ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

宮城県知事記者会見(令和3年8月2日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年8月4日更新

知事定例記者会見

※【知事発表項目】について、手話通訳を導入しています。 

【知事発表項目】新型コロナウイルス感染症 感染急拡大に伴う注意喚起について

■村井知事
 新型コロナウイルス感染症ですけれども、宮城県も高止まりしておりますが、全国的に今急拡大をしておりますので、改めて県民の皆さまに注意喚起をしたいと考えまして、このようなものを準備いたしました。次、お願いいたします。
 この青い棒グラフは新規感染者、陽性者の数であります。これが3月の第4波と言われるものであります。現在このような状況で、1回下がっているんですけれども、またここに来て上がってきているわけであります。この緑色の折れ線グラフは実効再生産数でありまして、1を超えますと1人の患者が数が増えていくというようなものでありますが、少し最近下がったんですけれども、またちょっと高く伸びてきておりまして、恐らく今日あたりはこれよりさらに上に出ていくだろうと考えておりますので、このままいきますと3月のときと同じように急激に患者が増えていくことが想定されるということであります。次をお願いします。
 これは病床の使用状況です。確保病床数といいますのは、ベッドを明けていただいている数であります。こちらの受け入れ可能病床といいますと、医療スタッフ、ドクターやら看護師さん、そういったようなもの全体を見まして、すぐにでも入院できる病床数ということであります。確保病床数を見ますと、全県で見ると、まずは使用率が25%であり、重症者が6.7%。仙台医療圏においても26.4%、(重症者が約)6%ということで、それほど高くないように見えますが、実際すぐにでも入院できる受け入れ可能病床を見ますと、全県で見て使用率が現在50%ぐらいまで上がってきました。また、仙台医療圏については7割近くまで上がっているということでありますので、病床がだんだん埋まってきているというようなことであります。しかし、幸い重症者は非常に低く抑えられておりますので、病床稼働率はまだ低い状況であるということであります。全県で見て3床、仙台市で見て2床しかまだベッドは使っていないということであります。ワクチンの効果があって、高齢者がずっと重症者が減ってきているようであります。
 これは3月、4月のときの感染者の状況と現在の感染者の状況です。ちょっと見づらいんですけれども、分かりやすく言うと60代以上の感染者の割合が大きく減少している。一方、10代、20代、40代を中心に60代未満の感染者の割合が非常に高くなっているのが大きな特徴であるということであります。次をお願いします。
 また、この最大の理由でありますけれども、(L452R)変異株の影響が大きいと考えられます。5月から8月の変異株の陽性率は、(全期間では)2割程度ですが、直近の週では6割程度まで上がっているということであります。今日もマスコミの報道ありましたけれども、この変異株は水痘(みずぼうそう)と同じくらいの感染率だということでありますので、油断ができないということであります。次をお願いします。
 今回の特徴でありますけれども、事例を申し上げますと、帰省前の活動で感染が確認された首都圏の学生の事例ですね。そして、アルバイト先、飲食店でアルバイトをしていて家庭内で感染を引き起こした事例、家族にうつしてしまった事例。若者が集まる場所、密になりやすい場所で広まったと思われる事例。スポーツや音楽活動の場で広まったと思われる事例。こういったところで、やはり若い人たちが集まるような場所、若い人が働くような場所で感染が拡大し、そして家に帰って家族にうつしてしまっているというようなことで、爆発的に感染が広がっているようであります。いずれも無症状、軽症状で活動や帰省を行ったことで感染が広まっているということでございますので、注意が必要であります。次をお願いします。
 県民の皆さまへのお願い、まとめました。県外との不要不急の移動、特に緊急事態措置区域およびまん延防止等重点措置地域との往来は延期、自粛をしていただきたいと思います。また、外出、移動の際には三密、5つの場面、5つの場面といいますのはこちらでございます。飲酒を伴う懇親会、大人数や長時間におよぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わり、こういった5つの場面などの回避、またマスクの着用、手指衛生等の基本的な感染対策を徹底するということが重要であります。症状が軽くても、少しでも気になった方は早めに受診をしていただきたいと思います。

◆Q
 今、県内ではリバウンド防止徹底期間だが、今日からまん延防止等重点措置の適用になった自治体もある。県として、まん延防止等重点措置の適用を政府に申請する考えはあるか。

