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宮城県知事記者会見(令和3年3月29日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年3月30日更新

知事定例記者会見

※会見動画を試行的にYouTubeに掲載しています。

【知事発表項目】新型コロナワクチン接種後の体調変化に関する相談の受け付け開始について

■村井知事
 それでは、1点目です。改めまして、新型コロナウイルス感染症受診・相談センターでのワクチン接種後の体調変化に関する相談の受付開始についてご報告いたします。ワクチン接種後の体調変化に関する相談の受付開始であります。
 ワクチン接種に関する相談窓口につきましては、資料の2枚目にありますとおり、国、都道府県、市町村、製造会社が役割分担をして設置することとされております。このうち県では、副反応を疑うような接種後の体調変化に関する相談に対応する窓口を設置することにしております。
 県では、県民の皆さまが安心してワクチン接種を受けることができるよう体制つくりを進めておりますが、このたび、ワクチン接種に関する相談体制といたしまして、新型コロナウイルス感染症に関する健康相談を受け付けております受診・相談センターにおきまして、ワクチン接種後の体調変化に関する相談についても取り扱うことにいたしました。理由は、接種した後に(新型)コロナの症状に(似た)ようなものが出るそうです。発熱をしたり痛みが伴ったりという症状が出るそうですので、コロナの患者なのか、ワクチン接種後の副反応なのかということが分からないということでありますので、窓口を一本化したということであります。開始は、明日3月30日火曜日の午前9時からということになります。電話番号は、022-398-9211となります。
 ワクチンの接種は、もう既に医療関係者は行っておりますけれども、65歳以上の高齢者向けの優先接種ワクチンは、4月12日(月曜日)から接種が開始されます。従いまして、3月30日の明日の段階ではまだ高齢者に接種はしておりませんが、コールセンターはもう準備ができたということになります。
 ワクチン接種後に例えば発熱や腫れなどの軽度の副反応を疑う症状があった場合、まずは接種医やかかりつけ医など身近な医療機関にご相談をいただくことになりますが、集団接種などの実施後に相談先が分からず迷う場合には、受診・相談センターにご相談ください。
 なお、接種日程や予約確認などにつきましては、各市町村が設置する窓口において、また、ワクチン施策全般に関しては、厚生労働省が設置する新型コロナワクチン相談センターにおいてご相談に対応しております。市町村の相談窓口につきましては、県ホームページにおいても一覧にしてお知らせをしており、各市町村で順次開設の予定となっております。
 現在、県内では医療従事者向けの優先接種が進められており、4月12日以降に高齢者向け優先接種が開始となります。今後、接種が本格化してまいりますので、県民の皆さまへの情報発信や相談への対応に努めてまいります。
 この件については以上でございます。

記者発表資料1 [PDFファイル/135KB]

記者発表資料2 [PDFファイル/75KB]

記者発表資料3 [PDFファイル/2.03MB]

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【知事発表項目】中心市街地飲食店従業員PCR検査について

■村井知事
 次に、2点目でございます。これも既に皆さんにご連絡しておりますが、中心市街地飲食店従業員PCR検査についてであります。
 県内では新型コロナウイルスの感染が再拡大し、仙台市内中心市街地の飲食店において、新型コロナウイルス感染症の陽性者が数多く確認されている状況となっております。そこで、仙台市中心市街地の飲食店従業員を対象に集中PCR検査を実施いたします。
 検査の目的は3つです。1つ、従業員PCR検査の実施による飲食店の安全・安心の確保、2つ、無症状の感染者の早期発見による感染拡大防止、3つ、対象地域の感染状況の把握となります。
 対象者は、仙台市中心市街地のうち、仙台市青葉区国分町など資料にお示しした区域で、対象店舗数は約3,000件となります。
 次に、実施期間ですが、3月25日から申込書の郵送を開始しておりまして、4月の中旬までに検査を終える見込みとなっております。
 次に、実施方法ですが、受検を希望する飲食店は4月2日金曜日までに申し込みを行います。今週金曜日までに申し込みをしていただきます。申し込みのあった飲食店には宅配事業者を通じて順次検査キットを送付いたしますので、検査キットに唾液を採取し、宅配事業者にお渡しいただくか、回収ポイントに持参していただきます。検査結果は代表者等に電話でご連絡いたしますと共に、検査にご協力いただいた店舗につきましては、協力店として県のホームページに掲載いたします。
 昨日3月28日日曜日の午後3時時点で、46の店舗から147人分の申し込みをいただいているところであります。25日に郵送しておりますので、早いところで26日とか27日に着いていると思いますが、もう既に1日2日で46店舗147人分の申し込みをいただきました。
 こちらから申込書を郵送した飲食店の皆さまにおかれましては、ぜひ積極的にご協力をいただきますようお願いを申し上げます。

