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次回の知事記者会見は、令和7年11月5日(水曜日)11時30分から行われる予定です。
本会見録及び動画は、記者会見の内容を編集の上、掲載しています。
【知事発表項目】について、手話通訳を導入しています(原則、会見日の翌々日公開)
昨日はおめでとうございました。
それでは、幹事社から2件質問させていただく。知事選で6選を果たされが、選挙戦を振り返っての所感と今後の意気込み、特に注力したい政策についての考えを聞かせてほしい。
昨日申し上げましたけれども、非常に厳しい選挙でした。落選も覚悟しながらの選挙でありました。選挙期間中、選挙カーに乗りながら、落選したときの挨拶をどういう挨拶にしようかと考えておりました。本当に、一番最初の知事選挙の時も苦しかったんですけれども、精神的には今回の方が苦しかったですね。といいますのは、やはり県職員の皆さんとのつながりがありますので、それが壊れてしまう、音を立てて崩れてしまう、その可能性もあったので、それに対する責任をすごく感じました。1回目の選挙のときは、落ちても県職員には特に大きな迷惑はかけなかったですから、そこはすごく感じながら選挙戦に臨みました。苦しかったですね。
意気込みですけれども、大変たくさんの票をいただいて、県民の皆さんからもう1期やっていいぞと後押しをしていただいた何よりの証拠ですから、自信を持って、思い切ってやりたいと思っております。
特に注力したい政策は、これは選挙戦で申し上げたとおりです。今日の朝、幹部会で職員に指示をしたことが早速ありますので、幾つかお話ししたいと思います。
まず、1つ目は選挙のファクトチェックについてです。あのような形で一つの政党が全力で1人の候補者にかぶさってきて、徹底的に誹謗中傷や、デマをたたみかけてこられると、残念ながらそれ以外にもやることがいっぱいありますので、一個人の事務所では対応できないです。私の選挙は終わりましたので、私のためではなく、これから衆議院や参議院議員選挙、首長選挙がありますから、そのときのために県として第三者的な立場でファクトチェックをして、問題があれば告発をするということについて県警や、県の顧問弁護士を含めて、どうすればいいのかを検討してほしいと指示しました。今後、衆議院議員選挙が行われたときに、それぞれの事務所や候補者からこういう事実があると言われたときに、県が中立的な立場でしっかり調べた上で、問題があるならばそれを警察にちゃんと伝える。告発するのは候補者ですけれども、その間を取り持つようなことができるかどうかということを、やるとは決めていませんが、まず宮城県として考えてみたいと思います。それが1つ目です。
それから、2つ目ですが、三陸道を何度も走りましたけれども、桃生豊里インターから登米インターまでが片側一車線になっていて、交通事故があったときに全く車が動かなくなってしまうことが非常に大きな問題だと言われました。確かに、私はたまたま事故なく通過したんですけれども、事故があったらもう全ての予定が狂ってしまう。これをどうすればいいのか、国と近隣の自治体と一緒になって、この問題をどう解決すればいいのかということを話し合う場を設けるようにという指示を出しました。
それから、3つ目ですが、丸森に行ったときに汚染土壌がまだ山積みされておりました。汚染土壌、それから指定廃棄物、それから8,000ベクレル以下の農林業系の廃棄物、これの処理を4年以内にしっかりと確立して、できればきれいに片づけられるような形にできないか、よく検討してほしいという指示を出しました。
最後に、今回「AIむらい」を活用いたしまして、県民の皆さんの質問にお答えいたしました。使った方からは素晴らしいと非常に好評で、こういう技術があるんですねという声がありましたので、こういったようなものを県民サービスに使えないか、検討してほしいと早速、指示をいたしました。
また、この2年間は、知事会長としてほとんど宮城におりませんでした。その前はコロナ禍で動けなかったということで、今回、当選して4年また働けるようになりましたので、今回はできるだけいろいろなところに顔を出して、そして県内くまなく歩いてみたいと考えております。また、トップセールスマンとして、一緒になって県外、海外、いろいろなものを売りに行ったり、企業誘致等もやりたいので、遠慮なく使ってほしいということを指示いたしました。政策的なことは、選挙のときに述べたとおりでありますのであえて申しませんが、早速、矢継ぎ早に各部長に指示を出したところであります。
