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気仙沼大島大橋(愛称:鶴亀大橋)の概要

橋梁の概要

橋梁概要表
橋長 L=356m
アーチ支間長 L=297m
橋梁型式 鋼中路橋アーチ橋
工期 平成25年9月5日~平成29年3月21日
請負者

JFE・橋本店・東日本建設工事共同体企業

  • 経済性,構造性に優れた最も合理的な形式です
  • 橋脚部の斜面が急峻なため,橋梁のバランスを確保できるアーチ形式を採用しています。
  • 国内最大級の支間長とし,桁下の航路を確保しています。
  • 橋梁本体を東北地方太平洋沖地震時の津波高以上で整備します。
  • 周辺の風景に馴染むよう,白を基調とした配色にしています。

橋梁の概要図です

架橋上部工の架設について

全体の流れ

おおまかな流れ

1 上部工の部材製作

上部工は,下表のとおり中央径間・補剛桁・アーチリブの3種類5基で構成され,各部材は,三重県津市の工場で製作しています。

種類 基数
上部工概要表
中央径間 1
補剛桁 2
アーチリブ 2

上部工の概要図です

側径間のアーチリブ,補剛桁は,下部工(橋台2基,橋脚2基)が完成した後に架設し,中央径間は,両側の側径間の施工後に架設することになります。

2 部材の地組み・起重機船による運搬

中央径間は,気仙沼港朝日埠頭で「地組み」後に,起重機船で吊り上げて運搬し架設する予定としています。なお,アーチリブ及び補剛桁については,製作工場から直接運搬し架設します。

地組ヤード位置図及び運搬ルート図です
地組ヤード位置図及び運搬ルート

※「地組み」とは橋梁などの大型構造物を架設する前に,部材を分割して搬入し「地面で組み立てる」こと。

3 架設

下図のとおり,アーチリブ → 補剛桁 → 中央径間の順番で架設します。

架設イメージ 説明
架設ステップの表

【側径間:アーチリブ架設】

アーチリブ

アーチリブを架設するための支柱(海上ベント)の設置後にアーチリブを両側径間に架設します。

【側径間:補剛桁架設】

補剛桁

補剛桁を両側径間に架設します。

【中央径間架設】

中央径間

気仙沼港朝日埠頭で「地組み」した中央径間を起重機船で運搬して架設します

施工状況動画

橋梁架設時の動画(タイムラプス)を公開しています。

お問い合わせ先

気仙沼土木事務所 

気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6

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