掲載日:2021年6月23日

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宮城県知事記者会見(令和3年6月21日)

知事定例記者会見

※【知事発表項目】について、手話通訳を導入しています。

【知事発表項目】「東北大学(宮城県・仙台市)ワクチン接種センター」におけるワクチン接種の更なる加速化について

村井知事

それでは、1点目、ワクチン接種のさらなる加速化についてです。
5月24日に開設いたしました東北大学(宮城県・仙台市)ワクチン接種センターにつきましては、当初1日当たり2,100回の接種回数の計画で、仙台市在住の高齢者を対象に接種をスタートいたしました。その後、医療従事者や他の市町村の高齢者等にも対象を拡充してまいりました。皆さまのご協力の下、順調に接種を進めてまいりましたが、このたびワクチン接種のさらなる加速化を図ることになりましたので、ご報告申し上げます。
対応方針といたしましては、皆さんのお手元にある資料の(1)ですが、ワクチン接種回数を1日当たり3,000回に増強いたします。3,000回です。これまでも当初の計画である2,100回の接種回数を少し超える数の接種を行っておりましたが、今後は接種回数の上限をさらに引き上げるものとなります。
対応方針の(2)でありますが、接種対象者を拡大し、6月28日からの予定で広く県民の方々からの予約受付を開始いたします。具体的な予約対象期間は予約開始時にお知らせをいたしますが、7月7日以降の接種を予定しております。なお、対象者につきましては、市町村からの接種券が配られていることおよびご自身で来場が可能なことが必要となります。
(3)予約方法については、6月28日から電話予約をスタートし、準備が整い次第、ネット予約を開始することとしております。ちょっとネット予約、間に合いませんでした。まずは電話で受け付けをしたいと思います。6月28日の電話予約開始時にかなりの回線を用意しておりますが、電話がつながりにくい状況も予想されます。その場合にも焦らず、時間をあけて再度かけ直していただくなどの対応をお願いいたします。多分当初、電話はつながりにくくなると思いますので、その点はご理解ください。なお、仙台市民の方々におきましては、6月27日までは従来の仙台市の予約サイトにおいて、7月7日から18日までの枠の予約を可能といたしますが、仙台市民の方のみの予約開始が先行することとなるため、この期間、7月7日から18日までの接種分につきましては、仙台市以外の市町村の方々の予約枠を仙台市と同数程度確保することとしております。したがいまして、仙台市以外の方についてもご安心をいただきたいと思います。

Q

今日から東北大の大規模接種会場も利用して職域接種が始まったが、職域接種が県内のワクチン接種の加速化に資する意義を、改めて知事はどう考えておられるか伺う。

村井知事

まずは多少の混乱がありましても、1人でも多くの方に1日でも早く接種をしていただくということが非常に重要だと思います。個別接種や集団接種会場に皆さまそれぞれお越しいただくというのは、働きながら接種を受けに行くというのは非常に大変な労力が必要だと思います。そういう意味では、職域接種で職場でまとまって、多くの方に一気に受けていただけるということは、大変大きなメリットがあるものだと思っております。

Q

今回大学ということなので、若い人たち、学生さんたちが受けるということだ。これまでは高齢者中心になっていたが、その辺の意味はどうお考えか。

村井知事

重症化を防ぐという意味では、高齢者から接種をするというのは非常に重要なことだと思います。実際、今、重症者用のベッドが空いてきました。これはやはり接種をしてきた効果が出ているのではないかと思います。ただ、重症者が出なければそれでいいのかというと、やはりそうではなくて、根本はやはり感染を広げないこと、感染者を増やさないということだと思いますので、次の段階としてどんどん若い人に接種をしていく。そして、コロナを広げるのを抑えていく。非常に重要なことだと思います。

Q

これは若干事務的なことだが、前回の発表では1日当たりの接種2,300ぐらいまでと、現状そういう数字だと思うが、今回の3,000への増強というのはいつぐらいからの目標になるか。

担当課

今週末ぐらいから3,000回を超えるような計画です。

Q

では、現状2,300ぐらいで、そこから徐々に上げていくという感じか。

担当課

そうですね。今日は2,600を超えるくらいですので、そこからになります。

Q

もう既に。

村井知事

はい、徐々に上げていってですね、マックス3,000ぐらいまで上げられるだろうということです。東北大学の先生方、歯科医にも打っていただけるように、研修が終わりまして打てるようになりまして、学生も入れて3,000ということですね。あそこで学生も打っていきますので。

