平成26年度第2回気仙沼土木事務所職場研修「陸前高田市被災市街地復興土地区画整理事業の現地調査」を開催しました。
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年12月9日更新
東日本大震災による隣県の被災市街地の復興状況を視察し,広域的な視点に立った知識を修得させ,業務遂行能力の一層の向上を図ることを目的とし,平成26年度 第2回気仙沼土木事務所職場研修「陸前高田市被災市街地復興土地区画整理事業の現地調査」を開催しました。
現地では陸前高田市職員及び施工業者から事業概要や進捗状況等の説明を受け,意見交換を行いました。その後、ベルトコンベヤ・破砕施設の現地調査を行いました。
本事業では高台造成で発生する1200万m3の掘削土を国内最大級の仮設ベルトコンベヤ(約120億円)を用い,20000m3/日の運搬能力で低地部まで運搬しています。通常のダンプでは9年の歳月を要するところをわずか2年半で土砂運搬を完了することが可能とのことで,全長約3kmにも及ぶ施設は圧巻でした。
研修には土木事務所のみならず,県庁復興まちづくり推進室からも参加し,17名の職員が参加しました。
事業の説明や案内をしていただきました,陸前高田市職員及び施工業者の方々,職員研修へのご協力,どうもありがとうございました。
日時・場所
平成26年12月9日 陸前高田市被災市街地復興土地区画整理事業地内
内容
- 現場事務所での工事概要説明,意見交換
- 破砕施設現地調査
- ベルトコンベヤ施設現地調査
事業概要説明
ベルトコンベヤ設備現地調査
破砕施設現地調査
ベルトコンベヤ設備現地調査