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宮城県知事記者会見(令和3年3月15日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年3月16日更新

知事定例記者会見

※会見動画を試行的にYouTubeに掲載しています。

【知事発表項目】Go To イートキャンペーン事業の取り扱いについて

■村井知事
 まず、Go To イートについてです。
 Go To イートキャンペーン事業につきましては、先月23日に再開したところでありますが、県内の新規感染者数の増加傾向を踏まえ、食事券の販売停止及び食事券及びポイントの利用自粛の呼びかけを明日3月16日から実施するよう、農林水産省に要請することといたしましたのでお知らせをいたします。
 現時点では、国の新型コロナウイルス感染症対策分科会が示すステージ3相当の状況には至っておりませんが、感染拡大傾向が続いた場合、ステージ3相当に一気に近づく危険性もあることから、早めに制限をかけることが妥当であると判断したものであります。
 飲食店を経営される皆さまの厳しい状況は十分承知しているところでございますが、感染拡大の防止を最優先とした対応にご理解をいただきたいと考えております。これまでも繰り返し申し上げてまいりましたが、Go To イート食事券の利用の有無に関わらず、飲食店をご利用される際には、お店が求める感染防止策に協力する、とりわけ飲酒を伴う大人数や長時間に及ぶ会食は自粛していただくなど、県民の皆さまには感染拡大防止の徹底に改めてご協力いただきますようお願い申し上げます。

◆Q
 確認だが、販売の期間等を考えると、これ以上、例えば国に再開を求めるということはないか。今後もう一度Go To イートの再開を求めるようなことは、もうないのか。

■村井知事
 いや、それは分からないです。まず再開したものを1回明日止めるということです。

◆Q
 すると、状況が変わればまた再開(するのか)。

■村井知事
 はい、可能性はあると思います。

◆Q
 あと今回取扱いの停止を求めるわけだが、2月以降の感染者の拡大とこのGo To イートキャンペーンの関連性というのは、どのように総括した上で決定しているのかお伺いしたい。

■村井知事
 明確な関連性というのは分かりませんけれども、少なくともGo To イートキャンペーンがスタートしてから、再開してから、また感染者が増えてきているというのは事実だと考えております。

◆Q
 何らかの関連性はあると。

■村井知事
 そうですね。やはり専門家の先生方にお聞きしたところ、会食時に感染が広がっている。それがやはり一つ大きな要素だということでありますので、Go To イートと感染の拡大が因果関係がないとは言えないと思います。

◆Q
 食事券販売が3月末までなので、このままでいくと販売が終わってしまうのかと思われるが、また前のように再度の延長は考えるのか。

■村井知事
 販売の間は延長しましたよね。

(担当課)
 販売期間はもともと1月末まででしたが、3月末までに(延長しました)。

■村井知事
 さらに延ばすんですか。

(担当課)
 それはまだ決まっておりません。

◆Q
 そうすると、このまま取扱い中止のまま3月31日を迎えることもあると。

■村井知事
 可能性はまだゼロではないです。これは国の事業ですので。ただ、その使える期間が3月末ではなくて、使える期間は6月末までですので、少なくともチケットを買って流すということのないようにしたいとは思っております。もしかしたら3月末で販売停止になってしまうかもしれないですね。

記者発表資料 [PDFファイル/115KB]

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【知事発表項目】燃料電池バスの路線運行開始・出発式について

■村井知事
 次に、燃料電池バスについてであります。
 燃料電池バスの路線運行開始及び出発式についてご報告申し上げます。
 水素で走る燃料電池バスの路線導入につきましては、宮城交通株式会社及び富谷市と連携して取り組んでまいりましたが、このたび県内初となる路線運行開始が決定し、それに合わせて燃料電池バスの出発式を実施いたしますので、お知らせいたします。
 概要をご説明いたします。まず、路線運行開始日は今月3月24日水曜日であります。同日、出発式も執り行います。
 次に、出発式の会場は宮城交通株式会社富谷営業所です。当日の式次第ですが、午前10時30分からマスコミの皆さま向けにバスのお披露目と車両概要の説明を行います。その後、午前11時15分から出発式を開始いたします。
 バスは、午前11時48分富谷営業所発の泉ヶ丘大富線が初運行になります。また当日は、式典会場からパルタウン大富ショッピングセンター前まで、富谷市立富谷保育所の児童が体験乗車を行います。今後の運行路線は、新富谷ガーデンシティ線、泉ヶ丘大富線、泉パークタウン線などを予定しております。
 燃料電池バスによる路線運行は県内初となります。2050年二酸化炭素排出実質ゼロを目指す我が県においては、重要な取組の一つと考えておりますので、ぜひ取材にお越しいただきますようよろしくお願い申し上げます。
 また、水素ステーションの稼働率が上がるという意味では、非常に効果があるんじゃないかなと思います。水素ステーションはガス局のところに1か所しかありませんので、あそこで水素を補給する形になるということです。

