掲載日:2020年11月25日

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宮城県知事記者会見(令和2年11月24日)

知事定例記者会見

【知事発表項目】せんだい・みやぎ絆の宿キャンペーン第2弾について

村井知事

11月13日からスタートしております「せんだい・みやぎ絆の宿キャンペーン第2弾」に関する制度の一部を見直しすることにいたしましたので、ご報告いたします。
全国的に新型コロナウイルス感染者数が増加傾向にあり、特に一部の地域では急激な増加が見られますことから、昨日の全国知事会において、Go Toトラベルキャンペーンにおける地域の実情に応じた柔軟な対応について緊急提言を行ったところでございます。
このような中、現在、県で実施しております「せんだい・みやぎ絆の宿キャンペーン第2弾」では、落ち込んでおります団体需要喚起のため、8名以上の団体申込みについては、通常5,000円にプラス500円とし、最大5,500円の割引を開始したところであります。
しかしながら、現在の社会情勢を考慮し、絆の宿キャンペーンで実施しております団体の500円割引の部分について、今後の新規予約からは、当分の間、一時停止することといたします。一時停止の開始時期については、参加いただいております旅行会社及び宿泊施設と調整中であり、準備が整い次第停止することとしております。
今回は団体割引を一時停止することといたしましたが、絆の宿キャンペーン自体は引き続き実施しておりますので、少人数での旅行にぜひご活用いただければと思います。
なお、仮に今後宮城県でも状況がさらに悪化し、ステージ3に移行するようなことになれば、Go Toトラベルと併せて県で実施しております「せんだい・みやぎ絆の宿キャンペーン」および「仙台・宮城すずめのお宿キャンペーン」の実施について、見直しを検討してまいりたいと考えております。現在は全く考えておりません。この件については以上でございます。
また、Go Toイートも同じでございます。
以上です。

Q

ステージ3に移行すればGo Toと併せて見直しをすずめのお宿を含めてされると、今、いずれにしてもお考えはないということだが、先日今月中にも対策本部会議を開くようなことをおっしゃっていたと思うが、それはもう少し感染者数が拡大してきてから開かれるのか、今のこの分科会の提言が出た今週中にも開かれるのか、お伺いする。

村井知事

今の段階ではまだ対策本部会議の日程は決めておりません。新たな何らかのステージに入ったということになれば当然考えなければなりませんが、それが近くなってきた、見えるということになってくれば別ですけれども、今の段階では、病床数の拡大、主要病院長会議を開きまして病床数の拡大が認められて予定どおり進んでおりますので、もう少し様子を見たいと思います。身近な議員、首長から出ましたけれども、全体としてはちょっと抑えられておりますので、もう少し様子を見ながら考えたいと思います。

Q

現状のやはり認識としては、病床がある程度確保される見通しが立ったということと、県内全体で見ればある程度抑え込められているというのが判断ということか。

村井知事

そうですね、はい。

Q

京都府知事などからあくまで感染拡大地域を目的とする旅行について言及があるが、出発地については今のところ言及がないが、東京は昨日も300人、感染者が超えている状況である。知事としての考えを伺う。

村井知事

感染者が増えてはおりますけれども、旅行者が原因だというものが特定されたものはそれほど多くないわけでございまして、今後政府の考え方をよく聞かなければならないと思いますけれども、出発地を限定をするというのはなかなか難しいのではないかと思っております。仮に、東京や札幌、こういったところの数がもう劇的に増えてしまうということになれば、当然これはもう宮城の問題だけではなくて日本全体の問題ですので、政府と知事会と一緒になってよく考えていきたいと思います。

記者発表資料(PDF:381KB)

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県議会議員等の新型コロナウイルス感染について

Q

今、県議の方々、議員10人の方と4人濃厚接触者もいるなど、新型コロナが広がっている状況である。あと、大崎市長が感染して、6人が濃厚接触。今、方々が正常ではないと思うが、これについて受け止めはいかがか。

