ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

宮城県知事記者会見(令和2年11月30日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月1日更新

知事定例記者会見

※会見動画を試行的にYouTubeに掲載しています。
  また、【知事発表項目】について、手話通訳を試行導入しています。

【知事発表項目】新型コロナウイルス感染症抗体保有率調査の実施について

■村井知事
 一部報道でも既に発表されておりますが、厚生労働省が6月に本県、東京都、大阪府で実施した抗体検査について、第2回の調査として12月に愛知県、福岡県を加えた5都府県において約1万5千人規模で実施することとなり、我が県も協力することとなりました。無作為抽出した県民に対する調査への協力依頼通知を明日から順次発送いたします。通知が届いた県民の皆さまにはぜひご協力をお願いいたします。
 実施期間は12月14日月曜日から20日日曜日の午前9時から午後4時まで、一部会場では午後8時頃まで実施いたします。実施場所は主に県の合同庁舎を予定しております。検査方法は、国から委託された検査機関が、協力いただく方から約10ミリリットルを採血し測定いたします。採血をして調べるということであります。
 実施する市と町は、仙台市、石巻市、気仙沼市、名取市、多賀城市、登米市、栗原市、大崎市、柴田町の9つの市町となります。今回は広域仙台都市圏北部の多賀城市を加えることとなりました。
 検査結果はまとまり次第、国からご本人に通知されます。前回の例からいたしますと、早ければ来年1月中になるのではないかと考えております。
 この件については以上でございます。
 すみません、1点訂正をさせていただきます。厚労省の検査の結果ですけれども、先ほど検査結果は国からご本人に通知されますと申し上げましたけれども、訂正いたします。国から県に通知がありまして、県から本人に結果報告をするということでありますので訂正をさせていただきます。以上でございます。

記者発表資料 [PDFファイル/600KB]

▲ページのトップへ戻る

【知事発表項目】新型コロナウイルス感染症軽症者等の宿泊療養施設について

■村井知事
 次に、2点目でございます。新型コロナウイルス感染症の軽症者等が宿泊療養する施設につきましては、これまで市内中心部に100室規模のホテルを借り上げ運用してまいりましたが、最近の感染者の発生状況及び今後の感染拡大に備えるため、200室規模のホテルに移行することといたしました。今までの100室は使わなくなって、新しく200室の新しいホテルを使うことになった、(使うホテルは)1カ所ということになります。
 ホテル名は、東横イン仙台駅西口中央であります。具体的には、JR仙台病院の向かい側にあるホテルということになります。東横イン仙台駅西口中央というホテルであります。現在のホテルは非公表を希望されておりましたが、東横インさんは全国的に公表の方針とのことでありましたので、お知らせいたしました。
 今回の件について、社会的な必要性をご理解の上ご協力をいただくことになりました東横インさんに対しまして敬意を表するとともに、県民を代表して深く感謝を申し上げる次第であります。なお、ホテルの移行時期は今後調整いたしますが、12月初旬から中旬を予定しております。
 この件については以上でございます。

◆Q
 東横インとはどれくらいの契約期間になるのか。

■村井知事
 3月末までです。

◆Q
 (La楽リゾートホテル)グリーングリーンを借りたときなどは、後から支援という形で知事も泊まったが、こういったホテルに後から支援というものを考えているのか。

■村井知事
 県として支援することは特に考えておりませんけれども、個人的にいろいろ訪問することはあるかなと思います。宮城の東横インさんには泊まったことないですけれども、県外ではよく使っております。

◆Q
 今回100室から200室に移行するということだが、まず現状を捉えてこのタイミングで移行することの意義を伺う。今後また増加傾向になった場合に、さらに宿泊施設、療養先を確保していくお考えか。

■村井知事
 最大の意義は病院の負担を軽くすることができるということがあります。どうしてもホテルが足りないとなりましたならば、あふれた方は病院へということになってしまいますので、65歳以下(訂正:65歳未満)の症状のない方は皆さんホテルへ入っていただくということになってございますので、そういった意味では余裕が少し出たのではないかなと思います。その分、病院の負担が軽くなるということです。
 それから、今後ですけれども、当然患者(発生)の動向を見据えて新たなホテルを確保するということは考えております。ただ、当然契約をいたしますとそこからまたお金が発生してくるわけですから、県民の税金を使う以上は、需要と供給のバランスをしっかり取りながらホテルを確保していきたいと思います。