Q

東北大の職域接種も入れて3,000。

村井知事

入れて3,000回ということです。

Q

では、現状2,600ぐらいと考えていいか。

担当課

今日から、まず2,600からになります。

村井知事

その日によって凹凸は当然出てきます。

Q

3,000回にできた理由としては、人員の拡充が大きいということか。

村井知事

そうです。あとワクチンの確保も結構大変だったんですけれども、政府のほうにお願いいたしまして、それは県のほうからお願いをいたしまして、ワクチンの確保もご理解をいただいたということであります。

Q

これまでどれくらいだったのが、どれぐらいに増えたという人数、打ち手とか、スタッフの数は。

担当課

打ち手は今日から職域ブースで2ブース増やしております。あともう一つはレイアウトを(接種者がスムーズに)流れるような形で変えておりますので、そういったところで増強していくというようなところでございます。

村井知事

打ち手はそんなに増やさなくてもレイアウトをスムーズにして、人が早く流れるようにしていったということも大きいということですね。あともちろん打ち手も増やしております。歯科医も打てるようになりました。何人ぐらい増えるかは、後で投げ込みします。

Q

先ほど学生や教職員も含めた職域接種も含めて、今日も2,600から3,000回に増やすということをおっしゃったが、もし分かれば職域接種だけでどのくらいなのか。これは東北大に聞くべきことなのかもしれないが、もし分かれば教えてほしいのだが。

担当課

今日の東北大学の接種につきましては、500を予定しております。

Q

今日は500、全体で3,000になったときは職域接種は何人ぐらい。

担当課

東北大はしばらく500です。

村井知事

基本的には500でずっと流れていくということですね。

記者発表資料(「東北大学(宮城県・仙台市)ワクチン接種センター」におけるワクチン接種の更なる加速化について)(PDF:266KB)

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【知事発表項目】潜在看護師の活用について

村井知事

次に、2点目です。潜在看護師の活用についてであります。
宮城県看護協会では、先ほどお話しいたしました東北大学ワクチン接種センターにおける接種の担い手として、資格を持ちながら様々な事情により看護職に就いていなかった潜在看護師の掘り起こしを行いましたところ、大変多くの方々に手を挙げていただいたところであります。
ワクチン接種は、今後64歳以下の方々や企業を対象とした職域接種など範囲を拡大していくこととなっております。市町村や職域接種をお考えの企業の方々で看護師の確保が困難な場合には、ぜひ潜在看護師の活用をお願いいたします。看護師の確保につきましては、宮城県看護協会ナースセンター、電話022-272-8573までお願いいたします。皆さんからのご連絡をお待ちしております。なお、いろいろな民間の派遣会社もあるようですけれども、看護協会であれば紹介料は無料になるということでありますので、適正な価格でお願いできることになると思います。

Q

端的に伺いたいのだが、潜在看護師に今回改めて活用を呼びかけるというのは、現場で足りていないという状況が報告されているというか、そういう状況があるということか。

村井知事

医師の確保もそうなんですけれども、やはり看護師が非常に不足しているという話がありました。われわれもどれだけ看護師の皆さんがご協力いただけるか分かりませんでしたので、何人大丈夫ですというようなことを申し上げることができなかったんですが、おかげさまで現在、看護協会に協力すると手を挙げてくださった方が357人、そのうち130人が大規模接種センターで従事をしていただいているということでございますので、227人まだ手が空いているということであります。そういった方をご紹介したいと思うんですけれども、どこにニーズがあるか分かりませんので、この機会にマスコミの皆さんにこのようなお話をして、マスコミの皆さんから必要とされている方に伝わればよろしいのではないかと考えたということです。

Q

若干事務的な話だが、潜在看護師の募集についてはいつから始めたのか。

担当課

ワクチン接種センターが立ち上がる頃でございますので、5月中旬だったと思います。

村井知事

現在33件、宮城県内で職域接種をなさるという会社、大学が33件あるんですけれども、そちらはだいたいもう看護師の確保は終わっているのではないかと思っています。ですから、それ以外のところで今後何かされるということであれば、看護協会に直接お問い合わせをいただければと考えております。

記者発表資料(潜在看護師の活用について)(PDF:394KB)

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【知事発表項目】授乳室等に関する県民アンケートの実施について

