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宮城県知事記者会見(令和2年9月7日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年9月8日更新

知事定例記者会見

【知事発表項目】むすび丸の新しい衣装について

■村井知事
 それでは、3点発表いたします。
 本日は初めに、むすび丸の新しい衣装について発表いたします。
 まずは、こちらの動画をご覧ください。今年の3月に行われたむすび丸給与支給式・誕生日会の様子であります。
 このときはまだ何もプレゼントしなかったんですね。そこで、本日はこのプレゼントの中身をお披露目したいと思います。早速むすび丸の登場でございます。どうぞ。
 むすび丸の新しい衣装、羽織袴バージョンであります。羽織には伊達家所用の陣羽織のデザインである水玉模様を配し、落ち着いた色合いの中にも華やかさを演出しております。むすび丸の衣装バージョンとしては、2015年8月に誕生した水産バージョン以来5年ぶり5つ目のバージョンになります。5年ぶりの衣装ということになります。
 むすび丸の日頃の観光PRでの功績をたたえ、また今年開催予定だった東京2020オリンピック・パラリンピックでのおもてなしに活用してもらおうと、私からむすび丸へプレゼントいたしました。ようやく衣装が出来上がりましたので、本日皆さまにお披露目した次第でございます。残念ながらオリンピックは延期となってしまいましたが、県内をはじめとした多くのむすび丸ファンの皆さまに楽しんでいただければと思います。そして、早速でございますが、この羽織袴バージョンの初陣が決定しております。9月11日と12日(訂正:9月12日と13日)の2日間、楽天生命パーク宮城において観光PRブース内に、この羽織袴のむすび丸が登場いたします。
 むすび丸には今後とも仙台宮城の観光PR活動により一層励んでいただきたいと思いますので、マスコミの皆さまにおかれましてはPRをよろしくお願い申し上げます。非常に丁寧な、礼儀正しいむすび丸です。よろしくお願いします。以上。
 ごめんなさい、訂正します。先ほどむすび丸の衣装のところで、楽天生命パークでお披露目をするというお話をしましたが、日にちを間違えておりました。9月11日、12日の2日間と申し上げましたが、正しくは9月12日と13日の2日間、楽天生命パーク宮城において観光PRブース内に、羽織袴のむすび丸が登場するということでございますので、訂正をよろしくお願い申し上げます。失礼いたしました。

◆Q
 知事から(むすび丸へ)のプレゼントだが、これはポケットマネーからということか。

■村井知事
 違う違う、私、観光連盟(訂正:仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会)の会長をやっておりますので、観光連盟(訂正:協議会)の予算から出したという意味であります。私のポケットマネーから……むすび丸なら公職選挙法違反にならないのかな。よく分からないけど。非常に難しい問題になるから、それ以上突っ込まないようにお願いします。
 さっき羽織袴、私でなくて観光連盟からと言ったんですけれども、正式には仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会からということでございました。訂正させていただきます。真面目だから正確にね。

記者発表資料 [PDFファイル/388KB]

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【知事発表項目】東北・新潟共同メッセージについて

■村井知事
 では、2点目でございます。こちらも資料がございますけれども、このたび東北・新潟にお住まいの皆さまに対して、東北6県知事及び新潟県知事、仙台市長、新潟市長に加え、一般社団法人東北観光推進機構会長の10名による共同メッセージを発出させていただきます。
 これまでに東北及び新潟県の7県知事と政令指定都市の市長、計9名で4月24日には外出の自粛や感染防止対策の徹底について、5月8日には県境をまたぐ移動自粛の継続や新しい生活様式の定着について、計2回メッセージを出させていただきました。今回は、山形県の吉村知事のご提案により、一般社団法人東北観光推進機構の松木会長を加えた10名による共同メッセージで、東北・新潟の魅力を再発見する旅に出かけようというものであります。それでは、その内容を読み上げさせていただきます。
 東北・新潟は、豊かな自然、その土地ならではの文化や歴史、温泉、おいしい食べ物、お酒など、世界に誇れる魅力にあふれている地域です。東北・新潟では、現在、東北・新潟応援!絆キャンペーン~旅を楽しもう~を展開中です。
 東北・新潟の皆さまには、域内を知り体験することは郷土に誇りを持ち、交流の輪を大きくする機会となりますので、各自治体や国の支援制度を利用し、東北・新潟の魅力を再発見する旅に出かけましょう。
 旅行者の皆さまは、新しい生活様式や新しい旅のエチケットを実践し、感染防止対策をしっかり行い、東北・新潟の旅を楽しみましょう。観光事業者の皆さまは、ガイドラインを遵守した感染防止対策を徹底するとともに、感染防止に向けた取組を旅行者にもしっかり情報発信し、旅行者に安心できる旅を提供いたしましょう。
 以上が共同メッセージとなります。宮城県では9月1日より小さなお宿の支援策として、東北・新潟の皆さまを対象とした「仙台・宮城すずめのお宿キャンペーン」を展開しています。また、安心して宮城の宿泊施設や観光施設に訪れていただけるよう、一定の基準をクリアした施設に対してステッカーやポスターを配付し、感染症対策の見える化を支援しているところであります。これからの季節、おいしい食や紅葉を堪能できる季節となりますので、皆さま、感染症対策に留意しながら、宮城、東北・新潟を満喫する旅に出かけていただければと思います。これが2点目でございます。

