掲載日:2021年7月7日

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宮城県知事記者会見(令和3年7月5日)

知事定例記者会見

※【知事発表項目】について、手話通訳を導入しています。

【知事発表項目】「東北大学(宮城県・仙台市)ワクチン接種センター」の予約状況および今後の予約受け付け予定について

村井知事

まず、1点目であります。「東北大学ワクチン接種センター」の予約状況および今後の予約受付予定についてご説明申し上げます。
「東北大学(宮城県・仙台市)ワクチン接種センター」の予約につきましては、一昨日、3日土曜日朝9時からインターネット予約などの受け付けを開始するとともに、夜間接種予約も開始いたしましたが、2時間ほどで予約枠は埋まり受け付けを終了いたしました。現在、一旦予約受け付けを停止しておりますが、7月23日以降の接種予約につきましては、明日6日から順次以下の日程により行ってまいりますので、お知らせいたします。
先月28日から電話予約を開始し、今月3日からはインターネット予約も開始いたしましたが、電話、インターネットともつながりにくい状況にあり、県民の皆さまには非常にご不便をおかけいたしますが、ご理解いただきますようよろしくお願いを申し上げます。
これは日にちを切っておりますけれども、これはまだ接種券が届いていない自治体があるんです。従って、全部オープンにしてしまって、日にちいつでもオーケーですよといたしますと、どんどん埋まってしまって、接種券が届いた自治体の県民の皆さんがそこで接種ができなくなってしまうということもありますので、こうやって期間を区切らせていただいているということであります。
また、土日は夜間接種やっておりません。平日だけであります。それと、2回目の接種の人も重なってきますので、その日によって受け付けできる人数というのが限られているということもありますので、3,500件できるから毎日3,500件電話予約できるかというと、決してそうではない。2回目の接種の人の分を抜いていかなければなりませんので、その日によって受け付けできる数が上下するということでございます。
なかなかつながりにくいということでありますけれども、電話回線を増やしたりインターネット回線を増やしてもですね、サーバーの力を増やしたりしても、結果的には早めに打ち切るというだけになってしまいますので、このような形にさせていただいているということでございますから、ぜひ県民の皆さま、かなりストレスたまっているようでありますけれども、その点についてしっかりと説明をしていただきますようによろしくお願い申し上げます。

記者発表資料(「東北大学(宮城県・仙台市)ワクチン接種センター」の予約状況および今後の予約受け付け予定について)(PDF:168KB)

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【知事発表項目】「宮城県中小企業等再起支援事業補助金」の申請受け付け開始

村井知事

次に、中小企業等再起支援事業補助金の申請受け付け開始についてお知らせいたします。
まず、補助金の概要ですが、新型コロナウイルス感染症の影響により売上が減少し、大変厳しい経営状況に置かれております中小企業・小規模事業者等が、早期の再起を図るために行う事業に要する経費に対する補助金であり、昨年度に引き続きの実施となります。
具体的には、主に県内の中小企業・小規模事業者等が、「販路開拓」および「生産性向上」並びに「感染防止対策」に係る新たな事業を行う場合に、補助対象経費の3分の2を1事業者当たり上限額100万円として補助するものであります。
また、「みやぎ飲食店コロナ対策認証制度」の認証を取得した飲食店を営む中小企業・小規模事業者等につきましては、県外に本社・本店を有する事業者であっても、県内で営業する飲食店に係る事業を実施する場合には補助対象としております。
申請受付期間は7月15日から8月4日まで、郵送での受け付けとなりますが、予算上限に達する見込みとなった場合には、期限前でも受け付けを終了する場合がございますので、早めに申請していただきますようによろしくお願いいたします。
申請手続につきましては、この補助金の事務局になります「みやぎおうえんコンソーシアム」が窓口となります。申請書類の提出先など詳しい内容は、本日開設いたしました事務局のホームページで順次お知らせする予定です。
なお、申請受け付けを開始する7月15日からは、申請受け付けに係るコールセンターを開設いたしますので、資料記載の電話番号までお問い合わせいただければと思います。この件については以上です。