◆Q
 今後どうなるか、なかなか不透明な中、今回東横インさんが協力するということになったが、ほかのところも協力するという意思を示しているところはあるのか。

■村井知事
 このホテルということを具体的に名前を申し上げられないんですが、仙台市内のホテルの中に、非常に協力的に前向きにお考えいただいているホテルがあることは事実でございます。ただ、具体名を申し上げることは控えたいと思います。

記者発表資料 [PDFファイル/258KB]

▲ページのトップへ戻る

【知事発表項目】北海道への看護師派遣について

■村井知事
 次、3点目でございます。北海道への看護師の派遣についてであります。
 本日、最後に口頭のみとなりますが、10月下旬以降、急速な感染拡大に見舞われております北海道を支援するため、本県の知事部局に在籍する看護師を派遣することといたしましたので、ご報告申し上げます。本県からは8月に沖縄県へ県立病院機構の看護師2名を派遣したのに続き、新型コロナウイルス感染症対応に関する県を越えた看護師の派遣は2例目となります。
 派遣先の北海道には12月4日金曜日から12月18日金曜日までの2週間、看護師1名を派遣することを申し出ております。知事会を通じ、派遣依頼のありました北海道の状況としては、札幌市以外の地域でも感染者が広がっており、地域医療が逼迫し、看護師の確保に極めて苦慮しているとのことでありました。今回派遣する職員は、旭川市内の宿泊療養施設で入所者の健康管理業務に従事する予定となっております。
 本県では、東日本大震災後の職員派遣など北海道からは復旧・復興の支援を受けていたこともあり、今回宮城県としても職員に余裕があるわけじゃありませんけれども、大変お世話になっているということもありまして、今回職員派遣を決定いたしました。本県におきましても引き続き関係機関と連携し、医療提供体制に万全を期してまいります。
 私からは以上でございます。

▲ページのトップへ戻る

新型コロナ感染者急増地域への往来について

◆Q
 感染急増地域との往来について、政府の分科会は先日、感染が急増しているステージ3相当地域との往来を控えるよう求める提言を政府に提出した。全国の知事の中には、県民に対して感染急増地域への往来を控えるよう求めているところもあるが、宮城県の対応を教えてほしい。

■村井知事
 大阪市内、そして札幌市内ですね、これについてはGo To キャンペーンの受入先としては手を挙げないということを今日公表されております。一方、大阪市や札幌市から人が旅行に出かける、Go To トラベルを使って出かけるということにつきましては、呼びかけをする程度にされているということであります。そういうことを考えますと、知事としては往来について大阪市であったり札幌市につきましてはよくお考えいただいて、節度ある行動をしていただきたいとお願いしたいと思ってございます。感染する可能性が非常に高いということで、受入れを厳しくするという方針を取られているわけですから、そこに観光目的で旅行に行くということは感染するリスクが非常に高くなるということになりますので、そこは注意をしていただきたいと思います。
 ただ、県として行ってはならぬ、来てはならぬということは申し上げるというところまではいかないと考えております。

◆Q
 今のは、受入先としてだということだと思うが、大阪、札幌だけじゃなく東京も含めて、感染急増地からの仙台あるいは宮城への旅行者あるいは不要不急の来県ということに関しては、知事はどのようにお考えか。

■村井知事
 先ほども言いましたように、何らかの形で来てもらっては困るということを申し上げることはない。現時点ではないということですが、そういった今急増している地域から他県に移動することが、結果として感染拡大につながる可能性があるということは常に念頭に置いていただきたいと思います。

▲ページのトップへ戻る

コロナ禍での忘年会について

◆Q
 明日から12月に入り、例年だと忘年会シーズンになる。今、感染が拡大している状況で忘年会をするかどうか、参加するかどうか悩んでいる県民も少なくないと思うが、知事はかねてから経済活動と感染拡大防止の両立を図るとおっしゃっていたが、今この状況で県民に対してどのように呼びかけられるか。