村井知事

次に、3点目です。本日21日月曜日から県内の授乳室等に関する県民アンケートを実施いたしますので、お知らせをいたします。
県では、今年度からスタートした新・宮城の将来ビジョンにおいて、政策推進の基本方向に、新たに「社会全体で支える宮城の子ども・子育て」を加え、これまで以上に、結婚・出産・子育てを切れ目なく応援する環境の整備などを進めていくこととしております。その取り組みの一つとして、小さなお子さま連れでも外出しやすい環境づくりとして、授乳室の設置を促進していきたいと考えております。
今年2月に子育て支援に取り組む方々と懇談をさせていただきましたが、その中で、県内には今は授乳室が少ないけれども、増えていけば赤ちゃんと一緒にお出かけしやすい環境になるのではないかとのお声がありました。こうした声を受けて、庁内で検討した結果、県の施設でも設置箇所が少ない、設置していても情報発信が不十分といった課題も見えたことから、今後の設置促進に向けて、今回子育て世代の授乳室等の利用実態、施設側の設置の実態などを把握するためのアンケートを実施することにしたものであります。
利用者である保護者向けには、授乳室の利用状況、授乳室がなくて困った場所、授乳室に求める機能、事業者向けには、授乳室の設置状況、設置を検討する場合のスペースや費用などを伺うものであります。スマホからもパソコンからもアクセスできる県の電子申請システムを使い、項目を選択する形式ですので、回答時間は2~3分となります。参考にチラシもお配りしておりますが、こちらの画面をご覧いただきたいと思います。保護者向けは黄色、設置者となる事業者向けは青色となっております。
なお、保護者向けのアンケートにお答えいただいた方々には、黄色のチラシの下のほうに書いておりますけれども、抽選でだて正夢と金のいぶきセットを10名様にプレゼントいたしますので、振るって回答をお願いいたします。アンケート結果を分析し、子育てしやすい環境づくりを一層進めていきたいと考えておりますので、多くの皆さまからの回答をお待ちしております。この件については以上でございます。

Q

これからニーズ調査をされると思うが、県として今のところ設置数の数値目標や、いつ頃までに配置を終えたいというスケジュール感などあれば伺いたい。

村井知事

アンケートですので、できるだけ多くの方にご協力をいただきたいと思っております。

担当課

アンケート自体は8月末までお願いしたいと思っています。

Q

その上で、何個配置するかとかで全然違うと思うのだが、どれぐらいいつまでに整備したいと考えているか。

担当課

今はちょうどモデル的に県議会の6月補正予算で、2台をめどに予算案を計上してご審議いただくこととしております。

村井知事

その2台というのは箱型の授乳室なんですけれども、既に販売されている、あるいはリースされているものです。それは非常に高額なんですね、高いんです。ですから、それは2台だけ設置をいたしまして、いろいろ検討する材料に使わせていただくということです。その後、数を増やすためにどうすればいいのかということを全庁を挙げていろいろ検討し、県民のいろいろな県内の企業の皆さまにもご協力をお願いしていきたいと思っているということであります。

Q

将来的に授乳室をどのような場所に、どれだけ設置すべきというふうにお考えなのか。

村井知事

私の思いはあるんですけれども、具体的に根拠があって言わなければなりませんので、それを調べるためのアンケート調査と捉えていただけたらと思います。当然多ければ多いほどいいんですけれども、お金の問題もありますし、先ほど言いました今回6月議会で予算を認めていただいて導入できるものは2台。1台、1つが車1台分ぐらいするんですよ。ですから、非常に高価でありますから、それだと数をそんなに増やすことはできません。従って、もう少し安価にやる方法はないだろうかというようなことを、今調べているということであります。

Q

例えば、普通の事業者さんでは設けていて、通りかかったから授乳室を使わせてくださいとなかなか普通は言いづらいものだと思うが、例えば公共の場所なのかとか、商業施設、もう既にあるところもたくさんあるが、どのあたりを想定しているのか。

村井知事

できるだけ多くの方が集える場所がいいと思っていまして、またここに行けば、例えば道の駅に行けばあるというふうにすれば、道の駅を検索すれば必ず授乳室があるというふうになりますので、授乳室のある道の駅、授乳室のない道の駅ということであれば、どこにあるのかというのが分からないものですから、私としては、なるべく公共性の高い場所でみんなが行きやすい場所で、そして、併せてここに、何々に行けばあるというような形にできればいいのではないかと思っているということです。
実際に利用されている方や、あるいは協力してくださっている事業者の皆さんがどういう思いを持っているのか、何を求めているのかということが、正直私どもは分かりませんので、それをアンケートを取ってお聞きしたいと考えたということであります。

