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このところ、新型コロナウイルス感染症や夏風邪の代表である手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱の拡大が見られます。
今後、お盆の帰省等で大人数で集まる機会が増えることで流行が拡大する可能性があります。
感染拡大を防止するためにも、基本的な感染対策の徹底をお願いします。
1 夏の感染対策のポイントを意識して感染対策の徹底しましょう。
2 お盆期間中における休日当番医について、各市町村の広報誌やホームページ等で事前に確認しましょう。
3 医療機関受診時は、必ず事前に電話しましょう。
4 救急車を呼ぼうか迷う場合は、「おとな救急電話相談」(#7119)や「こども夜間安心コール」(#8000)への相談を活用しましょう。
・おとな救急電話の開設時間
平日:午後7時~翌午前8時
土曜日:午後2時~翌午前8時
日曜日・祝日・年末年始:午前8時~翌午前8時(24時間)
・こども夜間安心コールの開設時間
毎日午後7時から翌朝午前8時まで
1 体調不良の際には、外出を控えて自宅で療養し、必要時医療機関を受診しましょう。
2 通院する際や高齢者施設等を訪問する時、混雑した公共交通機関を利用する場合等の場面に応じてマスクを着用しましょう。
3 定期的に換気を行いましょう。
4 小まめな手洗い・手指消毒を行いましょう。
原 因:コクサッキーウイルス及びエンテロウイルスへの感染です。
症 状:口の粘膜、手のひらや足の甲または裏などに2〜3mmの水疱ほう性の発しんが現れます。
発熱は約3分の1の方に見られますが、高熱になることはあまりありません。
基本的には3~7日で治癒しますが、稀に重い合併症等を引き起こす場合があります。
好発年齢:小児(特に5歳以下)に多いです。
潜伏期間:3~5日
感染経路:接触感染(便等に排出されたウイルスが付着した手で口や鼻などの粘膜に触れることにより感染します。)
飛沫感染(咳やくしゃみで飛散した飛沫の中のウイルスにより感染します。)
そ の 他 :治癒した後も、3〜4週間は便にウイルスが排泄されることがあるため気をつけましょう。
上記の症状が見られる場合は早めに医療機関を受診しましょう。
特に乳幼児同士の濃厚な接触が起こりやすい保育施設などでは感染が広がりやすいため、子どもの体調の変化に気をつけましょう。
1 食事の前や排泄後、おむつ交換の後など、こまめに石けんと流水による十分な手洗いを徹底しましょう。
2 家族や身近な方が感染した場合は、タオルの共用を避けましょう。
3 乳幼児がよく触れる場所やおもちゃなどの消毒をこまめに行いましょう。
4 熱中症には十分注意した上で、場面に応じてマスクを正しく着用するなど咳エチケットを心がけましょう。
原 因:エンテロウイルス属(主にコクサッキーウイルスA群)への感染です。
症 状:突然の発熱(38~40℃)に続いて、のどの痛み、口の中に水疱(水ぶくれのような発疹)ができる。口の中の痛みのため、食事や水分がとりにくくなり、脱水になることがあります。
好発年齢:小児(特に5歳以下)に多いです。
潜伏期間:2~4日
感染経路:接触感染(便等に排出されたウイルスが付着した手で口や鼻などの粘膜に触れることにより感染します。)
飛沫感染(咳やくしゃみで飛散した飛沫の中のウイルスにより感染します。)
そ の 他:治癒した後も、2〜4週間は便にウイルスが排泄されることがあるため気をつけましょう。
1 食事の前や排泄後、おむつ交換の後など、こまめに石けんと流水による十分な手洗いを徹底しましょう。
2 家族や身近な方が感染した場合は、タオルの共用を避けましょう。
3 乳幼児がよく触れる場所やおもちゃなどの消毒をこまめに行いましょう。
4 熱中症には十分注意した上で、場面に応じてマスクを正しく着用するなど咳エチケットを心がけましょう。
原 因:アデノウイルスへの感染です。
症 状:発熱、のどの痛み、結膜炎等等が3~5日程度続きます。
潜伏期間:5~7日
感染経路:飛沫感染(咳やくしゃみで飛散した飛沫の中のウイルスにより感染します。)
接触感染(ウイルスが付着した手で口や鼻などの粘膜に触れることにより感染します。)
1 食事の前や排泄後、おむつ交換の後など、こまめに石けんと流水による十分な手洗いを徹底しましょう。
2 家族や身近な方が感染した場合は、タオルの共用を避けましょう。
3 熱中症には十分注意した上で、場面に応じてマスクを正しく着用するなど咳エチケットを心がけましょう。
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