ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

史跡の指定が答申されました

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年11月20日更新

 国の文化審議会は,令和2年11月20日に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て,赤井官衙遺跡群(東松島市)を史跡として指定するよう文部科学大臣に答申しました。この結果,この答申を受けて行われる官報告示を経て,県内では36件目の史跡として指定されることとなります。

 

赤井官衙遺跡群の概要

 赤井官衙遺跡群は,牡鹿郡家跡(おしかぐうけあと)または『続日本紀(しょくにほんぎ)』天平9年(737)4月条にみえる牡鹿柵跡(おしかのさくあと)と考えられる赤井官衙遺跡と,その南西約4.5kmに位置する赤井官衙遺跡の官人及び関東からの移民集団の墓域と考えられる矢本横穴からなります。

 本遺跡群は,関東からの移住者を中心とした集落の形成,それを基にした郡家ないし城柵の造営といった変遷をたどることができるとともに,蝦夷(えみし)の居住域内における官衙の実態や郡司(ぐんじ)をはじめとする官人の出自をたどることができるなど,律令国家成立期の東北経営を理解する上で重要な遺跡です。

 

赤井官衙遺跡指定遺跡の位置

赤井官衙遺跡 館院地区建物跡 (東松島市教育委員会提供)

 

矢本横穴

 

 

 

                                                   

 

 

 

 

矢本横穴(東から) (東松島市教育委員会提供)