私からもちょっと知事選の関係で1点お聞きしたいのだが、今回の選挙結果を総括するに、村井知事と対立する候補の主張として、外国人問題というのが大きなテーマだったと私は感じたのだが、今回の選挙結果を見て、一定程度、村井知事が外国人の労働力の受入れということに対して、有権者の中で漠然とした不安というのが大きくあったのではないかと思うが、この辺については村井知事はどのように受け止めているのか。
私、いろいろな方に会いましたけれども、技能実習生は必要ないと言われた方はいませんでした。気仙沼に行ったときには、漁船に乗って働いている方はほとんど外国人、インドネシア人でした。農業をされている外国人の姿も見ました。林業も外国人の方が携わるようになりました。また、工事現場でも外国人が増えてまいりましたし、ものづくりの会社でも、縫製工場に伺いましたら8割くらいの方が外国人でした。それから第三次産業、サービス産業も、コンビニなどはもう当たり前のように外国人の方が働くようになってまいりました。従って、そういう方たちからは、宮城県としてもっと技能実習生の受入れを進めるべきだという声がありました。心配されているのは、「移民」だと思うんですけれども、移民政策と技能実習制度というのは全く違います。こちらに来ていただいて実習していただいて、特定技能を持って、本当にしっかりやっていけるとなれば引き続き働いてもらいますが、国に帰っていただいて貢献していただくという社会貢献の意味合いもありますので、私にはそういう声はありませんでしたね。
今のお話を総合すると、技能実習生の受入れについては前向き、推進するという考えだと思うが、今回の知事選の相手候補の主張などを聞いていると、こうした技能実習生の受入れが将来的な移民につながるのではないかという不安をあおるような演説もあったように思うが、この点についてはどう考えるか。
それは国が考えることだと思います。私どもは、国が決めた技能実習制度にのっとって物事を進めていく。それが移民政策につながるのかどうかというのは、国のほうでお考えになることであって、一自治体の首長が考えることではないと思っています。
これに関しては最後の質問である。知事はよく多文化共生という言葉を使われていたと思うが、この多文化共生ということを考えるに当たって、やはり一番大事なのは、受入れ側の不安を取り除くというところが一番、僕は重要だと思うが、この点についてどのようにお考えか。
それは当然のことですよね。ただ、やはり何もしないで議論だけしていても前に進まないと思います。今回、公立のおおさき日本語学校ができて、当然、地域住民からは不安の声もありましたけれども、実際始まってみたら、地域の行事にも出たり非常にうまく溶け込んでいます。アルバイトのお世話をするんですけれども、日本語を勉強しながらアルバイトをしていただいていますし、非常にうまくいっていて、無人駅だったところが有人駅に変わったり、非常にウエルカム、大歓迎になりました。ですから、不安だから何もやらないではなく、やはりいろいろなことにチャレンジをしていくということが重要なことではないかと思います。
先ほどのご発言のところで伺う。三陸道についてであるが、国と近隣の自治体で話し合う場を設けるというお話があったが、まずこの国の自治体というのはどこか。
国の東北地方整備局と周辺の自治体。
三陸道が走っている自治体。
そういうことですね。
いつ頃からそういった話合いの場を設けて、いつをめどに一車線を二車線にするなりしようという考えか。
これはまだ分かりません。今日は検討する場を作ってくれないかと指示したわけで、東北地方整備局や周辺の市町村がそんな気はないと言ったら全然前へ進まないと思いますし、話し合う場を設けて、それに自治体だけではなく、もしかしたらいろいろ経済界とか、その他の団体が入ってくる可能性もあります。まずは首長同士、首長と国とよく話し合ってほしいということを指示いたしました。何らかの組織を作って、どうすれば一番いいのかということの検討を始めてみてはいかがかということです。もしかしたら、やらないということになるかもしれませんし、どんどん前に進むかもしれません。分かりません。
それは当然、あと4年間で一定のめどをつけるということか。
そうですね。つけたいということです。
あと、選挙中に訴えられたことでもう1点聞きたいのだが、物価高対策として補正予算について選挙の終盤くらいで訴えられていたと思うが、それについての具体策をどのように考えているか。
