宮城県消費生活知識のマニュアル 【改訂版】知っておこう!これだけは
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30①生活のニーズが保証される権利②安全への権利③情報を与えられる権利④選択をする権利⑤意見を聴かれる権利⑥補償を受ける権利⑦消費者教育を受ける権利⑧健全な環境の中で働き生活する権利健全な生活環境の中で働き、生活ができる。①批判的意識を持つ責任②主張し行動する責任③社会的弱者への配慮責任④環境への配慮責任⑤連帯する責任 消費者と事業者の間には、情報の質や量、交渉力などに大きな差があります。そのため、消費者が安心・安全に暮らすために、事業者に情報を求めることは当然の権利です。一方で、消費者も情報を良く確認する責任があります。 国際消費者機構(CI)では消費者の8つの権利と5つの責任を提唱しています。また、消費者基本法の中でも、消費者の権利について定められています。 この権利と責任の考え方を理解して実践し、かしこく責任のある消費者になりましょう!衣食住などの生活に必要なものがそろっている。生命や健康に関わる危険な商品によって、消費者が被害を受けない。商品の品質や内容などの情報をしっかり知ることができる。自分の意志で、自由に商品やサービスを選べる。企業や行政などに意見を言ったとき、意見が反映されて対応策がとられる。被害を受けて企業や行政に相談したとき、被害回復の対応策がとられる。被害や事故にあわないように、事前に学校や家庭で学ぶ機会がある。広告などの情報をうのみにせず、商品やサービスの価格や品質に疑問や関心を持ちましょう。購入した商品やサービスに問題があったら、企業や消費生活センターなどに相談しましょう。自分たちの消費行動が、社会に与える影響を自覚して買い物をしましょう。商品を選ぶときは、原料や使い終わった後のことも考えましょう。ひとりでは弱い力も、集まれば大きな力になります。社会全体で協力して問題を解決しましょう。責任のある消費者になろう!消費者の権利としての消費者の責任消費者消費者権利と責任権利と責任

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