■村井知事
 現時点ではありません。7月21日から時短をスタートいたしまして、今週の水曜日で丸2週間になるんですね。ですから、それ以降の状況を見てみないと、時短の効果がどうなのかが全く見えませんので、そういったようなものを見てみたいと思っています。また、先ほど言ったようにワクチンの接種率がだいぶ上がってきまして、全国平均を上回っているような状況でございますので、大都市仙台を抱えていて、そして全国平均を上回っているということはかなりピッチは上がっている、宮城県の場合は上がっていると捉えていいと思います。高齢者の感染者が少なくなっていて、そして重症者が少なくなっていて、そして3週間近く死亡者がゼロの状態かな、かなり死亡者が少ないんですよ。ですから、そういったようなものを総合的に考えると、現時点においてまん延防止等重点措置を申請する、お願いをするというのは必要ないのではないかと判断ができると思います。

◆Q
 今、このような改めて注意喚起を行われたが、感染者が増えてしまっている、また再び上がってしまっている理由をどのように分析しているか。オリンピックなどの効果もまだ出ていないと思うので、では一体何なのかというところを伺う。

■村井知事
 まあ、やはり一言で言うと人流ですよね。2週間前の様子を頭に浮かべていただきたいと思いますけれども、2週間前というと土曜日にオールスターゲームがあって、そして結構人が動いていますよね。そういうことを考えますと、人の流れが非常に大きかった。そして、変異型がかなり猛威を振るっているということで、感染が広がっていると捉えられるのではないかと思います。ですから、イベントというよりも、全体的なやはり人の流れが非常に活発になっているということに尽きると思います。
7月21日に時短をしましたので、その時短がどのくらい効果が出ているのかということを見極めるのには、今週いっぱい様子を見る必要があるだろうと思います。ただ、ほかの県に比べると、伸び方は比較的落ち着いてはいるんですけれどもね。

◆Q
 今、時短の関係を述べられたが、いつぐらいに時短の今後の見通しについて決める予定なのか。また、今回まだなかなか見通しは立たないということで、現時点での知事の評価、人流の、駅等の人通りの多さなんかを見て感じる点を教えてほしい。

■村井知事
 まず、時短の見直しをどうするのかということですけれども、今日の朝の幹部会でも今週いっぱい様子を見て、まずは内々の打ち合せを今週中にやりたいとは思量いたしました。その先については、8月16日までですから、8月16日の前に対策本部会議をどうするのかということを検討したいと思っています。

◆Q
 人の動きなんかを、もちろんほかのイベントもあるので、なかなか時短と絡めて判断するのは難しいと思うが、知事としてこの効果というか、ご覧になっていて率直にどのように受け止めていらっしゃるか、もしあれば伺いたい。

■村井知事
 そうですね、まだ時短の効果が出るという判断ができるような状況にはないと思っております。7月21日からですから、今週の水曜日で丸2週間ということになりますから、もう少し様子を見たいと思います。

◆Q
 これからお盆を控えるが、帰省ラッシュがある程度見込まれるかと思う。その辺については知事会などでも要望があったが、その辺の人の動きについてお感じになること、また発信したいことがあれば教えてほしい。

■村井知事
 そうですね、その前に8月に入ってすぐに、今回七夕祭りがございます。仙台の中心部にかなり人が集まるイベントがあります。これについては、仙台市長がどのような判断をなさるのかということだと思いますけれども、それが終わりましたら今度お盆休みということになりますから、どうしても人の流れが出やすい環境にあることは間違いないだろうと思います。変異株が猛威を振るっているということを考えますと、慎重に行動していただくようにお願いするということが何よりも重要だろうと思っております。

◆Q
 基本的には七夕に対して言及するのは難しいかもしれないが、できるだけ動いてほしくないというのが本音か。帰省も含めて。

■村井知事
 はい、そうですね。やはり県境をまたいでの移動は、特に緊急事態宣言措置地域になっているような地域からは、人が入ってきますとどうしても感染が広がってしまいますので、人の流れはできるだけ抑えたいと。特に県境をまたぐような人の流れはできるだけ抑えたいというのが本音です。

