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みやぎCLT建築普及促進事業

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年6月3日更新

CLT等の活用による新たな県産材需要の創出 

事業概要

 宮城県の森林資源は本格的な利用の時期を迎えています。そこで,住宅など既存の木材需要に加え新たな分野で需要を創出し,県産材を有効活用していくこととしています。そこで近年県内で生産体制が整い,新たな建材として期待が高まるCLT等県産木製品の「需要拡大」と「価格低減」を目指し,CLT(工法)の「トータルコスト低減」や「モデルプラン作成」,「ユニット化」を通して,あらゆる場面でCLT等県産材を活用する取組の提案を募集します。

 CLT,LVL等新たな県産木材製品の普及が進むことで,県内林業・木材産業の活性化,さらには,森林整備の促進による地域環境の保全が図られます。また,木材を建築物等に利用することにより,二酸化炭素が木材の中に長期間固定され,地球温暖化防止にも大いに貢献することが期待されています。

【CLTとは】

 Cross Laminated Timber(クロス・ラミネイティド・ティンバー)の略で,欧州で開発された木質建材です。挽き板(ラミナ)の層を各層で互いに直交するように積層接着した厚型パネルのことを呼び,国内では「直交集成板」の名称でも呼ばれています。
 一般的によく知られている「集成材」は,張り合わせる板の繊維方向が並行方向で線状の建材として用いられるのに対し,CLTは繊維方向が直交するように交互に張り合わせていくため,大きな面状の建材ができ断熱性,耐震性に優れ,高い寸法安定性が得られます。
 我が国においては,比重が軽く断熱性能が高いスギ等からCLTを製造しており,国内で資源の豊富なスギ等針葉樹の需要拡大の一つとして期待されています。

【LVLとは】

 ラミネイティッド・ベニア・ランバー(Laminated Veneer Lumber)の略で日本語では「単板積層材」と呼ばれています。製造方法は,ベニアレース又はスライサーと呼ばれる機械で,丸太を切
削し単板(厚さ2~4mmの薄板:ベニヤ)にし,これを乾燥し,欠点のあるものを除去します。それから,単板の繊維方向に平行に積層接着し製造します。
 日本では「ベニア板」と言うと合板を指すことがありますが,本来ベニアとは合板を構成する単板を指します。

 LVLと合板の違いは,合板では積層接着する際に単板の繊維方向を交互に直行するように積層し,面材として使用されるのに対し,LVLは平行に積層接着されるため,柱や梁のように細長い部材(軸材)として用いられることがあげられます。
 

1 木造CLT建築トータルコスト低減実証事業

事業内容の説明
事業の目的

  木造施設の「建設工事費」,「CLT製品・流通価格」等,各工程でコスト低減に向けた取組を検証し,CLT等県産木材製品の低コスト化を図る取組を支援します。

事業主体及び要件 

以下の要件を全て満たす市町村,民間事業者等

(1)CLT等県産木材製品を活用し,施設の建設計画に関する「コスト低減」に向けた提案がなされていること

(2)宮城県CLT等普及推進協議会の主催する見学会・研修等の実施に協力できること

(3)実証(施工)中,完成後も一般県民に向けてCLT等新たな県産木材製品の魅力・情報発信を行うこと

(4)宮城県の作成する「低コスト設計・施工マニュアル」等への掲載及び公表について了承していること

補助対象

全木材使用量のうち1/2以上に県産CLT等を使用する「木造建築物」

※「県産CLT等」とは,原材料に宮城県産木材を使用し,県内で加工されたCLT,LVL,製材品をいう。

補助率

CLT使用量(㎥) ×定額: 18万円/㎥(上限20,000千円)

事業量

2件/年(程度)

募集期間

令和元年6月3日(月曜日)~令和元年8月30日(金曜日)

提出書類

(1)提案書(事務取扱要領様式10及び様式11,様式12)

