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11月11日は介護の日。宮城県地域包括ケア推進協議会と宮城県は「介護の日」記念イベント第2弾※として,「みやぎケアフェスタin2016」を開催しました。
超高齢化社会といわれる中,地域の実情に応じた地域包括ケア体制構築の推進が喫緊の課題ですが,そのためには,地域住民の自助・互助による主体的な取組が不可欠です。
また,宮城県は11月を「介護予防月間」と位置付けていることから,自らの健康づくりにも視点を置き,地域の中での住民同士の支え合い,人と地域がふれ合う環境づくりの重要性について,県民の皆様への普及啓発を行ったものです。
※「介護の日」記念イベント第1弾はこちら
「介護の魅力フェスタ in みやぎ2016」について
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/chouju/festa2016.html
認知症の人とその家族等で構成している合唱団です。
「翼をください」や「もみじ」などを元気に楽しく歌ってくださいました。とても素敵な歌声でした!!
誰でも訪れる「人生の最終段階」を何処で迎えるか,の選択は人それぞれですが,「住み慣れた地域で,住み慣れた家で,自分らしい暮らしを人生の最後まで続けたい」と願う方は少なくありません。
在宅緩和ケアを専門にしていらっしゃる佐藤隆裕先生の実践例を交えながら,「人生の最終段階」を迎えた患者さんの思いとその家族や地域の人たちの寄り添い方についてお話いただきました。
(岡部医院院長 佐藤隆裕 氏)
「ポプラ劇団」による認知症劇を取り入れた講座でした。
認知症は本人や家族にとって深刻なものですが,コミカルに症状を演じ紹介する内容で,楽しく分かりやすい講座でした。
多賀城市,柴田町で活動されている介護予防サークルの皆さんに,日頃取り組まれている体操をご披露いただきました。
多賀モリ会【多賀城市】
船岡ダンベルと介護予防普及サポーター【柴田町】
高齢化と人口減少が進み,地域コミュニティーの在り方が問われる中,長年小さな農漁村を中心に地域づくりに取り組まれてきた御経験から,「暮らしやすい地域」とは何かを分かりやすくお話しいただきました。
(民俗研究家 結城登美雄 氏)
結城先生のお話を踏まえ,震災後の被災地の現状や地域コミュニティーの再構築に向けた取組等を中心に,コメンテーターの皆様により,トークショーを行いました。
(左から,折腹実己子氏,結城登美雄氏,増田敬氏,大森洋一郎氏,勝倉弘幸氏)
認知症の人や御家族,一般の方など,誰でも気軽に立ち寄って,認知症について学んだり相談できる「認知症カフェ」を開設しました。
立ち寄られた方からは,「認知症になっても人の役に立てる場所が欲しい」,「近所の人から笑顔で声をかけられるとうれしい」など,認知症になっても一人の市民として暮らしていきたいという率直な声を寄せていただきました。
健康運動指導士の皆様の協力により,簡単な機器を用いた体力測定コーナーを設けました。御自身の体力が気になる方は多く,たくさんの方々が測定に立ち寄られました。
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