これは国からどのようなものを示されるか、今待っている状況ですけれども、財政課で今いろいろヒアリングをしながら、何をすればいいのかということを検討しているところであります。
あとは国の方針を待ってからという。
そういうことですね。まず予算の大枠が決まらないと分かりませんので。なるべく細かいところまで目配りしたいと思います。
お話の中にあったファクトチェックのことについてだが、今後衆院選などがあったときに対応できるようにということだが、いつ頃までにそういうものを作りたいというスケジュールの考えがあるのかということと、例えば県で第三者機関というものを立ち上げるというのは、形を作るステップというか、もう少し具体的に伺いたい。
分かりません。それを検討するということです。第三者機関を作るというのも一つの方法だと思いますし、県庁の中に作るというのも一つだと思います。選挙管理委員会の中で作れるかどうかも分かりませんけれども、そういったようなことも一つだと思います。いずれにしてもわれわれの力だけでは無理ですので、顧問弁護士なり県警ともよく相談をして、どういうふうなことをすればいいのか。間違いなく公職選挙法違反であるというのは、今回発言を聞いていて、皆さんもこれおかしいなっていうのがあったと思いますが、選挙中に警察に告発するということはなかなか難しいです。今資料を集めていて、どのようにするかということを検討している最中なんですが、選挙中にそんなことやってるエネルギーはないです。これはやっぱり別のところがしっかりやってあげないと、大変難しいし、しかも迅速にやらないと、選挙が終わってからでは意味がないわけです。やられて終わりということになってしまいますので、選挙中にすぐに動いて、すぐ告発する。すぐに警察にも動いてもらえるかどうか。そのスピードも問題ですので、そこをよく調べてみたい、検討してみたいと思っています。まだ分かりません。もしかしたらできないかもしれません。
では今の時点でいつ頃にというのも。
まだ分からないです。今日そういう指示を出したということです。今日、登庁してすぐに、選挙のときに県民からいろいろ言われたこと、感じたこと、こういったことを指示したということを今皆さんに披瀝したということです。スピード感があるということを強調したかった。
大きく3点伺いたいと思う。今のファクトチェックの話だが、われわれもというか、私もこれまでの感覚として、今回ファクトチェックの必要性を感じたところだが、その一方で、選挙期間中ということで、中立性を保ちながらそういう指摘を受けるという難しさも感じたところだった。そのあたりはどういった形でやることが中立性を保ちながら適切な指摘をできるかという点において、この施策でどうするかということではなく、知事の、このハードルをどうやって超えていけばいいのかという考えがあったら伺いたい。
まずはそれが事実かどうか、これはおかしいのではないかという指摘があれば、これは本当に事実なのかどうか。例えば私の場合は、秋保のメガソーラーをやるなんて一言も言っていないわけです。どこにも記録がないわけです。でも、ネット上では私は秋保のメガソーラー推進派だと書いています。明らかに間違っていることがどんどん拡散しているわけですから、それに対して法的措置をどうやって取ったらいいのか。事務所として告発してもいいんですけれども、警察に相談に行ってどうするかなんていったら、選挙中は余裕ないわけですから、それはやっぱりフォーマットなりをちゃんと作ってあげて、こういうふうにしたら告発できますよというところを丁寧にしてあげるということです。顧問弁護士や警察とよく調整をしてみなければならないですが、そういうことをしっかりとサポートしてあげられるものをイメージしているということです。
兵庫県でこういうことが行われて、そのまま何もしなかったためにこんなことが起こってしまって、ここにおられる立派なメディアの皆さんがちゃんとした事実を伝えても、それがなかなか世に広まっていかない。一定の年齢層の人たち、テレビも新聞も見ないような人たちはそういうところだけしか見ないということで、どんどん拡散してしまう。これは早く止めるすべを作らないと、民主主義が崩壊してしまう可能性もあるとすごく心配になりましたので、今回たまたま当選したからいいですけれども、もしあれで私が負けていたら、何もかも失ってしまうわけですから、こういったようなことを、私のような被害者が出ないようにどうすればいいのかということをよく考えてみたいということで、検討を指示したということです。
今のお話を伺うと、そのために対応、相談できるような機関を設けたいということか。
