と、また、10年たったところでそのような形で提言が出てきているが、どのようにお受け止めになられたのかお聞きしたい。

村井知事

まさに県は基準を定めましたけれども、地域の皆さんでよく話し合って、地域の実情に応じて柔軟に設置したと思っています。地域の合意なしに設置したものは一つもありませんので、まさに言われたとおり、そのとおりだと私は思います。

Q

既に設置されている防潮堤については、地域と合意があってできているという認識か。

村井知事

はい。もちろん、合意したといっても、中には俺は納得していないという方はおられると思います。もちろん全ての人の合意を取り付けたわけではなくて、少なくとも合意を取り付ける場で皆さん了解したとおっしゃったので進めたということです。

お問い合わせ先

広報課企画報道班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2281

ファックス番号:022-263-3780

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