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【知事発表項目】キッチンカー応援マルシェ!in県庁について

村井知事

最後に4点目です。「キッチンカー応援マルシェ!in県庁」についてご説明いたします。
新型コロナウイルス感染症の拡大による屋外イベントの中止などにより、出店できる機会が減少し、キッチンカーの経営は大きな影響を受けております。そこで、コロナにより影響を受けたキッチンカーへの支援の在り方を検討するため、一般社団法人宮城キッチンカー協会様のご協力を受けて、モデル事業として6月23日から3日間、県庁の敷地にキッチンカーが出店いたします。午前11時から午後2時まで営業し、小雨であれば中止せず決行したいと思っております。
この催しでは、毎日6台から7台のキッチンカーが集合いたします。これほどの数のキッチンカーが集まるのはあまり例がないことであり、メニューも大変豊富でありますので、お昼ご飯などでぜひ立ち寄っていただければと、そして応援をしていただければと思います。この件につきましては以上でございます。

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宮城県内における東京2020オリンピック聖火リレーについて

Q

聖火リレーが始まったが、これまで知事が見た感想、受け止め、そして県として呼びかけられていた感染対策等の実行具合等をどのように捉えているか伺う。

村井知事

私は、土曜日、気仙沼の聖火リレースタートの場に立ち会いました。小雨、霧雨でしたけれども、非常に熱気を感じました。スタートするときには、ちょっとうるっと来ました。やはりここまで苦労してきましたので、やっとスタートできたということ。そして何よりも聖火リレーの方が非常にうれしそうにされて、千田さん(うれしそうに)されておられました。見ている方も声は出さなかったんですけれども、みんなで拍手して出発式を迎えていただいたということで、本当にうれしく思います。一時はコロナの患者が非常に増えたときには開催自体を危ぶんだこともあったんですけれども、結果として一部修正をいたしましたけれども、基本的には予定どおり開催できたということ、非常にうれしく思います。今日最後を迎えますので、事故なくけがなく無事終わるように、しっかりと対応してまいりたいと思っております。
感染対策ということでは、若干密になっているようなところがありましたけれども、スタート地点、到着地点、また一部経路上では密になったところもあったようでありますけれども、先ほど言ったように声は皆さん出さずに拍手をするといったような形で、みんなで粛々と対応していただいたものと思います。この聖火リレーを契機に感染が広がるというようなことにはならないのではないかと感じました。

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東京2020オリンピックの観客数上限1万人について

Q

東京五輪の関係で伺う。政府が観客について上限1万人ということで調整をしているという報道がなされ、今日にも決定されると言われている。観客を入れて上限1万人で五輪を開催するということについて、宮城もサッカーが開催されるが、この政府の方針に対する知事のご見解を伺う。

村井知事

現在の落ち着いた状況、一部地域ではまん延防止等重点措置地域になりますけれども、比較的落ち着いている状況では、しっかりとした感染対策を取れば私は可能ではないかとは思ってはおりますけれども、今後開催までにはまだ期間がありますので、その後感染者が急激に増えるというようなことがあれば、これはその変化に応じて対策を取っていく、あるいは観客の数を減らすといったようなことも考えなければならないかもしれません。

Q

有観客になった場合は、全国的な人の流れが生じる可能性があると思うが、全国から競技会場に来ていいのか、または開催地の県民だけにするのか、そういう議論もあったと思うが、知事としてはどのようにすべきだとお考えか。

村井知事

これは非常に難しい問題だと思います。感染対策だけを考えれば、当然人が動かないほうがいい。人流が起こらないほうがいい。あるいは観客がいないほうがいいということになると思いますが、一方で世界的なスポーツイベントをみんなで祝福をし盛り上げるといった、復興五輪ですので、多くの方に復興した姿を見ていただき、われわれの感謝する気持ちを伝えるといったような大きな目的もありますので、そういったようなものを総合的に勘案していく必要があるだろうと思います。そう考えますと、国全体で、そういうことと全体を考えながら総合的に判断をしていただくということが重要だと思います。私が個人的に宮城県民だけにすればいいとか、他県から入って結構ですというようなことを申し上げるべきではないと思います。