記者発表資料(「宮城県中小企業等再起支援事業補助金」の申請受け付け開始)(PDF:467KB)

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【知事発表項目】プロスポーツチームと連携した新型コロナウイルス感染防止対策啓発活動について

村井知事

3点目は、プロスポーツチームと連携した新型コロナウイルス感染防止対策啓発活動についてであります。
このたび、ベガルタ仙台、楽天イーグルス、仙台89ERSのプロ3チームにご協力をいただき、新型コロナウイルスの感染防止対策啓発動画を作成いたしましたので、お知らせいたします。
この動画は、多くの県民に愛されている県内プロスポーツチームの選手の方から、県民の皆さまに、改めて基本的な感染防止対策を徹底いただくことなどについて啓発いただく内容となっています。既に先日のベガルタ仙台のホームゲームでは放映をいただきました。今後も、県ホームページや試合会場、商業施設などで順次放映してまいります。
なお、プロスポーツチームの皆さまには、お忙しいところ、快く撮影にご協力をいただきました。大変ありがとうございます。
複数の動画を作成しておりますけれども、そのうち今日は3チームの合作動画をご覧いただきたいと思います。こちらでございます。

〔動画放映〕

ぜひいろいろなところでご活用いただきたいと思います。よろしくお願いします。

記者発表資料(プロスポーツチームと連携した新型コロナウイルス感染防止対策啓発活動について)(PDF:401KB)

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新型コロナ新規感染者の増加および時間短縮営業を再要請する場合の判断基準等について

Q

新型コロナウイルスの新規感染者数が、先週、前の週と比べて増えているという状況で、あと4日連続で2桁の感染者が確認されている。まず、その感染状況への受け止めと、あとは、今後の対応について、再度時短要請等に踏み切る場合の判断基準等々あったらお願いする。

村井知事

まず受け止めですけれども、非常に危機感を持っております。実効再生産数もずっと1を超えるような状況になってまいりました。ここ数日、2桁を超えていまして非常に心配をしております。東京でかなり患者が増えておりますので、間違いなくその影響が出てくると思います。飛行機に乗った方、また新幹線に乗った方につきましてもかなり人が多くなってきておりますし、街なかの人混み、かなり混雑しているようでありまして、恐らくそういった影響がこういったようなものに数字となって表れてきているのだろうと思っております。
今後の判断基準でございますが、今のところ特に時短要請をするといったような予定はございませんで、もう少し様子を見てみたいと思います。まずは、感染者の増え方、また病床数ですね、そしてワクチンの接種状況、こういったものを判断基準にしながら、専門家の意見を聞きながら判断をしてまいりますが、今はまだそこまでは至っていないという受け止めです。
ただ、油断できませんので、早速今日以降、小まめに副知事と副市長、仙台市の副市長と宮城県の副知事がトップになります、担当を全部入れたですね、そういった打ち合せ会議を開催いたしまして、早め早めに足りないところに応援が入れるように、まずは、患者が出た場合、濃厚接触者の特定を一日も早くして、そしてその日のうちに積極的疫学調査を行うと。これをしっかりとやっていくことによって感染を抑えていきたいと思います。同時に、ワクチン接種ですね。ファイザーのワクチンがやや入りにくくなっているということもありますので、情報を早く取って市町村に情報を連絡したいと思います。今月いっぱいは何とかなりそうですので、来月以降、不足して接種ができないということにならないように、早め早めに調整をしてまいりたいと思います。以上です。

Q

知事の後ろにもあるが、リバウンド防止徹底期間の取り扱いについては、今、微増している感染状況の中でどのようにされる今方針か。

村井知事

間違いなく今の状況で7月11日で終わるということはないだろうと思いますが、いつまでどうするのかということを、今週中に対策本部会議を開催して決定したいと思っています。