■村井知事
 感染リスクが高まる5つの場面というものが国から示されています。その中の場面の1に飲食を伴う懇親会など、場面の2として大人数や長時間に及ぶ飲食、3つ目としてマスクなしでの会食、マスクなしでの会話、4つ目が狭い空間での共同生活、場面の5つ目として居場所の切り替わりとありまして、特に宴席が伴うものというのが場面の1、2、3に対応する。ということは、それだけ感染リスクが高いということになります。飲食を伴うような懇親会、こういう場面はくれぐれもそういうものだということを自覚して、臨んでいただきたいと思います。
 ただ、現時点においては感染者数が比較的落ち着いている状況でございますので、この場面で飲食店等への休業要請であったり時短要請ということは、県と仙台市は今考えていないところでございます。

◆Q
 現時点で休業要請に関することは考えていないということだが、今後どこまでいけば休業要請をせざるを得ないとお考えか。

■村井知事
 具体的な基準というのはございませんで、専門家のご意見を聞きながら本部会議などを開いて、総合的に判断をするということにしております。従って、ここでどういう基準でということを申し上げることは控えたいと思います。

◆Q
 政府からは勝負の3週間という話もある。宮城県としてもそういったことを考えて対応してもいいのかという考えも成り立つが、その点についてはいかがか。

■村井知事
 これは前に申し上げましたけれども、病床の確保状況、全国の感染状況、こういったようなものを見ながら考えなければならないと思います。全ての基準は病床数確保にあると考えていまして、特に重症者の方が増えてきて、重症者用の病床が埋まってきて切迫してきているということになれば、これはもう厳しい対応をせざるを得ないと思います。今のところ宮城県においてはそこまでないということです。
 これは何といいましても、県民の皆さんが非常に自覚を持った行動をだんだん心がけていただいているということの証だと思ってございまして、県民の皆さんに本当に感謝をしております。油断をするとすぐに札幌や大阪市のようになるのは間違いない。東京都のようになるのは間違いないということでございますので、私としては時短営業をすると、これは営業を自粛していただいて経済を止めてしまうということをなるべくしないような形で、このコロナを新しいワクチンが出て患者の発生が抑え込めるような、科学的に抑え込めるような状況になるまでは、歯を食いしばって経済とコロナの感染拡大の防止を両立させていければと思います。

▲ページのトップへ戻る

県内3病院の連携・統合について

◆Q
 病院の統合を含めた話だが、この間、仙台市長と会談しているし、いろいろと市議会議員、県議会議員等から申入れが相当数出ている。地域間で非常に 綱引きというか、そのような感じの申入れが多いかなと思っているが、年内中にその方針をお示しになるというが、あと1か月となるのでどのようなスケジュール感で、どういう方向性で現在協議などが進められているのか教えていただきたい。

■村井知事
 現在、3つの病院の在り方について、当然県も入り、東北大も入りますけれども、どういうふうにすればいいのかという検討を協議している最中でございます。まず組合せも含めて、場所も含めていろいろな選択肢を提示しながら協議をしている最中です。従って、できれば年内にということをお願いしておりますが、相手のあることですので現時点においてはまだ分からないということです。年を越す可能性もあるだろうと思います。

◆Q
 場所も含めてというお話だが、となると何らかの統合は視野に入っているということか。

■村井知事
 当然統合・連携を視野にということでありますので、統合も視野に入っていますし、独立した病院から連携していくことも視野に入っているということです。ですから、今のところまだ何も絞られていないということです。

◆Q
 それぞれの病院が同じ仙台市内とかあるいは名取(市)にあって、それぞれ近くに住民がいて、みんな病院は必要だと考えていらっしゃる。そういうことが前提にあって、議員さん方のいろいろな陳情等になっていると思う。その辺の不安とか、病院がなくなってしまうのではないかと、非常に住民にとっても不安だと思うが、その辺についてどのようにお考えか。

■村井知事
 これは当然のことだと思いますね。私も近くにいろいろな病院がありますから、その病院がなくなるというのは不安になりますので、これは当然の心理だと思います。ただ、逆に病院の経営者側の立場に立つと、だんだん建物が古くなってきた、土地が場所がない、そして別に近くに患者さんがいるとなれば、その近くに病院を移ることもよくある話です。従って、がんセンターについては県の病院でございますけれども、日赤(日本赤十字病院)さんや(東北)労災病院さんはそれぞれ独立した病院でございますので、それはその独立した病院は組織として一番いい立地場所はどこであるかということを考えながら、われわれと交渉をされるということになるということですね。
 ですから、これは県が、あるいは県知事が口を挟める病院でもないということですので、これはもう同じフラットな立場で協議をしているということです。

