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放射光施設とは,強力な光を使った巨大な顕微鏡であり,原子レベルでの物質の構造等が見える最先端の研究施設として、我が国がものづくり産業の国際競争力を高めていく上で極めて有効な国家的な戦略研究基盤です。
東北の7国立大学が「東北放射光施設構想」として提唱している「東北地方への中型高輝度放射光施設の設置」が実現すれば,我が国の科学技術・産業技術の革新的振興が図られるだけでなく,東北発のイノベーションの拠点として,産業集積,新産業の創出及び雇用創出等の取組を促進し,震災で疲弊した東北地方の地域経済の再生と持続的発展に大きく貢献するものと考えられます。
「東北放射光施設構想」の実現を加速化するため,東北地方の産学官27団体が一体となり,平成26年7月18日に「東北放射光施設推進協議会」を設立し,機運醸成や施設利用への理解促進を図るため,シンポジウムの開催や要望活動,情報収集などに取り組んでまいりました。
このような中,平成30年7月3日,文部科学省による次世代放射光施設の整備・運用のパートナー公募に関して,一般財団法人光科学イノベーションセンターを代表機関として,宮城県,仙台市,東北大学,及び東北経済連合会がパートナーとして選定され,東北大学青葉山新キャンパスへの次世代放射光施設の整備が進められることとなりました。
これは,これまでの東北の産学官が一体となった取組が大きく評価されたものであり,御尽力をいただいた関係者の皆様に,改めて感謝申し上げます。
本協議会では,次世代放射光施設の設置による効果が東北全体へ波及するよう,今後も,関係機関と連携し,施設理解促進,産業利用促進を図る取組を推進してまいります。
東北放射光施設推進協議会 共同代表
宮城県知事 村井嘉浩/仙台市長 郡和子/東北大学総長 大野英男/東北経済連合会会長 海輪誠
活動記録これまでの協議会の活動をご紹介します。
協議会について
協議会の概要についてご紹介いたします。
サポーターについて協議会の活動に賛同いただける方をサポーターとして募集しております。
宮城県では,次世代放射光施設整備に伴う加速器等関連産業について,県内企業の参入支援に取り組んでいます。
本県のものづくり企業や設備施工事業者等に関する情報提供,御見積もり等に関するマッチング等の御要望がございましたら,下記まで御連絡下さい。
宮城県経済商工観光部 新産業振興課 高度電子機械産業振興班
TEL:022-211-2715
Email:shinsank@pref.miyagi.lg.jp
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