Q

期間はともかくとして、延長するのは恐らく間違いないだろうということか。

村井知事

そうですね。今の状況で7月11日で終わることはないでしょうね。オリンピックも開催されますので、これはやはりしっかり対応していかなければならないと思います。

Q

7月今日で5日だが、先日県内で行われた聖火リレーの影響というのはどのように見ているか。

村井知事

まだその分析はしておりません。ただ、患者の出方からすると、やはり仙台市が患者が多いということを考えますと、聖火リレーの影響が直接今回の感染者増につながっているとは考えにくいとは思います。ただ、もう少し状況を見たいと思います。

Q

先ほどの質問との関連で、リバウンド防止徹底期間については、飲食店の時短の解除ということで、基本的に県民にはメッセージとしてリバウンド防止徹底期間というものがきちんと伝わっているのか、行動の自粛の呼びかけというものが伝わっているのかという点もあると思うが、どうしても時短の解除ということで、平時に戻った、日常に戻るというほうのメッセージのほうが強く伝わっているんじゃないかなという印象もあるので、その点についてはいかがか。

村井知事

そうですね。当然、時短を解除したということで、特に行動の厳しい制限というのはかけられなくなっておりますので、そういったこともあり、やはり街なかに人出が増えてきているところにつながっているのではないかと思っております。ただ、リバウンドを防止しなければいけないという意識は当然皆さんの頭の片隅にはあると思いますけれども、行動制約にまでなかなかつながっていないのかもしれません。従って、今後しっかりとそういったところのPRしていかなければならないと思います。オリンピックもありますのでどうしても人出が増えると思いますので、その辺よく考えたいと思います。

Q

先ほど知事、ファイザー社製のワクチンの供給の件等、言及があったが、今回供給の見通しがちょっと危うくなっているということについて、どんな影響があるのか伺う。

村井知事

高齢者は、ほぼほぼ1回目が終わり、2回目をだんだん打っている方が多くなってきました。それがはっきりと感染者の数字となって表れてきておりまして、感染者の年齢構成を見ると、圧倒的に若い人が多くなってきて、高齢者が少なくなってきました。そのおかげで重症者も今低く抑えられているということだと思います。やはり、ワクチン接種をすれば患者の発生は低く抑えることができる、イコール、重症者を抑えることができるということがはっきりと分かってきておりまして、これは宮城県にも当てはまる、この法則は当てはまるだろうということは間違いないと思います。そこから考えまして、やはりファイザーワクチンの供給が滞るということになりましたならば、今後、若者に感染が広がり、若者に重症者が出てくる可能性が高まってまいりますので、やはりワクチンの確保というものは最優先で取り組まなければならないと思っております。

Q

今回、このファイザー社製の滞りというのは、国がどういった原因でそういうことが起きているのかというのがよく分からないのだが。

村井知事

詳しいことは分かりません。報道で流れていること以外分からないんですけれども、予定よりも入ってこなくなってしまっている、国の中に、日本の中に届かなくなっているということらしいんですけれども、それはやはり政府が一元的に管理をしておりますので、政府の責任において確保を最優先でやっていただければということを強くお願いをしたいと思っております。

Q

接種が停滞してくるんじゃないかという危惧ができてしまうと思うが、年齢もやっぱり18歳以上か12歳以上でのファイザーで、そういった点、どのように今後解決していくのか、県だけでは分からないということか。

村井知事

そうですね。これは宮城県だけの問題ではありませんので、自治体を挙げて、市町村の力も借りながら、国に強くお願いをしていくしか方法はないだろうと思っております。

Q

今、質問があった話だが、7月に入って、国が示しているワクチン、高齢者の接種の完了の目標の月ということになったが、現状の1回目、2回目の接種率の進捗(しんちょく)についてのご所感と、あと、もし遅れているとかという話がある場合に、県としても市町村をサポートしていきたいというような何か今後の取り組みというか、もし何か考えがあれば教えていただきたい。