◆Q
 東北・新潟共同メッセージに伴う何か具体的な事業とか、今後連携といったものは今検討されているのか。

■村井知事
 今のところそういうことは考えておりません。宮城は宮城で、東北・新潟を含めて、すずめのお宿キャンペーンをやりまして、東北管内から多くの皆さまにお越しいただきたいと考えています。各県それぞれそういったようなことを考えておりますが、そういった際にこういったメッセージが出されていますよということを付け加えてPRできればと考えているということでございます。

◆Q
 域内観光であればある程度安全だということをPRするのが、主な狙いということか。

■村井知事
 そういうことです。

記者発表資料 [PDFファイル/636KB]

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【知事発表項目】知事定例会見における手話通訳導入(試行)について

■村井知事
 最後、3点目は口頭(のみ)になりますが発表いたします。
 知事会見の定例記者会見における手話通訳の導入について、本日の会見から試行したいと思います。試行内容は、本記者会見において私から発表項目として報告している内容と、それに関する質疑応答の様子を録画した映像に、後日手話通訳の映像を挿入し、県のウェブサイトに掲載するというものであります。従って、今ここには(手話通訳者は)おられないんですけれども、今日この発表した内容について、後でホームページで動画を流しますが、そこには手話通訳者が入っている動画が流れるということでございます。まずそこからスタートしたいと思います。
 こうした試行を今年度数回実施し、来年度の本格導入に向けてその効果等を確認してまいりたいと考えております。
 私からの発表は以上でございます。

◆Q
 来年度の本格導入ということだが、横に立っていただいて同時通訳をしていただくということか。

■村井知事
 できればそういう方向にと考えてございますが、やはりかなり専門的な質問、答えということになって、言葉が非常に難しかったりしますので、そういったようなこともちょっと慣れていただいて、できるかどうかということをよく確かめた上で慎重に対応したいと思います。やったはいいけれども、うまく通訳できないということになれば混乱してしまうかもしれませんので、その場合は引き続き録画したものを、手話でしっかりと通訳をしていただいたものを後日流すという方法を継続するかもしれません。いずれにしても、まずは試行してみたいと考えてございます。できれば、ここに立っていただいて同時に通訳できればと考えております。

◆Q
 専門的な用語とかも多く、非常にその人材の確保というのは大変だと思うが、手話の通訳はいろいろ資格とかランクとかがあるというが、一番高いランクの方を養成したり、増やしていくお考えはあるか。

■村井知事
 非常に重要な指摘だと思います。そういったすぐに手話できるレベルの方はおられるんですけれども、やはり数えるほどしかおられないということで、そういった方を増やせるように今後していかなければならないと思っております。今、障害者差別(解消)の条例と手話言語条例を別にして進めてございますので、しっかりと手話言語条例を制定する以上は、手話通訳者を増やせるような施策というものに努めていきたいと思っております。

◆Q
 (手話通訳するのは)発表項目とそれに関する質疑だけか。

■村井知事
 最初は発表項目と質疑だけにしたいと思っています。

◆Q
 今後慣れてきたら、われわれとのやり取りもできるようにするのか。

■村井知事
 これは私どもの希望どおりというよりも、やはり手話通訳者の方のご意見を聞きながら、ここまではできますというレベルに合わせて広げていくということで、われわれがいついつまでにこうすると言って手話通訳者の皆さまにご無理をおかけするのではなくて、手話通訳者の皆さんがここまではできますよということを言っていただいて、それに合わせて広げていこうと(考えています)。結果的には全ての記者会見の内容をここで手話通訳者の方にいていただいて、やっていただけるようにしていきたい。それが最終的な目標になりますけれども、いついつまでにというふうに決めると、かなりご迷惑をおかけすることにもなりますので、そこは状況を見ながら慎重に対応したいと思います。しかし、少なくとも一歩前に進んだということであります。