◆Q
 PCR検査は3月28日時点で46店舗147人分ということだが、この数字をまずどのように捉えておられるかということと、あと、これから、なかなか受けていただけないという声も一部であるが、こちらについてどのように周知していって啓発をしていってより多くの人に受けてもらえるかということ、県の考え方というか、方針等を伺う。

■村井知事
 以前、昨年、仙台市が同じように行ったわけですが、そのときは期間を通じて100人程度(訂正:200人程度)ということであります。本県が今回行った取り組みについては、1日程度で既に147人分、また今朝の段階でかなりファクスがたまっているという報告が部長からありました。そういうことからすると、かなりの皆さまがご協力いただけるのではないかと思います。
 ただ、手紙を送っただけですので、手紙を開封していない方もおられると思いますので、ぜひマスコミの皆さまにおかれましては、手紙が届いた3,000店舗についてはご協力いただきますようにPRをよろしくお願い申し上げたいと思いまして、今日報告をさせていただいたということであります。ぜひ告知をお願いいたします。

◆Q
 ちなみに、少なくともどれくらいの割合を目指すとか、そういった目標値というのはあるか。

■村井知事
 できるだけ多くということしか申し上げられないです。できれば全ての店舗にご協力をいただきたいと思っています。

◆Q
 どれくらいの数を取れば、数値として信ぴょう性が高いとか、参考になる数値になると県としては考えているか。

■村井知事
 これもできるだけ多くとしか言えないと思います。

◆Q
 今回、この区域に絞って3,000件ご協力をお願いするが、この検査が終わったら広げるとか、ほかの市町村に広げるとか、そういうお考えはあるのか。

■村井知事
 まずは様子を見てみないと分かりませんので、取り組みをやってみまして、その後は広げるということも十分あり得るかと思います。この3,000店舗以外やらないのかというと決してそうではありませんで、まず集中的に行いますけれども、様子を見ながら少しずつ広げることもあり得ると思いますし、もしかしたら協力してくださるお店が非常に少ないということであれば、見直しをして別なやり方ということを考えるかもしれません。今のところは柔軟に対応したいと考えているということであります。

記者発表資料 [PDFファイル/499KB]

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【知事発表項目】新型コロナウイルス感染症に関する県民の皆様方へのお願いについて

■村井知事
 次に、3点目でございます。次に、新型コロナウイルス感染症に関する県民の皆さま方へのお願いについてであります。
 1日当たりの新型コロナウイルス感染症の新規感染者が連日100人を超えるなど、本県は依然として厳しい感染状況にあります。この状況を受けて、宮城県感染症対策委員会委員長で東北医科薬科大学特任教授の賀来満夫先生から、「新型コロナウイルス うつさない、うつらないために」と題したメッセージをいただきました。新型コロナウイルスから自分や自分の大切な人を守るため、日常生活の過ごし方などについて県民の皆さまへの分かりやすいメッセージとなっております。
 報道機関の皆さまおよび関係機関の皆様におかれましては、このメッセージを県民に広く発信、周知していただきますようお願い申し上げます。
 県民の皆さまにおかれましては、これ以上感染を拡大させないよう、また、感染が落ち着いたと思った後に、今回のように感染の再拡大が起こることのないよう、日常生活においてこのお願いを実践し、日々の生活に定着させていただきますようお願い申し上げます。
以上でございます。

記者発表資料 [PDFファイル/2.02MB]

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新型コロナ新規感染者の増加について

◆Q
 この時点で連日新規感染者が100人を超える状況になっている。高止まりしている状況を、改めてこの新規感染者の状況の知事の受け止めについて伺う。

■村井知事
 非常に厳しく捉えております。ただ、今のところ、ずっと右肩上がりで伸びるというのではなくて、100人を超えてはおりますけれども、頭打ちのような状態になってきている。これは間違いなく、緊急事態宣言を受けて、県民の皆さまがそれに呼応した対応をしてくださっている一つの証しだと思っております。先週から時短(要請を)、木曜日からスタートいたしました。この結果、効果が出るのがもう少ししてからでないと出てこないと思いますので、これを頭打ちにして次第に右肩下がりになるのか、またずっと右肩上がりに伸びていくのか、ここをしっかり見極めなければならない、その分岐点だろうとに思っております。

