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宮城県知事記者会見(令和3年9月6日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年9月8日更新

知事定例記者会見

※【知事発表項目】について、手話通訳を導入しています。 

【知事発表項目】宮城県抗体カクテル療法センターの設置について

■村井知事
 それでは、私から3点皆様にお伝えをいたします。
 まず、1点目でございますけれども、宮城県抗体カクテル療法センターについてであります。
 皆さん、既に取材に行かれたかと思うんですけれども、かねてから検討しておりました抗体カクテルセンターについて、早期導入に向けて私からも東北大学、冨永病院長に協力をお願いしてまいりましたが、本日から仙台市宮城野区の宿泊療養施設(アパホテルTKP仙台駅北)において、中和抗体カクテル療法を専門に行う宮城県抗体カクテル療法センターを設置、運用を開始いたしましたので、お知らせをいたします。
 10時から取材していただいていると思うんですけれども、行かれましたよね。
 センター内に8台のベッドを設置をいたしまして、2回転で1日当たり最大16人に抗体カクテル療法を行う予定としております。
これによって、軽症の感染症患者でも、重症化リスクのある患者の重症化を抑制することにより、病院の負担軽減にもつながるものと期待をしております。
 センター開設に当たり、東北大学病院等から医師や看護師、薬剤師を派遣いただくなど多大なご協力をいただいております。改めて感謝を申し上げます。
 1点目については以上です。

記者発表資料 [PDFファイル/253KB]

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【知事発表項目】東北大学ワクチン接種センター「U-25限定接種枠」について

■村井知事
 次、2点目でございます。
 2点目、ちょっとこちらを使います。皆さんのお手元に資料があるかと思いますけれども、年代別のワクチンの接種率・陽性者の対人口比を見てみました。8月の記者会見で、若い人は高齢者に比べて比較的意識が低いんじゃないかというような指摘をさせていただきました。実際、若い人たち接種率が低いです。意識が低いのか高いのかという言い方は適切でなかったかもしれませんけれども、実質、現実的に若い人たちの接種が低いということで、ちょっとデータでお示しをしたいと思います。
これは、(1)は県内の接種、宮城県全体ですね、市町村が行っております接種を含めて県内の1回目の接種の状況です。こちらは東北大学接種センターの1回目の接種の状況であります。これが県内の新規陽性者数の割合、8月であります。例えば15歳から19歳、5歳刻みで年代別に分けておりますけれども、接種率を見ておりますが、これが高いのか低いのか分かりませんので、全年代、例えば1回目の県内の接種率を見ると53.61%が既に終わっておりますが、それと比べてどうなのかということをこちらで調べてみました。分かりやすく言うと、15歳から19歳の場合は22.45割る53.61イコール0.4という見方をするということです。60歳以上の場合は89.90割る53.61イコール1.68ということになっているんですね。こういう形で見てみました。そして、東北大学ワクチン接種センターにおいても同じように、それぞれ出してみたということです。そして、県内の陽性者数も全年代の平均値を軸に、見たわけです。それを棒グラフにしてみました。お願いします。
 このまず青色ですね。青色が、県内の接種率の全体を見た、県内の接種率と比較したものであります。先ほど言った全世代が1になるわけですね。見てみると、やはり60歳以上の方が一番高くなって、だんだん低くなってくる。やはり若い人たちのほうが接種は遅れていると言えると思います。また、東北大学ワクチン接種センターを見ても、年を取っている方のほうが接種が進んでいるということになります。ただ、60歳以上の方は、これはもう既にこの東北大学ワクチン接種センターがスタートしたときには市町村の接種が進んでおりましたので、これは当然低くなるということです。
 問題は、陽性者の対人口比(8月分)を見てみると、ワクチンが進んでいる世代ほど当然低くなってきて、ワクチンが進んでいない世代は非常に高くなってしまうということが分かるということであります。つまり、若い人たちは接種をしていない、遅れている分、たくさん感染をしているということがこれで見てとれるということであります。次お願いします。
 これは、8月1日から9月の2日、1カ月間に重症化した方65人の状況を確認いたしました。ワクチンを未接種の方が8割を超えている。1回接種したけれども重症化したという方が4人で6%、2回接種したけれども重症化したという方が3%、不明が3%(訂正:不明9%)ということでありまして、やはり圧倒的にワクチンの未接種によって重症化をしているということが分かります。
 ちなみに、ここには書いておりませんけれども、40歳未満でワクチンを打っていて重症化した人はいません。言い換えると、40歳未満の方でワクチンを1回でも接種をしていれば重症化をしていないということになるということです。ただし、若い方でも、接種をしていなくて重症化をして、こちらの部類に入っている方が40歳未満の方ばかりだということですけれども、重症化をして、そして亡くなる方も出てきているということです。
 ということで、若い人たちにワクチンを早く接種してもらいたいということであります。次お願いします。
 そこで、今回、次の東北大学ワクチン接種センター、大規模接種センターの募集を若者向けに枠を取りました。若者向けの枠は、この6日から16日まで、この枠で取りましたが、既にこちらのほうの枠はもう全部埋まってしまいました。若い人たちの枠は埋まったんですが、若い人たちの分のこの枠、9月の13日から16日はまだ1,000人分枠があります。ここですね、ここ1,000人分の枠がある。枠はこれだけ取ったんです。取ったんですけれども、若い人たちの分はここはもう埋まってしまって、ここだけまだ1,000人分余っているということです。ここは若い人しか打てないということになります。若い人しか打てないというのが1,000。ですから、非常に枠が余裕がありますので、早く申し込んでいただきたいということです。
 そして、この赤い部分ですね、赤い部分は1万1,700人分枠がありますが、これも若い人は打つことができます。アンダー25、25歳未満。25歳の人は駄目だということなんですけれども、25歳未満の方は可能。もっと分かりやすく言うと、25歳未満の方は9月6日からこの丸がついているところはいつでも打つことができますが、25歳以上の方はここはワクチンは打てない、もう枠がないと、そういうことです。若い人はいつでも申し込めますので、早く申し込んでいただきたいですし、このようにここは若い人しか打てないので、早く若い人たち、穴を埋めてほしいということです。分かっていただけますでしょうか。ほとんどの方がうなずいているから分かったんですね。大丈夫ですね。