記者発表資料 [PDFファイル/140KB]

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【知事発表項目】応急仮設住宅の供与について

■村井知事
 次に、第3点目です。東日本大震災における県内被災者への応急仮設住宅の供与終了について、まずお話をいたしたいと思います。
 東日本大震災では、図の下段にありますとおり、県内の応急仮設住宅には平成24年4月をピークに、県外被災者を含め4万7,861世帯、12万3,630人、上段にある県外の応急仮設住宅には1,596世帯、3,445人の県内被災者の方々が入居されておられましたが、このたび令和3年3月13日までに全ての県内で被災した入居者が住宅再建を果たし、応急仮設住宅の供与を終了いたしました。具体には、県内被災者への県内での応急仮設住宅の供与は令和2年12月末までに終了しておりましたが、県内被災者で岩手県内の応急仮設住宅に入居していた5世帯7人が、岩手県が建設した災害公営住宅へ入居したことにより、県内の被災者全ての方々への応急仮設住宅の供与が終了したものであります。
 なお、県内の応急仮設住宅は、福島県からの避難者9世帯13人に対して、福島県からの要請に基づき宮城県が引き続き供与しており、供与終了の時期についてはまだ未定となっております。
 次に、令和元年東日本台風に係る応急仮設住宅の供与期間延長協議についてになりますが、次の資料になります。
 市町が実施した被災者の住宅再建意向調査の結果や、市町の意向を踏まえ、国と延長要件等の内容調整を行ってまいりましたが、このたび要件が整い、近日中に国への本協議書を提出することで事務手続を進めております。
 1の延長協議の対象者の要件は、記載のとおり、災害公営住宅への入居など大きく3つございます。2の対象世帯数は2つの市、3つの町で合計196世帯であります。3の延長の供与期間は、最長で令和4年10月11日までとしております。4の今後の事務手続につきましては、国からの同意が得られた後、再契約等の入居手続等を行うこととしております。
 この件については以上でございます。

◆Q
 改めて知事に、この一定程度の区切りがついたということでの所感を伺いたい。

■村井知事
 先ほど申し上げたとおり、県内の被災者の皆さん、全て仮設住宅から退去できるようになったということであります。本当によかったと思います。ただ、まだ一部、福島県からお越しの方については、原発被災者ということもあり、いまだついの住みかに移り住めないという方がおられるわけでございます。やはりそういった方たちが宮城県民でなくても、そういった方たちのケアをしていくということは重要でございますので、この9世帯13人の方たちに安心できるついの住みかに入っていただけるまで、しっかりサポートしていきたいと思っております。

◆Q
 福島県の方は福島からの要請に基づいてということか。

■村井知事
 そういうことです。

◆Q
 具体的にめどとか、そういったものは特になくという感じか。

■村井知事
 はい、今のところまだ立っておりません。

記者発表資料1 [PDFファイル/297KB]
記者発表資料2 [PDFファイル/154KB]

