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短期暴露評価により変更される農薬の使用方法について

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年11月21日更新

 短期暴露評価とは

◆農産物に残留した農薬を摂取することによる人の健康への影響は,これまで,長期的に継続して摂取を行った場合を想定して,残留農薬の摂取量が,一日摂取許容量(ADI)を超えなければ食品安全上問題ないものと判断されてきました。しかしながら,農薬を一度に多量に摂取した場合には,急性的に悪影響が生じる可能性も想定されます。

 短期暴露評価は,このような短期的な摂取について,急性参照用量(ARfD)を超えないか評価を行うものです。今般,内閣府(食品安全委員会専門調査会)において,農薬のARfD設定における基本的考え方が整理され,原則としてすべての農薬にARfDが設定されることとなりました。

 今後は,すでに登録されている農薬についても順次ARfDが設定されることとなります。


【一日摂取許容量(ADI:acceptable daily intake)】 (従来通り)

◎ヒトがある物質を毎日一生涯にわたって摂取し続けても,現在の科学的知見からみて健康への悪影響がないと推定される一日当たりの摂取量。

【急性参照用量(ARfD:acute reference dose)】 (短期暴露評価:新設)

◎ヒトがある物質を24時間又はそれより短い時間経口摂取した場合に健康に悪影響を示さないと推定される一日当たりの摂取量。

 短期暴露評価により変更される農薬の使用方法の周知等について

◆短期暴露評価の結果,一度に食べた場合の残留農薬の推定摂取量がARfDを超える農作物があれば,当該農薬については残留基準値が見直され,使用方法が変更(適用作物の削除等)されることとなります。

◆その際,残留基準値の改訂がなされてから使用方法の変更をした場合,変更前の使用方法が表示された農薬が流通し,変更前の使用方法で使用したために残留基準値が超過する事案が発生するおそれがあります

◆このため,農薬製造者の自主的な試算によって登録内容(使用方法)が変更された場合に,使用方法の変更から残留基準値設定までの時間的猶予に応じて,「注意喚起」及び「情報提供」が行われます。

 【関連通知】短期暴露評価により変更される農薬の使用方法の周知等について [PDFファイル/104KB]

注意喚起が行われた場合

農薬使用者は,変更の登録を受ける前であっても,容器に表示された使用方法ではなく,チラシ等で周知された変更後の使用方法に基づいて農薬を使用してください。

◎生産者団体等は,変更の登録を受ける前であっても,チラシ等で周知された変更後の使用方法に基づいて,防除暦等の変更を行うようお願いします。

<<短期暴露評価により変更される農薬の使用方法の周知等におけるイメージ>>

周知方法(注意喚起)

 農薬製造者から注意喚起が行われた農薬(平成27年3月31日現在)

 (1)アセフェート剤

   アセフェート(事務連絡) [PDFファイル/55KB] アセフェート(別紙) [PDFファイル/351KB]

   チラシ(オルトラン) [PDFファイル/1.63MB]   チラシ(ジェイエース) [PDFファイル/1.31MB]

(2)カルボスルファン剤

(3)ベンフラカルブ剤

   カルボスルファン・ベンフラカルブ(事務連絡) [PDFファイル/81KB]

   チラシ(カルボスルファン・ベンフラカルブ) [PDFファイル/3.25MB]

<使用方法が変更となった農薬一覧>(平成27年3月31日現在)

アセフェート他

情報提供が行われた場合

◎生産者団体等は,変更の登録を受ける前であっても,情報提供された変更後の使用方法に基づいて,防除暦等の変更を行うようお願いします。

<<短期暴露評価により変更される農薬の使用方法の周知等におけるイメージ>>

周知方法(情報提供)

 情報提供が行われた農薬(平成28年11月21日現在)

 ●フェナリモル剤    

 ●フルバリネート剤  

 ●NAC剤        

 ●ジメトエート剤    

 ●シハロトリン剤

 ●メタフルミゾン剤

 ● ピリダベン剤

 ●イプロジオン剤

 ●チオジカルブ剤

 ●クロルフェナピル剤

短期暴露評価により登録が変更となった農薬(平成28年10月14日現在)

 ●ピラクロストロビン剤(製造・販売実績がないため)

 ●酸化フェンブタスズ剤(販売中止のため)

 ●ジラム剤(食用作物に適用のある製剤向け原体供給停止のため)  


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