◆Q
 若者がワクチンを打っていないという件についてで、周りや若者からの声として、打たないのではなく打てないという声がよく聞かれる。もちろん県として尽力されているというのは理解しているし、こういった予約枠を設けるというのもそれはもちろん理解しているが、こういった意見、こういう声があるということに関してどうお考えか。

■村井知事
 そのとおりだと思います。実際今までは、まずは高齢者最優先、そしてある程度年を取った人を優先ということで、自治体ごと差はありましたけれども、若い方はかかりづらい、重症化しづらいということがありましたので、どうしても優先順位が下がっていたということです。しかし、ここに来て全県民の皆さんの接種率がかなり上がってまいりまして、1回目の接種がもう既に6割を超えて、2回目の接種を終えた方も5割を超えてきたということでありますので、ここで一気に若い方たちに接種をしていただきたいと考えたということであります。
 私も8月の記者会見で意識が低いという言い方をして、ちょっと反省をしておりまして、意識が低いわけではなくて、現実問題として接種率が低い、こういう言い方のほうが正しかったんだなと思っています。従って、今回こういった形で枠を設けましたし、枠を設けていない日でも若い人たちが接種できますので、早め早めに接種をしていただきたいと思います。今後、これから受験シーズンに入りますので、受験生は早く打ったほうがいいと思いますし、受験生にうつす可能性もありますので、学生の方も早く打ったほうがいいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

◆Q
 先ほどの質問とも通じるが、もともとワクチンをみんな打っていこうというときは、高齢者の方に接種が進めば重症者が減るので、医療機関への負担も減らせるということで高齢者最優先で進められてきたと思うが、ここへ来て、ある意味真逆の訴えかけ、若い人打ってくださいという真逆の訴えかけになることによって戸惑いもあるのではないかなと思うが、真逆の訴えになってしまったことについて原因なりどういうふうに受け止めているか。

■村井知事
 これは真逆ではなくて、順序、優先順位をつけてやってきた結果だと受け止めております。仮に今から、これからワクチンが入ってくるということになれば、やはり同じように高齢者の方から打つことになると思いますし、それによって、ステージ4であっても重症化、重症者用のベッドは満床にならずに、救える命が増えていくということは間違いないだろうと思いますので、やってきた優先順位としては私は間違っていないだろうと思っています。
 ただ、若い方でも変異株の影響で重症化をするということが分かりましたし、亡くなる方も出てきましたので、ぜひワクチンを早めに打っていただきたいと思います。先ほど言ったように、40歳未満の方でワクチンを1回でも打った方は重症化しておりませんので、若い方で1回でもワクチンを打てば重症化しなくなるということだと思いますので、早め早めにワクチンを接種していただきたいとお願いを申し上げたいと思います。

