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貝毒対策

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年5月30日更新

アサリ等二枚貝類の喫食による食中毒の注意喚起について(2016年4月27日)

現在,仙台湾の二枚貝類において,食品衛生法で定められた規制値(4MU/g)を上回るまひ性貝毒が検出されております。
毒化した二枚貝類を食べると,麻痺やめまいなどの症状が発生することがあり,重症例では呼吸麻痺が進行し死亡することがあります。
規制海域において潮干狩り・磯遊び等の際に天然のアサリ等を採取して食べないようお願いいたします。
なお,出荷自主規制措置により,毒化した二枚貝類については,市場に流通しておりません。


■ 宮城県の貝毒対策について
 本県の特産であるカキやホタテガイを始め,アサリ,ムラサキイガイ,アカガイ,ウバガイ(ホッキガイ),コタマガイ,アカザラガイ及びヤマトシジミの9種類の二枚貝,並びにトゲクリガニ及びマボヤについて,定期的に貝毒検査を実施し,食品としての安全性の確保に努めています。

○平成28年5月9日付けで出荷自主規制となっていた追波湾産カキおよび平成28年4月8日付けで出荷自主規制となっていた石巻湾中央部産アサリは,5月30日付けで出荷自主規制解除となっております。

○平成28年3月23日付けで,南部海域産ムラサキイガイがまひ性貝毒による出荷自主規制となっております。


■ 貝毒検査結果

宮城県貝毒検査結果(まひ性)(平成28年5月30日判明分まで)

宮城県貝毒検査結果(下痢性)(平成28年5月30日判明分まで)

宮城県貝毒検査結果(まひ性)(平成27年度)

宮城県貝毒検査結果(下痢性)(平成27年度)


■ 貝毒規制・解除状況
宮城県貝毒規制・解除状況(平成28年5月30日更新)

宮城県出荷自主規制海域図(平成28年5月30日更新)


■貝毒プランクトン出現状況

気仙沼湾・唐桑半島東部 (気仙沼水産試験場)

荻浜湾、塚浜など (水産技術総合センター)


■ 貝毒検査計画

宮城県貝毒検査計画(平成28年度)


■ 参考情報
まひ性貝毒プランクトン数と毒化の関係
ツブ貝の喫食によるテトラミン中毒の予防について(食と暮らしの安全推進課HPへ)


■関連情報 



○貝毒とは
 二枚貝類は主に海水中のプランクトンを主食としていますが,一部のプランクトンの中には毒を持つものがあり,これを貝が摂取することによって毒化するのが貝毒です。これら毒化した貝を食べたとき,ある一定のレベルを超えた場合に症状が現れてくるのが,貝毒による食中毒です。
 貝毒は下痢性貝毒麻痺(まひ)性貝毒の2種類が広く知られています。下痢性貝毒はその名のとおり,毒化した貝を食べた場合,下痢や腹痛等の症状を引き起こします。現在までのところ死亡例はありません。
 まひ性貝毒は一般的によく知られているフグの毒と同じ神経性の毒で,毒化した貝を食べた場合,手足のしびれやまひ,呼吸困難などの症状が現れ,場合によっては死亡することもあります。

 

麻痺性貝毒プランクトン下痢性貝毒プランクトン
まひ性貝毒プランクトン 
(Alexandrium属)
下痢性貝毒プランクトン
(D.fortii)

                (宮城県水産技術総合センター提供)


○貝毒の単位
 まひ性貝毒の強さは,MU(マウスユニット)という単位で表しています。これは,体重20gのマウスを死亡させるという単位で,1MU/gは貝の可食部1g中にマウス1尾を死亡させる毒性を含むことを意味します。

 下痢性貝毒の強さは,mgOA当量/kg(OA:オカダ酸)という単位で表しています。これは,機器分析法により,毒成分の総和としてオカダ酸群の毒量を測定する際の単位です。


○貝毒による出荷自主規制と解除
 下痢性貝毒の場合は0.16mgOA当量/kg(マウス試験法の場合は0.05MU/g)を超える値,まひ性貝毒の場合は4MU/gを超える値が確認された場合には,貝の種類により定められた監視海域ごとに,その貝の出荷を自主規制することになっています。
 また,出荷自主規制後は毎週1回検査を行い,海域内の全ての採取地点で規制値を下り、かつ、1週間後及び2週間後の検査においても同様であった場合に解除すると決められています。

■宮城県の貝毒対策について(PDF)

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