◆Q
 時短要請が、再要請、スタートしたが、前回のときに目視だったと思うが、県と仙台市が協力して、どれぐらいの店舗で要請に協力していただいているか確認したと思うが、今回はされているのか。

(担当課)
 環境生活総務課です。
 今回も期間中にこれから確認しようと思っておりまして、今、仙台市と調整を行っているところでございます。

◆Q
 そうすると、現時点ではまだ調査はしていないと。

■村井知事
 はい。始まったばかりですし、すぐ土日に入りましたので、これからということになります。

◆Q
 前回と比べて、肌感覚の部分になると思うが、ご協力はいただいていると思うか。

■村井知事
 おかげさまで県民の皆さまから協力をいただいているということが数字で表れてまいりました。(人出の状況は)平均いたしまして、昨年に比べて国分町エリアでは5割、金土日、特にこの週末はちょうど人出のピークになるような時期ですね、この時期に金土日でそれぞれ5割程度マイナス、そして仙台駅の西口エリアも3割程度マイナスということになりました。前の週に比べても人出が少なくなっていることが顕著になってきておりますので、間違いなく皆さん協力をしてくださっていると捉えていいだろうと思います。

◆Q
 東京(都)、首都圏の宣言が解除されてから、ここからの人の流入というか動きというのはどう捉えているか。

■村井知事
 JRの方に聞くと、解除後、それほど大きく変わっていないということであります。やはり3月11日前後が非常に人の出入りが激しかったようですけれども、それ以降は少し落ち着いているということです。

◆Q
 毎週月曜日には感染者の発表が少ない傾向にあるが、検査数の関係で、今日に関してはどれぐらいの感染者を発表されるような見込みか。

■村井知事
 私の手元に数字が届くのが(午後)1時前後です。ちょっと今分からないです。ただ、昨日も仙台市はかなり検査をしております。従って、いつもの週よりは数字は高めに出ると思います。そういう見込みを持っています。

◆Q
 先ほどの仙台市内とかの集中的な飲食店の検査だが、やはり結果が出ることに対する怖さというのか、無症状でももし陽性だった場合は、そのお店を数日間ちょうどそのために休ませなければいけなかったり、濃厚接触者の仲間への迷惑がかかってしまうのではないかといったことが、検査を受けることに対するちゅうちょにつながる面があると思うが、対象になっている飲食店の経営者の方はじめスタッフの方々には、そのあたりの懸念をどういうふうに乗り越えてほしいとお考えか。

■村井知事
 これは一店舗の問題ではなくて県民の命全体に関わる問題でありますので、ぜひご協力をいただきたいと思います。協力をしなかったお店を懲罰的に何らかの形で対処するわけではなくて、協力いただいたお店はホームページで公開をする。患者が出たか出なかったかということを公開するのではなく、クラスターが出たら別ですけれども、そうでなくて、協力をしてくだされば、協力してくださったということを県として表に出して、よくご協力をいただいたということをPRすることに努めたいと思います。
 本来ならば、シールか何かで協力してくださったということを表示しようかと考えたんですけれども、一部の地域だけしかやれなかったということと、あと、検査をしたその時点では問題ない、あるいは問題が多少あったということであったとしても、その次の日にかかっているかどうかというのは分からないわけですので、貼る効果が出るのがあるかどうかというのもありました。私どもとしては、そういったことに対して積極的にご協力いただいたお店であるということをホームページで公開をし、そして、そういうものを見てですね、お店を選ぶ際には県民の皆さまにそういったようなものを見てお店選びをしていただきたいなという形で、直接的ではないんですけれども、間接的に支援をさせていただければと考えているということであります。

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まん延防止等重点措置の要請について

◆Q
 国のほうで、いわゆる特措法に基づいたまん延防止等々の重点措置の適用とかそういった話が出ています。その件について国との協議の内容やその件の知事の今のお考えについて、どのように考えているのか。

