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トップページ亘理農業改良普及センターりんご生育情報(平成30年度第6号)

りんご生育情報(平成30年度第6号)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月15日更新

「りんご生育情報(平成30年度第6号)」PDF版(PDFファイル203KB)は,こちらをご覧ください。

生育状況

9月30日~10月1日に宮城県に接近した台風24号の影響で,一部園地では平均約20%程度の落果被害があり,それ以外でも,10%以上の落果被害が広くみられました。落果以外にも,果実に打ち傷やすり傷が目立つので,収穫時によく観察して選果してください。今のところ,「ふじ」で裂果(軸割れ)は少ない傾向です。
果実肥大は,平年値に近い値となっています。

表1りんご生育状況(10月10日果実肥大調査)
 縦径横径
調査地点:亘理町神宮寺,「ふじ/マルバカイドウ」,57年生
本年80.1mm88.7mm
平年79.5mm86.0mm
平年比100.8%103.2%

図1 亘理アメダスの気象データ

病害虫発生状況

管内のりんご園で発生が確認された病害虫

管内のりんご園で発生が確認された病害虫は,次のとおりです。
病害:炭疽病,輪紋病,褐斑病,すす斑病,すす点病,斑点落葉病,うどんこ病,黒星病,心かび病
害虫:ナミハダニ,リンゴハダニ,ナシヒメシンクイ,モモシンクイガ,スモモヒメシンクイ,キンモンホソガ,アブラムシ類(ワタムシ,ユキヤナギアブラムシ)

宮城県病害虫防除所が発表した病害虫発生予察情報から抜粋

8月28日発行(収穫期までの発生予報)
斑点落葉病:発生量は平年並
ハダニ類:発生量は多

来年産に向けたリンゴ黒星病対策

リンゴ黒星病は,落葉した被害葉から飛散する子のう胞子が春先に感染することで一次感染となります。そのため,被害葉を園外に持ち出して処理するか,鋤き込み等により被害葉を土中に埋めることが,来年産りんごへ予防対策となります。今年リンゴ黒星病が発生した園では,少なくとも発生樹周辺の落葉は,園外に持ち出すか土中に鋤き込んでください。

なお,鋤き込み作業を行う場合,被害葉を土中に埋めないと予防対策にならないので,注意してください。

これからの栽培管理

果実の着色管理

果実の着色には,光,温度,糖度の条件が揃うことが必要です。

枝の欠損防止と併せて,再度,支柱立てや枝吊りを実施してください。これらの対策によって,台風等からの枝の欠損軽減のほか,樹冠内の光環境が改善され,果実の着色促進に繋がります。

摘葉(葉摘み)作業は,「ふじ」の場合,収穫30~40日前を目安に行ってください。ただし,過度な摘葉(葉摘み)は果実品質(着色,食味)に悪影響を及ぼすので,果実を覆っている果そう葉を中心に摘葉(葉摘み)してください。


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