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宮城県知事記者会見(令和元年5月27日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年5月27日更新

知事定例記者会見

【知事発表項目】観光キャンペーン三陸編PR動画の配信開始について

■村井知事
 5月15日から始まりました観光キャンペーンに合わせ、バックボードも「サザエさんの愉快な旅in宮城」のデザインに変更しましたので、お知らせします。また、皆さまのお手元にはキャンペーンのガイドブックを改めてご用意しました。今回の観光キャンペーンは、キャンペーンキャラクターであるサザエさんファミリーが、家族旅行で宮城の各地に出かけ、美しい風景やグルメを味わい、また楽しんでいただくというコンセプトとしています。ガイドブックなどをご覧になられたお客さまには、きっと笑顔になって宮城へお越しいただけるのではないかと考えています。
 それでは、早速でき上がったばかりのPR動画をご覧いただきたいと思います。
 (PR動画三陸編を上映)
 この動画は、本日正午から特設ウェブサイトで配信を開始します。今回の三陸編では、沿岸部の魅力を大いに引き出していただいており、震災からの復興に向けてさらに弾みがつくのではないかと期待しています。
 なお、5月15日から既に配信しております県南編PR動画の視聴回数ですが、本日朝8時の時点で97万回に達していました。2週間弱で97万回ということです。皆さまにおかれましては、引き続き熱いご支援をお願いします。マスコミの皆さんの協力のおかげで97万回に達したと感謝しています。
 他にあと2つ作ります。仙台・松島編と県北編を作りますが、仙台松島編は6月中旬、県北編は7月上旬に配信を予定しています。これにつきましても、でき上がりましたら記者会見の場で発表したいと考えていますので、サザエさんについて、ぜひとも皆さま繰り返し記事にしていただけると大変ありがたいです。

◆Q
 今日97万回ということだが、これまでの壇蜜やHey! Say! JUMPを起用した動画と比べた盛り上がりぶりはいかがか。

■村井知事
 ほぼ同等だと思っています。ただ、見ておられる方がかなり違うと思います。Hey! Say! JUMPさんのときには、やはり若い女性の方が多かったと思いますし、今回の場合はご家族でご覧になっている方が多いのではないかと思いますので、狙ったとおりの効果が出ているのではないかと思います。

◆Q
 知事は東京での記者会見で、ホヤのかぶりものをされていたと思うが、今後ホヤのかぶりものをする予定はあるか。

■村井知事
 今のところ予定していませんが、やってほしいという声があればやりますので、いつでもお声掛けください。

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東京都との水道事業に関する協定について

◆Q
 今日夕方、小池東京都知事が来て、水道事業の連携をするということだが、これについての知事のお考えと、どういったことを期待されるか伺う。

■村井知事
 本日、小池東京都知事にお越しいただきまして、宮城県との水道事業の連携について、合意文書を交わすことになっています。その場で小池都知事と私からいろいろ発表させていただき、質疑応答の時間を設けたいと思っていますので、ぜひその際に聞いていただきたいと思っています。一言だけ申し上げますと、東京都は大変大きな技術力をお持ちでして、水道事業についてのノウハウもお持ちです。そういった日本一大きな力のあるところが、宮城に手を差し伸べてくださったということは非常に大きな意味があることだと考えております。あとは小池都知事と私のに直接その場で聞いていただきたいと思います。

◆Q
 県は民間との連携、コンセッション方式を進めていると思うが、これにはどのように生かすつもりか。

■村井知事
 今後、この「みやぎ型管理運営方式」を導入するに当たりまして、まだまだ話を詰めていかなければならないことがあります。民間に事業提案する際には、どのようにすればより効率的にやれるかということ、何を求めるのかということをしっかりと書き込まなければならないわけです。そうした際に東京都の方からいろいろアドバイスいただければと思っています。詳しくは後で申し上げたいと思います。