村井知事

市町村は希望する方は7月末までで終わるというふうにおっしゃっていまして、その辺の管理は、進行管理は全て市町村が行っておりますので、私のほうは、市町村がそのような意向をお持ちであれば、そのとおりだなと受け止めているということです。今後は、県としてやれることは大規模接種センターをうまく活用して市町村のサポートに回るということだと思っておりまして、高齢者の方については優先的に接種をしていただいておりますので、今までしていただいておりましたので、2回目の接種も、1回目を受けた方は全てどんなことがあっても接種していただけるように優先的にしておりますから、そういった形でのサポートは7月末までに高齢者の方の接種が完了するようにお手伝いをしたいと思っております。

Q

現状、市町村へのヒアリングということで7月末に終わるとなっているところに関しては、県としても終わるだろうというお考えか。

村井知事

そうですね、はい。われわれ住民基本台帳を持っておりませんし、受け付けはわれわれやっておりませんので、これは市町村が進行管理というものをしっかりやっていただいているものだと思っております。
大規模接種センターに来られた方はちゃんと市町村には報告しております。市町村が全部それを管理しているということであります。

Q

先ほどの対策本部会議の話で少し伺うが、観光等の需要喚起策についても今度の本部会議等で検討されているのかと思ってよいか。

村井知事

観光。

Q

はい、観光ですね。そのようなことについても、この首都圏の感染者の増加と、県内にしても多少増えているから、考え方とか進行の仕方とか何か変わるところはあるか。

村井知事

今度の対策本部会議ではやはりそこが中心になると思います。恐らく、今の2桁の頭のほうですね、10人程度では、緊急事態宣言ということにはすぐにはならないと思うんですが、県の施策として経済対策を打ち出す時期にだんだん近づいてきているんですよね。第2弾、第3弾の経済対策。これをどうするのかということについては、専門家の皆さんの意見を聞きながら判断をしていくことになるだろうと思います。従って、次の対策本部会議の最重点議題はそちらになるだろうと思います。
恐らくリバウンド防止徹底期間の延長については問題ない。あといついつまでかというだけなので、その辺についてはそれほど大きな県民生活に対する影響はないんですけれども、経済対策については当然宮城県民の生活に直結する問題ですので、私としては早くやりたいんですけれども、今のこの状況をどう捉え、今後どう推移していくのかということを考えながら判断をしていきますので、そういう重要な会議になるのではないかと思っています。

Q

加えて、5月臨時会で出している観光振興策についてもそろそろなのかなという部分はあると思うが、具体的に言うと、当初予定したのよりも先に始めるとか、そういうことを検討されるのか。

村井知事

そういうことです。そうなるかもしれないということですね。だいたいいついつ記者発表しようかということはもう今打ち合せしているんですけれども、それを先に延ばすか予定どおりするかと、その辺の今微妙な時期になっているということです。

Q

ワクチンの質問に戻ってもいいか。

村井知事

いいですよ。どうぞ。

Q

先ほど今月いっぱいは何とかなるという発言があったが、仙台市のほうで予約を一部止めるというような話が聞こえてきて、県内で同様の市町村があるかどうか、まず確認したい。

村井知事

仙台市については、今、庁内でいろいろ調整されているというので、県としてははっきりとしたことは把握しておりませんので、分からないんですけれども、仙台市以外についても不足するところがあるんです。そこは県で調整に入って、ワクチンのやりとりを、調整にお手伝いをさせていただきまして、仙台市以外については、7月末まではワクチンが不足することはないような状況になっております。ただ、仙台市内についてはまだ今検討中ということなので、よく分かりません。というのは、つまり仙台市は個別接種が非常に多いので、各病院にどの程度行き渡っているかということをちゃんと把握してもらわないと駄目なんです。ですから、そこの調整をしっかりしていただいて、仙台市としてどうなのかということを把握をしてもらって、もし何かあれば、県としてお手伝いをしてほしいということがあればお手伝いをさせていただくということであります。