◆Q
 まん延防止等重点措置の申請については、現時点ではお考えがないというお話だが、仮に申請するとしたら、どのような条件がそろったら申請を検討することになるのか、改めて教えてほしい。

■村井知事
 客観的な基準があるわけではありませんけれども、現在あるステージ指標を見ながら、その中では特に重症者、また資料にはありませんけれども死者、これがどのような状況になっているのか。ワクチンの接種の推移がどうなっているのか。ワクチンの効果がどこまで出ているのか。他の隣県を含めて、他の都道府県の状況はどうなっているのかということを全体的に見て、判断をしていくことになると思います。

◆Q
 知事がこれまでテレビ番組等でコロナの患者、感染者の考え方として、単純に新規陽性者の数だけではなくて、違う指標、重症者とか死者とかという指標だと思うが、感染者の質が変化している中で見直したほうがいいのではないかというお考えも示されている。今回、この先、首都圏など非常に増えている状況になっていて、人流を考えると県内への広がりは避けられない状況になると思うが、その際に今後の県内の時短等の網のかけ方も含めて、どのようなお考えに基づいてやっていかれるのか、教えてほしい。

■村井知事
 ちょっと質問に適切に答えられるかどうか分からないですが、先ほどからお話ししたように、同じ患者でもかなり様相が変わってきているということです。私、一番この問題で重要なのは、コロナによっての死者を減らす、ここがやはり一番重要なことだろうと思っているわけですね。先ほどから言っているように、重症者が減ってきて死者がほとんど出ないような状況になってきている中で、何もかも止めてしまうということは私は逆のリスクも考えなければいけないと思っているんですよ。ですから、そういったことをバランスよく考える、そういう時期に差しかかっているんじゃないかと思います。あくまでもステージ指標だけで判断をしろということになれば、そこは客観的な数字になってしまいますので、新規陽性者が増えては何もかも止めなければいけないという議論にどうしてもいってしまうので、そういったバランスをぜひ考えていただきたいという話をしているということでございます。
 そういうことを考えますと、ただ、そうは言っても、若い人の中にも重症化する人もいるわけで、基礎疾患を持っている若い人が重症化をする可能性もありますし、妊娠している方がコロナになってしまって重症化してしまう可能性もあるわけですね。そう考えますと、だから何もかも緩めていいというわけでも決してないですね。ですから、そこのバランスをしっかり考えていくということと、ワクチンの接種の優先順位を今後どう考えていくのかということ、これまでは高齢者ということでしたけれども、高齢者についてはほぼ目的を達成しつつあるということを考えると、次のステップとしてどういうワクチン接種の優先順位を考えていけばいいのか、これはやはり宮城県ではなくて国が、政府が考えてほしいということで、あのような情報発信をしているということであります。
 ご質問は、今後の時短の網のかけ方などについて、どのような考え方でということでありますけれども、私はこういったような問題は宮城県だけの問題ではありませんので、国がそういったような全体の状況を見ながら、しっかりとした基準を早め早めに、こういうことを検討を始めたということを含めて発信をしていただくと、われわれとしても準備がしやすいのではないかと考えています。

◆Q
 1波から4波と、今回の第5波というのは、そうすると行政として、あるいは政治がそれに対して評価して次の判断をする上で異なる部分が出てくるのかと思うが、その辺非常に多分難しくなってきていると思うが、知事自身はどのように捉えているか。

■村井知事
 そうですね、非常に難しいと思います。この先のことが見えませんからね。ただ、間違いなく言えることは、ワクチンを打てば効果が出てきて、そしてワクチンの接種が一番重要であった高齢者が、重症化する高齢者の人が終わったというのは事実でありますので、それをベースにお考えになっていくということが重要なのではないかと思います。

記者発表資料 [PDFファイル/1.35MB]