村井知事

地方自治体の首長や地方議員の皆さんが(新型)コロナに罹患されたということは、改めて誰もがこの感染症に感染する可能性があることを示しているのではないかと受け止めております。多くの首長や議員の皆さんとよくお話をいたしますが、かなり皆さん気を遣っておられます。しかしながら、このような形で罹患をされたわけでございます。日常生活のさまざまなところに感染リスクが潜んでおり、ちょっとした油断で感染が広がってしまうということを改めて肝に銘じなければならないと思います。手洗い、マスクの着用、3密の回避といった基本的な感染対策の徹底に加えまして、政府が示しました感染リスクが高まる五つの場面を改めて確認をしていただきたいと思います。
なお、県議会におきましては感染対策を取っていたと聞いております。今回の件を踏まえて、行政機能及び議会機能を維持するためにも、首長や地方議会議員、職員において一層の感染対策の徹底が必要であると考えております。以上でございます。

Q

この件に関して、県の疾病・感染症対策室は、昨日の時点で12人の感染が分かったわけだが、クラスターの認識とか業種・業態の公表ということをしていない。これは、7月に県が示した県民への呼びかけの基準に適したものなのかどうか知事の所見を伺う。

村井知事

現在10名の議員が陽性となっておりますが、議会庁舎におけるクラスターの発生について、それが該当するかどうかは現在調査中という報告でございます。以上です。

Q

調査中ということだが、濃厚接触者の確定はできている状況で、濃厚接触者は少なくとも14人いらっしゃると思うが、業種・業態の公表については、3人以上の感染が確認されれば業種・業態を公表するという運用でやっていらっしゃるかと思うが。

村井知事

何を公表する。

Q

業種・業態の公表は3人以上の感染が分かれば公表するという運用をされているかと思うが、14人も濃厚接触者がいらっしゃれば、要するに全て14人、1対1での濃厚接触でない限りは3人以上の状況というのは生まれてしまうわけで、こういったものを県議会で今回公表されないというのは何かふだんと運用が違うのではないかという疑念が生じてしまうと思うが、そのあたり伺う。

村井知事

業種・業態。クラスターであるかどうかではなくて業種・業態ですか。

Q

はい。

村井知事

それはもう公表されて、県議会ということは公表されているんじゃないんですか。

Q

感染が広がった施設、それが県議会なのか、あるいは県議会以外の例えば飲食店であるとか別の場所なのかということが、昨日の時点で、あるいは今この時点でも県の保健所からは明らかにされておらず、ほかとちょっと対応が違うのではないか。

村井知事

疾病・感染症対策室から。

担当課

今回、陽性となった議員を始めとした濃厚接触者の方々は、接触の場所が複数あるという状況もございます。なので、どの場所での業種・業態なり施設名なりで感染が拡大したとかということにつきまして、詳細は今調査中でございます。その場所、施設等について確定がまだという状況でございます。こちらとして調査の結果が分かり次第、追ってお知らせするということになるかと思います。

村井知事

他の施設も同じですけれども、すぐ分かる場合もあれば少し時間がかかる場合もありますので、今詳細を調べておりまして、決して公表しないということではございませんので、もう少しお時間をいただければと受け止めていただければと思います。

Q

今回、首長、伊藤康志大崎市長が感染されて、それで首長のほうは氏名を公表、どうしても1人しかいないということになっているが、同じ公人の立場である議員の方は、ほぼ自治体名が出ているので特定される状況になっているが、個人のほうを明確に議会事務局で公表しなかったということについての判断について知事の考えを聞かせてほしい。

村井知事

これは(新型)コロナにかかった方については皆さん同じ対応をするということでありまして、首長の場合はどうしても特定をされてしまいますので、これはもう公表しなくても分かってしまうことだと思いますが、議員の皆さんについては他の多くの罹患者と同じ対応をさせていただいてということでございます。