Q

ファイザー社のワクチンについては少し供給が少なくなるという見込みだが、大規模接種センターのモデルナのほうの供給状況というのはいかがか。

村井知事

今のところ滞るという報告は受けておりません。

Q

国のほうに供給量を決めてくださいと県のほうからお願いしているという話だが、ほかの自治体では、感染状況が大変なところ、都市部から配ってほしいというような知事もいらっしゃる。知事のお考えとしてはどう考えるか。

村井知事

当然、都市部の首長さんはそうおっしゃるだろうと思いますけれども、宮城県は、仙台市という大都市もありますけれども、これはやはり同じスピードで進めていくべきだということでずっとやっておりますので、今さら方針を変える必要はないだろうと思います。

Q

全国的に平等に配るのが望ましいということか。

村井知事

そうですね、はい。当初から、大都市を中心に徹底してやっていくんだ、そういう方針であればいいですけれども、今、もう平等に進めるという方針でずっと進めてきて、ここに来てまた方針を変更するということになるとまた混乱が生じますので、これはもうオリンピックに向けて着々と準備を進めてきましたから、今さら方針を変える必要はないと思います。大都市優先でやるというのも一つの考え方だろうと思いますよ。ただ、もう今ここに来て方針を変える必要はないだろうと思います。

Q

今、県の1回目ワクチン接種を済んだ人というのが59万人余り、もうちょっとで60万人ということだが、この進捗状況について、知事、どのようなふうに見ているのか教えてほしい。

村井知事

予定どおりと思っております。私は60万よりもう少し多いんじゃないかなと思うんですけれども、これは市町村から報告が上がってきた分を足し合わせてなので、まだ入力していない分もかなりあると聞いておりますから、もう少し多いのではないかと思っております。恐らくだいたい予定どおり各市町村も進めているんじゃないかなと思います。仙台市が人口が多いので心配していたんですけれども、個別接種がかなり順調に進んでいると担当から報告がありました。仙台市医師会の皆さんが一生懸命頑張っていただいているんだと思います。かなり進んできているのではないかなと思います。

Q

進捗状況からいくと、進捗率ってどのぐらいなのか気になるところだが、今、全県で接種券を持っている人、高齢者以外に拡大しているわけだが、そんな中で、今、進捗率ってどうなっていると知事のほうは把握されているか。

村井知事

進捗率というのは接種の進捗。

Q

ワクチン接種の進捗率。

担当課

進捗率については、高齢者の1回目は60%以上接種完了しているという状況にあります。
全体では、12歳以上が対象となっているわけなんですけれども、12歳以上の接種対象者の母数的にはちょっと今持ち合わせていないという状況にございます。

村井知事

要は住民基本台帳は。でも、だいたい分かるんじゃないの、人口。

担当課

5歳刻みということで、12歳以上ですとなかなか現状を把握していないというのが実際です。

村井知事

接種した人の人数は何人ぐらいなの。全県で1回目何人で、2回目全県で何人というのは分かる。後で投げ込みしましょうか。

担当課

1回目が約59万7,000人。

村井知事

60万人ですね。

担当課

2回目完了した方はそのうち32万4,000人になっています。

村井知事

32万人ね。それは全県民ね。

担当課

はい、そうです。

Q

これ12歳以上の管理というのはどのように。今なかなか数字、ご説明あったとおり収集するのが難しいということだったと思うが、どのように進捗率。これ大事だと思う、何パーセントで既に接種済みなのかという。やっぱりどうしても分からないことなのか。

村井知事

そうですね。まだそういう若い人はまだ接種がほとんど始まっていないので、うちとしても情報を取っていないんだと思うんですけれども、恐らくさっき5歳刻みと言ったのは、何度も言いますように住民基本台帳がないので、どこの市町村に何歳の子が何人いるのか、何歳の人が何人おられるのかというのがなかなか把握できない、県として把握できませんので、これは市町村の報告してきたやつをだんだん足し合わせていくしか方法がないというわけですよね。今、市町村から上がってきたやつを足し合わせると、先ほどのような報告になったということだと思います。いずれ、だんだん若い人の接種が始まっていって、12歳以上の方がやっていけば、市町村から、統計の取り方なんですけれども、国から示された統計の取り方で出てきたものを皆さんに順次発表ができると思うんですけれども、現時点においてはこういった雑ぱくなまとめ方しかできていないということです。