まだ分からないです。そういうことも検討してくれという指示を出したところです。
丸森の汚染土壌の話で、これは実際に知事がご自身の目で見てそういうふうに今回あらためて思ったのか、それとも地元からの声でそういうものがあったのか、どういった経緯なのか。
地元の声があったということですね。
具体的にはどういった声だったのか。
ずっと置かれっ放しだと。汚染土壌は市町村が処理しなければいけないんですよ。ですから、丸森町が処分しなければいけないんです。でも、丸森町の中であれを全部処理できないでしょう、国はやってくれませんよね、何とか、県、助けてくれませんかと。おっしゃるとおりです。8,000ベクレル以下の農林業系の廃棄物も市町村が処理することになっているんですよ。これは県が間に入って、今、県外で処理をしたり、あるいは県内の焼却場で処理をしたりというようなことをどんどん進めていったおかげで、だあっと量が減ってきています。ところが、広域的な行政というのはわれわれの仕事ですので、丸森町で処理するように決まっているから、丸森町さん責任を持ってやりなさいよというのは、私は宮城県の知事としてはいかがかなと思いますので、それは間に入っていろいろ調整をして、建設資材等にも使えるということであれば使えるかどうかも含めて検討してみたいなと思います。
最後に3点目、1日明けたところで、票の動きの分析についてお伺いしたい。今回、都市部でかなり苦戦されて、仙台市以外で評価されたようであるが、まずどう受け止めているのか、そして、その要因はどういうものがあったのか。多分、要因は1つではないと思うが、できれば複合的な目線で分析をお聞かせいただきたい。
分からないです。今日全部資料が出そろってきましたので、よく見てみたいと思います。仙台市以外は全部プラスで仙台市だけが全部マイナスということなので、なぜなのか逆に皆さんに教えてほしいぐらいです。仙台市は政令市ですから、県の力がなくてもいろいろなことがやれますし、県でやっていることというのは、河川と県立と名のつくものと、警察の横断歩道、信号機ぐらいです。あとはほとんど仙台市へ移管していますから、そういう意味で県の力でどうのこうのというのは何もないです。道路は一ミリも県が管理する道路はありませんから、こういったことも影響あるのかもしれないです。
そもそもの構造的な仕組みからということ。
そうかもしれませんね。
これから分析されると。
そうですね。ただ、それ以外は考えられないです。特に、仙台市に何かしたということもないですし、病院問題だって一部の地域だけで、全市に影響するわけではありません。
今回、6選を果たしたが、票差としては1万4,000票という非常に僅差であった。対立候補の方々は、保障の充実、減税と給付の拡充、積極財政を訴えた方が多かったと思うが、その訴えに対して村井知事はどう答えていきたいと思ったのか。
財政をよく知った上でそういったようなことをおっしゃらないと、知事ですから、ちゃんと分析をして、この財源を使ってということを責任を持った発言をしないといけないのではないかと思います。
それから、子育て支援は県が全部やるものではないと私は考えています。基本的には市町村の事業です。小学校、中学校、それから保育所、また学童保育など、基本的には市町村の事業です。これに当然国のお金を入れながら、県のお金も入れながらということです。今回、給食費の無償化、自民党と維新で協議を進めておりますけれども、こういったようなことは、その前に知事会として、われわれ全国の知事で、こういうことを国でやるべきだということでずっと言い続けていました。また、私立学校の高校の授業料無償化、こういったこともわれわれ知事会としていろいろ要望しております。
ですから、何でも県で、県民の税金でというよりも、国のお金をどのようにして引っ張ってくるのかということに力を注ぐ。あるいは市町村によって凸凹が出てまいりますから、その凸凹をどのようにして是正していくのか、こういったことにまず力を注いでいくということが重要なのではないかと思います。
実際、和田さんがおっしゃった減税や出産育児費の完全無償化による施策に350億円というのは、何かの事業の見直しでできる金額ではないです。今回、そういった点は選挙で批判しないほうがいいなと思って言わなかったんですが、その点はやっぱりしっかりと考えた上で検討していく必要があるのではないかと思います。
2点伺う。今回の選挙は参政党との戦いという側面が強かったと思う。その中で、ポピュリズムというものを知事はどのようにお感じになるか、教えてほしい。