■村井知事
 今のところ協議はしておりません。私から今のところ国に要請する予定がないということであります。これは、決めるのは政府対策本部長であります総理大臣ということになっていまして、都道府県知事から要請をしてもいいということです。要請がなければ適用できないというものではない、要請をしてもいいということであります。
 なぜ私が今そういったようなもの要請をしないのかということですが、今一番重要なのは、県が持っている体力、特に仙台市ですね、仙台市が持っている体力、職員の体力、こういったようなものを見て、やるべきことを徹底的に集中して対策を取っていくということが私は何よりも重要だと思っています。残念なことですけれども、今のところまだ仙台市の分は、濃厚接触者の積極的疫学調査を毎日全てやらなければいけないんですが、300人ぐらいたまっているような状況なんです。300人たまって、また次の日に積極的疫学調査、PCR検査をしたとしても、また少したまっていくというようないたちごっこのような状況になっておりますので、今持っている体力でも足りないということで、他県や国からいろいろな人を派遣してもらって対処しているような状況ですから、まずこれがしっかりとゼロになる、毎日ゼロになっていくというような状況までならないと、正面を、対策する正面を広げていくと、ますます一番肝心な濃厚接触者を追えなくなってしまうということになりますので、今は持っている体力をそこにとにかく集中をさせるということが何よりも重要だと私は考えているということであります。
 これは仙台市任せではなくて、県も積極的に関与して人手を、県も今大変なんですけれども、人手を出したり、あるいはいろいろなところにお願いをして、私なり県の人脈でいろいろなところにお願いして、政府にお願いをして、今対処をしているということであります。そういったところをまずはやった上で、それでもさらにどうしても増えていくということであれば、さらに人手を入れていただきながら次の対策というものを考えなければならないと思っていますが、今のところ、先ほど言った頭打ちのような状況で、これからどういう効果になるかということはまだ見通せない中で正面を広げるということは私はやるべきではないだろうと考えているということであります。繰り返しになりますけれども、緊急事態宣言の効果であったり営業時間短縮要請の効果、これをまずしっかり見極めていくことが重要ですし、今やるべきことはまだ十分やり切れていないということから、やるべきことをしっかりやっていくということが重要だと考えているということであります。

◆Q
 やるべきことがまだ十分にできていないということは、まだ手が残っているというニュアンスになると思うが、では、今、後ろにも外出自粛みたいなのを特に県民に呼びかけるものがあるが、例えばだが、不要不急の外出自粛を要請しているが、週末もプロ野球が開幕して1万5,000人のお客さんが入ったりしているような状況である。例えば仙台市のように県有の施設の使用制限をするとか、イベント開催の制限をもう少し独自にきつくするなど、そういった手を考えているということでよろしいのか。

■村井知事
 手が残っているのではなくて、逆に手が足りないということですね。それから、県は、人が集まるようなものについては今使わないようにしておりますが、全て止めているわけでは決してありません。それは、この1年間でいろいろな知見が集まっておりますので、コロナに罹患する可能性のある例えば県民会館あるいは美術館、こういったようなものは今クローズにしています。それから公園のバーベキューですね、こういったようなものは使用禁止というような形で、コロナの罹患するようなものは全てクローズをさせていただいているということであります。
※県民会館や美術館は、福島県沖地震の影響により設備の損傷があり使用中止としている。
 イベントについてもいろいろ協力要請をしておりまして、例えばプロ野球については夜の9時以降の飲食は提供しないという形にしていただいておりますし、決められたルールの中でご協力をいただきながら対策を取っているということであります。
 まずは、先ほど言っているように、緊急事態宣言の効果、それから営業時間の短縮要請の効果というものを見極めながら、ちゃんとした理由、根拠をもって対応していくということが私は重要だろうと思います。場当たり的に次々次々対策を打っていけばいいのかというと決してそうではなくて、しっかりと様子を見ながら対策を打っていきたいと考えている、これが私の考え方です。

◆Q
 まん延防止等重点措置に関して、方向として、県、都道府県全域ではなくて、地域ごとにというところがあると思うが、こういった点を含めてまん延防止等重点措置が果たして効果的なのかどうか、知事のお考えを聞かせてほしい。

