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トップページ亘理農業改良普及センターりんご生育情報(平成30年度第2号)

りんご生育情報(平成30年度第2号)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年5月11日更新

「りんご生育情報(平成30年度第2号)」PDF版(PDFファイル220KB)は,こちらをご覧ください。

生育状況

りんごの開花は,10日程度早く経過しました(表1)。開花期間は,中心花満開後3日程度天候不順(降雨,低温)に遭遇しましたが(図1),概ね問題なく結実したと思われます。
5月3日仙台管区気象台発表の1か月気象予報では,天気は数日の周期で変化し,気温は高め,降水量は平年並と発表されているので,果実肥大も進むと思われます。

図1亘理アメダスデータ

表1りんご生育状況
項目発芽期展葉期開花始期満開期落花期
  • 調査地点:亘理町神宮寺,「ふじ/マルバカイドウ」,57年生
  • 平年差及び前年差のマイナスは,平年又は前年より早いことを示す
本年3月27日3月31日4月20日4月24日5月1日
平年4月1日4月12日4月29日5月4日5月9日
平年差-5日-12日-9日-10日-8日
前年4月7日4月10日4月28日5月4日5月7日
前年差-11日-10日-8日-10日-6日

病害虫発生状況

管内のりんご園で発生が確認された病害虫は,次のとおりです。
病害:斑点落葉病,うどんこ病
害虫:アブラムシ類(クビレアブラムシ,ワタアブラムシ,モモアカアブラムシ,ワタムシ),ナシヒメシンクイ及びスモモヒメシンクイの越冬成虫,クサギカメムシの越冬成虫

宮城県病害虫防除所が発表した病害虫発生予察情報から抜粋
4月13日発行
斑点落葉病:発生時期は早い,発生量はやや多
リンゴハダニ:発生時期は早い(孵化時期:4月第4半旬),発生量は平年並

これからの栽培管理

摘果作業

満開期から30日頃までは,果実の細胞数が決まる時期です。その後は細胞数は増えず,細胞1個1個が肥大し,大きくなります。細胞個々の肥大量には限界があるため,この時期に細胞数をどれだけ増やせるかによって,今後の肥大状況が変わってきます。細胞数が少ないと肥大が不良になるだけでなく,キメの細やかさに欠けるため肉質も粗く,また,裂果等,障害果の発生率も高まります。

予備摘果

満開後30日頃までに仕上げましょう。
結実割合が少ない年であっても,腋花や開花の遅れた花そうに着生した果実は良品質な果実にはならないので,なるべく早く摘果し,無駄な養分を消費しないように努めましょう。

仕上げ摘果

遅くとも,満開後60日頃までに終了しましょう。

注意!

「シナノスイート」で問題となる心かび病は,予備摘果時期が早いと発生が多くなると言われています。そのため,「シナノスイート」の予備摘果は,満開後3~4週間頃に行いましょう。


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