◆Q
 改めて、導入する経緯とこのタイミングになった理由を伺う。

■村井知事
 県では先ほど言ったように、障害者差別の根絶(訂正:解消)の条例をつくり、そしてそれとまた別で手話言語条例をつくることにいたしました。時代の流れとして非常に重要なことだと前々から認識をしていたということであります。災害が多発している中で、耳の不自由な方が記者会見の内容あるいはいろいろな発表項目を文字でないと読めないということであっては、すぐに情報を伝えることはできないと考えまして、手話というものの導入というものを考えたということであります。
 また、県議会において議員の皆さんからそういう質問もありましたので、そういう質問にお応えするという形を取って、このような形になってきたということでございます。できるだけ早く完成したものにできるように努力したいと思います。

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震災から9年半を迎えることについて

◆Q
 今月11日、今週の金曜日、東日本大震災から9年半、つまり10年に向けて残り半年という節目を迎えることになる。この9年半というタイミングを迎えるに当たっての所感と、コロナの問題もある中での課題、復興への道筋などお考えがあれば伺う。

■村井知事
 9年半たちまして、復興計画に掲げたものはほぼほぼ予定どおり進んでいると考えてございます。特に、ハード事業については当初の予定以上の結果が出ているのではないかと思います。まだ終わっていない事業はございますけれども、今年度中には全ての事業に着手して、少なくとも繰り越しを認められるようにしてまいりたいと思いますし、繰り越した事業についても2年以上は繰り越しできませんので、2年以内に全ての事業が完了するようにしていくということが重要だと思ってございます。
 課題といえば、いわゆるソフト事業で、心のケアであったり子どもの不登校の問題であったり、コミュニティーの再生、これがこのコロナの問題が起こりましてからより深刻になっているような気がいたします。対面でお話を聞かなければならない、あるいはコミュニティーをつくる上でいろいろな行事を積極的に行って、その行事に一緒に参加していただくということが重要なんですけれども、そういったようなことがこのコロナ禍でなかなかできなくなってしまっていると。人が接することが非常に難しくなっている。これがより問題を深刻化させているという気がしております。そういった意味では、新しい生活様式を踏まえながら、少しずつ人と人が接するような機会を増やすように、これをしていくということが非常に重要だろうと思います。
 来年度以降は、第2期復興・創生期間ということで5年間はソフト事業についてはしっかりとケアをすると約束してくれましたので、コロナ禍であったといたしましてもしっかりと対応いたしまして、被災者の皆さまに真の笑顔が戻るような形を取りたいと思っております。

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仙台市のクラスター発生(9/3)を受けた県の対応について

◆Q
 先週、新型コロナの感染でまたクラスターが発生した。管轄は仙台市だが、県内の発生ということで、改めて知事から注意喚起、そして何か考えておられること等があればお願いする。

■村井知事
 どうしても飲食を伴う会になりましたら、マスクを付けたままというわけにいかないと思いますが、そうであったとしても消毒をする、手洗いをしっかりする、またある程度の距離を置きながら会話をするといったような工夫をしていただきたいと思いますし、お店においてもステッカーを貼るだけではなくて、少しでも患者を発生させないように、換気を頻繁に行う、扉をなるべく開けておく、ソーシャルディスタンスを確保できるような机や椅子の配置に心がける、こういったようなことをぜひ行っていただきたいと思います。
 また、今回幸いなことに、全ての感染者を追えるような状態にあるということでございました。これも非常に重要なことでありまして、どうしてもコロナを全て押さえ込むのは難しいというのはもう分かっているわけでございますので、感染者が出たときにしっかりと感染者を追っていけるような、そういう工夫をお店のほうもしていただきたいと思います。県が作りましたアプリ(MICA(ミカ))も使えると思いますし、また国が作りました非接触系のアプリですね、COCOA(ココア)ですか、こういったものをちゃんと使ってもらうということが非常に重要だろうと思います。
 また、行政の立場といたしましては、患者が発生したときにしっかり患者を追えるようにしていくと同時に、やはりこれから患者が増えていく時期になりますので、病院、病床、これをしっかり確保していって、重症者をしっかり受け入れられるようにしていく。重い患者を病院に運べるようにしていくということが何よりも重要だろうと思います。現在は第2種感染症(訂正:2類感染症相当)という位置づけのままでございますので、ホテルについてもまだ余裕がございますけれども、増えるような状況であれば、ホテルの病床数を増やすといったような工夫もしていきたいと思います。