◆Q
 もはやこの問題は、3つの病院を統合するのかとか、地域から病院がなくなるのかとか、そういったところにだけ関心が高まっているが、そもそものがんに対する先進的な医療体制とかが必要だというところで話が進んでいるのだと思うが、そこの部分をあらためてわれわれに対しても説明いただけないか。

■村井知事
 がんセンターは、非常に大きな政策医療としての役割を果たしてきたと思います。しかし、時間がたちまして、がんに特化した専門病院だけで治療が完結するという時代ではなくなってきた。そして、県の政策医療として県が担わなければならないという役割も薄れてきた。また、入院されている患者さんの中に高齢者が増えてまいりまして、がんの治療だけでいいというわけではなく、その他の合併症や基礎疾患の治療も必要な患者も増えてきている。従って、そういったノウハウを持った病院と手を合わせて、がん患者さんを治療する病院というのが有識者の検討結果として出てきたということであります。
 それで、東北大学さんにコーディネーターのような形になっていただいて、アドバイスをいただきながら、どういう病院と協議することがいいのか、親和性があるのかということを相談をし、結果として東北労災病院さんと仙台日赤(日本赤十字病院)さんと協議をするということになったということでございます。現在、それぞれの病院がいろいろな案を出し合いながら、一番いい組合せ、一番いい場所はどこだろうということをそれぞれが持ち寄って協議をしているということでございます。

◆Q
 非常によく分かったのだが、ただどうしても、それと施設の統合というのが結びつかないように感じるのだが。

■村井知事
 繰り返しになりますけれども、どこが頭になって、必ず統合ということはどこかが頭になって、どこかがどんな形になるか分からないですけれども、下にぶら下がる、あるいは完全にお任せしてしまうという形になるということです。従って、先ほど言ったような理由から協議が始まりましたので、いずれは頭を1つにして統合するか、別々の立場で連携をしていくか。いずれにしてもこの3つの病院はいろいろな意味で関連があるということは明らかになっていますので、終わった後に今までと全く同じ形になるということにはならないようにすべきでないかなと個人的には思います。協議をせっかくやったわけですからね。東北大学さんにコーディネーターになっていただいて、話がスタートしたわけですから、終わってしまったらまた元の状態に3つの病院が独立してそのまま存続するということでは、何のために協議をしたか分からないということになりかねませんので、できれば何らかの形でこの話し合いの結果がまとまったという形にできればと思います。
 ただ、言っておきますけれども、結果的には元に戻ることもあり得ると思います。当然。それも含めて、いろいろな議論を今させていただいているということです。

◆Q
 確認だが、その結論を出すまでの過程の中には、例えば議会の声を聞くということも入ってくるのか。

■村井知事
 がんセンターについては、当然私どもの責任がありますので議会でいろいろな意見があると思いますし、その際には日赤(日本赤十字病院)さんと労災(東北労災病院)さんとの関係をどうするのかについても、当然議会では出るのかなと思います。これが県民の声であるならば、それをしっかり受けながら協議をしていきたいと思います。

▲ページのトップへ戻る

県有施設の再編について

◆Q
 県美術館の件で昨日(訂正:一昨日)説明会があったが、年度内の構想は移転する2施設に対しての構想が出されるものなのか、現地存続する県美術館をどのようにするかということ、これは今県教委を中心に考えておられるのだと思うが、そのあたりも含んでくるのか、どちらなのか。

■村井知事
 基本構想はNPOプラザと県民会館を1つにして、仙台医療センターの跡地に持っていくという基本構想を年度内に作るということ。それから、美術館は増築しない改修について、具体的にどうするかということを検討を始めるということであります。

◆Q
 別途ということか。

■村井知事
 別途です。

◆Q
 単純にお金だけの比較をすれば、整備後30年の事業費で負担されたということは、将来世代にもA案(美術館・県民会館・NPOプラザを移転集約)よりは負担は単純にいくと低いということだと思うので、C案(美術館は現地改修(増築なし)、県民会館・NPOプラザは移転集約)のところにも書いてあったが、子ども世代に、増築もしないけれどもソフトの面で充実させていくということは現状の県美術館で必要だと思うが、そのあたりは知事としては将来的にどういう、増築しないということはハードを新たにすることはなかなか難しいと思うが、ソフト面でどういう美術館にしていくべきだとお考えか。

