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医師・医師を目指す方

2025年4月時点

JCHO仙台病院

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仙台医療圏

マッチング募集定員 6人

開設者 独立行政法人 地域医療機能推進機構 理事長 山本 修一
臨床数 384床(内訳:一般384床)
診療科目 総合診療科、内科、腎臓内科、呼吸器内科、高血圧・糖尿病、消化器科、循環器科、小児科、外科・血管外科・移植外科・乳腺外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科、リハビリテーション科
常勤医師数 70人
指導医数 33人
一日平均入院患者数 312.5人(令和6年度)
一日平均外来患者数 444.9人(令和6年度)
年間救急搬送患者数 2,132人(令和6年度)
アクセス
病院の特徴

【特徴】
JCHO仙台病院は歴史的に腎臓病を診療の核としており、現在も腎センターは東北地方の最後の砦としての診療業務の傍ら世界レベルでの論文発表を続けています。その地力を生かしながら、初期臨床研修については経験疾患が偏ることのないよう配慮し、協力病院の支援も得て多彩な疾患の経験、多様なセッティングでの診療の機会を用意することができました。2021年5月に新病院移転を果たし、救急部門・小児科も院内研修が可能となるなど今まさに追い風吹くJCHO仙台病院。活力ある皆さんのご応募を病院職員一同お待ちしております。

【指定状況】
臨床研修指定病院(基幹型)、救急告示病院、病院群当番制事業参加病院、DPC対象病院、東北大学病院地域医療連携施設登録機関

【主な学会認定】
日本内科学会認定医制度教育関連病院、日本外科学会認定医制度修練施設、日本腎臓学会研修施設、日本整形外科学会認定研修施設、日本泌尿器科学会専門医教育施設、日本超音波医学会超音波専門医研修施設、日本麻酔科学会認定研修施設、日本がん治療認定医機構認定研修施設

研修の概要

当院は歴史的に腎臓領域に強みを持ち、1985年には当院の臨床データに基づきACE阻害薬が糖尿病性腎症に有益であることをNEJM誌に報告した他(Taguma et al. NEJM 1985; 313:1617-20)、現在も日本を代表する腎センター病院として機能しています。一方で2014年のJCHO(地域医療機能推進機構)への再編を機に、世界だけでなく地域も診る病院として徐々にその機能を新たにし、整形外科・移植外科・泌尿器科などの外科系各科も互いに高めあう形で進化を続けている病院です。2021年5月の新病院移転により、JCHO仙台病院ではこれまで以上に有意義な研修機会を提供できる体制を整えました。以下にその一部をご紹介しましょう!

【多彩な疾患群を網羅する内科研修】
当院内科の中核であるパワフルな腎センターが広範な疾患群を守備範囲として活躍しています!一般病院の腎臓内科と異なり、膠原病・血管炎・骨髄腫など特殊な背景疾患も併せて診療。免疫抑制状態の患者さんも多く、感染症の分野でも深みのある研修が可能です。かたや循環器科・消化器内科では仙台市北部のクリニックからの紹介症例が増加しており、common diseaseの経験を積み重ねる研修が可能です。広範な疾患群の網羅(横の研修)とcommon diseaseの積み重ね(縦の研修)の両立が当院内科研修の特徴と言えましょう。総合診療科・高血圧糖尿病内科は外来中心の研修となります。また常勤医師のいない呼吸器・神経の分野は東北大学からのコンサルタント医師が定期的に来院し抜かりない診療体制を敷いている他、仙台市内有力病院での外部研修が可能です。内科専門研修(後期研修)プログラムの基幹施設でもあり、新病院を舞台に足掛け5年の広く深い内科研修も可能です!

【整形・泌尿器にも門戸を広げた外科研修】
外科系は1年目で4か月の研修期間を確保。外科に加え整形外科、泌尿器科どちらかを選択し2種類の外科系診療科を経験するスタイルをとっています。専門医制度の開始により、将来内科や一般外科を志望する人にとっては整形外科・泌尿器科は医師として経験を積めるチャンスはまさに今だけ。幅広い経験を積んでもらいたい、そんな願いを込めた選択制です。外科は一般消化器外科だけでなく、末梢血管を中心とした血管外科、そして年20例ほどの生体腎移植が特色。2年次に自由選択で再履修すれば、習熟度により術者としての経験も考慮されます!麻酔科は2か月の必修とし、うち4週を救急研修に読み替えます。

【働きかた改革にいち早く対応!新時代の救急研修】
初期研修の花形ともいえる救急研修。当院では研修2年目で8週間ER専属となり、全科にわたる救急症例にファーストタッチしてもらいます。1年目の5月から始まる日当直業務は、働きかた改革にいち早く対応し平日夜の当直を最長でも23時で切り上げ。勤務間インターバル9時間を確保することで翌日の通常業務を可能とし、日中の研修密度を損なうことなく効率よい当直経験を両立させるスタイルです。休日の日直業務もシフト変更で平日に代休を確保。OnOffある研修生活で自己研鑽を積んでください!

【自由度の高いプログラム!専門研修への橋渡しもサポート】
内科外科などの必修部門も原則として内容は選択制。24週以上確保の自由選択期間では皮膚科・眼科・耳鼻咽喉科や協力病院での研修(呼吸器内科・脳神経内科・脳神経外科)も選択可能です。院外研修となる産婦人科・精神科・地域医療も行き先は選択制で、大変心強い協力医療機関と連携させていただいています。無限の自由度を生かし、是非自分好みのプログラムを構築してください!また、初期研修はゴールではなくスタート。次なる専門研修に向けての病院見学や進路相談も、本人第一でサポートします!特定のプログラムへの強い勧誘などは一切ありません!

【年間スケジュール】

schedule

【研修医数】
1年次:6人(内訳:男性6・女性0)
2年次:6人(内訳:男性4・女性2)

【研修修了後の進路】
当院で内科専門研修、近隣機関での専門研修

医学生へのメッセージ

当院の医局は全科が同じフロアーにあり、科ごとの垣根が低く、余分な配慮を必要としない病院です。当院には情熱を持った指導医がおり、プログラムも工夫されております。症例をたくさん経験して、実の取れる研修ができると思います。一緒に、楽しく、患者さんのための医療を提供してきましょう!

処遇・福利厚生
身分 任期付職員(初期研修医)
給与 1年次:〔見込み〕月額385,490円
2年次:〔見込み〕月額401,690円
賞与 1年次:〔見込み〕年額706,770円
2年次:〔見込み〕年額1,242,760円
当直 1年次・2年次 月約4回
保険 健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険、医師賠償責任保険【病院加入あり・個人加入任意】
宿舎
子育て支援等 院内保育所完備
女性専用休憩室有り
その他 健康診断年2回、予防接種
募集要項
募集定員 6人
応募資格 2025年度医師臨床研修マッチング参加者
選考方法 面接
申込期間 ホームページ参照
試験日 ホームページ参照
病院見学 「soumu@sendai.jcho.go.jp」に「病院見学希望」のタイトルでメールにて申し込み
ホームページ JCHO仙台病院サイト(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
連絡先 【住所】
〒981-3281
宮城県仙台市泉区紫山2-1-1
【担当部署】総務企画課
【電話】022-378-9111
【FAX】022-378-9131
【e-mail】soumu@sendai.jcho.go.jp
お問い合わせ先

医療人材対策室医師定着推進班
宮城県仙台市青葉区本町3-8-1(行政庁舎7階南側)