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新型コロナワクチン接種について

◆Q
 現時点でのワクチンの接種について、改めて国から示されたスケジュール等々あればお聞かせいただきたい。

■村井知事
 まず1点目のワクチンについて、私が現在知り得ている情報についてお伝えいたします。
 まず、医療従事者の分を説明します。医療従事者優先接種分として、先週までに県内ではワクチンが計16箱配付され、各病院において順次接種を開始しております。その後の医療従事者向けのワクチン供給については、先週記者会見の場で説明をしたもののうち、3月22日の週以降の供給第2弾について、県内には2週にわたり計6箱を出荷するという計画が国から示されております。
 今回は非常に限られた数量でありますことから、基本的には第1弾と同様の考え方で、地域の拠点を担う病院のうち、まだ行き渡っていない病院に配付を行う方向で、現在配付先を調整中であります。なお、その後の第3弾については、国から4月12日の週から2週で、全国で2,400箱以上出荷を予定しており、5月10日の週には対象者(医療従事者)全てが2回分接種可能な量を出荷すると示されております。5月10日の週には対象者全てが2回分接種できるようになるということであります。 次に、高齢者向けです。4月5日の週から順次供給される65歳以上の高齢者向け優先接種用のワクチンの配付については、市長会、町村会等の関係者にご意見を伺った上で、最終的に県が判断し決定を行いました。既に11日に公表しておりますけれども、各市町村の優先接種対象者数の多い順に、22の市町に1箱ずつ出荷することとし、市町村にも通知を行っております。国では4月26日の週には全市町村に1箱ずつ配送するとしておりまして、4月中には全市町村に対し配付できる見込みとなっております。まず1箱ずつ配付されるのが4月中ということであります。
 その後の高齢者向けの供給見通しについては、国では5月9日までに全国で4,000箱出荷することとしております。5月中は全国で毎週9,188箱の供給が見込まれ、5月10日の週以降に順次出荷することとしております。6月中にも5月分を上回る供給が見込まれておりまして、6月末までに全ての高齢者に接種できる数量のワクチンを順次出荷するということにされております。ただ、宮城県内への配分量は具体的な量は示されておりません。6月末までには全て高齢者は接種ができるのではないかということであります。
 今後も県内への具体の供給見通しを見据えまして、市町村や医師会など医療関係団体と連携し、接種準備を進めてまいりたいと考えております。以上です。

◆Q
 6月末まで全県の高齢者に行き渡る予定と国ではアナウンスしているが、接種体制、市町村のほう、非常にスタッフも人的資源も限られている中でどのように県として把握していき、どういった形でサポートしていくかというところを改めて伺う。

■村井知事
 まず、これは市町村のそれぞれの考え方で対応するということになってますので、これは基本的には市町村にお任せしたいと思っています。また、市町村をまたいで接種もできるということになっていますので、そういった状況が出てきて広域調整が必要だということになれば、県がその間に入ることは可能だと思っています。
 また、何らかの大きな課題がある、こういう課題があって何らかの人手が必要だというようなことがあれば、そういうときにも県もお手伝いをしたいと思います。

◆Q
 深刻な地域だとか、そういったところは今情報としては入っているのか。人手が逼迫しているというか、非常に供給体制に見通しが立たないというような地域があるかどうかということを教えていただきたい。

■村井知事
 そういう情報入ってますか。人手が足りないとか。

(担当課)
 特に情報は入ってございません。

■村井知事
 今のところはまだ数量が少ないので、それほど混乱はしないようですけれども、これから大量に入ってきたときに対応できるかどうか。それは様子を見ながら、われわれもお手伝いをしていきたいと思っています。

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聖火リレーの県内ランナーについて

◆Q
 今月25日から聖火リレーが始まるわけだが、改めて県内の聖火リレーについて準備等、他県では予定されていたランナーの方の辞退という話も出てきている。改めて、県内の聖火リレーの予定者の方に変更があるかどうか教えてほしい。

■村井知事
 結論を先に申し上げますと、今のところ変更ありません。辞退者もおりません。予定どおりということであります。もう少し詳しくお話しいたしますと、本県での聖火リレーは6月19日から気仙沼市をスタートし、6月21日の仙台市でゴールとなります。現在、沿道やイベントでのコロナ対策を踏まえ、様々な準備を進めております。公道での実施の可否は、今後判断する予定となっておりますが、今のところ特に大きな変更はないということです。
 ランナーについては、現時点で本県が調整する方々や組織委員会が調整する方々を含め、変更の予定はございません。本県の聖火リレーは復興五輪の趣旨を尊重したものとするべく、準備を進めてまいりました。大会開催を前提に、今後も感染対策を重視しながら、組織委員会や関係機関と調整を図り、沿岸部の復興の姿を世界中に発信できればと考えております。