担当課

今後、対象者の把握につきまして、市町村のほうに接種券の発行対象者数、こちらのほうを確認させていただきたいと思っています。

村井知事

いつ頃までに。

担当課

今月中には。

Q

その数字に基づいて今の進捗率が分かるということか。

村井知事

そうです、はい。だんだん分かっていきます。今はどんどんとにかく打っていってくれということで、細かい統計よりも、まずは一人でも多くの方に打っていただくことを優先してやっているということです。

Q

1つ前に経済振興のお話が出たと思うが。

村井知事

経済対策ですね。

Q

今、リバウンド防止徹底期間をこのままでいくと延長することになると思う。リバウンド防止徹底期間の間に経済振興策というのがあったが、矛盾したメッセージになると思うので、徹底期間の後かなと私は理解したが、それは変わらないのか。

村井知事

いえいえ、そんなことないんです。リバウンド防止徹底期間というのは、ある程度ワクチンを打ち終わるまで、これはずうっと継続しないといけない可能性の高いものですよ。その中で感染状況を見ながら必要な経済対策を打てるものは打っていくということです。従って、何もやらないわけではないです。今やっております旅行割、やってますよね。これも今この期間中ですけれども打ってますので、ですから何もやらないわけではなくて、やれる範囲内でやれることをやっていくと受け止めていただきたいと思います。

Q

前売り券というのは、今直ちに人の動きを流すものではなかったのでいいとは思うが、今後の食事券だとか、直接去年Go Toの人の動きを流していくというのは、感染防止徹底期間にやるのはどうなのかなという声もあると思う。このあたりは徹底期間だからといってやらないという選択肢だけではなく、やる選択肢もあると。それは感染状況を見ながら進めていくと。

村井知事

はい、そういうことです。その辺は専門家の皆さんのご意見を聞きながら、よく考えたいと思います。当然積極的にというのはなかなか難しいと思いますので、慎重に判断をしたいと思います。

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静岡県熱海市での大規模な土石流に関連した支援について

Q

一昨日、静岡県熱海市で大規模な土石流の災害が発生したが、それに関連して宮城県で支援の動き等々あれば教えてほしい。

村井知事

大変な土石流災害で、亡くなった方もかなりおられるようであります。亡くなった方のご冥福をお祈りします。また、被災された方にお見舞い申し上げたいと思います。昨日、知事会の災害特別委員会(訂正:緊急広域災害対策本部)が、私、副委員長(訂正:本部員)なのでオンラインで参加をいたしました。そこでいろいろ意見交換をいたしましたけれども、現時点においては東北地方に支援の要請は来ておりません。もし知事会から(支援の要請が)来れば幹事県である青森(県)に行きまして、青森からまた我々に振られるということで、職員には応援要請が来たら応援を出すように準備はしておくように指示は出しておりますけれども、恐らく今の段階ではないだろうと思っております。
いずれにしても、雨の水の被害というのは大変な甚大な被害を及ぼしますので、今後台風シーズンがまた参りますから、油断のないようにしてまいりたいと思います。

Q

今回の熱海の土石流については、山の上のほうで盛土の部分が崩れたというような報道がされている。同様の住宅地の周辺などのリスクのある場所などについて、宮城県内で現状がどうなっているのか。あるいはその辺を調査する予定等はあるか。

村井知事

順次調査はしております。ただ、箇所数が非常に多いので、見て目視だけではなくて、やはりしっかりとした検査になりますので、どうしても時間はかかっているということです。優先順位をつけて危険なところから順次指定をするようにしております。

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宮城県上工下水一体官民連携運営事業「みやぎ型管理運営方式」について

