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本県が抱える課題の解決に寄与することを目的に新たな情報通信基盤である「5G」技術を活用したモデル事業の企画、システムの開発・導入・運用等による費用対効果や課題の検証を行い、県内における5G技術の活用モデルを創出し、普及・推進を図ることを目的に実施しました。
モデル事業は公募により選定された2事業体により実施されました。詳細は下記のとおりです。
NTTコミュニケーションズ株式会社、七ヶ浜町、一般財団法人SCSミュージカル研究所により構成された共同事業体
七ヶ浜町の複合施設である七ヶ浜国際村のミュージカルグループである「NaNa5931」のオリジナルミュージカル公演に際し、遠隔地の他会場で演奏している「公益財団法人仙台フィルハーモニー管弦楽団」のオーケストラ演奏を5G通信を用いて中継するリモート共演を行いました。
これまで国内外のオーケストラなどの音楽集団とミュージカルの共演は、公演会場のスペースや移動コストなど様々な課題がありましたが、本事業はこれらの制約を5G技術で緩和し実現することを目的に取り組みました。
↑機器の構成図
↑公演当日の様子
株式会社GM7、合同会社白Aにより構成された共同事業体
「奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊」によるメタバースの技術で構築された仮想の丸森町で観光するオンライン観光と「伊達武将隊」と丸森町の太鼓集団「旅太鼓」の共演を、視聴者がWeb上で自由に視点を切り替えて視聴できるシステムと5Gを用いたマルチアングルライブを実施しました。
本事業は、最新のデジタルソリューションや5Gを活用することで、コロナ禍における関係人口の創出、地域経済の活性化を図ることを目標に取り組みました。
↑事業イメージ図
↑5Gオンラインマルチアングルライブの様子
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