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大規模災害時の避難所等の運営において、電源の確保は避難者の安全・安心に繋がる非常に重要なものとなります。しかしながら、東日本大震災など大規模災害では、商用電源が数日間途絶し、避難所の運営などに支障を来しました。現在、非常用発電設備などを用意できている避難所は少なからずあるものの、すべての避難所で整備はなされておらず、整備にも多くの費用が必要となります。一方、水素燃料電池バスは、大電力量を発電できること、移動できること、発電時の静音性から、非常用電源としての役割が期待できます。
令和5年11月28日(火曜日)に、水素燃料電池バスが運行している富谷市において、水素燃料電池バス等を用いて実際の避難所運営を想定した中で、避難所運営機器の他、災害関連死の抑制に向けた在宅医療機器を含めた機器への給電能力試験を行いました。
令和5年11月28日(火曜日) 一般公開 14時~16時
富谷市中央公民館(富谷市富谷西沢13)
富谷市
東北大学災害科学国際研究所
トヨタ自動車株式会社
株式会社フィリップス・ジャパン
宮城交通株式会社
水素燃料電池バスから次の機器への一括給電を行いました。
1.避難所運営機器(投光器、こたつ、オイルヒーター、電気ポット等)
2.在宅医療機器(人工呼吸器等)
3.電気自動車(C+pod、C+walk)
〇水素燃料電池バス(燃料電池バスと外部給電器)
〇模擬避難所の様子(暖房機器、ポット、パソコン等への給電)
〇医療スペース(人工呼吸器等への給電)
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