Q

それは、公から選ばれている立場であってもそこは、首長とは全く立場が違うということか。

村井知事

そうですね、はい。何か悪いことをしたわけではありませんのでね、これは、こういう状況にかかってしまった、被害を受けた方というような、そういう捉え方をしているということであります。

Q

明日から県議会が開催予定ということで、その方向で調整が進められていると聞いているが、最大会派、与党の自民党・県民会議において、新旧会派幹部がいわゆる陽性あるいは濃厚接触者としてごっそりといない状況になるわけである。これについては、普通に考えれば正常な議論ができる状況にないと思うが、その辺どのように認識しているか。

村井知事

議会をどうするのかということは議会でお決めになる、今日午後から議会運営委員会がございますので、その議会運営委員会で最終的にどう判断されるかということをわれわれは待っているということでございます。議会が終わるまでには、皆さん恐らく体調が戻られるのではないかなと期待をしているところであります。インターネット等で病院なりあるいは自宅におられても議会の様子というものは見ること聞くことができるでしょうから、しっかりとそういった形でまずは参画をしていただきたいと思います。これは病気ですので、何か悪いことをしたということでは決してございませんから、それについてはやむを得ないと私は思います。

Q

ちょっと話が戻るが、公表のあり方についてだが、知事はかねがね「県民の代表である県議会」という言い方をされている。そういった、首長とは違うとおっしゃられるが、やはり代表という立場であれば、自ら積極的に名前を公表して、いろいろな支持者とかと会う機会もあるわけだから、気をつけてくださいと自ら示すことも重要なのかなと思うが、その点についてはどのように考えるか。

村井知事

議員の皆さまにも当然家族があるわけですし、(新型)コロナ差別といったような言葉もあるわけでありますので、今回は、繰り返しになりますけれども、病気にかかった方であります。その方がですね、その方の家族のこと、その方個人のプライバシーを考えまして、これは私はあえて公表するという必要はないのではないかと思います。仮に議会が公表するとの決定をされて、議会から公表されるということであれば、これは議会の判断でございますので、私がとやかく言う問題ではないと思いますが、私から積極的に公表するということは考えておりません。

Q

あと、昨日、議会事務局長の会見で、この22日に感染された方以外のPCR検査を行ったという話で、その検査費用は県から出ている。要は、保健所とか保健福祉部が対応されたのかなと思うが、その辺についての事実関係と、それは適切だったかどうか、その点について伺う。

村井知事

県から出ているというのは、公費で賄う、国費で賄うということです。事情を確認しましたところ、11月20日に陽性が判明した当該議員は、感染可能期間であります発症日2日前から3日間、議会庁舎内で業務を行っておりました。また、議会内の会議にも出席をしておりました。多くの議員と接触していたという状況でございます。これら保健所の調査結果を踏まえまして、議会事務局の意見を聞きながら保健福祉部において対象範囲を決定したということでございます。その他のいろいろな機関や職場などでも同じような対応をしているということで、特に特別な対応をしたわけでは決してございません。

Q

そうすると、ちょっと語弊があるかもしれないが、議員の方々に忖度(そんたく)してとか、特権という形で一斉に行ったとか、そういうことではないということか。

村井知事

そんなこと逆にできないです。そういうことをすると批判を受けますから。仮に当該議員が議会棟に全然行っていないということであれば、あるいは行っていても誰にも会わなかったということであれば、一切こういうことはしないと思います。

Q

あと、議会内の会派内の受け付けの方がお二人感染された。やはり議員が感染すると職員に広がってしまうという恐れもある。今回県職員の方々は、検査対象、この2人だけということでよろしいのか。

疾病・感染症対策室

その調査の対象となる職員につきましても、疫学調査の結果に基づいてこの議員と接触が確認された職員についてまず検査したということでございます。これからまた調査が進めば議会事務局職員の中にも調査対象が増えるかもしれませんが、今のところはこの2人だけと判断したということであります。