Q

水道のみやぎ型管理運営方式の件だが、今日にも議会本会議で採決の予定だが、これまでの議会の議論では、県民への説明がまだ不十分であるという指摘が多く出ている。仮定の話で恐縮だが、仮に今日可決された場合、今後の県民への説明についてはどのように行っていく予定か。また、可決された場合、国への許可、手続に今後進むことになると思うが、この辺のスケジュール感を伺う。

村井知事

まず、今まで説明したものについては全てホームページでオープンにしておりますし、説明会のものを動画でも見ることができるようになっております。従って、改めてどうしてもここで開催してほしいということであれば、職員が行って説明することはあります。でも、県から説明をするという、もうそういう段階ではなくて、もし関心があればホームページであったり、同じことの繰り返しになりますから、ホームページをご覧いただいたり、あるいは動画を見ていただくということをお願いしたいと思います。
また、個別にここが分からない、ここを説明してくれというような質問があれば、それについては丁寧に説明をさせていただきたいと思います。今まで説明会をして、それを動画でいつでも見ていただけるようになっておりますので、それについてはそのような形を取っていただきたいと思います。
それから、国の問題です。今後、今回議会を通りましたら、厚生労働省のほうにボールが移りまして、厚労省のほうでまた厳しいチェックがあって、その後、許可をいただく手続を取ります。それが終わりましたならば、次のまた段階に進むということで、恐らく今回議会を通していただければ来年の4月1日からスタートできるのではないかと思っております。さらに厚労省の審査が厳しいとは聞いています。

Q

厚労省への申請手続は速やかに行われるということか。

村井知事

はい、もう準備はできております。全国で初めてなので、非常に厚労省としても関心を持っていると聞いております。

Q

議会の場で桜井公営事業管理者が説明会を今後要請に応じてという形であったが、ぜひやっていくことは必要だと言及があったが、知事のお考えとしては、県としてこれから積極的に説明会を設けていくということは、今の段階では考えていないということか。

村井知事

はい。要請があれば、これは別にこの事業に限らず、ある程度人が集まって、こういう場で説明をしてほしいということであれば、どういう事業であってもわれわれは積極的に県民の皆さんのもとに行って説明をする。県内であればですね。県外で説明ということはなかなかいきませんけれども、県内であれば説明に伺うことは当然のこと、義務と思ってやっていくということです。ただ、県で今までのように積極的に何月何日どこで説明会をやりますというようなことは、もうやることはないということであります。

Q

この間の常任委員会の中で、桜井管理者がお話をたしかされていたような気がするが、優先交渉権者と一緒に説明会をやっていくという状況も今のところ想定されてはいないのか。

村井知事

説明会ですか。説明会というのは特にないと思います。ただ、当然これは議会にわれわれ頻繁に説明をしなければいけないわけですよね。これだけ関心があるわけですから。当然議会で説明するということは、マスコミの皆さんの前でやるということですから、これは皆さんを通じて県民の皆さまにいろいろお知らせをすると。不安材料があるという指摘があれば、それはそのまま県民の皆さまに伝わっていくということですから、当然事業者の皆さまと一緒に、事業者任せではなくて県任せではなくて、やはりお互い連携を取りながら必要なことについては情報発信をしていく必要があると思っている。ただ、それを住民説明会ということでいろいろな場でやるのではなくて、やはり議会の場で説明をさせていただくということになるだろうと思います。

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兵庫県知事選へ応援に出向いたことについて

Q

先日、兵庫県知事選の告示があり、知事は応援に行かれたということだが、その経緯を改めて伺いたい。

村井知事

兵庫県は宮城県が非常にお世話になった県です。東日本大震災でお世話になった県で、感謝しております。(今回、)井戸(兵庫県)知事さんが引退なさるということで、新人同士の戦いということになりました。井戸さんが出れば当然井戸さんの応援ということになるわけですが、新人同士でありますのでフラットで、誰を応援してもいいという形になりました。その中の一人で、有力な候補に宮城県の市町村課長、財政課長をやっていただきました斎藤元彦さんが出馬をされました。斎藤さんのほうからぜひ応援をしてほしいというお話がございました。
感染対策をしっかりとれば大丈夫だろうということで、兵庫県へ行って応援をさせていただいたということであります。最初の出陣式と、そして神戸市役所前の2カ所でマイクを持ちましたけれども、それぞれ集まった人は本当に限られた人数でした。狙いはマスコミの皆さんの前でマイクを持つことによって、宮城県知事が応援に来た、元部下がやっていることで応援に来たということで、そして私の口から立派な人ですよとPRすることによって兵庫県民の方に投票していただきたいと、そういう狙いがあるということであります。