▲ページのトップへ戻る

【知事発表項目】新型コロナウイルスワクチンの高齢者への接種状況について

■村井知事
 次に2点目であります。高齢者の接種状況について皆さまにご報告を申し上げます。
 新型コロナウイルスワクチンの高齢者への接種状況でありますが、資料にありますのは内閣官房IT総合戦略室で公表しておりますワクチン接種状況であり、ワクチン接種記録システムVRSに登録されている接種実績となります。県内では、国が掲げた希望する高齢者への7月末までのワクチン接種完了という目標に向け、関係者が一丸となりワクチン接種の加速化に進んでまいりました。宮城県内では65歳以上の高齢者のうち56万7,069名の方が1回目の接種を受け、全国平均に比べ接種率が高い結果となっておりますことから、接種を希望する方への1回目の接種は完了したものと考えております。7月末までに希望された方はほぼ全て高齢者に関しては接種が完了したと受け止めております。2回目の接種についても既に49万6,318名の方々が受けており、一部2回目の接種が8月にずれ込む方もおられますけれども、おおむね希望する方に対しての接種はできたものと考えております。
 これは県内市町村において国の意向を受け、地域の医療関係者の全面的な協力の下、計画段階から接種の加速化に取り組んできたことや、宮城県におきましても大規模接種センターを設置し、当初は高齢者へのさらなる接種の役割を担い、特に仙台市の2回接種を終えた高齢者のうち約17%は大規模接種センターで接種を行うなど、オール宮城で取り組んだ成果であると考えております。県内では、既に高齢者以外の接種も始まっており、県といたしましても今後も希望する方に早期にワクチン接種ができるように取り組んでまいります。

◆Q
 ワクチンの接種に関してファイザーのほうだが、仙台市の集団、個別とも1カ月近く止まっていて、仙台市民から状況がよく分かりにくくなっていて、かといって大規模接種に気軽に申し込める状況ではないという中で、感染防止対策に都市部の仙台のワクチン接種も何か分かりやすい、対応というものが求められるような気がするが、ファイザー製ワクチンの差配を管理する県として、何かお感じになっていることがあれば伺いたい。

■村井知事
 確かに新規の受け付けを各病院で止めているんですよね。そういった意味では、ワクチンの調達というのは非常に重要だと思っております。国のほうには何度も掛け合っているんですけれども、総量としてはしっかり確保はされているということなんですね。当初1日100万回ぐらいいけばいいと思っていたら、130万回、140万回、だんだん打てる数が増えてきてしまって、それによって当初の計画よりもなかなか簡単に前倒しができないということでありますから、ワクチンが足りなくて国民に打てない状況ではない。ほかの国のように打てない状況では決してないんだということだと思います。ただ、やはりスピードを上げていくということは非常に重要ですので、一日も早く入れていただけるようお願いしていかなければならないと。昨日も知事会がありまして、皆さん、市長選挙で忙しいだろうと思って声がけしなかったんですけれども、知事会がオンラインであって、私そこでワクチンの接種するための確保、ワクチンの確保をやはり最優先にするべきだというようなお話はさせていただきました。

◆Q
 利府町などを見ると、もう今週から12歳から15歳の受け付けができたり、仙台圏で見てもかなり差が出てきているところもあるが、知事としては県で抱えているファイザー製のワクチンの把握について、現在もまだ混乱が続いているという認識でいるのか。

■村井知事
 混乱ということはないんですけれどもね。ただ、県は差配する立場でありまして、ちゃんと調整をしながら、遅れているところ、数が多いところ、人数が多いところは多めに配付するようにしていますので、県内全体のバランスは結構取れていると思いますけれども。仙台市の分も含めてですね、県のほうでしっかり調整をさせていただいております。

記者発表資料 [PDFファイル/585KB]