Q

今後、インフルエンザとの同時流行とか、また寒くなるとより危険性が増す可能性があると思う。そうすると、今回は議会だが、県庁内部でも起こる可能性はある。その点について、対策、きっちりされていると思うが、よりどういうところに気をつけなければいけないと考えるか。

村井知事

今日も幹部会で指示をいたしましたけれども、通常、われわれ会議をしているときはマスクをしていますので、これは防ぎようがない、これ以上は防ぎようがないと思います。問題はマスクを取るときでございまして、会食をするような場合は、会話を極力控えて、なるべくマスクをうまく活用しながら食事を取っていただくということ、会話をするときにはなるべくマスクをして会話をするといったような、当然基本的なことでありますけれども、そういったようなことを徹底をするようにということを改めて指示をいたしました。
あと、また患者が発生をしたと、濃厚接触者が出たというようなことがあれば、県で用意したマニュアルができておりますので、それに従って、ためらうことなく、仕事が忙しい、忙しくない、そういうことに関係なく、ちゅうちょすることなくマニュアルに従って対応するようにという指示を出しました。

Q

今回感染された議員の方で、酒席を伴う飲食をされていたという話もある。10人以上とか、人数もちょっと多かったという話もある。その点についてはどのように考えるか。

村井知事

人数については、これは特に大きな問題になるわけではなくて、やはり食べ方、会食の仕方ということに問題があったのではないかと思います。できるだけ当然少人数のほうがいいかと思いますけれども、少人数でなければならないということでも決してないだろうと思いまして、今後忘年会のシーズンなどが増えてきますので、そういったようなところは自分でよく考えながら、判断しながら対応していただきたいと思います。

Q

保健所の公表の話をもう一回聞きたい。知事もおっしゃったように、最初の議員の方が感染の可能期間3日間の間に庁舎に来られていたと。さまざまな職場があるので、特定ができないというお話が説明であったが、その3日間の間に濃厚接触者が14人いらっしゃる。濃厚接触者というのは、ご存じのように、定義としては1メートル以内の距離でマスクをせずに15分以上会話をしたということである。これが3日間の間に今14人の方がいるということになっているが、詳細に特定ができないほどたくさんの機会があるとはちょっと思えない。その状況でどこで感染が広がったかということが迅速に公表されないというのは、やはりちょっと今までの調査とか公表の仕方と比べて違うのではないかと思うが、そのあたり知事としては問題ないと考えるか。

村井知事

詳細にお話しできますか。

疾病・感染症対策室

繰り返しのお答えになるかもしれませんが、議員という特質もあるかもしれませんけれども、いろいろな場所でいろいろな方々と接触しているということがございます。申したとおり、対象の方々も複数の場所で接触しているということを確認しております。議員全員に対して調査を実施して、その調査結果を踏まえて再調査するということなので、若干時間がかかっているように思われるかもしれませんけれども、現在調査中ということになるわけです。施設が仙台市と県でまたがっているというところがございますので、その辺も含めて調整中、調査中ということでございます。

Q

県としてまたがっているという事情は理解するところではあるが、そのいわば縦割りのような理由で公表が遅れるということであると、やっぱりほかとちょっと違う扱いをしているのではないかと疑念が生まれてしまって、この公表という問題は、やっぱりすごく今までの感染者に対するどうしても差別みたいなところがまだ残っている現状で、でも感染予防を広めていくために協力してもらうということで作った基準であるので、厳格に運用されるべきだと思うが、今回のことというのは厳格な運用がされているという認識か。