◆Q
 仙台市が施設名の公表に関して支援金を出すような検討をされているが、公表に関しては県と仙台市が協議して決めていた経緯があるが、知事はどうお考えか。

■村井知事
 これはそれぞれの自治体ごとの考えですので、仙台市がそう行いたいということであれば、議会の了承が得られればそれはそれでよろしいのではないかと思います。ただ、県としては、そのようなことは今のところ考えていません。

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自民党新総裁の両院議員総会方式での選出について

◆Q
 自民党の総裁選に関して、改めて所感を伺う。県連のほうは両院議員総会が開かれるのに伴って党員、党友の予備投票という形で、党員の意思を把握するということだが、これに関する受け止めを伺う。

■村井知事
 本来でしたら党員投票を党の規定どおり行うことが正しい姿だと思いますが、安倍総理の体調が悪いということもあり、時間的な制約を受けてこのような形になったものと思います。地方票を3票というのは、最大限配慮した形ではないかと思います。それでよろしいのではないかと思います。

◆Q
 総裁選の行方については、今候補が出ているが、知事の中でどういった候補がいいとか、何か受け止めることはあるか。

■村井知事
 3名とも本当に素晴らしい方で、私も個人的にもよく存じておりますし、どなたが総裁になっても自民党をしっかりと引っ張っていける、どなたが総理になってもこの国を正しい道に導いていける、そういう人物、人材だと思っております。甲乙はつけられないということであります。

◆Q
 一番関わりが深かった方はいらっしゃるか。一番これまで復興とかにご縁が深かった方とか。

■村井知事
 いや、3名とも復興には大変尽力をいただいた方ばかりでございます。甲乙つけがたいということでございます。

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女川原子力発電所2号機再稼働について

◆Q
 県内の35市町村の首長にアンケートをして、その中で女川原発再稼働をめぐる知事の地元同意に関して、8人が賛成で、同意すべきという意思を示した。その中で立地自治体の石巻市長も賛成の意思を示している。その点についてどのように受け止めるか伺う。

■村井知事
 残念ながら、これはアンケートにそう答えたというのは新聞で読みましたけれども、直接そのお考えを私聞いたわけではございません。私としては、石巻市長も議会の声や、あるいは市民の皆さんの声をしっかり受け止めていただいて、最終的には最後に石巻市長と女川町長と私と話し合いをして、国に対して、東北電力に対してどういうお答えをするのかということを決めたいと思ってございますので、そのときまでは私としては意思確認をするのは控えて、逆に石巻市長としては広くいろいろな人の意見を聞けるようにして、そういう環境を整えておきたいと思ってございます。
 今の段階でそういうふうにアンケートに答えたという受け止めをしているだけだということで、お許しいただきたいと思います。

◆Q
 本日、女川町議会で本会議が開かれていて、多分まだ決定はしていないと思うが、今回本会議で事業採択について再稼働に向けた賛成のほうを採択するということになる可能性もあるが、その点について議会の議論をどのように見ていらっしゃるか、改めてお伺いしたい。

■村井知事
 これは女川町議会が女川町民の意思として、代表としてそういう議論をされていると(思います)。結果はまだ出ておりませんので、結果に対するコメントは控えたいと思いますが、この時期にそういう議論をされたということは一つの考え方として、私は捉えたいと思ってございます。女川町議会の考え方として捉えたいと思います。これを受けて、最終的に須田町長が、女川町長がどう判断されるのかということだと思います。
 私も県議会の声であったり、あるいは市町村長の声をしっかり聞いた上で判断をしていくということになりますので、今回の9月議会で県議会がどういう考え方を示すのか、どういう質問がされるのかということを注意深く見守っているということでございまして、現時点においてこういう結果になるだろうとか、こういうことを目指したいということを申し上げることはないということであります。

◆Q
 県議会の話が出たが、9月定例会で質問なり意見なり議論が出る可能性もある。知事の認識としては、9月定例会で活発な議論をしてもらって、その上でその後の市町村長、UPZ、立地自治体、その首長さんとの意見を踏まえて判断したいと、その点には変わりはないか。

