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掲載日:2015年1月5日

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トピックス(H26)/食塩水を利用した花壇苗ストックのわい化技術

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(農業・園芸総合研究所 園芸栽培部)

ストックは県北部を中心に切り花の主力品目として盛んに生産されています。一方,最近ではパンジーやビオラと同様に,秋以降の花壇用の品目としての利用も広がっています。本研究所では,ストックは耐塩性が高いこと,塩分が含まれる土壌で栽培すると茎の伸長が抑制されるものの正常に開花することに着目して,食塩水を利用した花壇苗ストックのわい化技術の開発を行っています。
ストックのわい性品種「ピグミーレッド」を直径10.5cmのポットに定植後,2%食塩水を鉢当たり100ml土壌表面からかん注し,かん水を1回当たり100mlに制限して生育させることで,花壇苗に適したコンパクトな草姿になることがわかりました。現在,その他の品種・シリーズも同様な条件でわい化が可能であるか検討しています。

ピグミーホワイト写真 キスミーサーモン写真 ベイビーチェリー写真

わい性ストック開花時の草姿(2014年11月6日,定植後55日)
写真左から「ピグミーホワイト」,「キスミーサーモン」,「ベイビーチェリー」
左株は食塩水を処理し,かん水量を制限したもの,右株は対照区。

お問い合わせ先

農業・園芸総合研究所企画調整部

名取市高舘川上字東金剛寺1(代表)

電話番号:022-383-8118

ファックス番号:022-383-9907

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