◆Q
 先ほど若い方は、接種の予約状況を見てみると、金曜日、土曜日、日曜日とかは割と埋まっているかと思う。若い人の場合だと、ワクチンの接種によって副反応が大きく出るという、そういう可能性というのが高いと事実言われているわけだが、このようなことを気にしているのかなとちょっとこれを見て思った。週末とかに若い方の接種の枠を大きく広げるとか、学校に行ったりとか、あるいは職場に行かなければいけないという多分責任感からだと思うが、そこら辺に関して県のほうで配慮した配分みたいなことは考えているのか。

■村井知事
 そういったようなことも今後考える必要があるかもしれませんが、しかし、社会人の方あるいは専業主婦の方であったとしても、働いている、働いていない関係なく、皆さんやはり平日やることはいっぱいありますので、学生だけ、若い人だけ特別というのもなかなか難しいということもご理解をいただきたいと思います。そういったことも、今後もう少し接種が進んできて、まだ若い方の接種が進んでいないということであれば、そういったことも考えなければならないかもしれませんね。
 若い方は、調べてみると夜の接種が多いんですよね。昼間より夜の接種の方が多いということが統計的に分かっていますので、夜間の枠を若い人なりなんかに増やしていくということは考えたいなと思います。

■村井知事
 先ほどのを1点訂正させていただきます。40歳未満の方でワクチンを接種している人は重症化していないと言いましたけれども、50歳未満の方でワクチンを打っている方、1回でも2回でもワクチンを打っている方は重症化していないということです。訂正します。
 ワクチンの効果ってすごいんだね。1回でも2回でも打っているとね。特に若い方々は重症化しないので早く打ったほうがいいですよね。

(担当課)
 すみません、ワクチン接種率でございますが、9月2日現在、1回目59%、2回目が46.7%となっております。

記者発表資料1 [PDFファイル/307KB]

記者発表資料2 [PDFファイル/518KB]

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【知事発表項目】みやぎ結婚支援センター「みやマリ!」の開設について

■村井知事
 次に、3点目ですね。
 9月1日から新たに「みやぎ結婚支援センター『みやマリ!』」を開設いたしましたので、お知らせいたします。
 県では、平成28年度から結婚支援事業に取り組み、対面による結婚相談やマッチング支援を行ってまいりましたが、出会いの機会の増加や利便性の向上を目的として、新たにAIを活用したマッチングシステムを導入し、新センターをこのたびオープンいたしました。
 センターでは、現在、9月20日からの会員登録受け付け開始に向けて、電話やメールによる事前相談およびオンライン婚活イベントの参加申し込みを受け付けております。
 場所は、仙台市地下鉄「広瀬通駅」から徒歩1分の便利な場所となっております。営業は、木曜日から月曜日、午前11時から午後7時までとなっております。
 続いて、資料の裏面でありますが、今回導入したマッチングシステムは完全会員登録制ですので、安心して活動いただけます。会員は、宮城県に現在、在勤・在住または将来的に宮城県へ移住を予定しております20歳から49歳までの独身の方になります。
 登録料は2年間で税込み1万1,000円となりますが、受け付け開始の9月20日から翌月10月31日までは、オープニングキャンペーンとして登録料が通常の半額となる税込み5,500円となりますので、この機会にぜひご登録ください。なかなか行政でこういうことやらないですよね。オープニングキャンペーンなんて、なかなかこんなしゃれたことやらないですよ、行政はね。
 マッチングシステムでは、会員ご自身のスマホやパソコンから、お見合い相手の検索やお見合いの申し込み、交際のお返事などができるようになります。
 ご入会の際に任意で実施していただく価値観診断テストの結果に基づき、AIが相性の良いと思われるお相手を自動で紹介することも可能となりますので、検索だけでは見つけられない出会いの機会が増えるものと期待をしております。全てAIでやるというわけではないんです。自分で検索してこういう人がいいというのを自分で調べることもできますし、AIのほうにお任せをするということもできるということです。
 また、会員登録に先立ちまして、9月18日、19日にオンライン婚活イベントを開催いたしますので、参加費は無料で、センターのホームページから参加申し込みを受け付けますので、ぜひご応募ください。
 なお、定休日の明日9月7日火曜日およびあさって8日水曜日の午前10時から午後3時まで、センターで現地取材対応いたします。明日とあさっての午前10時から午後3時までであります。スペースの都合と感染症対策のため、一度に対応させていただく人数を制限して実施いたしますので、希望される会社は子育て社会推進課にお問い合わせ、お申し込みをいただきたいと思います。参考に、後ろに取材申込書をつけておりますので、ご確認ください。
 私からは以上でございます。