■村井知事
 そうですね、はい。

◆Q
 9月定例会で議論してもらって、その後決める。11月になる(こともあるのか)。

■村井知事
 可能性もあるということです。私のほうで県議会にこうしてくれということは申し上げませんので、議会がどう判断するのか。まだその意思表示はできないんだと、11月議会だ、2月議会だといえば、それは私としては議会の運営は議会にお任せをするしか方法はありませんので、様子をずっと見守り、質問があればそれに対してしっかりお答えするというスタンスで臨みたいと思っております。

◆Q
 女川町議会、石巻市議会が再稼働を進めるべきと判断する、あくまで仮定の話になってしまうが、そうした場合に、やはりそれであっても県議会の議論をまず重視するというお考えか。

■村井知事
 はい。私は宮城県知事で、宮城県議会に議案を提案して、その議案に対して可決、否決という結果をもって行動する側の人間ですので、やはりまずは県議会の声をしっかり聞くということが最優先だと思っております。

◆Q
 今、知事は仮定ということで、11月議会では女川原発再稼働について持ち越される可能性について指摘されていたが、今の情勢を見ていると、女川町議会、石巻市議会ともに10月までに一定の方向性を議会が出す可能性が高まっているのが現実だと思う。もしそうなった場合、仮定の話で申し訳ないが、市町村長会で諮るという話をされていたが、今後のスケジュールの部分をどのようにお考えになっているか、改めてお聞かせいただきたい。

■村井知事
 まずは、現時点においては白紙です。県議会の結果を見て、県議会がまだ結果は9月では意思表示できないというような動向であれば、それはまた先延ばしということになります。仮に9月議会に県議会が何らかの形で意思表示をして、私もこういうことが県議会の意思表示なんだなというふうに受け止めができたならば、次に市長会、町村会のほうとどのようにするかということをすり合わせをするということになります。日程を含め、やり方を含めて調整をさせていただきたいと思っています。

◆Q
 これまでも再三聞いていたが、現時点でスケジュールは白紙ということか。

■村井知事
 そうですね、まだ分からないですね。

◆Q
 今の話で、県議会から何らかの意思表示を受け止められればという話があったが、それは具体的にどういった動きを念頭にしているのか。

■村井知事
 いや、分からないですね。私が決めることではないもんですから。受け止められるような形であるかどうかというのを見定めたいと思っています。明確に私が議案を出して、その議案に対して賛成、反対ということではありませんので、私のほうから何かを仕掛けるということはできないということです。質問に答えるだけでは、なかなか議会として議会の総意はどこにあるのかというのは、なかなか見定めるのは難しいだろうなとは思っていますけれども、どういうふうになるか分かりません。これはもう県議会がお考えになることで、私がこうしてほしいということをここで申し上げることはできないと思います。

◆Q
 県議会で仮に女川原発再稼働の議論になった場合、議員側から意見がいろいろ出ると思うが、その質疑の中で知事ご自身の考えをきちんと示すと認識してよろしいか。

■村井知事
 私も当然、一人の政治家であり、一人の県民ですから、女川原発についての考え方というのは持っております。ただ、政府からボールが投げられているのは、村井嘉浩さん個人の意見を聞かせてくれではなくて、村井嘉浩さんは宮城県の代表、行政のトップなので、県民の代表なので、県民の総意を伝えてくれと、そういうふうにして私はボールを投げられていると思うんですよね。ですから、私が賛成だとか反対だとかいうようなことを言うべきではなく、逆に私は自分の意思はまずは封印しておきながら、県民の皆さんの考え方、つまり県民の代表である県議会の考え方であったり、県民の考え方、県の市町村長のご意見をしっかり聞いた上で、仮に自分の考え方と相容れない部分があったとしても、これは県民の総意であるとするならば、県民の総意を私は伝えるというのが、それが私に課せられた役割だと思っているんですね。そうでなければ、別に私個人でよければ、こういうプロセスを経なくても大臣から来たその瞬間に、賛成です、反対ですと言えばいいわけで、それはやはりこれだけ時間をかけてしっかりとプロセスを経てやっているのは、そういう理由からだということであります。
 従って、議会において、村井さんは賛成なんですか、反対なんですかということについては、あえて答えないようにしようと思っています。