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名取市閖上地区のまちびらきについて

◆Q
 昨日、閖上のまちびらきがあった。大きな被災地で、一つの復興の節目かと思うが、これについての知事の所感を伺う。

■村井知事
 私は各地のまちびらきには顔を出しておりません。全て同じ対応をするようにしておりますので、今回も閖上のまちびらきには出席しませんでした。報道から知ったことですが、非常に大きな被害のあったこの名取市閖上地区でまちびらきが開催されて、そして大勢の皆さんで、好天に恵まれてにぎわったということは非常に素晴らしいことだと思っています。県内では恐らくまだまちびらきをするところがあるだろうと思っていまして、いずれにしても復興を確実に感じていただけるイベントになるのは間違いないと思っています。
 特にあの閖上地区は、まちづくりにいろいろな意見があって、どうしても遅れがちになってしまいましたので、県南地区では恐らくこれが最後になるだろうと思います。非常におめでたいことであったと思います。

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旧優生保護法による強制不妊手術の被害者救済について

◆Q
 先週金曜日、旧優生保護法の救済一時金が全国で5件認定され、その中で宮城からお2人が初めて認定された。今後、救済一時金を支給することとなると思うが、全国で初めて認定されたことに関して、知事はどのようにお考えか。

■村井知事
 宮城県は全国で2番目に強制不妊手術をした件数の多い都道府県です。そういった意味で、1人でも多くの方にこの救済法に基づく一時金の支給を行いたいという思いを持っています。一番最初に認定された方5人の中に宮城の方2人、そして北海道の方が3人おられたということは、非常に良かったと思っています。5月24日金曜日の時点において、請求は15件です。台帳によって請求された方が6件、郵送によって請求された方が9件です。また、相談件数も94件来ているということです。台帳は6件、電話による相談が88件ということですので、できるだけ情報を提供しまして、そしてご相談には真摯に対応しまして、1人でも多くの方に支給していただけるようにしたいと思っています。

◆Q
 1人でも多くの方に相談請求をということだが、個別の通知に関するお考えを伺いたい。例えば山形などでは、県の方から被害者に通知するという取り組みをする。一方で、宮城県は以前の記者会見では慎重な姿勢だったと思うが、1人でも多くの人に請求してもらうという姿勢において、個別の通知に関しては知事はいかがお考えか。

■村井知事
 以前にも申し上げましたが、非常にプライバシーに関わる問題です。参考までにお話ししますと、4月24日付で国から通知が出ています。一部紹介しますと、家族には一切伝えていない場合もあり、また、当時のことを思い出したくない場合も認定されることから、一律に当該者に一時金の支給対象になり得る旨を個別に通知することは慎重に考えるべきという立法過程における議論により、法にはそのための根拠になる規定を設けてはいませんということでした。法律にそのような旨が明記されなかったという理由がそういうことであれば、宮城県もそれに準じるべきではないかと考えたということです。
 前にもお話ししたように、全ての方の名前、住所、電話番号、年齢、どういう手術をしたかがきちんと載っているわけではなくて、いろいろなところにある資料をまとめてきたわけです。その中には名前とそのときの年齢くらいしか書いてない場合もありますので、同姓同名の方に間違って文書が届いてしまってご迷惑をお掛けすることにもなりかねないですし、先ほどお話ししたように、家族に伝えていない場合もあります。または、当時のことを思い出したくない方もおられます。また、既に亡くなった方もおられると思いますので、そういった意味ではこの問題は慎重に対応すべきだろうと私は思います。

◆Q
 そうすると、1人でも多くの方に請求してもらうためには、どのような手段があり得ると、知事は何かアイデアや工夫をお持ちか。

■村井知事
 いろいろな方法がありますが、今やっていることは、ホームページを開設し、総合案内へチラシを配架しました。また、各市町村へお願いをしています。県内の全ての病院へ周知依頼を送付しました。ラジオ放送も行っています。これからもそういったことを考えています。また、新聞の県からのお知らせ、県政だより、こういったペーパーにも明記して、できるだけ多くの方の目に触れていただけるように、あるいは耳に届くようにしていきたいと思っています。