◆Q
 こういった行政がAIを利用したマッチングシステムを行うというのは、他県の自治体の例というのはあるのか。

■村井知事
 あります。AIマッチングの結婚支援というのは他県でもやっているようであります。

◆Q
 導入するに当たっての宮城県としての未婚率みたいなものというのはデータとして出していて、それをどれくらいに上げたいとか、何か明確な目標があるのか。

■村井知事
 担当、答えられますか。未婚率と目標。

(担当課)
 今、未婚率のデータはちょっと手元にないので後でお知らせしたいと思いますが、導入に当たっての目標は、まず登録していただく方を令和6年までに1,000人登録をしていただきたいと思っております。

■村井知事
 他県では意外とAIマッチングうまくいっているそうなんですよね。私、正直最初は、AIマッチングってこんなの機械で判断してどうなのかなと思ったんですけれども、意外とうまくいくということなので、じゃあ1回チャレンジしてみようということになりました。まずは登録者数を増やすことが、分母を増やすことが重要だと思いますので、分母を増やしたいと思います。ぜひメディアの皆さん、PRをお願いしたいと思いますし、我こそはと思う人、将来宮城県に住むんだと言っているだけでも登録できますので、よろしくお願いします。

◆Q
 もし、未婚率がまだ低い方か高いかというのはちょっと把握していないが、もし低いのであれば、あと出生率そのものはかなり宮城県は低いと思うが、その原因というものを知事はどのようにお考えか。

■村井知事
 これは大都市特有な状況で、学校などが多いので、大学や専門学校、短大などが多いということで若い人たちが宮城県に集まりやすいので、学生の間はなかなか結婚しませんから、そういったようなことが一因だと思います。

◆Q
 若い人の属性が偏っているためにそういうデータになりやすいというようなことか。

■村井知事
 そうですね。大都市にありがちな傾向だと思っています。

◆Q
 今の質問と重なるが、そもそもどうしてこういったことを導入しようと思ったのか、背景と、あと、これを導入したことによってどういうような効果を生みたいか教えてほしい。

■村井知事
 新しい将来ビジョンを作りました。その中で大きな柱に新たに加えたものというと、この子ども・子育てという分野です。そのほかは今までと基本的な柱立ては変わっていない。大きな柱に据えたということです。そこで、子どもを産み育てやすくする環境の前に、まずは子どもを産めるように、そして産みやすい環境を作るためにはまず結婚していただくというようなことから、このようなことにチャレンジすることになりました。

◆Q
 どういう効果を期待されたか。

■村井知事
 やはり一人でも二人でも自分に合ったパートナーを見つけていただく、そういう機会が増える。民間でもいろいろやっておりますけれども、われわれの場合は、今回非常にお金が、役所がやるものですから安くする。そして、申し込まれる方も、お金もうけではない、そして行政がやりますので信頼していただけるということで、気軽に申し込みやすくなるのではないかな、そう考えております。

記者発表資料 [PDFファイル/369KB]

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緊急事態宣言後の感染状況および病床使用率等について

◆Q
 宮城県に緊急事態宣言が発令されてから10日間がたったが、県内の現在の感染者数や病床の使用率についてどのように見ておられるか教えてほしい。また併せて、12日が期限となっている緊急事態宣言について、延長する必要があるかどうか、知事の考えを教えてほしい。

■村井知事
 まず、感染状況ですけれども、皆さんのほうが詳しいと思いますが、8月26日以降、前の週の同じ曜日をずっと新規感染者数が下回っております。今日も午前中の段階では非常に少ない数字になっておりまして、うまくいけば今日は50人を割り込むことになるんじゃないかなと期待をしております。そうすると先週の月曜日よりも少ない。先週の月曜日が79人でしたから、それよりも少なくなるということです。本当に県民の皆さんのご協力、飲食店等のご協力によって感染者がだんだん抑え込まれているということで、感謝を申し上げたいと思います。
 それから、病床の使用率ですが、ステージ4の基準が50%ということになっておりますが、50%を上がったり下がったりしておりまして、だいたい今50%前後です。このままいけば、近い将来50%を割り込んで、その項目はですね、ステージ3の指標になるのではないかなと思っております。ただ、重症者用のベッドがまだかなり高止まりになっておりますので、この辺の状況をしっかり見極めなければならないと思っております。
 それから、人流ですけれども、人の流れはおかげさまで、緊急事態宣言になりましてから、国分町周辺で見ますと、土曜日で6割近く減っておりますし、金曜日も4割程度減っている。また、仙台駅の西口、ここは飲食に関係なくいろいろ人が動きますのではっきりしたことは分かりませんけれども、土曜日で見ると始まってからだいたい3割ぐらい減っていますし、金曜日も1割程度減っているということで、かなり人の流れも抑え込まれているのではないかと思います。
 今後、解除をどうするのかということですが、これはまだ分かりません。もう少し様子を見たいと思います。直前になって決めるとまた皆さんにご迷惑をおかけすることになりますので、なるべく早めに方針が出せるようにしたいと思います。緊急事態宣言は宮城県が決めることではなくて国が決めることですので、国のほうとよく調整をするようにということは、今日、朝の幹部会で指示をしたところであります。