■村井知事
 地域ごとということになれば、仙台市が、仙台市の中の青葉区というような形になっていくんだと思うんですけれども、効果がないとは私は思いませんが、今やっていることと大きく変わりはないということです。もちろん県民の皆さまに対する強いメッセージを誘発することができますので、そういう意味での効果は間違いなくあるだろうと思うんですが、同時に、そうすることによって協力してくださらないお店に対する過料といったような問題が出てきて、足りない職員をまたそれに充てなければいけない、またそこに人手を割かなければいけないということになってくるということになります。
 私は、先ほどから言っているように、今も仙台市も県も人手が足りなくていろいろなところから応援していただいて、それで最低限やらなければならないことが全てやり尽くしているかというと、やり尽くせていないような状況ですので、今、そういうところにエネルギーを注ぐのではなくて、一番肝心な濃厚接触者をしっかりと追っていって、その日のうちに全て検査を終えてしまえるような体制をまずしっかり組む。そして、それから、今の患者の数が減っていくのか増えていくのかということをしっかり見据えた上で、そしてその上で専門家の意見を聞きながらどうすればいいのかということを考えていく。冷静に、そして着実にやっていくということが非常に重要だと。こういったときは、ヒステリックに場当たり的に手を打てばいいということでは私は駄目だと思います。東日本大震災の震災直後もそのような思いでやってまいりました。こういったときにはリーダーとして私はそういう対応をしたいと常々思っておりますので、今回も冷静に対応していきたいと思います。

◆Q
 ちょっと確認だが、知事の先ほどの発言だが、まん延防止等重点措置を適用することによって、お店への対応とか、そういった新たな県のほうで見ていかなくてはいけない問題が出てくるので、そっちに人手が現状では難しいと。今時点では、そういった疫学的調査は、今出てくる検査での人員への追跡調査、そういったものをしっかりやるために、新たなまん延防止対策というのを取るよりかは、現状の時短要請とか宣言の効果というのを現状では今見極めたい、そういう現状ということでいいのか。

■村井知事
 一番分かりやすく一言で言うと、今やっております緊急事態宣言の効果、これがだんだん出てきているなというのが見えてきた。そして、営業時間短縮要請をしてまだ1週間たっておりませんから、その効果がまだ分からない。まだ効果が分からない段階で次の手を打つというのは少し早い。今のところ頭打ちのような状況になってきているので、今後、右肩下がりになるのか、また大幅に右肩上がりになるのかということをまずはしっかり見極める必要がある。これが第一です。その上で、当然、やるべきことはどんどんやったほうがいいに決まっているんですけれども、今のところそういう体力がありません。これも理由の1つです。一番の理由は、状況を見極めたいということです。第2番目の理由としては、体力的に今はそれだけの体力がなかなか今ありませんので、一番重要なところに重点的に体力を投入したいと考えているということです。

◆Q
 宣言が出されてから、だいたい期間の真ん中あたりが4月の初め頃だと思うが、そのあたりで傾向の分析などをされて、宣言を延長するか、はたまだどうするのかというのを検討されるということか。

■村井知事
 そうですね。まず、先週の木曜日からスタートしておりますので、今週の木曜日、金曜日あたりで1週間、その辺でどうなっているのかということをまず見極めたいと思います。
 先ほど配ったように、賀来先生の書いたペーパーですね、いただいたペーパー、こういったようなことを県民の皆さんがしっかりと守っていただければ間違いなく収まってくると思いますので、ご協力をよろしくお願い申し上げたいと思います。

◆Q
 先ほど場当たり的なのはやめるというおっしゃり方だったが、逆に先手先手で打つと考える向きもあると思うが、まずそういう議論は県庁の庁内にはなかったのかというのと、今回ちょっと遅くなってしまうということの懸念もあると思うが、そこは知事のほうでどういうふうに解釈したのか。

■村井知事
 決して後手に回るということではなくて、しっかりとした理由をもって手を打っているということです。先手を打っていくということです。ですから、これから患者がずっと右肩上がりで増えていくということであれば、増え切ってから手を打つのではなくて、増える兆候が見えたら手を打っていくということが重要ですけれども、今のところ頭打ちになっているということと、あと、仙台市、ぎりぎりなんですけれどもね、ぎりぎりで余裕はないんですけれども、仙台市以外の保健所については、今のところ全ての検査がその日のうちに終えれるような状況になってきておりますので、仙台市に今、集中して対策を取っているということです。そういう意味では先手を打っているという意識を持っております。