▲ページのトップへ戻る

【知事発表項目】子どもとおでかけしやすい環境づくりの実践について

■村井知事
 次に3点目でございます。子どもとおでかけしやすい環境づくりのため、県では2点の取り組みを開始いたしましたので、お知らせをいたします。
 1点目でございます。県有施設2か所に置き型授乳室「mamaro」を設置いたしました。設置場所は、県の施設の中でも特に多くのお子様連れにご利用いただいております利府町の県民の森と、東松島市の矢本海浜緑地であります。目的は2つあり、1つはこの「mamaro」に備えついている利用カウント機能や電子パネルによるアンケート機能により、授乳室設置の効果を検証すること。2つには、多くの皆さまの目に触れていただくことで、工事を必要としない置き型授乳室の認知度を上げ、授乳室設置に向けた意識の醸成につなげるものであります。設置期間は本日8月2日から令和4年3月25日までで、期間終了後も県民の森と矢本海浜緑地には、別の形で授乳室の機能は継続させていただきます。
 本日午後2時から4時までの2時間、県民の森で取材対応をさせていただきますので、ぜひとも皆さま取材に来ていただければと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
 取り組みの2点目として、資料の裏面になりますが、県有施設における「子連れにやさしい施設づくり」を7月1日から開始しており、お子様連れの利用が想定される55の県の施設で、既存スペースを活用し、授乳ができる個室やスペースの提供などを始めました。お配りしている資料にいくつかの事例を紹介させていただいておりますが、県としても既存スペースを活用し工夫することで、子育てに優しい施設づくりに取り組んでまいりますので、事業者の皆さまにおかれましても子育て支援を進める県民運動の一環として、ぜひできるところから取り組んでいただきたいと思います。
 なお、55の施設の取り組み内容につきましては、子育て社会推進課のホームページに掲載しておりますので、県民の皆さまにおかれましてはお子様連れでお出かけの際にご活用ください。
 最後に資料の3ページ目にありますけれども、6月21日から開始した授乳室等に関する県民アンケートを8月31日まで実施しております。7月30日現在、保護者向けアンケートには1,092件、事業者向けのアンケートには155件、ご回答をいただいております。現時点で、保護者の皆さまからは公園や飲食店、駅舎や高速道路などの交通機関で授乳室がなく、または見つけることができずに困ったというお声などが多く寄せられています。今後は、特により多くの事業者の皆さまにご回答をいただきたいと考えております。
 今後、アンケート結果を分析し、子育てしやすい環境づくりを一層進めていきたいと考えております。多くの皆さまからの回答をお待ちしておりますので、よろしくお願い申し上げます。

記者発表資料 [PDFファイル/713KB]

▲ページのトップへ戻る

【知事発表項目】県内2基目の商用水素ステーション開所式について

■村井知事
 それでは、最後4点目でございます。水素で走る燃料電池自動車、いわゆるFCVに水素を供給する商用水素ステーションについて、県内2基目、仙台市以外では初めての開所が決定し、それに先立って開所式を開催しますのでお知らせをいたします。
 まず、施設名称はイワタニ水素ステーション仙台空港であります。
 次に、開所式についてですが、令和3年8月5日木曜日午前11時から、岩沼市内の水素ステーション現地で行われます。当日の次第ですが、午前11時から式典が始まりまして、テープカットやFCVへの水素充塡(じゅうてん)セレモニーが行われます。式典終了後には、岩谷産業株式会社からマスコミの皆さま向けに施設の説明会が行われる予定です。
 我が県において念願であった2基目の水素ステーションの開所であり、既に仙台市宮城野区幸町にある1基目の水素ステーションと併せ、FCVの普及拡大に向けた相乗効果が期待されているところであります。2050年二酸化炭素排出実質ゼロを目指し、水素エネルギーの普及に取り組む我が県において、次のフェーズに向かう記念すべき第一歩となる式典でありますので、ぜひ取材に来ていただきたいと思います。場所は県の防災ヘリコプターの格納庫がありますよね、仙台市と県の防災ヘリコプターの格納庫、あの道路向かいです。すごく分かりやすい場所にありますので、ぜひお越しください。なかなか鶏が先か、卵が先かで、車を増やせば水素ステーションが増える、水素ステーションを増やせば車が増えるという難しいんですけれども、まずはあそこにあるということを県民の皆さんに知っていただかなければいけませんので、マスコミの皆さんはぜひ取材にお越しいただき、ニュースに取り上げていただきたいと思いますので、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
 レンタカーなんかにFCVを導入しようということも考えています。仙台空港にレンタカー店がありますよね。ですから、なるべくいろいろな方にFCVに実際乗ってハンドル握ってもらって、一緒に乗ってもらって、横に乗ってもらうというようなことも進めていこうと思っています。

記者発表資料 [PDFファイル/152KB]