◆Q
 おっしゃるように宣言は国がある程度どれぐらいの範囲にするか決めていくと思うが、仮に宣言が一律国が延長となった場合、いろいろ時短とか今のかけている制限も、かなり飲食店の方は疲弊されているところも多いと思うが、宣言の中でも県の判断で解除というか緩和していったりとかということはあり得るのか。

■村井知事
 それはないです。国が緊急事態宣言を継続した場合ですよね。

◆Q
 (国の)基本的な対処方針の中、解釈の範囲の中である程度緩めたりということは可能なのか。

■村井知事
 許される範囲内でやることは考えられると思います。

◆Q
 具体的に挙げ得ることというのはあるか。例えばお酒の出し方であるとか時間であるとか、細かいところを緩和していくとかいうやり方というのはあり得るのか。

■村井知事
 そうですね。ただ、目的がですね、もうここまで来れば、まず患者を完全に抑え込むと、そして病床を空けて助かる命を助けなきゃいけないというところに最重点、軸足を置くようにしておりますので、国が厳しい措置をするべきだという中で、あえて一段下げるということは難しいだろうなと思っています。ただ、状況を見ながら対処方針の中で多少柔軟性を持たせることはあると思います。ただ、ここでは特に発言は控えたいと思います。

◆Q
 あともう1点は事務的なことだが、12日の解除までに対策本部会議というのは開く予定か。

■村井知事
 開きます。まだ日にちは決まっておりません。

◆Q
 緊急事態宣言について、そこで緊急事態宣言を解除して真っさらにするとか、あるいはまん延防止に移すべきなのか、その辺については知事はどのように考えるか。

■村井知事
 まだ下がってきたとはいえ安心できるような状況ではありませんので、一気に全てを解除するというようなことにはならないのではないかなと思っています。

◆Q
 じゃあ、緊急事態宣言をもし宮城解除するとなったら、まん延防止の適用になるというふうに。

■村井知事
 その可能性はあると思いますね。まだ分かりませんけれども。

◆Q
 そうすると具体にはまだ決まりではないと。

■村井知事
 はい。

◆Q
 回答としては先ほどと同じになってしまうかもしれないが、もし今、国なり西村大臣のほうから13日以降どうするかと打診された場合はどういうふうに答えるか。

■村井知事
 もう少し様子を見ますと答えます。

◆Q
 ということは、もう少し続けてくださいという意味か。

■村井知事
 いや、違います。今週いっぱい、まだ12日まで時間がありますので、もう少し様子を見てほしいと。

◆Q
 県内の感染状況とか、そういうのをもう少し様子を見てくださいということか。

■村井知事
 そういうことです。誤解を与えるね。言葉って難しいよね。

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行動規制緩和について

◆Q
 緊急事態宣言の話と少し関わるかもしれないが、行動規制の緩和について伺いたい。先週、ちょっとまだ報道ベースだが、政府の行動規制の緩和のロードマップの原案というのが報道で出ていると思う。その中で、ワクチン接種が進んでいることを前提に、例えば第三者の認証店、飲食店でも酒類の提供の制限を緩和するとか、そういう内容が含まれていたと承知している。ちょっと不確定の部分もあると思うが、県としては今のところどのように考えているのか、受け止めを伺う。

■村井知事
 現在、宮城県民に限って見ると、2回目のワクチンを打った方がもう5割を超えたと思います。1回ワクチンを打った方はもう6割を超えているような状況になりました。このようになってだんだんワクチンの接種が高まっていけば、行動の緩和というようなことも、安全であるということを確認した上で行うことは、私は国民の理解が得られるのではないかなと思っております。
 政府の分科会などでもそういったようなことを今検討を始めたようでありますので、慎重には考える必要があると思いますけれども、いつまでもこのような形で何もかも止めておくというのは、かなり無理があるのではないかなと私は思っております。