◆Q
 先ほど積極的疫学調査の対象が300人程度ということを言っていたが、こちらは濃厚接触者と思ってよろしいか。

■村井知事
 濃厚接触者も含め、検査をしたほうがいいと保健所が判断した人ということです。

◆Q
 対象者ということか。

■村井知事
 そうですね、対象者。

◆Q
 まん延防止等重点措置だが、こちらは例えば政府の尾身会長とか一部出したほうがいいという声も外のほうからは聞こえてくるが、一方で、実情を見ると、今現状で対策とかも考えた上で、こういった今の調査を優先すべきだという知事の考えだが、外の方から見てまずその措置を早めに取るべきだという、そういうことについては、この動きについてはどのように考えるか。

■村井知事
 専門家の立場からすると、最優先に、それを何よりも最優先にということでありますけれども、私の立場としては、全体のバランスも考えながら対策を打っていかなければならないということです。それぞれのお立場で発言なさるということはあってしかりだと思います。

◆Q
 もしこの措置に踏み切る可能性があるとすれば、どういったタイミングというか、どういった状況下であれば踏み切ることも考えなければならないなと思うか。

■村井知事
 現時点においてはまだ分からないですね。少なくとも患者が右肩下がりで下がっていくというような、あるいは同じレベルでずっと推移しているようなときには、慌てる必要はないだろうと思います。

◆Q
 先ほどまん延防止等について、決めるのは総理だという話をしていたが、その際、宮城県としての考えを伝えて、それでもやはりこれは必要だとなった場合は受け入れるということしかないのか。

■村井知事
 はい、当然です。

◆Q
 一番現場を分かっているのは地元だと思うが、頭ごなしにされるという考えになるかもしれないが、この点についてはいかがか。

■村井知事
 県の担当からは、国の内閣府なり厚労省(厚生労働省)なりとよく意見調整をしておりますし、情報も共有しておりますし、私から、毎日、ここ数日は大臣、時には総理に報告をしておりますので、情報は共有しておりますから、そういう心配はないと思います。

◆Q
 そういう意味で、政府、国と同じ方向を向いて対応しているということか。

■村井知事
 そうですね、はい。

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宮城県・仙台市緊急事態宣言後の人出について

◆Q
 独自の緊急事態宣言が出されてから9日経過したことになっている。その受け止めと、その間に首都圏1都3県の緊急事態宣言が解除されたというところで、観光地には多くの他県の人が往来しているような様子が見られるが、それについて県としてのスタンスはいかがか。

■村井知事
 先ほども言いましたけれども、昨年に比べると、もう少し詳しい数字を言いますと、国分町で金曜日についてはマイナス49.8%、昨年比ですよ、土曜日についてはマイナス54.4%、日曜日についてはマイナス54.1%、仙台駅西口で金曜日についてはマイナス26.7%、土曜日についてはマイナス29.5%、日曜日についてはマイナス29.4%となっておりまして、緊急事態宣言と時短要請の効果がはっきり現れてきております。昨年と比べてということですけれども、昨年のこの時期はかなり厳しい対応をしておりましたので、昨年はかなり減っていた。それよりさらに大幅に減っているということです。
 他県から大勢のお客さまがということですけれども、例年に比べるとかなり少ないと思います。今は、本当に申し訳ないんですけれども、皆さん、ぜひ宮城にお越しくださいと言えるような環境ではありませんので、他県の方、私も友達なんかには、今は宮城県に来るのは少し控えてくださいというお願いをしておりまして、まずはやはり人と人が接触する機会を減らしていくということがこの時期一番大変重要だと思います。
 やはり病院のベッドが、もうほとんど仙台医療圏は埋まっております。余裕がございません。また、一部の病院で、患者が出てしまってなかなか開けないというような、新規患者を受け入れられないというような現状も出てきておりますので、まずはご自身が感染しないように、知り合いが感染しないようにしていただくということが何よりも重要だということをお願いしたいと思います。非常に心苦しいんですけれども、ご協力をお願いしたいと思います。
 コロナが収まったら、いろいろな経済対策を打つ準備を今もう指示しておりまして、考えていきたいと思いますが、今は苦しい時期ですけれども、資金ショートになりそうなところがあれば金融支援で支えますので、今はとにかく我慢をしていただきたいと思います。