村井知事

一番肝心なのは、まず感染を抑えるということです。従って、議員が複数、発熱状態が出てきたということもあり、まずは早く感染を抑えなければいけないと。当然、陽性の方はその家族も調べて、その家族がもし出たらまたその友達や家族をいろいろ調べていかなければいけませんので、早く抑えなければいけないということで、保健所の判断もあり、全議員、また濃厚接触者と思われる職員方にまず調べていただいたということです。
ただ、今おっしゃったように、詳細はやはり調べて公表するという責任は、特に議会の問題ですので重要であろうと思って、今それを調べておりますが、しっかりと調べた上で公表しないと、適当なところでこの程度分かっていますということでお話ししてしまうと、また情報がひとり歩きしてしまうかもしれませんので、そこはご理解をいただきたいと思います。
特に議会だけ特別扱いしているわけでは決してないんですが、議員の方、私も県会議員だったから分かるんですけれども、本当にいろいろな人に会うんですよ。いろいろな要望も受けますし、いろいろな会合に出ますし、いろいろ陳情とか逆に国に行くことがあるということですので、早めに調査をして、まず早めに抑え込んでしまうということを優先したということでありますので、これは県民の皆さんのご理解を得られるのではないかと私は思っています。決して特別扱い、逆に議員を特別扱いなんかすると批判を受けますので、決してそういうことはしないようにして、全て議員を入院させているわけでもなく、基準どおり、65歳になっていなくて基礎疾患のない人はホテルに入っていただくようにして、65歳以上の方は入院をするといったような形できれいに分けて対応しておりますので、特別扱いという形にはしていないということをご理解いただきたいと思います。

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新型コロナ集団感染の対策について

Q

クラスターであるかは確認中ということだったが、場合によってはクラスターにもなり得るわけで、それについてどう思うかということと、あと、集団感染を抑えるためにどうすればいいかというところの受け止めを教えてほしい。

村井知事

現在、先ほど言ったように調査中でございますので、クラスターになるかどうかについてはもう少しお時間をいただきたいと思います。
それから、集団感染をしないための対策ということですが、手洗い、マスクの着用、3密の回避、また感染リスクが高まる五つの場面をしっかりと確認をした上で慎重に行動する、これしか方法がないと思います。ワクチンができるまでは自分の身を守るということ、ちょっとした油断で今回このような形で身近に感染者が出たということ、これをしっかり重く受け止めていただきたいと思います。私自身もいろいろな方に会ってお話をしておりますので、そこは自分事としてしっかり受け止めたいと思っております。

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県医師会の医療危機的状況宣言について

Q

県医師会が危機的状況宣言というのを先週出されたが、最近宣言が非常に増えているような印象があり、以前から知事、狼少年になるんじゃないかということを懸念されていたと思うが、宣言を出すことのあらためて意味というか、あと、今後その懸念というか、皆さんが慣れてしまうことに対しての懸念というものがあれば聞かせてほしい。

村井知事

宣言を出す意味、意義ですけれども、これは、フェーズが変わったということを県民の皆さまにお伝えをすると、理解をしていただくという意味では、非常に重要なことだと受け止めております。ただ、繰り返し出しておりますので、だんだん皆さんが慣れてきて、またかということになっているのも事実だと思っています。従って、先般、医師会が出すとき私も参加したかったんですけれども、残念ながら、私、出張中で一緒に参加できませんでしたが、出す回数、頻度というものは考えなければならないと思っています。毎週出せばいいというものでは決してないだろうと思っていまして、今回はシルバーウイークの3連休の前ということでありましたので、私は参加できませんでしたけれども、医師会で開催をやっていただいたということでございます。

Q

今後じゃまた出す機会があるとすると、その辺は慎重に、例えば年末年始とか今後大型連休とかが増えてくるかと思うが、その辺のタイミングでまた出す可能性もあるということか。

村井知事

そうですね、タイミングというのはよく考えたいと思います。休みの前じゃなくても、今後、本当に劇的に患者が増えるということも考えられると思いますので、節目節目で、このタイミングでなければならないというところで出せればと思っています。たくさん出せばいいというものでは決してないだろうと思っています。