Q

観客をどうするかという話だが、現在利府町が会場になっていると思うが、準備状況は今どんな段階になっているのか。政府の方針が決定しないとなかなか準備を進めにくいと思うが、今どういった状況か、改めて伺う。

村井知事

当然これ、われわれとしては申し込まれた方はフルで入ることも想定して準備をしておりましたので、それより人数が減っていくということになれば、非常に対応しやすくなると思います。従って、1万人という数、先ほどお話ありましたけれども、そのような形で決まったとしても、ボランティアの皆さまも含めて対応は可能であります。

Q

知事は常々専門家の意見を重視したいということで、防疫対策については発信されていると思うが、今回、政府の有識者会議のほうでは無観客が望ましいという意見もあったが、こういった専門家の意見については、知事は今総合的に判断するようなことをおっしゃったが、この辺についてはどのようなご見解か。

村井知事

当然、いろいろな判断をするときにプロの皆さん、専門家の意見を聞いてそれを考慮しながら進めていくというのは重要なところであります。これは一般論としてですけれどもね。ですから、専門家の方が感染抑止の目でいろいろ厳しいことをおっしゃるのは当然のことだろうと思います。それを聞いた上で、先ほど言ったように総合的に物事を判断して決めるべき人がしっかり決めていけばよろしいのではないかと思います。

Q

観客の上限数についてはやはり難しいところがたくさんあるかと思うが、その決め方であったり数値をどこに設定するかという判断基準については、知事はどのようにお考えか。

村井知事

そうですね、これは機械的に数式があるわけではありませんので、それこそいろいろなことを含めて総合的に考えていくというしか答えはないのではないでしょうか。非常に難しいと思いますね。口で言うのは簡単ですけれどもね。私が総理だったら悩むでしょうね。

Q

先ほど利府での準備状況でボランティアさんの話があったが、県のボランティアさんの人数は、当初より半数ぐらいになってしまった。現状では多分対応できると思うが、観客の入場数の制限、数によってボランティアさんの数を減らしたりとかいう考え方、例えば無観客になったら全くボランティアさんの出番はなくなると思う。その辺はどうか。

村井知事

そうですね。無観客になったらどうなるか、そこはちょっとまた改めて考えなければならないのですが、私はせっかくですのでボランティアの方には全部何らかの形で関わっていただきたいという思いを持っています。せっかく手を挙げていただきましたので、ご協力をいただきたいと思います。ただ、半分ぐらいになりましたけれども、人手が足りなくなるということはないだろうと思っています。というのは、外国人の方がお越しになることを当初予定しておりました。そうなると、道が分からない、どこで食べたらいいか、飲んだらいいか分からないという方がおられると相当準備していたんですけれども、外国の方はほとんど、一部のマスコミの方しかお越しになりませんので、そういう方は車で来られると思います。そこを考えますと、半分のボランティアの数で十分対応できると思います。せっかく手を挙げていただいたので、皆さんぜひ参加をして一緒にオリンピックを盛り上げていただければと思います。

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時間短縮営業解除後の人出について

Q

人出の関係で伺う。感染者数がかなり週ごとに見ると減っている中で、時短が解除されてからかなり夜の国分町などで人出は増えている数字が出ているが、なかなか時短も解除されているので、どういうふうに県民に呼びかけていくか難しいところだと思うが、まだ認証制度の認証店も少ない中でどういうふうに飲みに行ったらいいかとか、そういう形の側面で県民にメッセージをお願いできればと思う。

村井知事

まず、お店の皆さんに対しましては、感染対策、認証制度に手を挙げる、挙げないは別にして、36項目のあの内容というのは非常にいい内容でありますので、できる限りそれに合わせるような形でご協力をいただければと思いますし、県民の皆さんもマスクをする、会食、お酒の際も口に物を入れるとき以外はなるべくマスクをするといったような協力、あと大声を出さない、座り方に工夫をする、少人数で会食をするといったような協力をいただければ、今のこの感染状況ではそれほど大きな患者が増えるようなことにはならないだろうと思います。ぜひこの状態を維持できるようにご協力をいただければと思っています。

Q

夜など繁華街を歩いていると、結構マスクを外して堂々と歩いている方とか、だいぶ油断している方が非常に多いと見受けられるが、まずこのことについては知事はどのように受け止めるか。