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新型コロナの県内の発生状況について

◆Q
 先ほどGo To イートの関係でも触れたが、だいぶここ数日40名から50名程度の高い患者数で推移している。このことについての受止めと、ステージ2からステージ3に引き上げる可能性も踏まえて検討に入っているかと思うが、その辺についての進捗状況も伺う。

■村井知事
 まず受け止めは、非常に深刻に受け止めております。特に2月1日から28日の1か月間で、新規感染者数が208名でした。しかし、3月に入りましてから2週間で300名以上の新規感染者が確認されております。非常にすごいペースで増えているということです。直近1週間の新規感染者数が、その前の1週間と比較いたしまして1.6倍になっていることから、私はかなり深刻だと思います。このままいきますと、現時点ではまだ病床数に余裕はありますけれども、病床数が逼迫し、特に重症者用の病床数が不足するという事態も考えられると思います。
 現在、重症者は5名(訂正:6名)ということでありますけれども、重症者用のベッドは非常に人手がいります。従って、重症者用のベッドがまだ若干余裕があるから大丈夫だということではなくて、重症者用のベッドが埋まれば埋まるほど医療スタッフの数が足りなくなってしまって、一般の患者さんも受け入れられないということになります。従って、今後このような状況がずっと続いていって、右肩上がりで伸びていくようであれば、厳しい対応を取らざるを得ないということを県民の皆さまにはご理解いただきたいと思います。従って、早め早めに、もうワクチンを打つ時期がだんだん決まってきておりますので、早め早めに皆さん自粛していただくということが重要だということであります。
 また、ステージ2から3になる可能性もあるのかということでありますけれども、十分可能性はあると思います。
 失礼しました。重症者用のベッドは今6だそうです。5ではなく6。

◆Q
 重症者数が今6人。

■村井知事
 6ということです。大変失礼しました、6名です。

◆Q
 ステージ3への引上げともなれば、例えば飲食店への時短営業の再開ということも視野に入ってくるかと思うが、こちらも今検討に入っている状況ということでよろしいか。

■村井知事
 まだ検討までは至っていないんですけれども、このまま入院病床のベッドが埋まってくるということになってくれば、十分可能性はあるだろうと思います。この土日に、飲食店の関係者の何人かに私、電話をかけて聞いたんですけれども、やはりもう皆さん、これ以上時短をすると、体力がもうもたないと、Go To イートが再開してやっとお客さんがまた少しずつ戻ってきていると。こういう状況の中でまた時短ということになれば、もう店を閉めてしまうつもりだという方もおられました。ですから、簡単には患者が増えてきたから時短をするということはできないだろうと思っていますが、やはり命と経済とどちらが大切だと言われたら命と言わざるを得ませんので、ここは患者が今後増えてくると、そういう対応をせざるを得なくなるだろうと思います。
 従って、県民の皆さまには、極力感染しない努力、大人数での飲食、会食、特に飲酒を伴う会食ですね、これは控えていただきたいと思います。これから異動のシーズンで、歓送迎会、また卒業のイベント、こういったようなものが続いてきますので、お酒を飲む機会が増えると思いますけれども、少人数で、できるだけ大声を出さないで会食できるような、そういった形にしていただくようにお願いを申し上げたいと思います。

◆Q
 昨今の感染の状況を考えると、Go To イートを一旦再開させたという判断は拙速だったなというご所感はお持ちか。

■村井知事
 あの時点では、ずっと収まっていたということ、それから東北の隣県もみんなスタートしていたということ、従ってあの時点の判断は間違ってなかったかと思いますが、結果的に患者が増えてきたということを考えますと、気の緩みにつながってしまったのは事実だろうと思います。

◆Q
 そうすると、現在感染が急拡大している理由は、会食を理由としてよろしいのか。そう見ているのか。

■村井知事
 全て会食ではないです。福祉施設で出たり、学校で出たり、年金事務所でクラスターが発生したりしてますので、みんな会食ではないんですね。職場で広がったり、学校で広がったりということも出ておりますので。しかし、一定数患者が増えてしまうと、どうしてもそうなってしまって。ただ、突き詰めていくと、やはり初動ですね、コロナを持ち込んだ方がどこから持ち込んだのかという点は会食時ということになりますので、そこを絶たないと、どうしても感染の拡大を抑えることはできないということです。

