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本活動は、県営造成施設管理体制整備促進事業「東松島地区」の啓発活動の一環として実施されています。
6月26日、東松島市立鳴瀬桜華小学校5年生41名が小学校近くの水路にて生き物調査を実施しました。
はじめに、河南矢本土地改良区内海課長より挨拶があり、
その後、田んぼの水の流れと特定外来生物について鳴瀬土地改良区と当部にて説明を行いました。
(開会挨拶)
鳴瀬桜華小学校付近の田んぼの水は、才勝筒揚水機場で鳴瀬川から取水しており、最終的に浜市排水機場へと流れています。
(田んぼの水の流れについての説明の様子)
特定外来生物とは、外来生物の中で農林水産業,人の生命や身体、そして生態系へ被害を及ぼす生物を指し、「海外から連れてくること」、「飼ったり違う場所に運ぶこと」、「野外に放つこと」などが禁止されています。
(特定外来生物についての説明の様子)
説明のあと、児童たちは水路の生き物の調査を行いました。
児童たちは協力し合いながら水路に生息している生き物を採取していきます。
(生き物調査の様子)
調査のあと、採取した生き物の紹介と観察を行いました。
この日は、以下のようなたくさんの種類の生き物を採取することができました。
(左上:ドジョウ、右上:タモロコ、左下:タナゴ・メダカ、右下:モツゴ・ボラ)
(採取された大量のアメリカザリガニに驚く児童)
その後、採取した生き物は水路に放流し、アメリカザリガニは改良区が回収しました。
最後に児童たちから「水路に生き物はあまりいないと思っていたがたくさんいて驚いた」、「授業では知ることができないことが知れてよかった」といった感想が発表されました。
(児童たちからの感想発表の様子)
用意していたバケツがいっぱいになるほどたくさんの種類、数の生き物を調査することができ、水路が生き物のすみかになって豊かな自然が身近にあることを実感できる会となりました。
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