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宮城県の国際技術協力(農業土木分野)/マラウイ草の根技術協力プロジェクト事前調査

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年9月10日更新

マラウイ草の根技術協力プロジェクト事前調査

デッザ県農業開発事務所へ派遣されている菅野将央隊員との連携をねらいとし,「農業水利人材育成事業」が宮城県による草の根技術協力として提案され,1月にJICA東北支部と宮城県(3名)による事前調査が行われました。デッザ県には6名の灌漑技師が在籍しているものの,10ha以上の灌漑施設は一般にドナー支援によるコンサルタント委託で行われており,県の技師が経験を積む機会のないことが,大きな課題の1つとして挙げられました。このため,菅野隊員としても隊員活動経費を活用し,カウンターパートとの共同による灌漑施設の修復や農民水利組合への指導を計画していますが,隊員活動で担当しきれない部分(宮城県への研修員受入,中古測量器材の供与など)について草の根事業を導入し,隊員との連携によって問題解決を図ります。

今回の調査団員はマラウイ訪問が初めてで,ちょうどメイズが青々と実り,風光明媚なデッザの岩山と拡がる緑の眺めに感銘を受けていました。何より,フィールド視察の途中での屋台チップスの美味しさは格別でした。宮城県は「みやぎ国際戦略プラン」の中でマラウイでのBOPビジネスモデルの構築を構想するなど,長期的な協力を視野に入れており,これを機に地方行政間の交流や新たなかたちの国際協力促進が期待されます。プロジェクトの開始は6月頃を予定していますが,3月に東北・関東大震災が発生していました。東北支部からの連絡によると,事前調査に来られた宮城県の方々も,震災直後から不眠不休の災害対応に尽力されています。今後の被害収束・復興と共に,元気な姿でマラウイでの協力を展開してくれることを心より祈っております。

画像:マラウイでの状況調査

「JICA マラウイ事務所農業班ニュースレター 2011年4月号」より抜粋