◆Q
 もともと結構初期の段階でワクチンパスポートの導入については政府も検討していたと思うが、課題として、ワクチンを打てない人であるとか、打たないという意思の方と、打った方との差別になるのではないかという懸念点もあったかと思うが、こういった問題については知事はどのように考えるか。

■村井知事
 安全であるということが大前提であり、そして、いつまでも経済を止めておくというのは無理があるということからすると、やはり一定の規制をかけて、私は緩和するということが重要ではないかなと思っております。

◆Q
 そのワクチンパスポートを導入して、ワクチンが打てない方とかに多少の不利益があっても、それは致し方ないのではないかということか。

■村井知事
 ワクチンを打てない、つまり問題なのは、例えば会食場にいる人の中で感染リスクのある人を入れることによって全体が駄目になってしまうということですので、ワクチンを打っていない人の中にワクチンを打てない人が入ったとしても、その方が感染している可能性もありますけれども、でも打てない方が基本的にコロナにかかってしまうと大変な状況になってしまいますから、そういった方は医師の証明書などがあれば、それは問題ないのではないかなと思います。結局問題なのは、その方に感染を広げてしまう、その方にうつしてしまうということが問題なわけですから、そういう意味では、そういう方を守る意味でも、ワクチンを打てない方を守る意味でも、私はそういった制度があったほうがいいのではないかなと思います。
 でも、ワクチンを打ちたくないという方は、それはもう我慢をしていただくしかしようがないんじゃないでしょうかね。それはもう全体を守るためには。特にワクチンを打てない方、妊婦さん、こういった方ですよね。こういった方を守らなきゃいけませんので、社会全体でそういった困った人を守る意味でも、私はそういう制度があったほうがいいのではないかなと思います。

◆Q
 緩和の部分の知事の考えとして、先ほど1回目を打った人が5割と、2回目6割なんていう数字もあったが、例えば県民全体の何%ぐらいに達したらそういう段階に進めるかということを伺う。

■村井知事
 だいたい8割程度打ったら大丈夫と考えてもいいんじゃないでしょうかね。専門家の先生方が判断することなので、私が決めることではないんですけれども、8割ぐらいの方が2回目の接種が終われば、ということは1回目の接種が9割ぐらいを超えているということになりますので、そうするとほぼほぼ全ての国民がそういったお店を自由に使えると言っても過言ではないと思いますので、よろしいのじゃないかなと思います。

◆Q
 8割というのは、それは県民全体か。それとも打てる人、12歳以上の8割か。

■村井知事
 打てる方の8割です。

◆Q
 12歳以上の。

■村井知事
 そうです。そういうことです。当然、そのときの感染者、感染状況にもよると思います。

◆Q
 一つそこが目安、目標になるということか。

■村井知事
 はい。今回、かなり患者が全国的に収まっていますよね。ずっと下がってきました。通常、涼しくなってくると割とウイルス元気になると言われているんですけれども下がってきたというのは、全体的なワクチンの接種が進んでいるというのも大きな、飲食店のご協力も当然さることながら、ワクチンの接種が進んでいるというのは私は大きいのではないかなと思っております。できればこれを最後にしたいですよね。

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東京オリンピック・パラリンピックでの宮城ゆかりの選手の活躍について

◆Q
 昨日で東京パラが閉幕というところで、県内の関係する方の活躍される姿がかなり見られた。改めて東京オリンピックとパラリンピックについて、知事の受け止めを教えてほしい。

■村井知事
 オリンピック、そしてパラリンピック、全て終わりました。宮城県の関係者でも、先日、オリンピックでメダルを取られた浅村選手、そして田中選手、そして卓球の張本選手に特別表彰というお話をいたしましたけれども、今回、バドミントン女子シングルの鈴木亜弥子選手が銀メダル、そして、車いすバスケットボールの豊島英選手、それから藤本怜央選手が銀メダルを獲得されました。県民に大変な喜びを与えていただいたと思って感謝を申し上げたいと思います。このお三方につきましても、特別表彰をお渡しをする準備を今進めているところであります。非常に喜ばしいと思います。
 いろいろ意見はありましたけれども、結果としてオリンピック・パラリンピック、私は成功したと、このコロナ禍において成功したと言っていいのではないかと思います。関係者の皆様に心より感謝を申し上げたいと思います。
 すみません、鈴木選手はダブルスでも(銅)メダルを取っておられたということで、大変失礼しました。

