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園芸栽培部野菜チームでは、様々なイチゴの高設栽培に取り組んでいます。高設栽培は施肥方法、培地、栽培槽、ベンチなどの組み合わせで構成されていますが、それぞれの要素を工夫することで多くのタイプが考案されています。
施肥方法では、液肥を定期的に施肥するタイプや基肥を入れてかん水だけ行うタイプ等があり、培地の種類としてはヤシガラ単体のもの、ヤシガラ・パーライト・軽石などが入った混合培土などがあります。また、栽培槽には、発泡スチロール製、プラスチック製、シートタイプなどがあり、その大きさも様々です。ベンチには、2段ベンチ、手動の移動ベンチ、自動の移動ベンチなどが開発されています。
野菜チームでは、これらの高設栽培の数タイプで実際にイチゴ(もういっこ、とちおとめ)を栽培して、生育、収量、品質(糖度、酸度、硬度)のデータを収集しています。今後、これらの高設栽培タイプの特徴をまとめる予定です。
栽培中の主な高設栽培は下記のとおりです。
(野菜チーム)
(平成24年6月13日掲載)
シートタイプ栽培槽の2段ベンチ
スタンダードな2条ベンチもあります。
手動で移動させるベンチ
通路幅を変えることができるので、
多くのイチゴ苗を植えることができます。
自動で移動するベンチ
ベンチが動いてくるので、栽培者は動かなくても収穫ができます。
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