■村井知事
 前も申し上げましたけれども、私は美術に関心のない人に美術館に足を運んでもらえるような美術館にしなければいけないと思っているんです。特に小さな子どもさん、美術に関心のない親の子どもさんが美術館に足を運ぶようなことをしていかなければならないと思っています。今の子どもさん方、学校の授業の一環で美術館に行くと、非常に安い値段で入れるようになっているんですけれども、できれば宮城県内の一部の美術館の周りの学校の子どもさん方だけではなくて、県内の多くの学校の子どもさん、小学生くらいの子どもが美術館に足を運ぶ、こういう環境にできれば、こういうふうな形でソフトを改良できないかなと思います。もちろんいい作品展をやって、多くの方に来ていただけるというのも重要です。

◆Q
 私も土曜日の県民説明会に参加していて、現地改修という案に関しては非常に皆さん受け入れていたが、1つは県の進め方がブラックボックスということに対する批判の声と、それから申し訳ないが、知事が文化政策に対する関心が薄いのではないかという声が出ていた。その中で最終的に美術館の改修案に、われわれ県民の声を反映させてくれる余地があるのかという声が出ていた。その辺、知事の今の考えを伺う。

■村井知事
 これは基本的にはリニューアル基本計画(方針)、専門家の皆さんや関係者をみんな入れて、リニューアル基本計画(方針)を作って、そのリニューアル基本計画の中で増築部分までやったんですけれども、それはさすがに60億円というのはかなり厳しいということで、いろいろ専門家の方が意見を出して、結果的には同じコンセプトで同じような形でいろいろやりくりをして30億円で増築なしでやれるということになったわけです。ここに来るまでには、当然専門家のいろいろな人たちの意見を入れてそこまで作っておりますので、ですから私はそれをベースにして考えて、それが基本になると思っております。

◆Q
 基本的には以前作られたリニューアル基本構想を基にプランを作っていくということか。

■村井知事
 はい。今後設計をしていきますので、その段階でまたいろいろご意見はあるだろうと思うんですけれども、申し訳ないんですけれども、全ての意見を盛り込むとなるとまた何十億と当然なってしまいますから、基本的には美術館のリニューアル基本計画(方針)に盛り込まれた内容をできるだけ取り込んでいくことにするということが、それが県民との約束事の実現につながるのではないかなと思っております。

◆Q
 先ほどNPOプラザと県民会館の基本構想とは別途出されるということだったが、同じような基本構想的な改修計画、改修案みたいなものはいつをめどに明らかにされるのか。

(担当課)
 今はまだ方針案の段階でございますので、方針として決まった後、その辺を検討してまいりたいと思います。

■村井知事
 ただ、美術館の建物ってそんなに、広いようですけれども、私も何回も見たので分かっているんですけれども、そんなにあちらこちら物を動かせるようなスペースはなくて、ですから今ある講堂をどうするかとか、そういうのをうまくやりくりすることによってやりますので、無限に選択肢があるわけでは決してないということをご理解いただきたいと思います。

◆Q
 ということは、そんなに遠からず計画案を示していただけると。

■村井知事
 そうですね。いずれにせよ設計していかなければいけませんので、新年度予算に何らかの形でそれに関わっていくものだと思いますけれども、今回11月議会では特に出ておりません。新年度では何らかの意思を表すことはできると思いますけれども。多分2月(議会)ぐらいには大丈夫だと思うんですけれども。

(担当課)
 必要な手続を取りながら進めていきたいと思います。

■村井知事
 ごめんなさい、訂正します。近い将来ということは言えると思いますけれども、それが2月議会なのか、6月議会なのかはちょっと分かりませんけれども、いずれにせよ県民会館とNPOプラザの新築とは切り離して、別に大規模改修の計画に沿って宮城県のやり方、ルールに沿って設計、施工していくことになると思います。その際には、当然いろいろな方のご意見をまた聞かせていただきながらにはなると思いますけれども、ああいった説明会だとかいうような形をするかどうかは分かりません。

