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生活環境の変化や医学・医術の進歩などにより,平均寿命は,年々延び,世界有数の長寿国となった今日,全ての県民が安心して,快適な生活を送るためには,何よりも健康であることが必要です。このような中で,一人ひとりの特性に合った対応が求められるプライマリ・ケアの重要性が増加し,また,地域医療支援病院及び地域の中核的な病院と地域の第一線の診療所との連携を進め,医療従事者の支援を行い,24時間救急を主として,災害時医療,周産期小児医療,難病等の一部高度・先進医療に対応し,新たな県内の医療提供体制の確立が求められています。
地域格差がなく,通常の医療が二次医療圏ごとに完結できるよう県内の医療提供体制の充実をはかる。
県内には,県レベルとして宮城県医師会を中心に東北大学医学部及び宮城県とで構成された「宮城県地域医療協議会」と地区レベルにおいて設置された12の「地区地域医療対策委員会」があり,地域医療に関する総合的な調査研究を行い,保健・医療・福祉の連携等を図るための事業を委託しています。
また,医療機関相互の機能連携を促進するため全国で初めて承認された地域医療支援病院である仙台オープン病院への委託を行うとともに,平成12年度からは「地域の中核的な病院整備推進事業」を創設しました。
さらに,地域医療の確保等を目的に,医療施設等施設・設備整備に要する費用や運営に要する経費を補助しております。
平成12年度に「公立刈田綜合病院」,「みやぎ県南中核病院」及び「栗原中央病院」を「地域の中核的な病院」に指定し,財政的な支援をしています。
宮城県地域医療協議会に対しては,昭和44年度より委託しております。
施設・設備整備に対する補助については,医療機関よりの要望を受け,本県の施策等と調整・検討しながら予算の範囲内で実施しています。
運営費に対する補助については,国が定める実施要綱・交付要綱等に基づき,予算の範囲内で実施しております。
なお,地域医療支援病院(仙台オープン病院)については,平成11年度から平成13年度までの3カ年間事業を委託しました。
「宮城県地域保健医療計画」等
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