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りんご生育情報(9月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年9月21日更新

「りんご生育情報(9月)」PDF版(PDFファイル 230KB)は,こちらをご覧ください。

生育状況

表1りんご生育状況(9月11日果実肥大調査)
項目縦径横径
調査地点:亘理町神宮寺,「ふじ/マルバカイドウ」,56年生
本年73.0mm82.3mm
平年73.3mm79.8mm
平年比99.7%103.1%

図1亘理アメダスの気象データ

病害虫発生状況

管内のりんご園で発生が確認された病害虫は,次のとおりです。
病害:輪紋病,斑点落葉病,褐斑病,すす斑病,すす点病,心かび病
害虫:モモシンクイガ,ナシヒメシンクイ,スモモヒメシンクイ,キンモンホソガ,リンゴワタムシ,リンゴコカクモンハマキ
※シンクイムシ類については,いずれの種も果実食入を確認。

宮城県病害虫防除所が発表した病害虫発生予察情報から抜粋
8月29日発行(9月末までの発生予報)
斑点落葉病:発生量はやや多

これからの栽培管理

病害虫防除

斑点落葉病

斑点落葉病は,気温が低下する秋季前半まで発生拡大が懸念されるので,今後も発生量に注意してください。

果実腐敗病について

輪紋病
既に感染時期は終了しており,発病果実からの二次感染はほとんどありません。潜伏期間が長いため発病はこれからとなりますが,発病した果実に薬剤散布しても効果はありません。特に今年は,8月の長雨で果実感染が進んだと思われます。
炭そ病
発病果実から二次感染しますので,今後の薬剤防除でも被害低減はある程度期待できます。ただ,炭そ病菌は比較的高温を好むので,冷涼になる時期の薬剤散布は大きな期待できません。

キンモンホソガ

園地によっては,9月中旬以降にも発生が見られます。落葉前であれば,効果が期待できるバリアード顆粒水和剤,モスピラン顆粒水溶剤などの殺虫剤を散布してください。
被害葉の落葉が進んでいる場合,殺虫剤を散布しても効果はありません。その場合は,越冬虫対策として落葉を集めて処分してください。

図2名取市無防除りんご園におけるキンモンホソガ雄成虫の発生消長(平成18年から平成28年の平均)

果実の着色管理

果実の着色には,光,温度,糖度の条件が揃うことが必要です。 着色管理の詳細は次号で触れますが,今月は,枝の欠損防止と併せて,再度,支柱立てや枝吊りを実施してください。これらの対策によって,台風等からの枝の欠損軽減のほか,樹冠内の光環境が改善され,果実の着色促進に繋がります。


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