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令和3年度全国学力・学習状況調査結果について

◆Q
 先月31日に文科省から全国学力テストの結果が発表された。県の平均正答率は、中学の国語以外、全国平均に届かなくて、仙台市を除けば全ての科目が平均未満だったという結果だった。まず、結果全体を見ての知事の所感について教えてほしいのと、あと、全国平均並みかトップクラスの成績である仙台市と仙台市以外の県の差が開いていることについてどう思うか教えてほしい。

■村井知事
 これは当然いいにこしたことはないと思いますので、教育委員会においてはしっかりと受け止めていただきたいと思います。
ただ、順位だけ見ると、何か、悪い、いいと出るんですけれども、実際見ると、正答率が、あと1問答えていたら全国でだいたい中頃ぐらいまで上がるということでありますので、それだけこの日本の国は全国の教育レベルが均一である素晴らしい国だという見方も私はできるんじゃないかと思います。とはいえ、だから宮城は下のほうでいいんだということでは決してないと思います。
 また、仙台市と仙台市以外でこういう差があるというのも私は問題だと思っておりまして、やはり宮城県内においては、全ての学校でひとしく教育をして、そして子どもたちが等しく学力を伸ばしていくということが重要なんだと思っておりますので、さらに県の教育委員会でよく検討していただきたいと思います。
 (前回調査までの結果をみると)特に女川(町)とか大河原(町)、こういったところはいつも点がいいんですよね。だから、仙台市以外は全部駄目だというわけではなくて、いいところもありますので、いい地域の市町村のいい面をよく参考にして、それを横展開するようにぜひしていただきたいと思っております。

◆Q
 その学力格差の部分なのだが、県として格差が生じている要因をどのように分析、考えているか。

■村井知事
 これはなかなか私の立場では答えづらいんですけれども、何でしょうね、分からないですね。なかなか分からないので、すぐにこれが対策だということにはならないと思うんですけれども、ただ、先ほど言ったように、ぐっと落ち込んでいるとかいうわけではなくて、ほんの少しの差で、1問答えるか答えないかぐらいの差なのでですね。私は、子どもの成長というのは学力だけではなくて、やっぱり心技体、心の問題であったり、体力であったり、逆に体力面で見ると、仙台市以外の子どものほうが元気であるというような、それはそれで一つの特徴だと思いますので、学力を伸ばすということは非常に重要なことですけれども、そこだけに私は教育長には目を奪われてほしくないとは、気持ちとしては伝えているつもりなんです。質問に答えていないと思いますけれども。

◆Q
 分析というのは、特にこれといって差が出ていることに対する見解みたいな分析みたいなものというのは、特に県としては行ってはいないのか。

■村井知事
 それはもう県の教育委員会のほうに聞いていただくとありがたいと思います。

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第40回全国豊かな海づくり大会の開催について

◆Q
 10月に開催予定の豊かな海づくり大会について伺う。こちらはコロナ禍での開催となるが、そもそも開催するかどうかについての検討状況を教えてほしいということと、もし開催するとした場合の留意点などをどのように考えているか教えてほしい。

■村井知事
 豊かな海づくり大会は、今のところ予定どおり開催をするつもりであります。両陛下の行動についても、今のところ特に変化がないと受け止めております。
 留意点につきましては、今回、かなり限られた人数で、しかも絞って行います。感染対策をしっかり取れば、私は一般の県民の方が入れるような場ではありませんので問題ないと思っておりますが、今後、感染がまた爆発的に増えるということになり、お客さまがお越しになれないということになれば、そのときはまたそのときで考えなければならないと思います。今のところ予定どおりやりたいと思っています。規模を縮小して予定どおりやりたいと思っています。

◆Q
 ちょっと聞き取れなかったのだが、陛下のほかの四大行幸啓ではオンラインになったりしているところがあるが、そのあたりのところをもう一度伺う。

■村井知事
 オンラインになる可能性も十分あると思います。しかし、まだ宮内庁からは正式に何も聞いておりません。従って、オンラインをベースに準備も進めております。フルスペックも考えておりますけれども、オンラインになることも想定しながら準備を進めているということです。

◆Q
 まだそのあたりの結論が宮内庁から来ていないということか。

■村井知事
 まだ来ていないです。正式な決定は来ておりません。

◆Q
 開催するか否かということの最終判断はいつ頃がタイムリミットだと考えているか。

■村井知事
 これはちょっとなかなか、何月何日ということを申し上げたいんですけれども、これ、皇室行事でもありますので、私が全て意思決定をということではありませんし、これ、大会会長が衆議院議長なんですね。そういった方たちのご意見を聞きながら、慎重に判断をする必要があると思っております。