◆Q
 明日28日、優生保護法を巡る仙台訴訟の判決があるが、宮城県で手術を受けたとされる2人が原告となっている。1年余りのスピード判決になるが、知事としてはどのように思っているか。どんな判決が出るかまだ分からないが、判決後の対応を考えているか。

■村井知事
 判決がまだ出ている状況ではありませんし、県が直接の当事者となっている訴訟ではありませんので、コメントは差し控えるべきであると考えています。県としては、これまでと同様に既に施行されている救済法に基づく請求受付等の事務手続を粛々と進めまして、優生手術を受けられた方の救済に努めていきたいと考えています。

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登米市の贈収賄事件について

◆Q
 登米市で贈収賄で逮捕された職員の事件があったが、この事件の受け止めと、今後県としての対策について何かお考えがあれば伺う。

■村井知事
 非常に残念な事件と受け止めました。登米市の問題ですので詳しくは存じていませんが、自分の私欲のためにこういう立場を不正に利用したということでして、あってはならないことだと考えています。県は既に入札制度改革にしっかり取り組んでおりまして、(予定)価格については事前に公表し、そして落札は価格のみでなく総合評価で、技術力や今までの貢献度などなど総合的に判断することにしていますので、あのような問題は起こらないような仕組みにしていると思っています。
 ルールをしっかりと定めて人為的にそういう問題が起こらないシステムにしているということについて、改めて自信を深めたところです。

◆Q 
 小規模なところは仕事をとりにくい等なかなか難しいこともあるが、制度の課題について伺う。

■村井知事
 その都度、大きな建設業協会に入っている事業者のみならず、いろいろな方たちとお話させていただいて、少しずつではありますが、総合評価の仕組みを改修しています。従って、全ての方に納得していただけるようにするには難しいですが、小さな事業者の方にも仕事が回るように、今後も努めていきたいと思っています。今は仕事量が非常に多い時期がまだ続いていますので、こういう問題は増えてはおりませんが、いずれ復興事業が落ち着いて仕事量が減ってきたら、またそういった声が出てくると思います。真摯に耳を傾けながら、しかし一番大切なことは誰かが恣意的に不正を働くことにならないように、しっかりと襟を正しながら仕組みづくりに努めていきたいと思います。

◆Q
 総合評価であるとか、以前の大崎や栗原のときに行った改革を今後も粛々と進めていくということか。

■村井知事
 そうです。

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児童虐待防止法の改正について

◆Q
 児童虐待防止法の改正案が出されたが、県内でも虐待に関するニュースが多くなっている。都道府県にも、虐待した保護者への指導を行うように通知されているかと思うが、県としての対応があれば伺いたい。

■村井知事
 法律が改正されたということで、これから具体的な内容を詰めていくことになるだろうと思っています。衆議院の厚生労働委員会で全会一致で通ったので、明日の衆議院本会議で可決をされて参議院に送られます。従って、引き続き法案の審議状況を注視しまして、法案が成立した際にはその内容に沿って児童虐待の未然防止の取り組みや、児童相談所の体制の強化、関係機関との連携強化等を進めていきたいと考えています。もう少し法案の状況を見守っていきたいと思います。

◆Q
 県独自で何か対策というか、虐待に関する対応ということは今のところは考えていないのか。

■村井知事
 今のところはすぐに法案が通れば何かをやるというところには至っていません。恐らく法案が通ると国から何らかの指示が来ると思っていますので、それを見ながら足りないところはまた県の施策として穴埋めしていくことになると思います。

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涌谷町長選について

◆Q
 涌谷町長選挙について改めて今、町政が止まっている状態での突然の選挙ということもあっていろいろ混乱もあったかと思うが、町長が決まったことの受け止めと、今後の涌谷町政に関して何か県として考えがあれば伺いたい。