◆Q
 現在、10万人当たりの感染者の数が全国都道府県の中で3番目という多さだ。もう会食以外の部分でも広がっていると逆に考えられるのではないか。

■村井知事
 そうですね、そうなんです。ですから、特に仙台市は非常に多いんです。仙台市以外は、比較的行政検査でしっかり抑え込んでいると思っています。そこそこ患者は10人、15人と出ているんですけれども、仙台市以外は大体ずっと追っていって抑え込めるようになっていまして、本日も村田の福祉施設で出た患者全員、入所者全員の100人以上の方をPCR検査をいたしました。従って、また患者が出るかもしれませんけれども、そうやってずっと抑え、患者の数だけではなくてちゃんと追跡して抑え込んでいきながら、患者をホテルなり病院なりに誘っていっていますので、ある程度、仙台市以外は落ち着いた状況でいいかと思うんですけれども、仙台市は今非常に市内に患者が出ているということでありますので、これ以上の感染を広げないためには、やはり仙台市内における会食、飲食、これに注意をしていただくということが、まず何よりも重要だろうと考えているということです。
 もうこれから3月は一番飲食店にとって稼ぎどきなので、本当に申し訳ないんですけれども、ここで患者が増えてしまうとかなり思い切った厳しい対応をせざるを得なくなってしまうので、結果的にはみんなが駄目になってしまう。従って、私としてはできるだけ時短要請をしない形で患者を抑え込んでいきたい。もうワクチンを打ち始めて、いつまでに高齢者の方がワクチンを打ち終わるかというのは、もう目安は見えてきているわけですね。従って、もう少しの辛抱ですので、いつまでもやりませんから頑張っていただきたいということをお願いしたいと思います。

◆Q
 現在の状況が今後続かなければ、全国的に見ても10万人当たりの数も多いということで、緊急事態宣言の対象に要請するみたいなことは考えていらっしゃるのか。

■村井知事
 もちろんステージ4ということになってくれば、その対象になってくるだろうと思いますが、現在はまだステージ2の段階でございますので、今の段階ではまだ大丈夫だろうと思っています。

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広域防災拠点について

◆Q
 広域防災拠点だが、JR貨物(日本貨物鉄道株式会社)側の移転先の工事が遅れて、早くても3年以上延びる。これについてどのような受け止めをしているか。

■村井知事
 私も県職員も鉄道の工事というのはあまりやったことがない、経験がないわけですね。従って、通常のわれわれの考えている道路工事とはまたちょっと違う、性質が性格が違うらしいです。当初JR貨物といろいろ調整して、ここで終わるだろうということで見ていたんですけれども、新たな文化財が出てきた、また工事にいろいろな調整が必要になってくるというようなことで、JR貨物と調整をして、どうしても期間が延びるということであります。
 これは県の事業で、県が発注してということであれば、いろいろな対策も取れるんですけれども、これはJR貨物の工事ということでありますので、県がそれについて一定以上の口出しをすることは許されない、できないということは、もうやむを得ないことだろうなと思います。

◆Q
 JR貨物で工期も1年か2年かという曖昧な言い方をしているが、そこの部分をもう少し県として早めるというか、指導というか、何かそういう指導はできないのか。

■村井知事
 当然早めていただきたいという思いはありまして、昨年だったと思いますけれども、私、JR貨物に行って直接社長に会って、社長というのは実は前ここの仙台支社長をされていた方なんです。従って、親しいということもあって直接行って、できるだけ早くしてほしいというお願いを直接私から社長へお願いしました。向こうとしてもいたずらに延ばすつもりはないんですけれども、鉄道の工事というのはいろいろやる都度、当初考えていたよりまた新たな問題が出てきて、どうしても遅れ遅れになってしまうんですということなので、われわれの考えている時間軸とはちょっと違う時間軸で物事を考えなければならないというお話をされました。できるだけ早くしていただけるように、私としてはより強くお願いしていきたいと思っています。

◆Q
 ただ、今も東日本大震災の余震が度々起きているわけで、一つの救援部隊とか物資の集結場所として大変力を入れてこの方針を決めた経緯があるものだから、県の例えば防災計画とか、そういうものに影響というのは出てくるのではないか。