村井知事

私、繁華街を最近歩いてないので分からないんですけれども、報道なんかで見るとマスクを外していたり、あるいはつけていても顎のところに持ってきたりというような方が散見されるようであります。ちょっとした気の緩みで、また大きな波が来ることも十分考えられると思います。これに対して非常に私も危機感を持っておりますが、何といいましても一人一人の県民の皆さんの協力なしにはできないことでありますので、ただただ県民の皆さんへのご協力をお願いし続けたいと思いますし、ワクチンをどんどん打っていただく、これが非常に重要なことだと思いますので、環境は整っておりますから接種券が届いた方からどんどん予約をしていただいて、ワクチン接種をしていただきたいと思います。

Q

こういった状況が続けば、やはり感染拡大する可能性は大いにあり得るということか。

村井知事

私は、夏が過ぎて秋口から、また第5波、第6波ということが来るだろうと身構えております。ただ、その山を3月のときのような大きな山にしないようにするということが非常に重要だろうと思います。

Q

県庁職員の方は非常に人数が多くて、県庁組織の方々が飲みに出るか出ないかというのは非常に企業としても注視する部分があるかと思うが、だいぶお話を聞いていると、なかなか行きにくい空気があるように思う。県庁職員の方の会食の是非については、知事はどのように発信されているのか。されていないのであれば、今後どういう形にしていきたいか。

村井知事

今までは、会食はなるべく控えるようにお願いをしておりました。職員に対してですね。なるべく会食は控えてほしいと、まずは県庁職員から感染防止、感染予防、これに力を注いでほしいというお願いをしておりました。残念ながら、まだ県職員、ほとんどワクチンを打っておりません。一部の職員しかまだ打っていないです。しかも2回打った人がまだいないという状況でありますので、もう少し、少なくとも県職員も7割、8割がワクチンを打ち終わるというときまでは、もう少し我慢をしてもらいたいという思いを持っています。ただ、私がそういうことは命令することではありませんので、職員に対してお願いをしたいと思っています。もう少し、もうしばらく我慢して、早くワクチンを打ってほしいと思います。

Q

確認だが、現時点では大人数での会食は控えてほしいという発信をされているということか。

村井知事

はい。というよりも、外での会食はなるべく控えてほしい。駄目とは言ってませんよ。なるべく控えてほしいというお願いをしています。

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知事のワクチン接種について

Q

ワクチン接種に関してだが、先週仙台市の64歳以下の方に接種券が発送されたが、優先順位として60から64歳ということで、知事も対象になると思うが、以前会見でも県民と同じタイミングで受けると言っていたが、今後の予定などがあれば伺う。

村井知事

私はもう60(歳)を超えていますので、仙台市の優先接種対象者の中の1人ということで、土曜日に接種券が届きました。従って、私も早めに接種をしたいと思っています。今日以降、先週お話しした1バイアル、最後の1バイアル、封を切って残りゼロから9人分残ったときに、職員で無駄にしないように誰かが順番に打っていくというお話をしましたけれども、その中の1人に私も加えてもらうように今調整をしているということです。今日から私も受けに行きたいと思っているんですけれども、私が打てるかどうかというのは4時半にならないと分からないので、もしかしたらその日打てないかもしれませんし、打てるかもしれないという状況です。4時半で5時までに30分しか時間がありませんので、申し訳ないですけれども、皆さんにいついつ打ちますから来てくださいということはちょっと申し上げられないです。その点ご理解いただきたいと思います。
打ち終わったら、いついつどこで打ちましたということは報告したいと思います。また、2回目の接種は1回目を打った段階で、いつというのは決まりますので、(もし希望されれば、)何時にどこで打つかということは皆さんに告知することはできます。(1回目については、)ここ数日の間にいつ打つか分からないので、皆さんも4時半に言われても準備が間に合わないと思いますので、申し訳ないですけれども打ち終わった後、皆さんに報告したいと思います。

Q

大規模接種センターで受けるのか。

村井知事

そうです。モデルナで余った分を打つということです。

Q

県民の方も来られた方の中には、身体的な反応を少し訴える方もいると思うが、ご自身が接種される上でそういった不安などはあるか。

村井知事

全くないですね。それよりも早く、県民の皆さんに打っていただきたい。基礎疾患のある方などは、ちゃんと専門のところに行って個別接種のほうがいいと思いますけれども、私のように特に大きな疾患のないような人は早め早めに大規模接種センターなりに行って打っていただければと思います。

お問い合わせ先

広報課企画報道班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2281

ファックス番号:022-263-3780

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