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菅首相の退陣表明について

◆Q
 菅総理が総裁選に出ないという意向を示された。このコロナ感染が拡大しているさなかに総理、総裁が替わるということについて、知事はどのように受け止めているか。

■村井知事
 非常に残念に思います。ちょうど総裁選挙と衆議院選挙が重なったという事情があり、このようなことになったのではないかなと思います。前もお話ししましたけれども、誰が総理であったとしても、やれることは大きく違わないだろうと思いますし、これは野党の方が与党になってやっていても、大きくは違わなかったろうなと思います。そう考えると、私は菅総理のやってこられたこのことを評価をしていいのではないかと思っています。
 ただ、残念ながら、結果として、ここにきて感染者が非常に増えてしまった、これはやはり国のリーダーとして最後の責任を負わなきゃいけないというのも、これも厳しい事実だと思いますので、そういったようなことを総理としてはしっかり受け止めて、選挙に出ないで任期いっぱいこのコロナ対策に全力を尽くしたいという意志表示をされたものと受け止めております。

◆Q
 総裁選を巡って、今、立候補を予定する方々の名前が出ているが、どちらかというと衆議院選の顔役を決めるような雰囲気というか、そういうものもあって、政策論争がどれだけ深まるか、なかなか読めないのだが、知事として期待することはあるか。

■村井知事
 これは国のリーダーを決める、自民党の総裁イコール国のリーダーを決める選挙ですから、(決して)選挙の顔を決める選挙ではありません。マスコミはそういう報道をされているところもありますけれども、私は決してそうではないと(教えています)。この国をどのように導くのか、コロナ対策も重要ですけれども、コロナ対策が終われば全て終わりではなくて、平常モードに戻し、そしてその後、大きな日本丸をどこに持っていくのかということを指し示していただきたいと思います。

◆Q
 菅総理が不出馬表明されるときに、コロナ対策に専念したいと言われていた言葉を村井知事は額面どおりに受け止めるか。

■村井知事
 はい。

◆Q
 それから、新しい総裁だが、新しい国のリーダーを決めるということだと思うが、知事は、誰がいいというのは言えないと思うが、こういう考えを持った方になってほしいということはあるか。

■村井知事
 私はやはり地方自治体のトップですので、一知事ですので、分権に熱心な総理のほうが、いいと思っております。

◆Q
 その見方でいうと、菅総理はどうだったか。

■村井知事
 非常に素晴らしい方だったですね。ふるさと納税なんかも総務大臣のときに導入しましたし、非常に分権に熱心な総理だったと思っています。

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営業時間短縮要請等の協力店舗数について

◆Q
 飲食店への休業要請、休業等、あとお酒の調査、これが進んでいると思うが、現在の状況を教えてほしい。どれぐらい対応しているか。

■村井知事
 対応状況、お店の協力状況、分かりますか。

(担当課)
 現在の対応状況ですが、要請対象件数自体は7,300件、仙台市内ですが、ありまして、現在、その要請に応じていないところにつきましては、仙台市内で57店舗になってございます。今、こちらにつきましては、弁明の機会というもので弁明通知書のほうを送付しているところでございます。以上です。

■村井知事
 仙台市以外は。

(担当課)
 仙台市以外につきましては、要請件数が4,700件になっておりまして、そのうち1店舗だけが要請に応じていないということになっておりますので、その1店舗について弁明の通知のほうを差し上げているところでございます。以上です。

◆Q
 もう終わっているということか、一通りもう調査。

■村井知事
 ずっと回っています。まめに回っています。何遍か回っています。

◆Q
 例えばまん延防止のときは名前を出したりとか過料なりをしたが、今後の状況については知事はどのように考えているか。

■村井知事
 同じように対応します。

◆Q
 これは、実際既に通知とか出したりするのか。

■村井知事
 はい。今、弁明の機会の付与、弁明通知書を送付しているところです。これを仙台市の場合は9月2日に送付しました。そして、仙台市以外は9月3日に送付をいたしました。今後、弁明書を提出していただきまして、命令し、公表し、そして過料を科すことにだんだんプロセスが進んでいくということになります。

◆Q
 7,300件と4,700件とあったが、これ、酒類を提供する飲食店だけではなくて、大型店舗などそういうところも含まれているのか。

■村井知事
 飲食店。だから、酒出す、出さない、関係ないよね。

(担当課)
 はい。

■村井知事
 酒、出す、出さない関係なく、飲食店。

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