ここから本文です。
エイズを英語で書くと,AIDS。Acquired Immune Deficiency Syndoromeの頭文字をとりました。
日本語では「後天性免疫不全症候群」といいます。
HIVというウイルスの感染によって起こります。ちなみに,HIVとはHuman Immunodeficiency Virusの頭文字です。
HIVが血液に含まれるリンパ球に入り込み,免疫細胞を壊しながら増殖していきます。そして,免疫力が低下すると,様々な感染症や悪性腫瘍にかかりやすくなります。
感染から発症までの潜伏期間は長く,平均10年です。
保健福祉事務所では,随時エイズの相談を行っています。まずは電話で相談してください。
その際お名前は名乗らなくてかまいません。その後、検査の予約を致します。
電話番号は,0229-91-0714(担当する疾病対策班への直通)です。
HIVに感染してもすぐには発症しません。しかし,体内では確実にHIVが増殖しています。
問題なのは自覚症状がないため,感染に気づかずに他人へ感染を広げてしまうことです。
感染ルートとしては,麻薬の打ち回し(注射針を媒介として)や母子感染がありますが,一番多いのは異性間や同性間の性行為による感染です。
性行為による感染が感染原因の中で最も多いため,患者・感染者数も性行為が活発な20代,30代が多くなっていますが,もちろん他の年代の患者・感染者がいないということではありません。
保健福祉事務所で行うエイズの検査は5ccの血液を採るだけです。
結果が出るまでに2週間ほどかかりますが、結果の通知はご本人に直接お知らせしますので,その頃来所していただくことになります。
電話でのお問い合わせには応じられませんので,ご了承願います。
最近では新しい治療法が開発され,感染しても発症を抑えたり,発症するまでの期間を延ばしたりすることができるようになりました。
HIVに感染しても日常生活では家族や友人には感染しません。
もし感染が分かったら,医療機関で専門医の治療を受けるのは当然ですが,体力不足を補うために栄養をとること,その際生ものは避けること,また他の感染症にならないように注意することが必要です。
また,あなたの家族や友人などに感染者がいる場合は,日常生活では感染しませんので特別な対応は不要です。ただし,心身のストレスをかけたりしないことや,風邪等をうつしたりしないことが必要です。
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す