Q

あと、最近急激に感染者がじわじわ増えているが、この状況によって、知事の公務とか外出とか出張とか、そういったものに影響は今のところないということか。

村井知事

今のところはございませんが、会食の機会などはよく考えたいと思っています。

Q

今のに確認だが、会食については考えたいというお話で、具体的にどういうところを意識して対応したいという考えか。

村井知事

大きな宴会があればですね、どうしても私が出なければならないものでなければご辞退するということもあるかもしれません。具体的にこの宴会と決めるわけではないということです。

Q

そういった意味で、自らそういうところを律していかないと今後難しい局面も出てくるかもしれないと考えるのか。

村井知事

そうですね。私も罹患する可能性はあります。皆さんもあります。ですから、絶対ならないということは申し上げられないんですけれども、できるだけコロナにかからないように注意をしていきたいと思っています。

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知事の任期残り1年間での取り組みについて

Q

知事の任期、あと1年を切ったと思うが、特に力を入れていきたいと思っている施策等があったら改めて教えてほしい。

村井知事

たくさんやりたいことがあるので、特にこれはというのは言いづらいんですけれども、そうですね、やはり復興をやり遂げるのが私は仕事だと思っております。東日本大震災のときに、これが天命なんだろうなと私は感じました。いろいろなことがまだ残っておりますけれども、一番厄介なのは汚染廃棄物の処理です。これは、指定廃棄物は国の問題、8,000ベクレル以下の農林業系廃棄物は市町村の問題ではありますけれども、宮城県の農家の軒先に置かれているような状況を、国の問題だから、市町村の問題だからといってほったらかしにしておくというのは無責任であろうと思っていまして、こういったような問題に取り組んでいくということは、復興を完結させる私の使命としては非常に大きなものではないかなと思っています。やりたいことはいっぱいあるんですけれども、やらなきゃいけないことは。ただ、一つ挙げよと言われたらこの問題を挙げたいと思っております。

Q

次についても見据えておっしゃっているのか。

村井知事

いえいえ、そんなことは考えていないです。まず、あと1年来年の11月20日までが私の任期ですので、それまでにできる限りのことをやりたいと思います。

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県内3病院の連携・統合について

Q

3病院の統合・連携に関してお伺いしたいが、近く仙台市長と会談するというお話もあるが、それも含めて進ちょく状況を教えてほしい。

村井知事

まだ皆さんに公表できるようなところまでは何も至っておりません。今、3者でいろいろなことを話し合っているところであります。仙台市長がお越しにになるという話でございますので、お会いしてお話を聞き、また私どもの考え方もお伝えをしたいと思います。

Q

特にどういった話をするかというのは決めていないのか。

村井知事

まずは仙台市長からお話を聞いて、どういうお考えなのかをお聞きした上で私どもの考え方もお伝えするということでございますので、郡(仙台)市長のお話に合わせて対応する準備をしたいと思います。私から一方的にバーッとお話しして終わりというようなことにはならないようにしたいと思います。
(報道への公開については)ちょっと分からないです。私からはマスコミにクローズとかオープンとかいうことはないんですけれども、仙台市が何とおっしゃるかなんですけれども。

Q

郡(仙台)市長との会談については、知事のご判断に大きな影響を及ぼすものとお考えなのか、もしくは、お互いの考え方というのを共有するにとどまるというか、そういう意味合いなのか、知事のお考えとしてはどちらか。

村井知事

これは宮城県で決めることではなくて、県と日赤(日本赤十字社)と労災機構(労働者健康安全機構)、3者が対等な立場で話し合いをいたします。郡(仙台)市長からいただいたご意見については、3者会談の場でこういうご意見が仙台市長からありましたということをお伝えいたします。今までも富谷市から出てきたご意見、名取市から出てきたご意見、また要望なりをですね、それに議会がどういう動きをされて、どのように私に持ってこられるか、それはもうつまびらかに全部お話をして、テーブルの上に載せて議論をしているということであります。ですから、いただいたご意見はそのままお伝えをする、加工することなく、手を加えることなく3者会議の場でお話はさせていただこうと思っています。それが結果に影響するかどうかは分からないです。

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広報課企画報道班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2281

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