ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

ツキノワグマ目撃情報について

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年12月25日更新

 ツキノワグマ目撃の情報については,各自治体で広報等にて地域住民に対して周知しているところですが,近年,目撃情報が増加している傾向にあり,また,毎年ツキノワグマによる人身被害も後を絶たない状況となっており,中には死亡事故となった事案もあります。

 今回,気仙沼地方振興事務所管内のここ数年の目撃情報についてまとめましたので,参考にしてください。

 下のグラフは,平成26年度から令和元年度(11月末現在)までの気仙沼市及び南三陸町の目撃情報をまとめたものです。

グラフ1(管内) 目撃グラフ2   

 一年ごとに目撃情報数が増減していますが,平成30年度は突出しています。これは,気仙沼市大島地区(大島)での目撃が相次いだためです。

 この年は,海を泳いで大島に渡る姿が報道された年で,また,南三陸町においても目撃情報が多数ありました。

グラフ3(月別)

 上のグラフは,管内の平成26年度から令和元年11月末の月別の目撃情報をまとめたものです。見てみると,5月から7月に右肩上がりで目撃情報が増加しています。これは,冬眠から覚めたクマが餌を求めて徘徊するためで,これにより人の目に触れる機会が多くなると考えられます。

 また,8月から9月にかけては目撃情報が急激に減っていますが,これは,暑さを嫌うクマが日中は森の涼しいところで過ごし,朝夕に活動するため,目撃される機会が少なくなると考えられます。

 12月から4月にかけては冬眠期間となるため目撃情報は少なくなりますが,冬眠しないクマもいるため,まれに目撃情報があります。

 もしもクマに遭遇してしまった場合には,状況にもよりますが,「そっと立ち去る」,「騒がない」,「子グマには近づかない」ことが鉄則と言われています。クマは元々臆病な動物ですので,静かにその場を立ち去れば襲われる危険性は減りますが,子グマの場合は母グマが必ず近くにいて見ていますので,子グマを見たら,その場から静かに,早く立ち去ることが肝心です。

◆クマと遭遇しないための予防策としては

1.県HP等により出没情報を確認する・・・・・・・・・・・出没情報があった場所には行かない

2.音(ラジオ等)による存在アピール・・・・・・・・・・・・人がいることを認知させる

3.朝夕(黎明薄暮),濃霧時は特に注意・・・・・・・・・朝夕は活動が活発になります

4.ゴミ(特に生ゴミ)を放置しない・・・・・・・・・・・・・・・残渣(ざんさ)は好物です

5.クマの痕跡(糞等)があったら要注意・・・・・・・・・・早急にその場から離れましょう

 上記は基本的なことですが,人もクマに対する気配りをしつつ,守るべきルールの下,共存・共生することが大切ではないでしょうか。

県自然保護課HP「クマ出没情報」のサイト
 :http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/sizenhogo/h26kumajouhou.html#tukinowagumatoha