Q

マスコミの前でアピールすることで斎藤さんの力にもなるだろうというご見解だが、まん延防止期間という、こちらのほうはリバウンド防止期間ということもあって、なかなか公務ではなく政務で足を運ぶことには賛否がつきまとうかと思うが、その辺についての知事のご見解は。

村井知事

それはもう覚悟の上です。

Q

それは批判を覚悟で伺ったということか。

村井知事

そうです。選挙応援というのはそんなものでしょう。

Q

そういった批判の声に対してはどのような受け答えをしていきたいか。

村井知事

兵庫県というのは宮城県と非常に深い関係があって、東日本大震災で大変お世話になって、そして、(兵庫県は)阪神淡路大震災を、(宮城県は)宮城県沖地震でも大変大きな被害を経験して、同じ大きな被害を受けた被災県でもあるわけで、今後ともいい関係を継続するという意味では、自分と気心の知れた方が当選をしていただくために応援するということは、宮城県民にとって決してマイナスではないと考えたということであります。

Q

議会本会議中だったということについても批判をするような意見あったが、みやぎ型の、まさに全国で初めてという重要な議論がされているさなかの県外移動ということについて伺います。

村井知事

議会から私に出て欲しいということであれば、それは当然そっちを優先しましたよ。ですけれども、そういうお声がなかった。公営企業管理者、部長がしっかり対応するということでありました。逐次報告を受けておりましたので、そこは任せるものは任せると。私が出るところは出るということで、役割をしっかり分けておりますので、そこは問題ないと判断したということであります。

Q

(これまでも)議会開会中に他県に移動されるということはあったのか。

村井知事

しょっちゅうありますよ。東京にはよく行きますね。陳情とか、要望とかによく行きます。これはもう当然、しょっちゅうありますね。逆に言うと多いですよ、そのほうが。というのは課長もみんな議会のほうに張りついちゃうので、私へのレクがなくなるんですよ。私が動きやすくなるので、この時期を利用してということで、常任委員会とか分科会のときには、出張が結構多いんです。今月も先ほどの質問にも答えましたけれども、今月中政府要望とかいろいろあるので、3回ぐらい東京に行きますよ。それはいいんですかね。兵庫県よりも東京のほうがちょっと厳しい。兵庫県が駄目だったら、東京も駄目になっちゃうんで。これは県民のためですから、遊びに行くわけじゃないですからね。県民のために東京に行く。東京に3回行きます。

Q

リバウンド防止徹底期間が11日までということで、まん防適用地域などへの不要不急の外出などを避けるようにと県のほうでも明記しているが、県民のためという知事のお考えもあるが、情報発信の中で不要不急の外出を避けてほしいと県民に言っていながら、知事自身がそういう選挙応援などに行っているということで、県民の受け止めとしても説得力の部分でどうなんだろうという見方もあると思うが、その点知事としてはどのように受け止めているか。

村井知事

私は、優先順位を考えて、不要不急ではなくて必要、しかも選挙期間中、可及的速やかに行かなければいけないところがある。また、今月3回東京に行くというのも、これも政府要望のこのタイミングでまさに概算要求の時期ですので、これはやはり必要だということで行きます。また、オリンピック関係でも行かなければいけないということで。私も出張が好きなわけではないんですけれども、必要に応じて。必要がないと思えば私も動かないです、当然。そこは自分でめりはりをつけています。あまり批判しないようにしてほしいです。

お問い合わせ先

広報課企画報道班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2281

ファックス番号:022-263-3780

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