宮城県感染症情報 「感染性胃腸炎」に注意しましょう
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年10月14日更新
感染性胃腸炎
感染性胃腸炎とは「ノロウイルス」,「ロタウイルス」,「サポウイルス」,「アデノウイルス」等の微生物を原因とする胃腸炎の総称であり,特にノロウイルスは少ないウイルス量で感染するので,ごくわずかな吐物や便から人の手などを介して多くのヒトを発症させるとされています。主な症状は吐き気,嘔吐,下痢,腹痛で,健康な方は軽症で回復しますが,特に子どもやお年寄りなどでは重症化することもあります。
例年10月中旬以降に増加し,特に保育所,学校,老人福祉施設等において集団感染が発生する可能性がありますので,手洗いと消毒を徹底し,感染予防に心がけましょう。
宮城県感染症情報 (平成28年10月13日)