水素エネルギー利活用型集客施設整備運営事業者の決定について
水素エネルギーの更なる普及を推進するため,今年度内に整備される予定の商用水素ステーションの隣接地(県有地)に,県民の方々が水素エネルギーを身近に感じられる「水素エネルギー利活用型集客施設」を誘致することとし,平成28年5月11日から整備運営事業者を公募した結果,一事業者から提案がありました。審査会における審査を経て,下記のとおり整備運営事業者を決定しましたので,お知らせします。
記
整備運営事業者名
株式会社セブン-イレブン・ジャパン 代表取締役社長 古屋 一樹
(東京都千代田区二番町8番8)
提案事業の概要
- 商用水素ステーションの隣接地にコンビニエンスストアを整備する。店舗には,その時点で最高の発電能力を有する純水素型燃料電池を設置し,水素から発電した電力を店舗の電力の一部として活用する。
- 店舗来客者に向けて水素エネルギーに関する展示パネルなどによる普及啓発を行うほか,県が行う水素関連イベントの広報などの普及啓発活動にも協力する。
- 隣接する商用水素ステーション,スマート水素ステーション,県環境情報センターと連携した燃料電池自動車(FCV)及び水素関連施設の見学会,学習会の企画・実施など効果的な普及啓発施策を実施する。
- 災害時において,純水素型燃料電池及び太陽光発電設備で発電した電力に加え,FCVから店舗に設置する給電設備を通じたV2H(ビークル・ツー・ホーム)により店舗の電力維持に努めるとともに,避難住民の情報通信機器等への電力供給や飲食物等の提供に取り組む。
事業期間
事業用定期借地権設定契約の締結日から20年
事業実施場所
場所:県総合衛生学院跡地内(仙台市宮城野区幸町4丁目7の1)
面積:約1,622平方メートル
貸付形態:有償(貸付料は,公有財産規則に基づき算定される額)

事業実施スケジュール
- 平成28年7月中 事業用定期借地権設定契約の締結
- 平成28年10月~ 整地工事,施設建設
- 平成29年2月(予定) 完成