▲ページのトップへ戻る

東京五輪宮城県会場での競技を終えて

◆Q
 東京五輪の男女サッカー10試合を有観客で行った。有観客で実施したことは国内外から注目されたが、改めて成し遂げられた意義についてお考えを伺う。

■村井知事
 宮城県で男女サッカー予選ですけれども、予選、準々決勝を有観客で行いました。一言で申し上げて、やってよかったなと思っております。何よりも試合に臨まれたオリンピアンの選手の皆さま、非常に喜んでくださいました。多くの人数ということではなかったんですけれども、それでも得点が入るたびに皆さんが大きな拍手をした、それが選手に伝わったと思います。なでしこジャパンの予選リーグでも、試合後にロッカールームに頼んでもいなかったんですけれども、自主的にホワイトボードに「ありがとうございました」という気持ちを文字に書き起こしてくださいました。まだ消さずに残しておいてもらっていまして、一つの宝物だなと思っております。
 また、お越しになった観客の皆さんとも、何人か立ち話をさせていただきました。ボランティアの方にもいろいろお話をさせていただきましたけれども、皆さま異口同音に、よかった、ありがとうございます、素晴らしいです、思い出になりますとお話しになりました。子連れのお母さんが非常に喜んでおられたのが印象的です。このようにリスクは確かにあったと思いますけれども、そうした中で試合に臨まれた選手の皆さま、観客の皆さま、ボランティアの皆さま、一生懸命頑張っていた県職員、みんなそれぞれいい思い出がつくれたのではないかと思っております。繰り返しになりますけれども、やってよかったと思っています。

◆Q
 先週の質問と重複してしまうところがあるが、先ほどおっしゃったように、有観客の影響が出るのはもう少し先かもしれないが、全国的に増えている状況で宮城も増えているが、ほかの県も同様に東京の感染爆発に伴って増えている。そういう中で、正直東京五輪、有観客、無観客にかかわらず増えていて、無観客にしたところでも増えている状況が実際にはある中で、その中で改めて振り返って、あの時点で有観客を判断されたこと、今いろいろな意義についてもお話しいただいたが、そのあたり今の感染状況も踏まえてどのように考えておられるか。

■村井知事
 当然将来を見据えることはできませんので、あの時点で絶対大丈夫かと言われたら、それは分からなかったわけですけれども、総合的に私は判断をして、やったほうがいいだろうと、リスクを上回るだろうと判断をいたしました。現時点においては、やってよかったと思っているということであります。

◆Q
 当時の判断が、主催は組織委(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)なわけだが、結果的に現状としては組織委ではなくて自治体が判断するような形に、結果として状況としてなってしまったと思うが、そのこと自体については今考えると、あるいはもうちょっと主催者としてのリーダーシップを発揮してもらうべきだったのか、それは自治体の判断、感染状況なども分かっているわけですから、という判断でよかったのか。そのあたりはどのように考えておられるか。

■村井知事
 そのように映ったと思いますけれども、しかし、私はやっぱり意思決定をしたのは組織委員会であり、最後の責任を負うのは組織委員会だと思っていましたので、私の意見は私の意見で意思決定をしたのではなくて、私の意見を参考にしながら決定をされたと思っています。実質的に自治体が決めたようなものだとおっしゃるかもしれませんけれども、そのように映ることは間違いないと思いますけれども、しかし、もし宮城県があそこで急激に感染者が爆発的に増えて、私が有観客でやるべきだと言っても恐らくやらなかったと思いますね。ですから、最終的には組織委員会が意思決定をし、責任を負うのも組織委員会だったのだと思っています。そういう意味で、私の意見を参考にしながら、有観客でと踏み込んでいただいた、意思決定をしていただいた組織委員会に感謝をしております。

◆Q
 もし数が分かれば、この日程全体での有観客、観客数の合計、それに対する評価と、これを繰り返しだが復興五輪ということもあるので、その人数に対して当初の知事が念頭に置いていた復興五輪の発信などについて、改めて総括していただければと思う。

(担当課)
 6日間の合計の人数が約1万9,300と組織委員会から報告されております。7月21日あたりに組織委員会のほうから一報でいただいたキャンセルが4万5,000から、実際はそこから最終的には約1万9300ということになっております。