■村井知事
 遠藤町長におかれましては、非常に厳しい選挙であったようですけれども、当選されました。心から祝意を申し上げたいと思います。涌谷町は国保病院の運営が非常に難しい、赤字が膨らんでいる、また不祥事も昨年ありましたし、財政状況、病院のみならず町の財政も非常に厳しいということでありました。前町長が不幸にしてお亡くなりになったということでして、前町長の遺志を受け継いで遠藤町長には思い切った舵取りを期待したいと思っております。特に、やはり町の財政を非常に圧迫している最大の要因である病院の立て直しが急務であろうかと思います。県も前町長といろいろ打ち合わせしていたこともありますので、その内容をまずお伝えをした上で町としての方針を伺い、できるだけのサポートをさせていただきたいと思っています。

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豊里大橋の補修工事について

◆Q
 登米市の豊里大橋の応急処置が済んで通行ができる状態になっているが、ああいった老朽化したインフラの整備で、今回の教訓ないし何か考えていることがあれば伺う。

■村井知事
 今朝、土木部長から報告がありました。交通を止めることなくしっかり工事するということでした。どうしてもインフラ、道路、橋梁、このようなものは時間の経過と共に老朽化が進んでいきますので、このようなもののメンテナンスをいかにするかをしっかりと長寿命化計画を立てながら、計画的にやっていきたいと思いますし、今回のように恒久的な対応が必要になる場合もあるでしょうから、いざというときに対応できるような一定のお金の余裕を持たせておくことも重要ではないかと思っております。しっかりと対応させていただきたいです。安全に工事を進めるように指示しました。

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最近の気候・気温について

◆Q
 昨日あたりから気温が高くなって、高温注意情報なども出ているわけだが、県として県民に呼びかけるというか、この時期異例の暑さだと思うが、県民に呼びかけることはあるか。

■村井知事
 ここ数日の気温はちょっと異常だと思います。例年はこういうことはないですが、逆に6月に梅雨に入るとまたちょっと肌寒い日もあり、寒暖差が非常に激しくなると思います。急に涼しい日から暑い日になってしまいますと、体がついていけずに熱中症になってしまう方もおられると思います。くれぐれも水分を多めに取り、そして気温が高くなるようでしたら外出をやや控える。特にお年を召された方やお子さま方は外出を控えるといった、自分で身を守る対策もとっていただきたいと思います。

◆Q
 高温注意情報等あったが、クールビズを来年から5月に始めるという考えはあるか。

■村井知事
 いえ、今年は6月1日からと思っていますけれども、様子を見ながら来年どうするか考えます。この二、三日異常なほど暑いですが、5月の頭はそんなに暑くないので、これをベースに考える必要もないのではないかと思っています

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東日本大震災から3,000日経過したことについて

◆Q
 震災から3,000日という節目に立つが、あらためて所感を伺う。

■村井知事
 先ほどの閖上のまちびらきのときにもお話ししましたが、復興は着実に進んでいると思います。この土日に、台湾の台北から台北市長がお越しになりまして沿岸部を視察されました。3,000日で、8年でここまで復興が進んだということに大変驚いておられました。それだけ日本の民度が高い、そして技術力が高いといったようなことだと思います。ただ、3,000日たって全てが順調かというと、決してそうではありません。そのためにまた新しい問題が発生しているのは事実です。いつも言うように心の問題を抱えている方もたくさんいますし、子どもの不登校率も高いままで止まっていますし、新しい災害公営住宅に移ってもなかなか仲間ができない、コミュニティーがうまくいかないといった問題もあるようです。
 こういった新しい課題が次々出てきますが、根気強く粘り強く全ての方に笑顔が戻るまで、しっかりと対応していくことが行政の役割だと思っています。3,000日という節目を迎えまして、新たにその意を強くしたところです。

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東京五輪について

◆Q
 今日、小池都知事がお見えになるということで、復興五輪に向けて改めて被災地から、こういうことをやっていきましょうという提案や、何か望むことをお話しする予定はあるか。

