掲載日:2024年3月21日

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ノロウイルスによる食中毒について

ノロウイルスによる食中毒は例年冬場に多く発生します。ノロウイルスによる食中毒は、主に、調理者を通じた食品の汚染により発生します。ノロウイルスは、感染力が強く、大規模な食中毒など集団発生を起こしやすいため、注意が必要です。

ノロウイルスによる食中毒の特徴

潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間で、主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。通常、これらの症状が1日から2日続いた後、治癒し、後遺症もありません。また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。

感染経路

ノロウイルスの感染経路は、ほとんどが経口感染で、次のような感染様式があると考えられています。

1.患者のノロウイルスが大量に含まれるふん便やおう吐物から人の手などを介して二次感染した場合

2.家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところでヒトからヒトへ飛沫感染等直接感染する場合

3.食品取扱者(食品の製造等に従事する者、飲食店における調理従事者、家庭で調理を行う者などが含まれます。)が感染しており、その者を介して汚染した食品を食べた場合

4.汚染されていた二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合

5.ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合

予防方法

  1. 手をよく洗う。(※1)
  2. 食品を加熱調理(中心部を85~90℃で90秒以上)する。
  3. 調理器具の洗浄・消毒を徹底する。
  4. 感染している人のおう吐物・便などの処理の際にはマスクや手袋を装着し、飛び散らないように扱い、床等に付着した場合は塩素系漂白剤で消毒を行う。(※2)
  5. トイレの取手やドアノブ等、手指が触れる場所は、こまめに洗浄・消毒を行う。

※1手洗いの方法

  1. 初めに流水で汚れを洗浄する。
  2. その後石けんを使用し、流水にて洗い流す。
  3. 特に、指先や指の間は洗い残しが生じやすいので注意して洗う。
  4. 乾燥にはペーパータオルの使用が望ましい。(手ふきタオルの共用は厳禁!)
  5. アルコールによる消毒は、ノロウイルスに対して効果が無いので注意。(流水による手洗いが原則)
  6. 次亜塩素酸ソーダによる手指洗浄は逆効果。(手あれの原因となる。手あれによるヒビの中にウイルスが入り込むと、流水や消毒薬が届かないため、十分な洗浄効果が得られなくなる。)

※2おう吐物等の処理方法

  1. 手袋(ゴム製又はポリ製等の使い捨て手袋)・マスクを着用する。
  2. 新聞紙等でおう吐物を覆う。
  3. 覆い物を軽く持ち上げ、直接おう吐物にまんべんなく次亜塩素酸ソーダ溶液(下記の作り方(※3)を参照)を静かにかける。
  4. 新聞紙等で覆いをした状態で10~20分程度放置した後、おう吐物や新聞紙等をビニール袋に入れて密封し捨てる(ビニール袋からおう吐物が漏れないことを確認する)。
  5. おう吐した場所を次亜塩素酸ソーダ溶液を十分にしみ込ませた布や新聞紙等で再度5~10分覆った後、ふき取りしビニール袋に入れて密封し捨てる。なお、ふき取りする時は、布等を往復せず一方向に行う。
  6. 処理の際に使用した使い捨て以外の手袋・マスク等は、次亜塩素酸ソーダ溶液で十分に消毒し水洗後乾燥させる。
  7. 処理が終わるまで、処理をする人以外はおう吐した場所に近づけないようにする。

※3次亜塩素酸ソーダ溶液の作り方

薬局等で販売されている塩素系漂白剤を水道水で薄めて使用します。下痢、おう吐物の処理時は0.1%(1000ppm)、調理器具、トイレのドアノブ、便座、床などの日常的な消毒は0.02%(200ppm)

5%塩素系漂白剤の場合:ペットボトルキャップ2杯(約10mL)を500mLのペットボトルに入れ、水をボトルいっぱいに入れて薄めると0.1%(1000ppm)になります。0.02%(200ppm)にするにはさらに5倍薄めます。

1%塩素系漂白剤の場合:ペットボトルキャップ10杯分、10%塩素系漂白剤の場合は:ペットボトルキャップ1杯分を500mLのペットボトルに入れ、同様に薄めてください。

使用時刺激臭が発生することもありますので注意してください。

市販の塩素系漂白剤は商品により塩素濃度が異なるので確認してください。

なお、ビニール袋に入れたおう吐物や新聞紙等は、塩素系漂白剤で消毒されていますので、一般ゴミと同様に処理してください。

生食用カキのノロウイルス対策

宮城県及び宮城県漁業協同組合等では、「ノロウイルス対策指針」に基づき、生産者が生食用カキの自主検査を行い、ノロウイルスが検出された場合は、その海域の生食用の出荷自粛を行うなどして、ノロウイルスによる健康被害の発生防止に努めています。

生産者の取組(外部サイトへリンク)(外部リンク:宮城県漁業協同組合のページ)

また、県内に流通する生食用カキについて、県では定期的にノロウイルスの検査を行い、カキを取り扱う事業者に対する指導を行っています。

検査結果

関連情報

 

お問い合わせ先

食と暮らしの安全推進課食品安全班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号13階南側

電話番号:022-211-2644

ファックス番号:022-211-2698

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