◆Q
 実際の入場者数という。

■村井知事
 そういうことです。

◆Q
 最終的な。

■村井知事
 はい。

◆Q
 半数以下と。

■村井知事
 そうですね、キャンセルが出たんですね。

◆Q
 このあたり、先ほど申し上げたことを含めて総括をいただければと思う。

■村井知事
 途中、台風が来て電車が止まったというようなこともありました。非常にそういう意味では条件が悪かったと言えるかと思います。また、いろいろ報道もありまして、リスクを感じ、急きょキャンセルした方もおられるのではないかと思います。
 それに対する評価ですけれども、これはチケット当たった人の判断でありますからやむを得ないことだと思っております。実際、私2回スタジアムに行きましたけれども、5万人のスタジアムですからかなり席に余裕がありまして、あそこで感染が広がることはないだろうと思いながら観戦をさせていただきました。人数に対する考え方ということですけれども、かなり広いものでね、もう少し入っていただいても大丈夫だったんじゃないかという思いは持っています。

◆Q
 改めて、そういう少ない人数になってしまったということに関しての復興五輪を発信するという上での影響というものはどのように変わったか。

■村井知事
 まず外国人の方は皆無でしたね。オリンピック関係者を除いて、観客として来られた外国人の方は見かけませんでした。そういうことを考えますと、われわれの感謝の気持ちを伝えるという目的はなかなか達成できなかったのかもしれないですね。しかし、これは理由がコロナですので、やむを得ないと思います。
 しかし、ボランティアの方が仙台駅の前であったり、あるいは仙台空港でブースを設けて、パネルを使ったり、あるいはビデオを使って語り部のボランティアをやっていただいたりいたしましたので、そういったところにお越しになった方はわれわれの気持ちが伝わったんではないかと思いますから、全く皆無であった、効果が全くなかったと、復興五輪では全くなかったということでは決してないと思います。恐らく宮城県が大きな被災地でなければサッカーをやらなかったかもしれませんし、そういうことを考えると、福島で野球やソフトボール、宮城でサッカーをやってくれたというのは、そういったことを考えて、復興五輪ということでやっていただいたというのもあるんじゃないかと思いますから、当初の目的が全く果たせなかったのかというと、そうではなかったと思います。

◆Q
 復興五輪に絡めてだが、発信の立場としてはなかなか目的が果たしにくかったという側面はあったかと思うが、受け手のほう、例えば海外メディアなんかもなかなか入ってこれない状況で、発信する側もそうだし、発信の媒介をするメディアもそうだし、また、全国的に復興五輪からどちらかというとコロナのほうに集中してしまって、復興五輪という当初の目的がなかなか伝わりにくかった原因になったかと思うが、この辺の現状をどのように受け止めているか。

■村井知事
 そうですね、私もそのように思います。

◆Q
 なかなか伝わらなかったということか。

■村井知事
 そうですね。やはりコロナの話題で、それが大きなニュースになってしまったと思いますね。

◆Q
 そのような中で、五輪後に、アフターコロナの中で復興というものをどのように伝えていくかと一つ課題となるかと思うが、知事はどのように考えるか。

■村井知事
 今回、非常に注目したのは、選手個人のSNSの発信ですよね。こういったようなものは世界中にどんどん駆け巡ったと思います。選手村の食堂で出たものがおいしかったとか、コンビニで食べたものがこんなものがあっておいしかったとかですね。そういったことを考えますと、こういった個々人の発信というものも非常に重要だなと思いましたので、インフルエンサーへの働きかけなども今後は強めていかなければならないのではないかと思いますね。ただ待ちの姿勢で被災地を巡ってください、われわれこういうものを作ったから見てくださいではなく、そういったいろいろな情報発信の仕方というものも、SNSなども活用していくということが重要かもしれません。

▲ページのトップへ戻る

仙台市長選の投票率などについて

◆Q
 現職が再選を決めたということになるが、投票率29.09%で過去最低となった。いろいろな要素があると思うが、興味・関心を引くような状況になかったのではないかという部分が指摘されている。まず、その受け止めについて聞かせていただきたいのと、もう一つ、この秋は知事選と衆院選が控える中、有権者が投票行動を起こしたくなるような選挙の在り方について知事はどのように考えるか聞かせてほしい。