■村井知事
 短いスパンで物事を考えるのではなくて、やはりこの防災・減災というのは長いスパンで考えるものと短いスパンで考えるものが必要だと思います。当然長い目で考えるものも早くやったほうがいいのですけれども、どうしてもできるものとできないものが私はあってしかりであると思います。あそこは防災拠点に東道路をつなぎたいと思っていまして、国交省もいよいよ動き出してくれました。ただ、これも明日あさってできることではなくて、恐らく10年20年かかってできると思います。私は20年先、30年先の県民にとって大きなメリットが出てくる防災拠点、これを造るという意味では、一定の時間がかかることはこれはもうやむを得ないことだと、私はそう思います。
 また、あの場所はすぐ脇に、その敷地内に仙台医療センターがございます。また、自衛隊病院もすぐそばにあり、地下鉄が走り、そしてJRが走る、仙台駅からも近いというような、そういった利点がありますので、私は最適な場所だと思いますので、そこを一定の時間をかけてもしっかりと整備をしていくことが、結果として県民の利益につながっていくだろうと思います。

◆Q
 現状では一大拠点はないわけだが、その代替の施設としては利府で十分対応できるというお考えか。

■村井知事
 十分ではないですけれどもね。ただ、できるまでは利府を使わざるを得ないだろうと思います。病院もありませんし、交通の便も不便ですし、そういった意味では最適地ではないと思いますけれども、できるまでの代替地、こういうことはよくあることで、どのような事業でも何かができるまでに取りあえずここを仮の場として使うということは十分あり得ることだと思っていますけれども。

◆Q
 心配なのはその事業費の関係だが、県のほうの説明では現時点では増えないということだが、ただ今後5年、6年先どういうことが起きるか分からない中でどのように考えているのか。

■村井知事
 これはもう分からないですよね。われわれの目算では大丈夫だろうということですけれども、JR貨物がいろいろやっていくうちで、われわれは移転補償、現在の価値というのは補償します。新たな付加価値についてはJR貨物がやってくださいねと。これはもう大前提です。従って、今の価値ですよ、これはわれわれとしてはちゃんと試算して議会に諮ったわけですが、現在の価値が実はわれわれが見ていたよりも工事をやっていく上でもっと上がってしまうということが、県民に説明がつく何か明確な根拠があれば別ですけれども、なければそれは難しいです。ということでお断りをする。納得ができれば議会に説明し、県民の皆さんに説明し、納得していただけるものであれば、それはまた新たに提案することもあるかもしれない。それは分からないです。現在の価値です。

◆Q
 その辺の可能性として、いわゆる可能性もあるということか。

■村井知事
 全てにおいて可能性はゼロではない。ただ、今のところはわれわれとしてはちゃんとJR貨物と交渉をして、積算をしたわけですから、大きく狂うことはないでしょうと思っているということですが、今後工事をやっていく上で、繰り返しになりますけれども、現在の価値分が当初調整していたよりももう少しかかるんですということがあるかもしれない。ただ、それは分かりません。としか答えられないです。それは分からないです。

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森下千里氏の宮城県第五選挙区支部長選任について

◆Q
 衆議院の宮城5区に、支部決定で森下千里さんが新たな自民党の候補として決定という形になったが、今後、知事として衆議院選挙でどのような対応を取られるのか。

■村井知事
 森下さんには頑張っていただきたいと思います。ただ、私、森下さんと全く面識がございません。一方、現職の安住代議士には震災後、特に大変お世話になっております。民主党時代、財務大臣をされていまして、非常に財政的に大変だったんですけれども、当時の安住大臣のおかげでいろいろ財政的な特別な手当てをしていただいたという恩義もございます。皆さんご承知のとおり、私は本籍が自民党でありますが、今回5区の選挙については全く中立でいきたいと思っています。

◆Q
 マイクを握るだとか、まだ先の話だが、来年度(衆議院選挙は)必ず行われるわけで、今のところは対応を考えていないということか。

■村井知事
 両陣営から要請があってもお受けしないと思います。

◆Q
 今回新たに決まった森下さんの印象とか、何か期待したいこととか、もしあれば。

■村井知事
 先ほど言ったように、私もお会いしたこともないので、メディア、しかもネットと新聞でしか見てないんですよ。ですから、本当にイメージですけれども、イメージとしては非常にさわやかな方だなと思っていますけれども。詳しくは全く分からないです。

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