■村井知事
 今回は水道事業の関係でお越しになります。その後、新聞社主催のシンポジウムがあり、それがメインで来られますので、復興五輪だけがテーマでお話しすることはありません。基本的には復興五輪に向けてのスケジュールはほぼ固まって、やるべきことも固まってきていますので、改めて東京都と一緒になって何かのイベントをやるといったことは考えていません。小池都知事が何か提案されたらまた別ですけれども、今のところそういうことは考えていません。

◆Q
 逆にこちらから提案するということや、もう少し被災地に目を向けてほしいと問いかけることはないか。

■村井知事
 もう東京都には本当にいろいろなことをやっていただき、この3月末まで目の前の年間ビジョンを作っていただいていましたし、たくさんの人も派遣していただいていましたので、感謝することはありますが、さらに何かをしてくれということはありません。

◆Q
 オリンピック・パラリンピックの大会ボランティアの募集が非常に好調だという話を聞いたが、その状況を伺いたい。

■村井知事
 おかげさまで、今日27日の朝8時の時点で応募者数が1,441人になりました。目標は1,300人でしたので、大変ありがたいと思っています。これはマスコミの皆さんが周知をしてくださったおかげです。本当にありがとうございました。
 今朝、私から指示しましたのは、この1,400人を1,300人に絞り込むということではなくて、せっかく手を挙げていただいた方には全員手伝っていただけるように、よく考えてほしいという指示をしました。当然それまでにボランティアができなくなるような状況になる方もおられるかと思いますので、そういった意味では1,300人に対して1,440人の方が手を挙げていただいたということは非常にありがたいと、少し気持ちにゆとりが持てるという意味でも感謝しているところです。

◆Q
 まだ募集は続いているのか。

■村井知事
 31日までですから、まだ4日ありますので、もう少し人数が増えるかと思います。手を挙げていただいた方は皆さん手伝っていただけるようにしていきますので、31日まで我こそはと思う方はさらに手を挙げていただきたいと思っています。

◆Q
 1,300人になったからここでと募集終了という話ではないということか。

■村井知事
 はい。31日までということですので、それまで募集して、エントリーしていただける方はお手伝いいただきたいと思います。

◆Q
 先日、千年希望の丘が聖火リレーのコースとなる報道があったが、こちらはご存じか。

■村井知事
 昨年、宮城県としてコースの案を組織委員会に提出していますが、まだ決まったという連絡は入っていません。従って、全く分からないということです。

◆Q
 一応そちらのほうもコースの案としては提出しているのか。

■村井知事
 しています。ただ、まだ決定したとは聞いていないということです。

◆Q
 小池都知事とお会いになるのは、いつ以来になるか。

■村井知事
 公の場では、去年7月の知事会以来になります。また、一昨年の夏、石巻市長と一緒に東京都に要望に行きました。その際にお会いしています。その際は、聖火リレーのスタートを石巻にしてほしいというお願いに行きました。その際、東京都知事にお会いしています。

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放射性物質汚染廃棄物の処理について

◆Q
 放射性廃棄物の本焼却が仙南でもスタートしたが、県としての向き合い方を改めて確認したい。また今後、まだ進んでいない部分があるが、進展というか懸念というか、市町村長会議も明日あるが、その辺について今後考えている部分があれば伺う。

■村井知事
 4つの圏域で試験焼却がスタートしまして、もう石巻は全て燃やし終わったということで残り3つで、県南がいよいよ本格焼却に入りました。そのほか黒川、そして大崎が残っていますので、まずは試験焼却が全て終わって本焼却に入るまでの様子をしっかり見届けたいと思っています。全て本格焼却がスタートしたら、そのときにはまた次のステップに向けて行動を起こさなければならないと思っていますが、まだ現時点においてはその段階に至っていないということです。従って、明日の市町村長会議ではこの話題を出すという予定にはしていません。