■村井知事
 まず、低い投票率についてのみでいいんですよね。白票は関係ないんですよね。

◆Q
 白票も含めて。白票も非常に多いという、1万を超えているので。

■村井知事
 やはり郡現市長の知名度が圧倒的で、また、組織的に見ても各政党が、自民党から共産党まで、全ての議員じゃなかったんですけれども、多くの議員が郡さんについたということで、明らかに勝敗が分かっているというような受け止め方をされて、自分ぐらい選挙に行かなくてもいいだろうという判断をされたのではないかと思います。
 白票1万票を超えたということですけれども、これはどちらにも入れたくない、あるいはどちらも入れたいの意思表示だと思います。この点については、郡市長、しっかりと受け止めるべきだろうなと思います。わざわざ投票所まで足を運んで何も書かずに入れたということですので、これは非常に大きな意思表示だと思いますから、郡市長はしっかりと重く受け止めるべきだと思います。

◆Q
 もう一つ、今後の選挙について。

■村井知事
 投票行動を喚起するためにはどうすればいいと考えているか。これは選挙管理委員が今いろいろお考えですけれども、可能性としては、衆議院選挙と知事選挙が同じ日になる可能性もある。10月24日か31日か、11月7日か14日だと重なる(可能性もある)んですよね。衆議院と知事選挙が重なれば投票率は上がるということになると思いますから、できる限り準備はあると思いますけれども選挙管理委員会には柔軟に対応して、衆議院と知事選挙が同日になる(可能性がある)ならば、同日にするように最大限努力をしていただきたいと思いますし、もし同日にならないのであれば、有権者が混乱をしないようになるべく日にちを離すということも重要になるかもしれません。
 ただ、いろいろ準備も必要だと思います。人の手当ても必要ですし、場所の準備も必要ですし、いろいろな物の準備も必要ですし、投票用紙の準備も必要ですから、いつまでも待つというのも難しいだろうなと思っていますけれども、そういったようなことを選挙管理委員会にはお願いしたいと思います。
 とにかく衆議院選挙が先にあって知事選挙が後になってしまうと、恐らく投票率相当下がるんじゃないかと思います。

◆Q
 日程だが、これはいつぐらいがリミットだと考えるか。もう本来であれば知事選も決められなくちゃいけない時期なのだと思うが。

■村井知事
 これは分からないですね。私が決めることではないので。ただ、例えば私が急にぱたっと死んでしまうことだってあるわけですよね。そこから何日かしたら選挙を必ずやらなきゃいけませんが、それでも選挙をやれるわけです。ですから、それが最短の期間ということになるのではないかなと思います。準備はできるということでしょうから、そこをベースにお考えになればいいのではないかと個人的には思っていますけれども、ただ、それは選挙管理委員会がお考えになることだと思います。

◆Q
 衆院選の動向をある程度見た上で、直前まで待って決めるという手もあるということか。

■村井知事
 そういう手もあると思いますね。これは選挙管理委員会がお考えになることであります。

▲ページのトップへ戻る

県内3病院の連携・統合について

◆Q
 がん治療の充実に向けた3病院連携の話だが、間もなく、こちらで会見をしてから1年が経つかと思うが、現状を話せる部分で教えてほしい。

■村井知事
 いろいろ調整はしておりますけれども、まだここで何か公表できるという段階には至っておりません。当然、非常に大きな問題で、宮城県にとっても大きな問題ですけれども、それぞれの病院にとっても、日赤(日本赤十字病院)さんにしても東北労災(病院)さんにしても大きな問題でありますので、いろいろ今、調整をさせていただいている段階だと聞いております。

◆Q
 この前の県議会の中で、知事は早期に方針を示したいといったような趣旨の発言をしていたかと思うが、今後のスケジュールや見通しに関して知事はどのように考えているか。

■村井知事
 何らかの形で3者で合意ができれば、それは発表しなきゃいけないと思いますけれども、現状においては何かを発表するというところに至っておりませんし、発表するにしても、それぞれの病院、3つの病院が合意しないと発表できませんので、県が勝手に発表するわけにはいきませんから、まだそういう状況に至っていないということですね。

◆Q
 そうすると、特に具体的な目標の時期というのは知事の中にはないということか。

■村井知事
 もう、できるだけ早くというのは変わらないんですけれども、私の一存で決められる問題ではないということなんですよね。相手のあることですので、信頼関係を失わないように、しっかりと調整をしているということであります。

▲ページのトップへ戻る


Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)