ポピュリズム、日本語になると大衆迎合ですが、票を取るためだけに有権者に迎合していくというのは、私は政治家としては間違った姿だと思っています。自分はこういう社会を作りたいんだ、そのためにはこういうことをしなきゃいけない、そのときにはこういう痛みも伴う、それを理解してほしいと言う場が私は選挙だと思っています。和田さんのあの政策を見て、県もこういうことをやる、ああいうことをやるんだと、夢物語のようなことを語ってもいいのではないかとあったんですが、私はそうではなくて、やっぱり病院再編問題、こういったことをきっちりとやりたい、なぜ必要なのかということをずっと訴えました。私はそういう姿勢で臨んでいるということです。ポピュリズムは、私は正しい為政者の姿ではないと、ポピュリズムを前提とした選挙の臨み方というのは正しい政治の姿ではないと思っています。
もう1点、今回の選挙は、知事にとっては最後の選挙というお話もされていた。また4年後、いい形で県政をバトンタッチしたいという話もあるが、現時点で後継とかを作るというお考えはお持ちか。
まだ今のところは考えていないです。あと4年ありますから。当然、そういうことも頭に入れながら県政運営をしていきたいと思います。
ファクトチェック機関について伺う。いろいろ詳細を詰めていくということであったが、どういった範囲なのか。まず、選挙というのは、県の選挙を目指していくのか、あるいは、県なんだけども、ちょっとやっているんだけども全国的なものを考えていらっしゃるのか。あるいは、場合によっては刑事告発のようなことも支援するということであったが、どの法律、法令で告発を支援するみたいなところまで、大枠の枠組みみたいなイメージがあればお伺いしたい。
公職選挙法で罰則規定が設けられていますので、基本的にはそれがベースだと思いますが、それ以外にどういう法律が関与していくのか、それは法律の専門家にお聞きして勉強してほしいという話はしました。
誹謗中傷の話もされていたと思うが、虚偽の発信のところということか。
そうですね。それは、候補者側が判断する。これはおかしいと相談する窓口がないんです。選挙中は、自分で判断して自分で警察に行って相談する時間がないんです。専門家のスタッフを囲い込むことはできませんし、ボランティアでやってくれる人なんていません。法律の専門家でボランティアはいませんので、実質的には今のままだと野放しだと思います。例えば法律の専門家に来てもらって、給料を払って、この人に働いてもらう、こんなことしたらまたそれが問題になる可能性もありますから、なかなか本当に難しい問題だと思います。
直接やらなくても、そういう支援するところが必要なのではないかということか。
そう考えているところです。
範囲は、県内の選挙区か。
宮城県の選挙で行われている国政選挙や地方選挙ということです。できるかどうかは分からないですが、そういうことを検討してくれと指示したということです。
秋田県の知事が熊の対策について、自衛隊の派遣を規定する検討をしているというお話があったが、宮城県は具体的に自衛隊の派遣などは考えられているのか。また、現時点で知事がもう一歩先で考えているような対策があればお伺いしたい。
秋田県知事が、元自衛官の鈴木さんがどのような趣旨でおっしゃったか私分からないんですけれども、災害ではないですからね。ですから、災害派遣に当たるかどうか、私には分からないです。
基本的にやはり猟友会の皆さまに箱わなを仕掛けて駆除していただくということは正しい姿だと。そういうやり方として大切なんですが、課題として、今回、山の中に入っていったときにいろいろ言われたのは、猟友会のメンバーが非常に高齢化しているということです。そこで、選挙中にちょっと緊急記者会見をしたんですけれども、自衛官とか、あと警察官のOBの方に会計年度任用職員になっていただいて、県職員として給料を払いながら、そういった指導をしながら、ご自身も駆除していただくといったようなことを考えています。今、イノシシだけやっていただいているんですけども、熊対策もやっていただけるかどうかということも含めて検討してまいりたいと思っています。県としてそういう姿勢を持っています。
今後かなり熊がもっと出てきても、自衛隊の派遣は今のところ検討はしていないということか。
今のところ、できるかどうかはちょっと分からないです。災害なんですかね。
災害派遣でということらしい。
ちょっと私、今初めて聞きました。
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