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宮城県知事記者会見(令和元年8月8日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年8月9日更新

知事臨時記者会見

【知事発表項目】「交通死亡事故多発緊急事態」の宣言について

■村井知事
 本日、最近の死亡事故の急増に鑑み、「交通死亡事故多発緊急事態」を宣言することとしました。
 今年の県内の交通事故による死者数は、7月2日以降の約1ヶ月間で10人と急増し、8月2日現在では37人となり、昨年を大幅に上回るペースで交通死亡事故が発生しています。特に7月19日から21日までの3日間に4件の死亡事故が連続して発生し、5人が犠牲となるなど、極めて憂慮すべき異常な事態となっています。この交通死亡事故の増加傾向に歯止めをかけるため、「交通死亡事故多発緊急事態」を宣言し、広く県民の皆さまに交通死亡事故防止に向けての注意喚起を行い、県、市町村、県警察および関係機関団体が一体となった交通死亡事故抑止対策を積極的に推進しようとするものです。
 期間は、本日8月8日から9月7日までの1カ月間とします。今回の宣言では、「一人一人の慎重な運転が命を守る 防ごう交通事故 死亡事故ゼロへ」をメインスローガンとして掲げました。大切な命を一瞬にして奪う交通死亡事故は、一人一人が慎重な運転をすることで防ぐことができます。交通死亡事故の増加傾向に歯止めをかけ、交通事故のない安全で安心な社会を実現するため、皆さまには非常事態の宣言の趣旨をご理解いただき、車や二輪車、自転車を運転される方は、常に危険を予測して慎重な運転を、歩行者の方は交通ルールの順守をお願いします。

◆Q
 今回、宣言に伴っていろいろな活動の展開を連携して取り組みを行っていくということだが、どのようなことをいつ行う予定か伺う。

■村井知事
 県としては、県警察、市町村および交通安全関係団体などと協力して広報活動を徹底して行いたいと考えています。そこで、本日皆さまのご協力をお願いしたということです。県警察におきましては、交通指導取り締まりの強化に取り組むと聞いています。県民の協力を頂きながら、事故の発生を食い止めたいと考えています。報道関係の皆さまからもぜひ、交通安全や交通事故防止についての記事等で、広く県民の皆さまに広報啓発していただきたいと思っています。まずは、これだけ大きな事故が続いているということを県民の皆さまにご理解いただきたいということです。
 また、具体的に県警察では、夏の交通安全県民運動、無事故無違反セーフティワンツースリーなどを積極的に行うと同時に、パトカーや白バイを最大限動員して市町村や団体には緊急的な広報啓発活動なども実施すると聞いています。

◆Q
 県警と連動して行うということか。

■村井知事
 そういうことです。また県内の市町村にもご協力をお願いする予定です。

◆Q
 既に県警の方では、なにか宣言みたいなものを出していたのか。今回の実施は、あくまでも発射台としてそれに伴って一緒にやっていくという形か。

■村井知事
 実は、交通安全対策基本法というものがあります。ここに都道府県における交通安全対策の責任者は知事と明記されていますので、今日このような形で私が宣言をしたということです。法律に則って行いました。

◆Q
 知事が日頃ご自身で車を運転されるときになにか心がけている安全運転のこつや心構え等がもしあれば伺う。

■村井知事
 私は今ほとんど運転することはないんですが、たまに女房を駅まで送って行ったり、今施設に入っている母の荷物を取りに行くときに自分で運転することがあります。そのときにやはり早め早めにブレーキを踏む、信号が変わりそうだと思ったら速度を落とす、黄色になったら止まるといったことです。当たり前のことですが、止まれでは必ず一旦停止する。運転免許を取るときに教わった基礎的なことをしっかり守るように心がけています。

◆Q
 いわゆる自動運転の活用によって、事故を防げるのではないかという話があるが、それに対する知事の見解と活用予定、また、産業振興としての期待を伺う。

■村井知事
 自動運転は、日々、技術革新が進んでいまして、将来は事故のない社会になるのではないかと期待しています。残念ながら、現時点においては、まだ車の性能がそこまで達していないと考えています。まずは、県民一人一人が安全運転に関する知識を高めて、自分で車を運転して、身を守る努力が必要だと思います。
 また、自動運転等の技術が進捗していくに従って、新たなビジネスチャンスが生まれるのは間違いないと思っています。今、宮城県でも自動運転の研究者や中小企業がいますので、技術的な支援や財政的な支援も考えていかなければならないと思います。

◆Q
 高齢者の事故が多いかと思うが、今回の宣言の中で高齢者向けの取り組みがあれば伺う。また、平成28年以来の宣言となることに対しての受け止めを伺う。

■村井知事
 65歳以上の死亡者が全死者の3割を占めています。そういった意味では65歳以上の方の数が多いというのは間違いないと思います。どうしても年を取りますと、運動機能が落ちまして、体が思うように動かなくなることは当然のことだと思います。
 今回、亡くなった方は横断歩道の歩行中に事故に遭った方が一番多くなっています。また、四輪の乗用車運転者および同乗者で亡くなった方が同じように多くなっています。自分の身体能力が衰えていることを自覚して運転することが重要だと思います。
 今回は、平成28年以来の宣言となります。近年、県内の交通事故死者数は減少傾向にありましたので、安心していましたが、ここにきて急に増えたということです。この理由をはっきりさせるのは、なかなか難しいですが、皆さんの安全に対する意識が薄れていることは大きな要因の一つだと思いますので、本日、宣言することとしました。

◆Q
 具体的に今年の交通事故死者数を年齢別に教えてほしい。

(担当課)
 高齢者事故の統計でお答えします。統計上は65歳以上を高齢者として取り扱いしています。8月7日現在で説明しますと、全死者数37人中、高齢者の死者数は12人で、前年同期比で6人減となります。また、高齢運転者が加害者的立場となった事故での死者数は、37人中6人で、前年同期比4人減となります。

◆Q
 来週からお盆休みに入り帰省で車を使う方が増えると思うが、何か考えがあれば伺う。

■村井知事
 お盆休みになりますと、他県から車を使って宮城県に帰省する方もたくさんいます。また、この機会に他県から宮城県の観光地へお越しになる方も多いと思います。交通事故が多い場所はいろいろありますが、幹線道路での事故が目立っています。他県から来られた方は、幹線道路を通行される方が非常に多いと思いますので、県民の皆さまには土地勘のない方が近くを運転しているという意識を持って運転してほしいと思います。また、気温が非常に上がりますので、車内の環境もしっかり整えてほしいと思います。

記者発表資料 [PDFファイル/106KB]

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