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2015年度温室効果ガス排出状況

2015年度の宮城県の温室効果ガス排出量

1 温室効果ガス排出量の状況

2015(平成27)年度の温室効果ガス総排出量は,2,199万4千トン-CO2で,そのうち二酸化炭素の排出量は,2,023万8千トン-CO2と9割以上を占めていました。

<表1 県内の温室効果ガス排出量>

温室効果ガス排出量の基準年,前年比較

※四捨五入の関係で,合計値が合わない箇所があります。

  • 「エネルギー転換部門」は,前年度比で10.4%減少しています。主に石油精製業における排出量が減少したことが要因と考えられます。
  • 「産業部門」は,前年度比で0.3%減少しています。製造業での省エネ機器導入の促進などが主な要因と考えられます。
  • 「民生家庭部門」は,前年度比で7.9%減少しています。県内の電力消費量が下がったことと,電力の排出係数(二酸化炭素排出原単位)が下がったことが要因と考えられます。
  • 「民生業務部門」は,前年度比で0.6%減少しています。民生業務部門全体で省エネの取組が促進されたことなどが要因と考えられます。
  • 「運輸部門」は,前年度比で2.3%減少しています。ガソリンや軽油のエネルギー消費量が減少したことや,次世代自動車が普及していることなどが主な要因と考えられます。
  • 「非エネルギー起源」は,前年度比で0.7%減少しています。一般廃棄物の焼却処理量が減少したことが主な要因と考えられます。

<図1 県内の温室効果ガス排出量の推移>

県内の温室効果ガス排出量の推移

2 補助目標の状況

「宮城県地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」(平成30年10月策定)では,個別の生活シーンや取組主体に応じた目標や行動のイメージをしやすくするため,総量目標とは別に,3つの分野において補助目標を設定しております。

3つの分野いずれにおいても,算定最新年度では,前年度と比較して減少となりました。

<図2 補助目標の推移>

補助目標の推移

参考

2016(平成28)年度の排出量(速報値):2,223万1千トン-CO2

※国の排出量を,国内総生産等の経済指標を用いて按分し,過去3年分の確報との誤差に応じて補正し,簡易的に算定したものであり,今後,詳細な算定に基づく確報値において変動が生じる可能性がある。

お問い合わせ先

環境政策課温暖化対策班

宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号13階北側

電話番号:022-211-2661

ファックス番号:022-211-2669

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