(2)添付書類 ・施設概要図(イメージパース等) ・設計図(意匠・構造)等 一式

【事業イメージ】

㈱コスモスウェブ本社社屋(外観)  ㈱コスモスウェブ本社社屋(内装) 

【事例】株式会社コスモスウェブ(社屋)

      県内初の3階建CLT建築

      CLTパネル工法(ルート2)

2 非木造CLT需要創出事業

事業内容の説明
事業の目的

  RC,S造が主体の非住宅中高層建築において,壁・床等構造部材にCLT等の活用を先導し,CLTの用途拡大を図る取組を支援します。

事業主体及び要件

以下の要件を全て満たす民間事業者

(1)宮城県内に活動拠点(本社,支社等)を有すること

(2)宮城県CLT等普及推進協議会の主催する見学会・研修会等の実施に協力できること

(3)実証(施工)中,完成後も一般県民に向けてCLT等新たな県産木材製品の魅力・情報発信を行うこと

補助対象

非木造(RC造,S造等)の構造部材をCLTに置き換える建物

補助率

 CLT使用量(㎥)× 定額:18万円/㎥※RC建材から代替えする場合の掛かり増し経費(上限10,000千円)

事業量

1件/年(程度)

募集期間

募集期間 令和元年6月3日(月曜日)~12月27日(金曜日)

※募集件数に達し次第締切となります。

提出書類

(1)提案書(事務取扱要領様式10及び様式11,様式13)

(2)添付書類 設計図(意匠・構造)等 一式

【事業イメージ】

S造+CLT   S造  CLT

【事例】壁・床をRC・S製品からCLTへ転換

3 CLT住宅普及促進事業

事業内容の説明
事業の目的

  建築物の中でも圧倒的に物件数の多い「住宅部門」において,CLT等の活用に関する提案を募集します。県産CLTの用途拡大を図り,また,完成後は「みやぎCLT住宅」として,宮城県と提案者(住宅メーカー等)が連携し,販売促進に取り組んで頂きます。

事業主体及び要件

以下の要件を全て満たす「住宅メーカー」又は「関連する事業者で構成するグループ」

(1)宮城県内に活動拠点(本社,支社等)を有すること

(2)宮城県CLT等普及推進協議会の主催する見学会・研修会等の実施に協力できること

(3)実証(施工)中,完成後も一般県民に向けてCLT等新たな県産木材製品の魅力・情報発信を行うこと

(4)宮城県の作成する「みやぎCLT住宅プラン集」に成果を提供できること

(5)宮城県と連携して「CLT住宅」の普及PRを実施すること

補助対象

  県産CLT等木製品を活用した住宅プラン(木造,RC造,S造等)の構造計算及びCLT構造部材(構造材と併せて使用する場合の造作材,内装材等を含む。)の購入に掛かる経費

補助率

定額:150万円/件

※(定額)とは,住宅プラン(構造計算を含む。)の作成+CLT使用量(㎥)×18万円/㎥(上限 100万円)

事業量

10プラン/年(程度)

募集期間

令和元年6月3日(月曜日)~11月29日(金曜日)

※募集件数に達し次第締切となります。

提出書類

(1)提案書(事務取扱要領様式10及び様式11,様式14)

(2)添付書類 設計図(意匠・構造)等 一式

【事業イメージ】

外観  内装1  内装2  

【事例】内外装にCLTを使用した住宅

提出書類(様式)

(1)事務取扱要領(様式10) [Wordファイル/37KB]

(2)事務取扱要領(様式11) [Wordファイル/57KB]

(3)事務取扱要領(様式12) [Wordファイル/68KB]

(4)事務取扱要領(様式13) [Wordファイル/59KB]

(5)事務取扱要領(様式14) [Wordファイル/61KB]

応募先等

 ※締切当日,当課到着分まで有効とします。

応募先住所連絡先

宮城県 水産林政部 林業振興課

みやぎ材流通推進班

〒980-8570 宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号022-211-2912