◆Q
 先ほどおっしゃったように、小学生とか関心のない親のお子さんとかをどう導くのかというのは重要だと思うが、これは今後ソフト面でその辺の対策については何か新しく組織を作ったりして考えていったりすることがあるのか。

■村井知事
 今のところはそこまでは考えていないです。

◆Q
 あの美術館でそういうことが可能なのか。そもそもそこができないと思って移転と思っていたのだと思うが、そこは知事としてなかなかハードルが上がってくると思うが、どのようにクリアするのか。

■村井知事
 先ほども言ったように、今も子どもさん方、学校の授業の一環で美術館に行かれているんですよ。みんなじゃないんですが。ただ、それはどうしても学校の周辺ということになっていますので、これは小学生になると市町村の教育委員会になるので、私が必ずそうしますということを申し上げることはできないんですけれども、美術に触れていただく機会を市町村の教育委員会もぜひご検討いただきたいなと考えているということであります。

◆Q
 逆に言うと、これまではそういう機会を作ることがなかったということか。

■村井知事
 そうですね。そういうお声がけもしてなかったと思います。

◆Q
 先ほど質問に出たが、文化的政策に対して関心が低いなどと言われる批判があるということだが、それは知事としてどのように受け止めるか。

■村井知事
 そういうご批判があることは真摯に受け止めなければならないと思っております。当然文化というのは非常に重要なもので、やはり宮城県がこの伊達文化と言われている素晴らしい文化を持っている地域でございますので、そういった文化をさらに発展させるようにしていくというのは、私の大きな務めだと思っております。ご批判があるのは真摯に受け止めて、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。

◆Q
 今の話で、ソフト面に関しては特に考えていないと言ったが、今回の論争の中で建物に対する評価は非常に高い声が出ていたが、そもそもこの美術館のやっている展示内容とか、収蔵品にもいいものがあるのに偏りがあるとか、いろいろなソフトの部分では非常に批判の声が多かったのも事実だ。そういった声は知事の耳には届いているか。

■村井知事
 はい。当然もっともっと充実してほしいという声はありました。美術館の担当の学芸員も本当によく考えてくれているんですね。当然いろいろなところと調整をしてくれております。県が持っている美術品と相手の持っている美術品をうまくやりくりしながら、回していっています。最近私見ていて、かなり頑張っているなという気はしてはいるんですけれどもね。今回、今、国宝を持ってきて展示しておりますし、多くのお客さんにお越しいただいています。今回いろいろ問題が、いろいろ話題になりますけれども、おかげさまで美術館というものが認識されましたので、これはある意味逆手に取って、多くの方に美術館に足を運んでもらえるようにしてまいりたいなと思います。
 そういう意味では、マスコミの皆さんが今回随分美術館を取り上げていただいたことには感謝しております。ありがとうございます。

▲ページのトップへ戻る

仙台市音楽ホールについて

◆Q
 仙台市の新しい音楽ホールの動きが出てきている。場所も、国際センターのすぐ近くという話も出てきた。その点について知事はどのように受け止めるか。

■村井知事
 正直申し上げて、全然知らなかったのでびっくりしました。先般も市長がお越しになったんですけれども、その話題が全くなかったので、今日新聞を開いて大変驚きを持って読みました。あの場所が、本当に仙台市がそのようにお考えなのかどうか分かりませんけれども、非常にいい場所だなと思います。

◆Q
 文教地区ということで、美術館もあって……。

■村井知事
 近くにあるものね。

◆Q
 ということになる。仮の話で申し訳ないが、音楽ホールと美術館が近接する、芸術で親和性も高いのかなと。もしそれが実現すれば、仙台市、宮城県の文化行政に対してどのような意義があるとお考えか。

■村井知事
 そうですね、この話を全く知らないときに、美術館を現在地に残して大規模改修するという方針を打ち出しました。恐らく同時並行で、仙台市さんもいろいろお考えになったんだなと思います。最終的に、今日新聞に載っていた場所に新しい音楽ホールができるということになれば、よりあの一帯の文化的な価値というものが上がるのではないかなと思います。
 あれ前に県の体育館(スポーツセンター)があったところですか。また別の場所なんですか。

(担当課)
 地下鉄の駅の近くです。

■村井知事
 場所が大体あの辺だなというのが分かってるので、今度一回見てきます。

▲ページのトップへ戻る


Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)