◆Q
 まだ進んでいない自治体に対して、県として何かアドバイスはあるのか。

■村井知事
 先ほど話した登米については、焼却によらずにすき込み堆肥化にするということで、順調に進んでいるという報告を受けております。あと栗原については堆肥化に向けて話を進めているそうですが、地元の住民の皆さんとの話し合いをしている最中だということです。焼却でなければならないというものではありませんので、いろいろな方法をとりながら、その中で焼却も一つの選択肢としてとっていただきたいと思っています。従って、県として焼却によらないところに対して、何が何でも焼却しろというつもりはありません。

◆Q
 指定廃棄物への対応は、今は止まっている状況ということで、よろしいか。

■村井知事
 そうですね。まずは順を追ってということで、8,000ベクレル以下の農林業系廃棄物を一般廃棄物と同じように処分して、すき込みや堆肥化、そして焼却していくことが順調に進んでいることが確信を持てる段階で、指定廃棄物をどうするのかという議論に入っていくことになるかと思います。今のところはまだ止まっている状況ということです。

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県有施設の再編について

◆Q
 県有施設のあり方の話し合いが今週あるが、復興ということを考えれば重要な取り組みの一つかと思うが、県有施設についてあり方の話し合いが始まったことの受け止めと、今後復興後の財政状況を考えると、いろいろ複合的に考える必要があると思うので、どういった考えで進めていくことが重要と考えるか。

■村井知事
 人口減少、少子高齢化が進む中で、老朽化した施設をこれまでと同じように個別に個々に更新して維持管理していくということは、財政面から見て非常に厳しいと思います。そのため老朽化した施設の更新に当たって、他の施設との集約、複合化などについても管理の効率化といったストックマネジメントの視点も取り入れながら、所管部局を横断して総合的に検討していく必要があると考えました。
 今年度は建築年数が30年を超える施設を中心に、これら施設の再編整備の方向性について検討を行うこととしています。また、検討を行うに当たりまして広く有識者の方々からご意見をいただくために懇話会を開催することとしておりまして、5月20日に第1回目の懇話会を開催しました。年度内に6回開催したいと思っております。単なる施設同士の合築といったようなことにとどまらず、懇話会でのご意見を参考としながら、施設の機能強化や維持管理の効率化につながるよう再編整備の方向性について、これから1年かけてしっかりと検討していきたいと考えています。

◆Q
 1年かけて検討し、県民が使いやすい、同じもしくはそれ以上に使いやすい施設ということをどこまで踏み込んで考えていけるかということが重要になってくるが、どういうところを話し合いで期待したいとお考えか。

■村井知事
 まず今言ったような趣旨にのっとって、どこかに意見を誘導することなく、幅広く闊達なご意見をいただきたいと思っています。今言った考え方は、これからの時代を考えると当然の方向性だと思います。今までは場当たり的でした。
 そうではなくて、少なくとも県が管理するいろいろな施設については、30年、50年先を見越してどうすればいいのかを考えていくべきだろうと思います。例えば、この県庁舎も築31年ですからあと20年もすると建て替えをどうするかという議論に入らなければいけないわけです。従って、そのときはもう私は知事をやってないと思いますが、やはり今いる知事として20年後の建物を建て替えるときにはどうすればいいのかくらいのことまで考えながら、議論していってほしいということを担当には伝えています。

◆Q
 少し気が早いかもしれないが、いずれ例えばこの県庁も建て替えという話も、こういった場で検討していかなければいけないとお考えか。

■村井知事
 考えていません。県庁舎までいくとあまりにも大きくなり過ぎてしまいます。県庁を建て替えるのは当然ここから大きく移すというのは、現実的には難しいと思います。職員がこれだけ、ここで働くことを前提に住まいを構えていますし、やはり仙台の中心にないとなかなか人が集まってこられませんので、ここから大きく別の場所に移すわけにいきません。仙台の中心部にはそれほどの土地があるわけではありませんので、そういった意味では、ここから大きく動かせないということは前提と考えるべきだろうとは思っています。そこまで踏み込むかどうかについても、よく議論していただきたいと思います。

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