◆Q
 1都3県が解除されて、逆に県内では独自の緊急事態宣言が出ている。県民には自粛を求めることはできるが、他県から来る人には自粛を求められないというケースもある。改めて県内だけではなくて、他県にもそういった呼びかけ、協力をお願いするという考えはあるか。

■村井知事
 最近、マスコミ報道では、やはり宮城(県)、愛媛(県)、こういったところは非常に患者が増えていると。あと山形(県)は増えているというようなことを大きく取り上げていただいておりますので、そういった意味では、相当国民の皆さまにも宮城が今大変な状況であるということは分かっていただいているのではないかと思います。私も、機会あるごとに、今、宮城は厳しいんです、大変ですということは発信していきたいと思います。

◆Q
 具体的に、もう少しアクションをする考えはあるか。

■村井知事
 こればかりは東京に行って、来ないでくださいというようなパフォーマンスをやるわけにもいきませんので、こういった形で皆さんにご協力をお願いしていきたいと思います。

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郡仙台市長が秋田県知事選の応援に出向いたことについて

◆Q
 14日に秋田県知事選の応援で郡市長が候補者の応援に駆けつけたわけだが、新聞等でご覧になっているかもしれないが、14日は独自の緊急事態宣言自体は出ていないが、前々日の12日に県のほうで再拡大の局面にあるというような知事の呼びかけがあった。そういう状況で県境を越えて、一番東北の自治体の中で患者が多い首長がこういう形で行くということに関して、知事はどういうふうに受け止めているか。

■村井知事
 ちょっと私も事情を承知しておりませんで、秋田県の知事選挙のどなたかの応援に郡(仙台)市長が行かれたということなんでしょうか。この点については、私からはちょっとコメントを控えたいと思います。分からないです。詳しいことが分からないので、コメントのしようがないということです。

◆Q
 政治家にとっては恐らく重要なことだと思うが、やはり県民にとったら不要不急ではないかなと思うが、それはどのように知事は考えるか。

■村井知事
 選挙応援が不要不急かどうかというのは、それはご自身が判断するべきことだと私は思います。

◆Q
 緊急事態宣言は11日までだが、その翌週には石巻市長選等もあるが、それに関して、例えば選挙の応援の要請等があった場合、知事はどのように対処するか。

■村井知事
 これはまだちょっとそのときのコロナの収まり具合によると思います。今のような状況では、とても選挙応援ということは難しいと思います。

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東京2020オリンピック聖火リレーの実施について

◆Q
 先日、福島(県)から始まった聖火リレーについて伺う。このような状況下で開催もどうだという意見もある中で聖火リレーが始まり、例えば観客が密になった場合はスキップするとかという可能性なども言及されていたが、そうはならずに、一応は無事に終わっているということで、聖火リレーについてどのようにご覧になったかということと、宮城県での実施についてどのように考えているか。まだ先の6月のことだが、伺えるか。

■村井知事
 大きな一つのイベントとして、福島からスタートいたしました。今のところ大きな問題はなく、テレビで見ているとちょっと密になっているかなと思うところはあったんですけれども、大きな混乱もなく、粛々と、そして、聖火ランナーの方も皆さん非常に幸せそうに楽しそうに聖火をつないでおられた姿を見て、よかったなと思いました。
 宮城県については6月ですので、そのときの状況を近くなってから見てもらいたいと思います。昨年の状況からすると、かなり湿度が高くなって、そして暖かくなってきますので、コロナがだいぶ落ち着いてきて、ワクチンも打ち始めていますから、相当落ち着いてきているんじゃないかなという大きな期待を寄せているところであります。できれば予定どおり、聖火ランナーの皆さま楽しみにされておりますし、県民の皆さんも聖火を見てみたいという思いを持っておられると思います。また、今回は沿岸の15の市町を走ることになりますので、被災地の皆さまに復興五輪の気持ちを伝えることにもなるんじゃないかなと私は思いますので、予定どおり実施してあげたいなという思いを持っております。

◆Q
 やはり感染状況によっては沿道の観客を制限するために公道以外を走るとかという考えはあるか。

■村井知事
 そうですね、可能性はないとは言えないですけれども、できれば予定どおり開催してあげたいなと思っていますけれどもね。それが多くの県民の気持ちじゃないですかね。

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