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平成28年9月23日,大河原町立金ヶ瀬小学校の4年生を対象に,「第17回 仙南地域の農業農村めぐり」が開催されました。
近年,安全で安心できる農産物などの食料に対するニーズが高まっている一方で,都市化の進展などにより,子どもたちの農業に接する機会が減少しています。
そこで,宮城県土地改良連合会大河原支部では,「21世紀土地改良創造運動(外部サイトへリンク)」として,農産物の生産に重要な役割を果たしている農業用水施設等の見学などを通して「水」,「食」,「農」の関わりを学んでもらうことを目的に,毎年持ち回りで管内の小学校を対象に「農業農村めぐり」を開催しています。
第17回目となる今回は,金ヶ瀬小学校の4年生43人と,大河原管内のほ場や農業用施設をめぐりました。
金ヶ瀬小学校を出発し,まずは金ヶ瀬地区の大区画ほ場を見学。
子ども達は,ほ場整備をするメリットや,どこの水を使っているか等を学びました。
また,現在このほ場では大豆の転作をしており,米だけでなく大豆や麦の「転作」についても知識を深めました。
【金ヶ瀬地区 大区画ほ場】
続いて,大河原町にある菓匠三全で,工場見学をしました。
地域の企業として歴史のある菓匠三全を見学でき,貴重な体験に子ども達は大変喜んでいました。
【菓匠三全工場見学】
その後,蔵王町にある「いぼ岩分水工」や「猫田頭首工」をバスの中から見学し,遠刈田発電所へ。
遠刈田発電所では,水の力で電気をつくる仕組みを学び,メモをとりながら真剣に説明を聞いていました。
【遠刈田発電所】
昼食は,蔵王ハートランドでお弁当を食べ,午後からはバターづくり体験をしました。
バターの成分や材料を学びながら,子ども達は楽しそうにバターを作っていました。
【蔵王ハートランド】
そして,金ヶ瀬小学校に戻って閉会式を行い,関係機関からの挨拶と,農業農村に関する資料が配られました。
【閉会式】
この活動が,子ども達が地域の農業や農産物に興味を持つ機会になることを願っております。
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