◆Q
 その返すボールには、知事ご自身の考え方はあえて反映しないということになるか。

■村井知事
 まあ、私と同じ考えであれば、今持っている考えと同じであれば反映していることになりますし、私の持っている答えと違う答えであれば反映していないことになると思います。

◆Q
 違う答えであっても、そのような結果で来れば、その違う答えを返すのか。

■村井知事
 そうです。これが私に課せられた役割だと思っています。

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仙台空港24時間化について

◆Q
 仙台空港の24時間化の問題で、4者会議の中で地域振興策の議論を始めるという話があったが、具体的にどういう進め方でするのか。また、県主導でするのか、各両市が主導するのか、どういう形で取りまとめるのか。

■村井知事
 具体的に各対策協議会のほうに、両市ともありますので、そこにわれわれとそれぞれの市の担当の方と、そして(仙台国際)空港株式会社さんの担当の方が入って話を進めていくということになります。また、両市に対しては、県のほうは両市のほうに行って、どういうことをやりましょうかというお話をさせていただくということであります。従って、誰かがイニシアチブを持ってというよりも、3つの県と市と会社、それぞれの両市、3団体が一緒になって話を進めていくという形で考えております。

◆Q
 スケジュール的なものでいうと、どのような見立てで考えているか。

■村井知事
 できるだけ早く回答を出したいと思ってございますが、非常にこれナーバスな問題であります。両市からは、はっきりと時期を定めてここまでにということで無理やり押し切ることのないようにしてほしいと言われておりますので、当然県も(仙台国際)空港株式会社さんもいついつまでにという目安は持っておりますけれども、その目安を言うことによって、いたずらに両市やあるいは住民の皆さんにプレッシャーをかけるということはよろしくないだろうと思っておりますので、あえてその日程は言わないようにしているということでございます。なるべく早くまとめたいと思っているということですね。

◆Q
 知事は先日、内外情勢調査会(の講演会で)、石巻のほうでは石巻圏域の観光客を戻すためにも、なるべくコロナ収束後に何とか24時間は実現したいということだったが、大分早い時期を設定されているのかと思った。気持ち的には収束後という一つの……。

■村井知事
 そうですね。もう既にいろいろ航空会社さんと、水面下で調整は始めているわけですよね。われわれとしても、(仙台国際)空港株式会社としても各航空会社さんといろいろ動きはもう進んでいるわけです。今、全く止まっているわけではなくて、コロナが落ち着いたらこうしてください、ああしてくださいというふうに調整が始まっている。その一つの成果として、この間ピーチさんが新規路線を飛ばすということを発表してくれました。その際に、当然空港24時間化というのは非常にセールスポイントになりますので、今仙台空港は24時間化に向けて行動しておりますと、なるべく早く実現したいと思ってございますので、まずは貨物便からですけれども、貨物便をスタートして住民の皆さんのご理解をいただければ、徐々に広げることも将来的には考えてございますので、仙台空港を一つの拠点空港とお考えいただけないでしょうかというような、そういう活動はしているということを、この間の講演でお話ししているということであります。

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野党の合流新党について

◆Q
 野党の合流新党の代表選挙が今日告示なのだが、このタイミングで改めて思いを伺う。

■村井知事
 たまたま与党の自民党の党首選と野党の第1党の党首選、新党名も含めてですけれども、争われるということであります。私、いつも申し上げていますように、健全な国政運営をするためにはやはり与党も野党も緊張を持った政治というものは非常に重要だろうと。そういう意味では、しっかりとした野党がないと、与党が緊張感を失ってしまうだろうと思ってございますので、私はそういう意味で今回の新党というものに非常に大きな期待を寄せております。ぜひ代表選で党名、名前だけではなくて、自分の党はどうしたいんだというようなことをしっかりと議論をしていただければと思っています。
 知事会で(総合戦略・)政権評価(特別委員会)の委員長をやっていまして、知事会の現時点においての考え方を与党にだけぶつけるというふうにこの間お話ししたんですけれども、東京で記者会見があってそうお話ししたんですけれども、野党第1党も党首が変わるわけですから、政党も変わるわけですから、ぶつけたほうがいいだろうということで、今日(岩手県知事の)達増さんが知事会の(総合戦略・)政権評価特別委員会の副委員長をされていますので、達増さんに今日は行っていただき、明日私のほうで与党のほうを回るという形にさせていただきました。それだけ知事会としても期待をしているということであります。

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